無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2023年03月11日
物語が動き始める。
イデア的なものの存在、夢での交流、意思の強さ、穴、壁、宗教、オーストリア、クリスタルナハト、南京虐殺、霊的なものの存在、護符、絵画。
記憶が度々思い出されながら、人々が影響を受ける。名づけえぬものに左右される人々。
夢での交流や色を巡るあたり、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月11日
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』かこの本が村上作品で自分は一番好きです。初期の村上作品の香りを久しぶりに感じられる作品です。
ストーリーはやはり狭い範囲で展開していくものの、個性的(普通は存在しないであろう)人々や存在が多数登場して、その中で主人公が小さく翻弄されていく様はまさに本を読...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月13日
メタファーを用いれば、実在とは異なる、非科学的な寓話となる。一つ間違えれば、それは唯の漫画のようにご都合主義な環境設定となり興醒めだが、しかし、村上春樹の創作には、その作り話による行き過ぎた感じもなく、寧ろ何かを包含しているのではないかと、読書への示唆的な何かを感じさせる程である。技量と言っても良い...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月08日
起承転結の転に当たる、第2部の上。まりえの肖像画を描くのが中心に進むのかと思いきや、雨田具彦の過去が分かってみたり、ユズの今が分かってみたり。こう拡散させてどう収束させるんだろうと思ったら、事件発生。気になるところで4巻目の下へ。とりあえず、メタファーって何だって気になるな。
5月の週末で読み進め、...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。