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火星の運河(乙女の本棚)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 *この電子書籍に対応した全音源はリットーミュージックのウェブサイトから無料でダウンロードできます。 人気シリーズ「乙女の本棚」第55弾は、文豪・江戸川乱歩×イラストレーター・ねこ助のコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 このすばらしい画面には、たった一つ、紅の色が欠けている。 深い森の中をさまよい続ける私。その中央にある沼に辿りついたとき、私は自らの変化に気がついた。 江戸川乱歩の名作が、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描き本シリーズでは『人魚の嘆き』『ルルとミミ』『鼠』『魚服記』『山月記』『赤とんぼ』を担当するイラストレーター・ねこ助によって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。 -
家政夫くんは名探偵! ~夏休みの料理と推理~
大切な人と過ごす時間は有限なんだ―― 死に際に被害者が残した犯人を示す言葉。それは、怜も知っている人物の名前だった…。 掃除・洗濯・謎解きなんでもこなす優秀な家政夫の光弥が同居人の刑事の怜とともに難事件を綺麗に解決! 待望の家政夫ミステリー第四弾! 怜の勤務先が恩海警察署から県警本部に変わって一か月経ったある日、彼のもとに大きな事件が舞いこむ。 音野市内の中学校で教員が亡くなり、事情聴取をするなかで被害者が死に際に犯人を示す言葉を残していたことがわかった。 しかしそれは、怜も知っている人物の名前だった…。 掃除・洗濯・謎解きなんでもこなす優秀な家政夫の光弥が同居人の刑事の怜とともに難事件を綺麗に解決! 待望の家政夫ミステリー第四弾! ■著者 楠谷佑(くすたに・たすく) 富山県富山市生まれ。埼玉県在住。高校在学中に、『無気力探偵 ~面倒な事件、お断り~』(マイナビ出版刊)で商業出版デビュー。2018年、『家政夫くんは名探偵!』を刊行し、シリーズ化。 著書に『ルームメイトと謎解きを』(ポプラ社)がある。 ■イラストレーター スオウ -
家政婦さんが推理してみた~被害者がノーパンだった件~
ここは溝の口にある、かの有名な探偵一家のお屋敷。 世界的に有名な探偵・綾羅木慶子。 全国的に有名な探偵・綾羅木孝三郎。 二人の愛娘で、わずか10歳にして名探偵を名乗る、綾羅木有紗。 その家に使えるのが私、長谷川でございます。 私の仕事は、世界中を飛び回る奥様にかわって、綾羅木家の平和を守ること。 掃除、洗濯、料理。 お年頃の有紗お嬢様のお世話。 『探偵小説にありがちな場面』を敢えて演出することで、 旦那様の気分をアゲアゲに差し上げること。 そして、 事件に悩む旦那様のお手伝いをすること。 それもまた、この綾羅木家につかえる家政婦にとっては、大変に面倒な ――いえ、大変重要なお仕事なのでございます。 「旦那様――わたくし、ノーパンの謎が解けましたわ!」 大人気シリーズ『探偵少女アリサの事件簿』のスピンオフ!! 東川篤哉の電子書籍オリジナル短編。 今回は電子オリジナル短編小説の特典として、『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』の1話を収録しています。 -
家政婦は見た! 紀州のドン・ファンと妻と7人のパパ活女子
紀州のドン・ファン怪死事件 第二発見者の家政婦が初めて語る! 「愛なき結婚生活」と「パパ活の館」 2018年5月24日に起きた「紀州のドン・ファン」こと資産家・野崎幸助氏の怪死事件。約30年間 、公私にわたり 野崎氏を支えてきた家政婦が初めて明かす、事件当日の状況とドン・ファンを取り巻いた“パパ活女子”たちの生態。モデル、アイドル、美人アスリート、東大生、お嬢様 “上級プロ彼女”が身を投じた「愛なき SEX 」の末路とは。 肉体の館での夜の営みが、事件解明のカギを握っている――! <家政婦が初めて語る紀州のドン・ファン事件> ★「社長が死んだらお金もらえるんですかね?」 ★若妻との「愛のない結婚生活」 ★手料理を作って自分だけ食べる若妻 ★ドン・ファン結婚に激怒したパパ活女子 ★妻の後釜を狙う女性と「離婚危機」 ★事件当日と最期の晩餐 -
