岸辺の旅

岸辺の旅

580円 (税込)

2pt

あまりにも美しく、哀しくつよい傑作長篇小説

なにものも分かつことのできない愛がある。時も、死さえも――ミリオンセラー『夏の庭』、名作絵本『くまとやまねこ』の著者が描く珠玉の物語

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岸辺の旅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終わってからずっと心に残ってる。
    ずっと一緒にいたい、それが叶わないことが分かっていても、望んでしまうのはわがままなのだろうか。

    0
    2024年06月18日

    Posted by ブクログ

    非現実的な設定なのに、不思議とすごくリアルで現実的。なんだかずっとふわぁッと夢の中を漂っているようで、堅実に日々の営みを繰り返している。本当に不思議な時間だった。
    生と死はそのくらい曖昧なのかな。
    その時の自分のステージで受ける印象が変わりそうな作品。またいつか読もう。何度も読んでみたい。

    0
    2021年01月19日

    Posted by ブクログ

    三年前に失踪した夫が突然、帰ってきた。しかし、自分はすでに海の底にいるという。2人は、優介が瑞希の元に帰るまでの3年間の道程を辿る旅に出た。交番の、優介の公開捜査の色褪せたポスターや、いつ消えてしまうとも知れない恐怖。3年間に優介が関わった生者や死者たちとの交流。瑞希が現実に体験している事なのに、妙

    0
    2019年12月03日

    Posted by ブクログ

    3年前に失踪した夫が帰ってきた。だがその夫の身体は遠い深い海の底で蟹に食われてしまったという。3年かけて妻のもとに帰ってきたその道を、今度は2人で遡って旅をする。それは過去を遡る旅となり、後悔も、悲しみも、痛みも包み込んで、たどり着くであろう未来への旅路となっていく。

    死と生の境目ははっきりとした

    0
    2018年11月18日

    Posted by ブクログ

    ファンタジーであり不条理であり寓話でありロードムービーでありコメディでありハートウォーミングものでありホラーでもある。

    浅野忠信はもとから魂の抜けているような顔。なのにチャーミングという。
    ばっちりの演技。(空も風も痛いという凄まじい台詞は、そこらへんの役者には言えないだろう。)
    深津絵里は静かに

    0
    2017年07月02日

    Posted by ブクログ

    3年失踪していた夫が突然帰ってきたらどんな気分だろうか。
    私なら初めは帰ってきてくれた嬉しさがあり、落ち着いて来ると怒りが湧いてくるだろう。

    主人公の瑞希は、待ち焦がれた夫優介の突然の帰りを受け入れるが、、、
    瑞希の立場に立って読み進めて行くうちに、自分もあてもない旅をしているような感覚になってい

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    ” でももしかしたら、したかったのにできなかったことも、してきたことと同じくらい人のたましいを形づくっているのかもしれない。”

    表紙がすてきで購入。
    とても静かな作品。ときどき息をのむような美しい表現が、水面に反射しているようにきらっ、きらっとひかる。

    0
    2023年02月21日

    Posted by ブクログ

    映画になっていたんですね。テレビでこの映画を観てから本へ。映画では深津絵里さんと浅野信忠さんが主人公。静かに静かに物語が進みます。
    最後の最後、二人がどうなったのかどうしても思い出せなくて本を読んだのですが、、、明記はないんですね。

    もしも死んでしまった人に会えるのなら私も会いたい。

    0
    2022年06月26日

    Posted by ブクログ

    死んでしまった人に思いのある人にとってなんと心に響く物語だろう。
    白玉を作っていたらひょっこり現れた優介。生者のような死者と根源に向かうような旅。静かに流れる時間がそれぞれの過去の時間軸と重なり合ってたゆたって存在している。現実感のある不思議な世界でした。

    0
    2021年05月12日

    Posted by ブクログ

    積んで置く状態だった作品に、やっと目を通した。普通の積読ではない。毎日テレビを見る時のそば机の上に積んでいて、目の端で存在を確かめながらまる4年、それでも紐解かなかったのである。いつでも読める、内容は予想がついている、楽しい話ではない、といったことが分かっているときに、私の「直ぐにやらない脳」が発出

    0
    2020年04月13日

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