騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)
  • 完結

騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

その出現は突然だった。真夜中、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!? 一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間がねじれ、旋回し、反転してゆく。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、闇の奥でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女。多彩な登場人物とともに、物語は次々と連環し、深い魂の森の奥へ――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    騎士団長殺し(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    882280
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

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騎士団長殺し(新潮文庫) の一覧

全4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)
    完結
    825円 (税込)
    一枚の絵が、秘密の扉を開ける――妻と別離し、小田原の海を望む小暗い森の山荘に暮らす36歳の孤独な画家。緑濃い谷の向かいに住む謎めいた白髪の紳士が現れ、主人公に奇妙な出来事が起こり始める。雑木林の中の祠、不思議な鈴の音、古いレコードそして「騎士団長」……想像力と暗喩が織りなす村上春樹の世界へ!
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫)
    完結
    825円 (税込)
    その出現は突然だった。真夜中、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!? 一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間がねじれ、旋回し、反転してゆく。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、闇の奥でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女。多彩な登場人物とともに、物語は次々と連環し、深い魂の森の奥へ――。
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(上)―(新潮文庫)
    完結
    605円 (税込)
    緑濃い森の小径の向こうから、肖像画のモデルとなる少女と美しい叔母が山荘を訪れる。描かれた4枚の絵が複雑なパズルのピースのように一つの物語を浮かび上がらせる。たびたび現われる優雅な白髪の隣人、奇妙な喋り方で「私」に謎をかける騎士団長。やがて山荘の持ち主の老画家をめぐる歴史の闇が明らかになる。真夜中の鈴は、まだ鳴り止まない――。
  • 騎士団長殺し―第2部 遷ろうメタファー編(下)―(新潮文庫)
    完結
    693円 (税込)
    「簡単なことだ。あたしを殺せばよろしい」と騎士団長は言った。「彼」が犠牲を払い、「私」が試練を受ける。だが、姿を消した少女の行方は……。暗い地下迷路を進み、「顔のない男」に肖像画の約束を迫られる画家。はたして古い祠から開いた異世界の輪は閉じられるのか。「君はそれを信じたほうがいい」――静かに魂を揺さぶる村上春樹の物語が、いま希望と恩寵の扉を開く。

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騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻で積み重ねられた謎が一気に動き出し、物語の不穏さと引力が増していく下巻です。
    現実と幻想の境界がさらに曖昧になり「一体何が起きているのか」と考えながら読む面白さがある。静かな物語なのに緊張感は強く、先が気になってページをめくる手が止まりません。
    第2部へとつながる謎を残しながら終わるため、読み終えた瞬間に続きを読みたくなる一冊です。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    またしても酩酊するような物語だった。免色さん、不倫相手、騎士団長、秋川まりえ、そしてユズ。静かな森に佇む家で交わされる会話や、低い体温のような物語に抜け出すことができず沈むように読み耽ってしまった。
    年々村上春樹作品が心に残るようになり、そして抜け出せないくらい引きずるため、読む時を選ばなくてはならない。
    家族がいる時には読めないし、仕事を頑張らなくてはならない時にも読めない。しかし、、、読みたい。「私」がこれから体験することをつぶさに見るために、自分の心を現実ではない世界に持っていってもらいたい。

    0
    2026年03月22日

    Posted by ブクログ

    前回の突然の離婚宣告に漂流する主人公が辿り着いた、日本画家の旧宅にて。

    そこで顕現した身長60センチの「騎士団長」は、恐怖や不安を「やれやれ」と受け流すような、軽妙で頼もしい案内役の登場です。
    (癒されるキャラクターです)

    一方、『免色さん』の意図が見えぬまま、その「娘」らしき少女も登場し、物語は静かに加速していきます。

    終盤は、離婚手続きを終えてもなお、意識・無意識の深層に刻まれた妻との回想は深い傷として残っていることが伝わってきました。

    唐突に挿入された「ドイツ親衛隊の肖像画家」のエピソードが、この奇妙な物語とどう繋がっていくのか。
    歴史と個人の深淵がどう交差するのか、胸がざわつきます。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    村上春樹の芸術感が前面に現れ始めている、起承転結の承の部分。
    小説を書くことが自己回復の手段である村上春樹と、絵を描くことで自身の深層にある暴力性と向きあう主人公。深層に向き合うきっかけとなった雨田の『騎士団長殺し』。
    様々な角度から自己に向き合う村上春樹の試行錯誤を感じ取れる。