化石少女
この学園は呪われている!? 白雪にまみれ赤いロープで手首を結び合った三生徒の死体、男子の制服で死んでいた女子生徒……良家の子女が集う京都の名門高校で、またまた相次ぐ怪事件に、名探偵まりあの血が再び騒ぐ。神舞まりあは、自分以外の部員一人だけという零細古生物部を率いる化石オタクのお嬢様。そして、誰にも認めてもらえない女子高生探偵だ。これまた誰にも見向きもされない古生物部に、なぜか加入してきた怪しい一年生。むりやりお嬢様のワトソン役にされ続けてきた男子部員が抱え込んだ黒い秘密。その上、新たな生徒探偵まで登場。いかがわしさ倍増の果てに、絶対予測不能の結末が!ミステリ通をのけぞらせた、これが危なすぎる学園ミステリだ! -
風ヶ丘五十円玉祭りの謎
夏祭りにやって来た、裏染天馬と柚乃たち風ヶ丘高校の面々。たこ焼き、かき氷、水ヨーヨー、どの屋台で買い物してもお釣りに五十円玉が含まれるのはなぜ? 名作『競作 五十円玉二十枚の謎』をモチーフに挑んだ表題作ほか、“若き平成のエラリー・クイーン”が日常の謎に挑戦。学食のすぐ外に放置されていたどんぶりの謎を鮮やかに解く「もう一色選べる丼」、吹奏楽部内でのトラブルを描く「針宮理恵子のサードインパクト」、さらに天馬の妹・鏡華の華麗な謎解きを加えた全5編。『体育館の殺人』『水族館の殺人』に続くシリーズ第3弾は、痛快推理連作集。/解説=村上貴史 -
風が吹いたら時事川柳
時事川柳専門結社「川柳瓦版の会」同人となってまもなく20年を迎える著者による、時事川柳を中心にテーマ別に分けて収録した一書。著者は時事川柳の魅力を、日々のニュースに加えて、日常の生活において、ちょっとした感動や面白さを詠む、あるいは個人的な心の変化や思いを「人間の社会の今」として17音にまとめることにあると語る。時事川柳のネタは世界中に、たとえニュース性がなくても日常にいくらでも転がっており、「風が吹いただけでも時事川柳は生まれる」とも。著者の感性で掴み取られた時事川柳の幅広い作品群を堪能できる。「一、歳時記の時事川柳」「二、定番の時事川柳」「三、番外の川柳」の3章立て。 新年のたった二文字でリフレッシュ 花マルがたくさん欲しいカレンダー 不景気も地震も火事も秘書のせい 色々な指紋の付いている談話 総選挙祭り好きにはたまらない イチローも打てぬ日がありほっとする タイガースファンを見るのが面白い やせた運ばかり集まるハローワーク ボーナスで笑った師走あったっけ あのドアホどこ行ってんと寂しそう -
風が吹くのに理由はない
雨にくすぶる田舎町で慣れない新婚生活に不安を感じながらも徐々に人生に希望をみいだしていく女性の物語「風が吹くのに理由はない(原題:Bird Love)」、バンガロールの酒場でふと出会った若い男女がお互いの人生観をぶつけ合う「Elite」、マーケティング会社で忙しく働いていたものの心を病み、長期休暇を取って家に引きこもる女性とメイドのあいだに育まれる友情を描いた「Sisters」。 経済成長とともに急激に変化するインド社会とその陰で揺れ動く人々を描き、2018年にPenguin Random House Indiaから刊行された短編集『A Day in the Life:Stories』に収録されている14編の中から3編を翻訳。 -
風がふく日の お星さま
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジュニア・ポエム双書に仲間入りさせていただいてから、「手紙のおうち」(小学校低学年)を皮切りに、「絵をかく夕日」(中学年)、「星の家族」(高学年)、そして「愛一輪」(中学生・高校生)・・・と、おおよその対象年齢を考えて順に詩集を編むうちに、いつのまにか25年が経っていました。そこで再び低学年向けを中心にまとめようと決心。まだまだ気持ちは若いので、こどもたちと童謡の楽しさと夢を分かち合うために、更に全力で書きつづけたいと思います。―あとがきより抜粋― -
