無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2024年02月01日
これはトミー・フラナガンとアルバム、J.J.ジョンソン「ダイアル j.j.5」が好きになる小説である。最初の3ページから登場。
僕個人的には逆で、そのアルバムを中学生の頃に買って、全ての曲の主要メロディーを口ずさんでいた。そのアルバムの2番目の曲の素晴らしさを並べる村上春樹に参ってしまった。
つまり...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月31日
長編ほどのクドさがなくとても読みやすい。一方で、どの短編をとっても、主人公はどこか欠けていて(人間的に何かしら欠落している部分がある、もしくは喪失の渦中にいる)、そういうところがとても村上春樹の作品らしいと感じた。
『品川猿』は、インフルエンザの時に見る夢を文章に書き起こしたみたいな作品で、特にお...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月26日
村上春樹さん、今まであまり好きではなかったけど、この作品は好きだった。
リアルを描いているようで、実はファンタジー。不思議な気分になった。
「日々移動する腎臓のかたちをした石」が好きだった。キリエの職業は一瞬AV女優かと思ったが違った。「職業というのは本来、愛の行為であるべき。便宜的な結婚みたいなも...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月08日
新作『街とその不確かな壁』を読んだことで春樹熱が高まって手にとった。
幻想的で日常と非日常の境があいまい、といういつもの村上春樹作品とは雰囲気を異にする。「日常のすぐ隣にある不思議」といった感触の話たちはいわば、村上春樹のショートショート。
かなり読みやすくて村上春樹ビギナーに勧めるとしたら本作...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月01日
村上春樹の短編を初読み。
んなアホな!とツッコミたくなる話ばかりだけれどなぜか憎めないし、心のどこかでこの話が本当だったら素敵やなと思っている自分がいて。
おそらくどの物語も完全にフィクションなんだろうけど(作者本人による前書きはとりあえず置いといて笑)、そこはやはり村上春樹でオシャレなファンタジー...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。