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    免色というモデルを触媒にして、自分の中にもともと埋もれていた物を探り当て、掘り起こしただけなのかもしれない。石の塚を重機でどかせ、格子の重い蓋を持ち上げ、あの奇妙な石室の口を開いたのと同じように。そのような二つの相似した作業が並行して進行していた。
    主人公は真夜中の鈴の音や免色の登場をきっかけにして肖像画(=?)を描けるようになるのか。
    目に見えるものが現実だ。しっかりと目を開けてそれをみておればいいのだ。
    ねじまき鳥クロニクルよりストーリーが現実にぎゅっと結びついていて私の好み。

    0
    2025年02月20日

    購入済み

    素敵

    長編を今まで文庫版のリアルな本で購入していた。
    引っ越しするたびに持って行き、日焼けや経年劣化のたびに買い換えたり、文庫にしたりしていたが、
    こうして電子書籍で、村上さんの好きな本をいつでもどこでも持ち出せるのは、とても幸せ。

    0
    2023年05月31日

    Posted by ブクログ

    鈴をアトリエに持ち帰り、恐る恐るいたが、鈴が再び鳴り出す事はなくなった。ある時、台所へ5
    分程席を外したところ、スツールが移動していた。
    移動したスツールに座ると、
    更に、ハッキリと声が聞こえる。
    「免色さんにあってここにない物を見つければいいんじゃないのかい」
    絵になにが足りないかは明確だった。白髪だ。
    そして絵は完成した。
    絵は完成したが、なにか引っ掛かる物を抱えている。
    そんななか、アトリエから鈴の音がまた聞こえるようになった。そして、あの絵でみた60cm程の騎士団長
    がソファに座っていた。
    免色に完成した事を伝え、渡したところ、完成を祝して免色家でお食事をしようとなった。
    騎士団長の話をしたところ、騎士団長も是非と。
    騎士団長は、自分以外には見えないし、食事もできないが。
    免色家でのディナーを頂き、テラスで双眼鏡を紹介される。軍事用の特殊な物だ。
    免色は、ある物を除く為にこの家を買ったと異常な報告を受ける。
    ある物とは、未婚の免色だが、元彼女が自分の娘を産み落としている事を確証しており、その娘を監視しているのだ。
    異常な行動だとは思いつつも、免色は更なる要求をしてくる(まぁ多額の報奨金、豪華なディナーを考えれば当然か)
    ・自分の娘と思われる秋川まりえの肖像画を描いて欲しい
    ・デッサン中にフラッと免色が顔を出したい
    の2点の要求だった。とても回りくどく免色自体が、秋川まりえとの直接接触したい訳でもなさそうだ。
    2日ほど考えたあげく、要望に応えることにした。
    日曜日に秋川まりえと叔母が家に来くる事になった。

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    ◯庭を掘り起こすときは先が気になってワクワクした。
    ◯騎士団長之イメージが、「街と、その不確かな壁」のほうを、先に読んでたから館長ってイメージしかなかったけど(笑) 
    出方も消え方も館長じゃん。
    ◯13歳の女の子がこんな話する??

    0
    2026年05月19日

    Posted by ブクログ

    騎士団長、登場!
    謎と予感をはらんだ世界が、一気に動き出す――

    その出現は突然だった。真夜中、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!?
    一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間がねじれ、反転してゆく。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、遠い闇の中でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女――多彩な人物と暗喩とともに、物語はさらに深く、森の奥へ。

    0
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    イデアが登場し、その存在が何を意味するのかを考えながら読み進める。描写に出てくるものはいちいちオシャレ。

    0
    2025年05月31日

騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(下)―(新潮文庫) の詳細情報

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    小説・文芸
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    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    騎士団長殺し(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    882280
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
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    3MB

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