風少女
赤城下ろしが吹きすさぶ、寒い2月。父親の危篤の報を受けた斎木亮は、前橋駅に降り立った。そこで初恋の女性の妹・川村千里と偶然に出会う。彼女の口から初めて聞かされる、姉・麗子の死。睡眠薬を飲んで浴室で事故死、という警察の見解に納得のいかない、亮と千里は独自に調査を開始する。最近まで麗子と付き合いのあった中学時代の同級生を、訪ねるが――。調査の過程で再会する、中学時代とは変わってしまった同級生の姿に困惑しながらも、亮は真相に辿り着く。著者の地元、前橋を舞台に、一途な若者たちを描いた青春ミステリの傑作。約20年ぶりの大幅改稿で贈る決定版。 -
風待草の香るとき
昔も現代も、人の想いは変わらない。 真心も虚偽も正義も、常にそこにある。 読書好きの高校生小峯結風香は、母から、曾祖母が戦争中に預かったという古いノートを託された。 彼女と同じ歳の少女が、戦争中に記したそのノートを読み進めていくと、先の大戦の様子が生々しく描かれながらも、将来への希望や恋心は、時代を超えても変わらない大切なものとして、同年代を精一杯に生きた女学生の、恋や青春が浮かび上がってきた。 そして今、梅の香る中で、風を待ち続けた少女の想いが、時を超えて結ばれる。 著者が、父母や祖母、伯母たちから聞いていた大戦中の事実や生活、東京と多摩の史実と、現代の学生たちの監修を受け、彼らの視点を織り交ぜて綴った世代を超えて心に響く青春の物語。 -
風と雲
ある日父から遊郭に呼び出された徒目付の香月左馬之介は、そこで香月家に伝わる二振りの宝刀について聞かされる。一握りの玉鋼から生まれた表裏一体の太刀――その一方は左馬之介が帯びる『風龍』。もう一方である『雲龍』を、生き別れた腹違いの兄が持っているという。その異母兄が宝刀を持つに値する人物かを確かめてほしいと父に請われた左馬之介だが、気乗りしないとして一度はこれを退ける。ところがそんな折、遊郭に出入りする腕利きの用心棒――篁秋水なる傾き者が現れる。ひと目見てただならぬものを感じた左馬之介は、改めて『雲龍』の行方を追うことにするのだが…… -
風と桜
岡田楽土詩集『さんらいず』に続く二作目の作品。 本作品は、季節をテーマに書き下ろした作品を集め、収録しました。 -
風と旅とオートバイ
自由を求めて走るだけが旅じゃない、自分を求めて走る心の旅もあるのだ 「オートバイ乗りは見慣れた風景のなかを走っているのに、どこか違う世界に迷いこんでしまったような感覚で、今日も自ら風を起こして風景のなかを走り抜けていく」「束の間、日常生活から離れ、独りの旅人になることで心の扉が開かれる」 本当の自分を求めて彼らが繰り返す小さな旅の終わりは、より大きな新たな旅の始まりなのだ…。心の旅をテーマにした珠玉の短篇12篇を収録。 ●斎藤純(さいとう・じゅん) 小説家。1957年、盛岡市生まれ。FM岩手在職中の1988年『テニス、そして殺人者のタンゴ』でデビュー。1994年『ル・ジタン』で第47回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2005年『銀輪の覇者』(早川ミステリ文庫)が「このミステリーがすごい!」のベスト5に選出される。岩手町立石神の丘美術館芸術監督、岩手県立図書館運営協議委員などをつとめている。 -
風と共に去りぬ
アメリカ南部の大農園主の父と、フランス貴族の血をひく母のあいだに生まれたスカーレット・オハラは16歳、魅惑的な顔だちで、青年たちの心をとらえていたが、火のように激しい気性の持主でもあった。彼女が秘かに思いを寄せていたのは、うぶでけがれを知らぬ青年アシュレだった。その彼が従妹のメラニーと婚約したと知って驚くが、自分が打ち明けさえすればと、たかをくくっていた。野外パーティの日、彼女はアシュレを図書室につれこんで愛を打ち明ける。だが、アシュレは彼女をうけ入れようとはしなかった。スカーレットは彼を罵倒し、半狂乱になって彼の頬をなぐる。ところがこの一幕をレット・バトラーという男に見られてしまう。誇りを傷つけられた彼女はアシュレヘの面当てと復讐じみた気持ちから、彼の妹の恋人でありメラニーの兄であるチャールズと結婚してしまう。折から南北戦争が勃発、スカーレットの怒涛の人生が幕をあける……。刊行と同時にベストセラーとなり、今もなお熱烈に読みつがれる壮大な愛のドラマ。 -
