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Posted by ブクログ
前回の突然の離婚宣告に漂流する主人公が辿り着いた、日本画家の旧宅にて。
そこで顕現した身長60センチの「騎士団長」は、恐怖や不安を「やれやれ」と受け流すような、軽妙で頼もしい案内役の登場です。
(癒されるキャラクターです)
一方、『免色さん』の意図が見えぬまま、その「娘」らしき少女も登場し、物語は静かに加速していきます。
終盤は、離婚手続きを終えてもなお、意識・無意識の深層に刻まれた妻との回想は深い傷として残っていることが伝わってきました。
唐突に挿入された「ドイツ親衛隊の肖像画家」のエピソードが、この奇妙な物語とどう繋がっていくのか。
歴史と個人の深淵がどう交差するのか、胸がざわつきます。
素敵
長編を今まで文庫版のリアルな本で購入していた。
引っ越しするたびに持って行き、日焼けや経年劣化のたびに買い換えたり、文庫にしたりしていたが、
こうして電子書籍で、村上さんの好きな本をいつでもどこでも持ち出せるのは、とても幸せ。
Posted by ブクログ
鈴をアトリエに持ち帰り、恐る恐るいたが、鈴が再び鳴り出す事はなくなった。ある時、台所へ5
分程席を外したところ、スツールが移動していた。
移動したスツールに座ると、
更に、ハッキリと声が聞こえる。
「免色さんにあってここにない物を見つければいいんじゃないのかい」
絵になにが足りないかは明確だった。白髪だ。
そして絵は完成した。
絵は完成したが、なにか引っ掛かる物を抱えている。
そんななか、アトリエから鈴の音がまた聞こえるようになった。そして、あの絵でみた60cm程の騎士団長
がソファに座っていた。
免色に完成した事を伝え、渡したところ、完成を祝して免色家でお食事をしようとなった。
騎士団長の話をしたところ、騎士団長も是非と。
騎士団長は、自分以外には見えないし、食事もできないが。
免色家でのディナーを頂き、テラスで双眼鏡を紹介される。軍事用の特殊な物だ。
免色は、ある物を除く為にこの家を買ったと異常な報告を受ける。
ある物とは、未婚の免色だが、元彼女が自分の娘を産み落としている事を確証しており、その娘を監視しているのだ。
異常な行動だとは思いつつも、免色は更なる要求をしてくる(まぁ多額の報奨金、豪華なディナーを考えれば当然か)
・自分の娘と思われる秋川まりえの肖像画を描いて欲しい
・デッサン中にフラッと免色が顔を出したい
の2点の要求だった。とても回りくどく免色自体が、秋川まりえとの直接接触したい訳でもなさそうだ。
2日ほど考えたあげく、要望に応えることにした。
日曜日に秋川まりえと叔母が家に来くる事になった。
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小説・文芸
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