ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
あの日なら、僕はすべてを捨ててしまうことができた。仕事も家庭も金も、何もかもをあっさりと捨ててしまえた。――ジャズを流す上品なバーを経営し、妻と二人の娘に囲まれ幸せな生活を送っていた僕の前に、十二歳の頃ひそやかに心を通い合わせた同級生の女性が現れた。会うごとに僕は、謎めいた彼女に強く惹かれていってーー。日常に潜む不安と欠落、喪失そして再生を描く、心震える長編小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
水曜の朝、午前三時とかが好きならす刺さる一冊。大恋愛好きなら最後は尻すぼみかもしれない。 今の生活には満足していても満ち足りない気もするという感覚は正直すごい分かる。でもその感覚を埋めるものを他人に求めてはいけないというのが1つハジメくんが出した結論なのかなと解釈した。 でもハジメくんの気持ちもやっ...続きを読むぱりすごく分かる。家庭を持つとどうしてもパートナーとの会話に正直刺激的なものはなくなる。概念的な答えがないようなことをしゃべるなんてことはない。それよりも明日どこ行く、何食べる、家のあれ修理しなあかんなとか現実的なことで埋め尽くされていく。そういう中で刺激的な会話ができる異性の存在ってすごく大きくて、だからこそ魅力的に思えるし、人によっては過去の関係もある人であればたらればを考えることもきっとある。それはでも結局実際にはパートナーになってない関係だから成り立つんだよねというところではある。その上でなお失うものへの葛藤、あの頃の自分なら迷わず動いてたのにそれが今はままならない感覚も勝手ながら共感した。
村上春樹氏のインタビュー記事を読んでいて、読み直したくなり手に取る。 学生時代に一度読んだきり、内容はすっかり忘れていた。 一人っ子の少年が、青年になり、中年になっていく物語。男の中には常にある女性が居て、孤独な時もモノを持ちすぎた時も中心には彼女がいる。 成功譚でも、成長の物語でもない話が進んで...続きを読むいく。 リズムよく読みやすい文体、洒落た語彙。スラスラとテンポよくページを進めていけた。 物語に没頭し、喪失、孤独、加害を感じていった。 素晴らしい読書体験だった。
世間一般で言うところの「不倫もの」なのだけど、当作をそれだけで括ってしまうのはあまりにも短絡的すぎる。人間は決して完全ではないし、抑え切れない思いを抱いてしまうことは誰にでも起こり得るはずだ。(自分は村上春樹自身もそうであると信じている。それでなければこれだけの描写はできないと思う) 少年と少女が大...続きを読む人になり再会した、幼かった当時では明確に表現できなかった気持ちをはっきりと認識した、そして苦しい思いを抱きながら全てを捨てる決意までしかけた、というストーリーを村上春樹は繊細なタッチで綴っている。リストのピアノ協奏曲とか、スター・クロスト・ラヴァーズとか、登場する楽曲からも想像力を掻き立てられる。当作は決して下世話ではない、人間の性を描き切った秀作だと思う。
あれ、これも読んだことあるぞ。 村上春樹の本、もしかしてほぼ読んでるな… でもいつ読んだかとかまるで記憶ない… いま、他の本も意識して読むと この本のダンス・ダンス・ダンスのその後みたいだなーと思った。 ダンス・ダンス・ダンスでいったん現実に着地したものの、やっぱり心の震えを忘れられなくて、虚無...続きを読むの世界というか、地に足のつかないものに心惹かれてしまう。 結局最後はまた現実世界を生きることを決めるのだけど、心は常に現実の外側にもっと美しい心惹かれる何かがあるんじゃないか?と想像するスペースを残している気がする。 すごく共感できる。 雪かき仕事や家庭を放り出してバックパックで旅に出たくなることってある。