風と共に去りぬ 無料試し読みブックレット
アメリカ南部の大農園〈タラ〉の愛娘スカーレット・オハラは16歳。輝くような若さと美しさを満喫し、激しい気性だが言い寄る男には事欠かなかった。しかし、想いを寄せるアシュリがメラニーと結婚すると聞いて自棄になり、別の男と結婚したのも束の間、南北戦争が勃発。スカーレットの怒濤の人生が幕を開ける――。小説・映画で世界を席巻した永遠のベストセラーが新訳で蘇る! 文庫版刊行を記念して、試し読み増量版を先行配信!※当コンテンツは新潮文庫Star Classics名作新訳コレクョン『風と共に去りぬ 第1巻』の第2章まで(文庫版88頁まで)お読みいただけます。 -
風とにわか雨と花
ぼくが九歳、姉の風花ちゃんが十二歳になった四月に、お父さんとお母さんは、離婚した。理由を訊いたら「今は説明してもわからないと思うので、言わない」ってお母さんは言った――じつは、父が専業作家を目指し、仕事を辞めたことが原因らしい。仕事に復帰した母と暮らす小学生の姉と弟は、休みのタイミングで、父が暮らす海辺の町へ行く。そこで出会う人々との交流で、子供たちは成長していく。また、ひとり家で待つ母にも、心情の変化が……。自分に素直に生きようする男と、その妻、子供たちのイマドキな家族のカタチを、それぞれの視点で繊細に描いた優しい小説を初文庫化! -
風と雅の帝
皇位継承が持明院統と大覚寺統で交互に行なわれていた鎌倉時代後期、量仁(光厳天皇)は持明院統の期待を背負って即位した。しかし、幕府が倒される際、六波羅探題軍とともに京都から逃れるも追い詰められ、目の前で六波羅探題ら四百名以上の武士が自刃。捕えられた光厳は、前帝・後醍醐によって即位そのものを否定されてしまう。その後、後醍醐と敵対した足利尊氏に擁立されることで、一度は“治天の君”の座につくも、尊氏の裏切りにより、南朝の囚われの身に――。彼を慕っていた鎌倉武士の死、宿敵・後醍醐との泥沼の闘い、吉野での幽閉の日々……南北朝の動乱の中、「天皇とは何か」を真摯に考え続け、現在の“象徴天皇”にも繋がる生き方を貫いた、“忘れられた天皇”を描く、著者渾身の歴史長編小説。 -
風に恋う
かつては全国大会金賞、マスコミにも頻繁に取り上げられた、名門高校吹奏楽部。 幼馴染の基(もとき)と玲於奈(れおな)は入部したものの、現在の部にかつての 栄光は見る影もない。 そこへ、黄金時代の部長だったレジェンド・瑛太郎がコーチとして戻ってきて、 あろうことか3年生たちを差し置いて、1年の基を部長に指名する。 選抜オーディション、受験との両立。嫉妬とプライド渦巻く部で 孤立する新入生男子の部長は果たして、全国大会開催地・名古屋国際へ 行くことができるのかー― かつての輝きを懐かしむすべての大人たち、 部活動に青春をささげるすべての中高生の胸に、 リアルな言葉が突き刺さる王道青春エンタメ小説! 人気作を連発する額賀澪が、松本清張賞受賞作『屋上のウインドノーツ』 から10作目に原点である吹奏楽を舞台に挑んだ渾身の大感動エンタメ! 解説・あさのあつこ ※この電子書籍は2018年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
風に散る煙
よきワトスン役であるエイダルフに同行して海路カンタベリーに向かっていたフィデルマは、途中時化(しけ)のためダヴェド王国への上陸を余儀なくされる。先を急ぎたいふたりだったが、フィデルマの評判を聞きつけた国王から、小さな修道院の修道士や家畜がすべて消え失せるという不可解な出来事の謎を解いてほしいとの要請を受ける。じつはその修道院には王の息子がいたというのだ。捜査を引き受けたフィデルマとエイダルフは、ダヴェド王国の判事とともに問題の修道院へと向かうが……。王の妹にして弁護士、美貌の修道女が活躍するシリーズ第10弾。 -
