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一枚の絵が、秘密の扉を開ける――妻と別離し、小田原の海を望む小暗い森の山荘に暮らす36歳の孤独な画家。緑濃い谷の向かいに住む謎めいた白髪の紳士が現れ、主人公に奇妙な出来事が起こり始める。雑木林の中の祠、不思議な鈴の音、古いレコードそして「騎士団長」……想像力と暗喩が織りなす村上春樹の世界へ!
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Posted by ブクログ
そら面白いよ、村上春樹だもん。 以下、考察というか感想。 ーーーー 騎士団長=イデアってどゆこと。概念? 今まで主人公が自分の中で構築してきた、世界観というか、固定概念みたいなもの? いろいろあってつらかったところで、じぶんの固定概念を破壊するようなすばらしい絵に出会って模索する、、、話? ...続きを読む 騎士団長を殺す=自分の既成概念をぶっ壊す? そんで、メタファーの世界(関係性の世界?自分と他者との関係性だけを見つめ直して新たな自分の位置付けみたいなものを見つめ直す?ようするに瞑想的な?)に入って、狭い横穴(産道のメタファー?ををくぐり抜けて、文字通り生まれ変わった? 生まれ変わったので妻ともきちんとやり直そう、っておもい直せたということ?
さすがの一言
コーヒー片手に。ウイスキー飲みながら。スパゲッティをゆでながら。 村上さんの作品を読みながら、日常を忘れ、ゆっくり読み進められる幸せ。 いつでも電子書籍で持ち歩ける時代がきて、本当に嬉しい
村上春樹の長編。第1冊目。 モーツァルトの『ドン・ジョバンニ』でドン・ジョバンニに冒頭で殺されてしまう騎士団長からタイトルを取った作品。同名の絵画が作中にも登場してモーツァルトの作品とも関係しながら今後展開されて行くのか。 井戸、色彩のなさ、月など、村上春樹ではお馴染みのモチーフも登場し、複数の伏線...続きを読むも張られて「記憶」を巡る物語が始まる。
初の村上春樹。まだ一巻だからかそこまで大きな盛り上がりはなかったけど情景と人物の描写が上手くて頭に映像が浮かんでくるのでそれだけで楽しい。主人公と同じ家に住みたい。 どこか不気味な雰囲気が漂っていてこれからどうなるんだろうというワクワクで終わる一巻だった。
文庫4冊分のうちの1冊目。(春樹作品おなじみ)ちょっとした謎がいくつか出てきて、なんだろうで終わる序盤。好き。 妻のこと、免色という人物の謎、謎の鈴、そしてタイトルにある騎士団長殺しという絵画の謎。あとは雨田具彦が西洋画から日本画へ転身した真相が知りたい。 続きを読みたくなる面白い話だった。
散りばめられた謎、丁寧な人物、風景描写によりストーリーに惹きつけられた。物語の結末が想像できず、早く続きを読んでみたい思いが高まっている。とはいえ他に積まれている本が多く、続巻を続けて読むことはできなそう。。次に読むときまでに物語を忘れてなければいいが汗
長編なのに一度も飽きずにのめり込んでしまった。。免色さん何者⁈裏がありそうで気になる。 ミイラとか話に出てきたら余計耳塞ぐんだけど、真相追求する主人公は勇敢。 離婚話してるのに雨宿りしているのかな、とか考えたり皆んな結構ぶっ飛んでいてある意味ファンタジー。
作者特有の時間論、比喩的表現は本作でも健在。4部作の第1部ということもあり、これからのストーリー展開が気になります。
ひょんなことから、最近、春樹さんづいている(山本文緒さんの「自転しながら・・」を読んで) 物心ついてから私の精神紀行の伴走者って言ったら顰蹙を買うか?!しかし、まさにそういった世界観が人生に多彩な空気を添えてくれて来た。 若い頃は敬遠気味だった、難しいというより「ハルキニズムを標榜する安っぽい奴ら」...続きを読むが大嫌いだったから・・自分で読みだす能力がなく私はそんな少女時代・・学生時代もそれを引きずり、子育て期に手に取ってみると、ぴったり感覚があって、ドツボにはまった記憶が。 1984がそんな記憶、クロニクルも・・でこの作品、同一の匂い。 春木作品に出てくる苗字はどこから引っ張ってくるのか、一度聴いたら忘れられない・・免色・・って! そして36歳という時期がお好きなようで・・ さらに、同じ匂いの女がお好きなようで・・ どこかのレヴューにも書いてあったけど、セックスパターンも然り。 さらにさらに、好ましきシニアの男性の外見も・・ まぁ、こうなってくるとセレモニー的に踏襲して読みづづけられるのもファンの才能と自負しているけれど。 小道具としてナンバリングされる音楽の好みも・・恥ずかしながら、私の好きなもんばかり。 春樹氏の才能のキラッと光るのは出だしの滑り・・帯にある「・・・私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方で・・」もう、この辺りですっかり、ハイソな佇まい、静謐な中にも他を退ける厳かな弧のイメージが霧の中にあらわれてくる。 私用で往復3時間、電車に乗る羽目になった今日、電車の道連れがこの上巻。 周囲の喧騒を忘れた私の脳内に60センチ大の、、きらりと光る剣を腰に差した騎士団長が・・そして彼の声が・・もはや妄想の世界。 イデアは変幻自在です、
村上春樹さんの作品に慣れてない中読んだので読みづらさはあったけどだんだんと慣れると引き込まれていった
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騎士団長殺し(新潮文庫)
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村上春樹
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