読み終わってすぐ感想を書いている。 そうしないと、誰かに勧めるときにありきたりな言葉を使いそうだからだ。 主人公は側から見れば順風満帆な生活を送っている。しかしその生活は自分の努力によるものではないと考えており、生活に満足していない。 そんな時に小学生時代に心を通わせた女性と再会して、恋に落ちる。何...続きを読むの不満もない妻と娘2人がいて4LDKに住んでいる生活を捨ててもいいと思うほど、恋に落ちる。 妻と島本さん(恋に落ちた女性)の性格、外見が入れ替わっても、主人公は恋に落ちていたと思う。主人公は状況に惹かれているのだ。順風満帆で不満はないのに、なぜか物足りないと感じる。そんなときに自分の思い通りにならない(急に長期間会えなくなる)女性が現れる。その人のことしか考えられなくなる。 私にはまだ経験はないが、今後私や身の回りでこういうことが起きても不思議ではないと思った。時が経ち、仕事や生活に慣れて、特に努力せずとも側から見たら充実した生活が送れるようになった時、私は何を求めるのだろう。またパートナーが同じような状況になった時、主人公の妻のように許せるのだろうか。 ———————————— 終盤に何ページにも及ぶ性描写があり、 官能小説を読んでるのかと思った。 そこまで長い性描写は好まない。
もっともっと評価されて良い作品。 ストーリー自体は何かの恋愛小説で見たことがあるような王道な展開。けれども、そこに春樹の魅力的な言い回しや比喩、暗喩表現が加わって、ただの恋愛小説で終わらせない世界観を構築していて流石の一言です。文章のリズムも良く、展開も気になって読む手が止まりませんでした。 内容と...続きを読むしては、過去や幻想に囚われることで目の前の幸せなはずの現実が見えなくなり、どのような選択を取るべきか苦悩するハジメの心の葛藤がリアルに描かれています。 一度狂った歯車は簡単には元に戻らない。過去は過去でしかなく現実と未来に目を向けなければいけない。そのようなメッセージを私は受け取りました。「国境の南、太陽の西」このタイトルも重要な意味が含まれていて素晴らしいですね。結末も意味深な終わり方になっています。読み手によって様々な解釈が生まれる非常に深い作品です。
友達にオススメしてもらいました! 出てくる女性のセリフがすごく好きだし、感情移入というか、小説としてのこの物語に心揺さぶられました。 僕が主人公だったら耐えられないな、と思うくらい僕からしたら辛いシーンがたくさんあって、でもこれは小説だからと割り切れて、言葉にできないけど新感覚でした。 はじめて...続きを読むの村上春樹作品がこれでよかったです!
村上春樹の「小説」としては、初めて読む本。 いやーまさかのタイミングで読むことになった本だった。色々とドンピシャすぎ。 文学ってのは、然るべきタイミングで出会うようにてきてるんだなぁ… 個人的なそうしたバックグラウンドは置いといて、本の内容としては、恋愛小説。 小学生のころに、一人っ子(当時は珍...続きを読むしかった)という共通点で強烈に惹かれ合った女子との思い出がある主人公。紆余曲折ありながらも、別の女性と結婚し、バーを営みながら幸せに生きている時に、その女の子がお店にやってくる… というあらすじ。 シンプルなあらすじなのだけども、村上春樹のシャレたセンスの文章でグイグイ読ませる。 主人公も、女の子も、どっちも魅力的な会話をする。モテる人ってのはこうなんだろうなと思う。 (そう思わさせられる) 周りのサブキャラも皆強烈だった。特に奥さんの父親が好み。 ジャズ喫茶のオーナーとして成功していた村上春樹の人生哲学なんかも入っているような気がする作恋愛小説以外の深みも感じられた。 とにかく、シチュエーション的にぶち抜かれた小説だったし、それを抜きにしても素晴らしい小説だった。飲みやすい長さなので、村上春樹初心者にもオススメできる気がする。
センター試験対策の問題集で出会った。小学生の主人公が島本さんの家を訪れているシーン。初めて触れた村上春樹の作品。
素晴らしい....
素晴らしいの一言 この作品には既婚者が味わうであろう感情に"少し"の色をつけた現実的なストーリーである ただ、その"少し" あと一歩を踏み出すか 踏みとどまるか その少しの先を見させていただきました
#エモい
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
国境の南、太陽の西
新刊情報をお知らせします。
村上春樹
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
騎士団長殺し(第1部~第2部)合本版(新潮文庫)
海辺のカフカ(上)(新潮文庫)
ノルウェイの森
街とその不確かな壁(上下)合本版(新潮文庫)
ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)
遠い太鼓
カンガルー日和
「村上春樹」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲国境の南、太陽の西 ページトップヘ