リトル・シスター

リトル・シスター

「行方不明の兄オリンを探してほしい」突然現れたオーファメイと名乗る若い娘は、私立探偵フィリップ・マーロウにそう告げた。娘のいわくありげな態度に惹かれマーロウは依頼を引き受けるが、調査に赴いた先で、次々死体が……。事件はやがて探偵を欲望渦巻くハリウッドの裏通りへ誘う。『かわいい女』新訳版。

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リトル・シスター のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    女は怖いと思ったけど…思い違いだった。
    男と女その間には埋まらない溝があるのかもしれない…
    そして、それはそれでいい。

    0
    2021年06月03日

    Posted by ブクログ

    「誰かの夢が失われたようだね」そして身を屈め彼女の目を閉じてやった。好きだった割にはうろ覚えのチャンドラーを村上春樹版で読み直す。兄を探して欲しいという生真面目な小娘オーファメイの依頼を受け、兄の住んでいたアパートで見つけたアイスピックで首を刺された死体。そこに映画女優やギャング、裏通りの人たちが絡

    0
    2020年11月23日

    Posted by ブクログ

    リトル・シスター
    (和書)2011年02月02日 20:38
    レイモンド チャンドラー 早川書房 2010年12月


    村上春樹さんの翻訳しか読んでいないけどフィリップ・マーロウ作品で今まで一番良かった。

    読み易く、内容も比較的分かり易い。

    登場人物の描写も魅力的で、村上作品への影響も伺えると思

    0
    2020年09月27日

    Posted by ブクログ

    訳者の村上春樹氏があとがきで述べている通り、オーファメイ・クエストが魅力的。もしかしたら訳者の思い入れがそう読ませているのかもしれないけれど。二転、三転する謎解きも読みごたえは十分だと思う。

    0
    2017年01月14日

    Posted by ブクログ

    村上春樹訳のマーロウシリーズ
    訳者もあとがきで書いていますが(「結局誰が誰を殺したのかと訊かれると、急には答えられない」)、とにかく話の筋が分からない。難解。つじつまが合わない。その支離滅裂さ(それでも芯は押さえられている)は病的なものを感じます。
     それでも引き込まれる。後半の主人公が適地に乗り込

    0
    2012年11月06日

    Posted by ブクログ

    マーロウはあんまり調子が良くない。でも人物がよく描かれておりおもしろい。最後に村上春樹訳者あとがきがありなかなかいい。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    村上春樹もあとがきで書いていますが、誰が誰を殺したのかよくわからん。ですが、マーロウと周りの連中との減らず口のたたき合いや、独特なたとえなんかは相変わらずで、とても楽しめました。むしろそちらに集中していた感じで、チャンドラー節をみっちり味わえたまであります。

    チャンドラー自身はあまり気に入っていな

    0
    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    チャンドラーの作品のなかでも、評判が悪く、自身も毛嫌いしていたという。確かに、話しが入り込んでいて、結局誰が殺したんだという事になる。
    ただし、村上春樹氏が解説で書いていたが、オーファメイクエストの人物描写は見事で、魅力的で、生き生きと描かれており、フィリップ・マーローと共に輝きを放っていた。

    0
    2025年03月24日

    Posted by ブクログ

    ▼マーロウもののなかでも、「とにかく美女にもてまくる」要素満載ですね。ただ、チャンドラーさんが素敵なのは、ただたんにモテるというよりは、

    ・好感を持たれるけれど。

    ・基本、利用されまくり、騙されまくり、場合によっては殺されかかる。

    ・なんだけど、マーロウさんはぶつぶつ言いながらも大まか受け入れ

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    チャンドラーのほかの作品と同様。ミステリとしてはさほどではない。話が妙にこみいっているわりに、驚きの真相や、ハラハラの展開もない。本書の読み所は、そこじゃない。

    疲れている。いつになく、ふてくされて、毒づいて、空虚で。そういう、疲弊したマーロウ=チャンドラーが実に味わい深い。

    例えば以下のような

    0
    2024年10月11日

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