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肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却……。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。
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Posted by ブクログ
日常にありそうな、ちょっと不思議な物語を書いた短編集です。 村上春樹の作品は、表現がとても知的で、格好よく、心地よいリズムで物語が進むので、すっかりハマってしまいます❗️ この作品もめちゃめちゃ良かったです
掛け値なしにおもしろかったです。 短編なのですらっと読めるのにその代わりなにか心になにか思わせるメッセージ性というようなものもあり、読後感が良いです。 伏線の回収や明快なテーマ性を求めている人にとってはよくわからないものですが わからないものはわからないままに、という余韻を楽しみたい方にとって...続きを読むは読むごとに楽しめるのではないかと思います。 とくに、品川猿、はとても好きです。 名前をテーマにした作品でした。 羊をめぐる冒険にも通ずる所在、責任、承認について考えました。
『一人称単数』を読む前にまずこれを読まなくちゃと思って手に取ったけれど、とてもわかりやすく、共感を呼び、スゥッと入って来た。村上氏にしては珍しいタイプかも? なんというか、旅先に持っていって、ふと空いた時間にページを開けるようなポケットブック。 こんな類の本が欲しかったから、なんか得した気分。
ハナレイ・ベイ 静かで綺麗な小説。死は常に清らかで静か、「清」であり「静」である。コントラストとして描かれる、騒々しい不躾な、でもなぜか憎めない、無邪気な汚らしく埃っぽい若者2人(静かで清らかな死と意図的に対比させている、生を体現するキャラクターだ)。そんな2人に対しての主人公の視線もどこかやさしく...続きを読む温かい。 それを一つの世界観にまで昇華させるのは村上春樹の小説家としての技術の一つの真骨頂なんだな。 骨の髄まで、美しい小説。
読んだことあるようなないような話だった。フィクション感満載の話ばかりだった。特に最後の猿の話はなかなか面白かったが、現実に起こったとは信じ難い。
村上春樹の短編集を初めて読んだ。すごく不思議な感覚に包まれながらも大切なことを学べる思い出せる本だと思った。
母が読んでいて気になって読んでみた本。 この本を読んだのが始まりでここから読書することが習慣になった。 この本がめちゃくちゃ面白かったから、という理由ではないんだけれど読みやすかったしもっと他の本にも挑戦したいと思ったから私にとって思い出の本。 品川猿が不思議だけどおもしろかったな〜 短編集なのと...続きを読む場面が想像しやすかったのがよかった。
5つの短編どれも楽しめた。特に『ハナレイ・ベイ』が良かった。話としては普通だし他の4つの短編に比べると不可思議さは少なめかもしれない。それでも何故か『ハナレイ・ベイ』に惹きつけられる自分がいました。最後の終わりかたも良くて文章のリズムとおだやかに流れるような情景とハナレイ・ベイという文字で締めくくる...続きを読む感じがすごくグッと来た。
流れるような文章で引き込まれた。 ハルキストじゃないけど、何故か読みたくなる。 長編だとクドい時もあるけど、短編だとさらさらっと読める。 どの人も魅力的だった。 リーマンショック前の本だけどメリルリンチとか証券アナリストっていう職業が出てきて、村上さんはその頃から外資証券会社って胡散臭いってわかって...続きを読むいたのか。 品川猿が少し不思議だけど、平和で面白かった。品川区役所、私も北品川に住んでいた時、仕事を辞めて国民健康保険になったらどうなるかよく聞きにいったけど、親切だったな。懐かしい。
ファンタジー、村上ワールドの短編集、改めてそもそもすべての村上春樹の小説は奇譚だしファンタジーであったことに気づく。
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