風にもまけず粗茶一服
●内容紹介 小次郎だって武蔵だって、きっとこんなところで人知れず修練したにちがいない。男には、そんな孤独な時間が必要なんだよな。ああ、なんか、今、俺、カッコイイかも。(本文より) ようやく茶の湯に目覚めた友衛遊馬(19歳)が目指したのは、なぜか比叡山延暦寺の一山〈天鏡院〉。お茶嫌いの住職がいるとも知らず、武家茶道家元後嗣の遊馬はその門をくぐるが…。青年茶人が茶の湯に挑む大傑作青春エンターテインメント。 ●著者紹介 松村栄子(まつむら・えいこ) 1961年静岡県生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。1990年に『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞、1992年に『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞を受賞。主な著書に『あした、旅人の木下で』『生誕』『雨にもまけず粗茶一服』やファンタジー作品『紫の砂漠』『詩人の夢』、エッセイ集『ひよっこ茶人の玉手箱』『京都で読む徒然草』などがある。 -
風の殺意
若きエリート教授・川島雪彦が、津軽半島の竜飛岬で自殺した。遺体は揚がらなかったものの、彼の車が海中から発見されたのだ。夫の死を信じられない妻の千春は探索を開始する。だがその足跡をたどるうち、彼女が知ったのは、八年前に同じ竜飛岬で自殺した夫の畏友の存在と、隠された過去だった。夫を信じつつも衝撃の過去に直面する女の姿を描く。長篇ミステリ。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。 -
風の里から―原発事故7年目の死
「2021年3月11日、福島第一原発事故から10年目の日、福島の空は穏やかに晴れ渡り、いずれのテレビ局も、10年前の災害特集をセレモニーのごとく流していた。その前日、国連からは、10年前繰り返し流された「ただちに健康に影響はありません」に重なるように、「フクシマ原発事故と健康被害の因果関係はみられない」との声明が出された。その陰で、2018年7月14日、福島第一原発より65キロ離れた風下の里に住んでいたひとりの女性が、きっちり7年後に急性骨髄性白血病を発症、4カ月の闘病の後に死亡していた」「東京で40年間看護師として働き、故郷に戻ってきた彼女は、この地を心ひそかに「風の里」と称し、その日常を日記にしたためた。……この書は、一人の被災当事者の目に映った、「ありのままの記録」である」(「はじめに」より)。 著者は、東日本大震災前夜から2018年まで綴られた日記の叙述をたどりつつ、亡くなった彼女の思いに耳を澄ます。 -
風邪のち生姜焼き!思春期男子の母親ならついつい涙する家族愛の物語。
10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 母さんという存在は、いわば家庭の要だと思う。俺達子供の生活管理に世話、家事洗濯なんでもこなす。ある意味スーパーマンみたいな存在だ。正直、母さんがいれば我が家は安泰なこと間違いない。 ――じゃあ、そんな母さんがダウンしたら? 俺に突然訪れた最強の試練。 いや、本当勘弁して下さい。 俺、本当になにもできないんだってば。 -
風の中のマリア
命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。 私たちはただ務めを果たすだけ。ある日、突然やってくる終わりの日まで。 ワーカー(ハタラキバチ)は、現代で働く女性のように。女王バチは、仕事と子育てに追われる母のように。この物語は、「たかがハチ」と切り捨てられない何かを持っている。「世界が広がるはずですよ」(養老孟司―解説より―)
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