作品一覧

  • 気象予報士殺人事件
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    1巻330円 (税込)
    初夏を思わせる五月末。閑静な住宅街の公園で近くに住む男性の遺体が発見された。なぜ殺害されたのか、県警特務班の亘は独自に捜査を始める。死亡推定時刻を元に近くを通りかかったと思われる人物を確かめて回る。しかし動機のありそうな者にアリバイがあり、アリバイのない者には動機が見当たらない。死亡推定時刻が違っているのではないかと疑問を抱く。
  • 天空の狙撃手
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    1巻990円 (税込)
    南シナ海の小さな島を巡って中国とフィリピンが紛争状態にあった。 小競り合いは日本も巻き込み大規模な戦いを予想させた。紛争の仲介にシンガポール首相が乗り出し、解決へ向けた動きが始まる。しかし、会議のために飛ばせた政府専用機に爆弾が仕掛けられた。着陸までに解除させなければ大惨事となってしまう。 高高度を飛ぶ専用機。 手を出すことが出来るのは天空の狙撃手だけだった。新型ミサイル・LINKSを積んだ戦闘機に黒澤芽衣も乗り込んだ。
  • アルカロイド
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    1巻550円 (税込)
    商社主催の勉強会。その後に行われた懇親会で招待客である中堅企業の社長が倒れる。救急車が到着するも見つからない搬送先。そして亡くなってしまう。社長は酒豪でならしていたひとだった。総務課長の黒澤は「急性アルコール中毒」ではないのではないかと一抹の疑問を抱く。 そして懇親会での大手企業の社長と話をしていたときの内容から、重要なプロジェクトが知らない所で走っていたことと、その背後に大がかりなスパイ組織が動いていたことを突き止める。
  • エピネフリン注射薬
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    1巻660円 (税込)
    黒澤が総務課長を務める大手総合総社の毎日物産。月に一度、副社長の呼びかけで登山会を催していた。参加者は自分の派閥の重役たちである。総務課では毎回そのサポートに追われていた。そんな矢先、事故が起こる。通信が途絶した中で現地からの情報が入ってこないまま時間だけが過ぎていく。黒澤は陣頭指揮を執るために現地へおもむいた。 このとき、この事故が会社の経営を揺るがす大きな事件に発展することになるとは想像すら出来なかった。
  • 密やかな密葬
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    1巻220円 (税込)
    発電所の竣工式(完成セレモニー)に参加した商社社長が急死した。状況がよくわからないままに総務課長の黒澤が事態の収拾をはかる。調べを進めるうちに社長の遺体が誰かの手により病院から運び出されたことがわかる。誰が何の目的でそんなことをしたのか……。そしてひとりの女性が調査の線上に浮かび上がった。
  • 異人館街殺人事件
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    1巻770円 (税込)
    神戸は横に長い街だ。北は六甲山、南は大阪湾に面している。山手には観光名所である幕末から明治時代にかけて建設された異人館街があった。そこから街の中心部へと続く長い坂道。そこで銃声が鳴り響き、通りすがりと思われる男性が倒れていた。 銃弾は既存の銃とは違う口径のものだった。凶器は見つかっておらず、種類も持ち主も特定が難航する。坂道の途中にあったアンティークショップ。そこに全ての謎が隠されていた。
  • 連鎖・遺志を継ぐもの
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    1巻880円 (税込)
    中原咲子。自身で奔走して封じ込めたはずの「呪いのメモリーカード」。誰かに盗み出され第二の呪いの連鎖が始まっていた。 パソコンに差し込み名前を入力するだけで憎い相手を呪えると言う都市伝説になっていたアイテムだった。狡猾な犯人は直接ターゲットを狙うことはしない。連鎖でもって間接的に狙っていた。 真犯人は誰なのか? 最終ターゲットは誰なのか? 連鎖を止めるためにはどうすればいいのか。咲子の奔走が始まる。
  • 静かな戦争
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    1巻440円 (税込)
    事件は一本の電話でもたらされた。電車の中で男が液体をまいたと言う。それが、身体中の粘膜という粘膜から出血するという殺人的なウイルスの蔓延という事件の幕開けだった。初動的対処でもたついている間に、事態はどんどん悪化の一方をたどっていく。 そして、榊原自身も失脚させられ、ウイルスの調査研究の第一線から外されてしまう。ウイルス性出血熱蔓延の行方はどうなるのか。多摩川技研のチーフである榊原康雄と大学病院の女性医師の村上萌花が解決を目指して邁進する…… ハラハラどきどきの展開を楽しんでもらえればと思います。
  • 明日のラジオ
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    1巻440円 (税込)
    坂下響(ひびき)はサラリーマンだった。SNS上で声優の井口佳乃(かの)と付き合っていた。知り合ったのは10年前のこと。当時の彼女は劇団員のジュニアアイドルだった。色々相談に乗るうちに親しくなって行ったのだ。現在は彼女は派遣社員をしながら、細々と声の仕事をしていた。 ある日、居酒屋で坂下は佳乃から「派遣の仕事・声の仕事を両方を干されてしまいそうだ」という報告を受ける。そして、坂下は彼女のことを放っておけず、七転八倒しながら事態を打開していく。
  • スクープ!
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    1巻770円 (税込)
    中村あおいは都立高校一年生の新聞部員である。合格発表のその日に部活の勧誘にあい、そのまま入部してしまった。カメラには興味はあったので、半ば自発的ではあった。あおいの兄貴は大学生で、アイドルオタクである。密かに、妹あおいの写真をネットアイドルとして、売りさばいていた。あおいはそのことは知らなかったが、兄貴のことを内心気持ち悪いと感じていた。 そんなある日、その写真がプロカメラマンの目にとまり、あおいの運命は変わっていく。
  • シャーロック―空白の三十秒―
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    1巻880円 (税込)
    シャーロックは兵庫県警の科捜研で開発された、チタン合金製の骸骨の形をした鑑識ロボットである。なぜか、ロボットのくせに、タバコが大の好物だった。柴門が案内した現場は最初は単なる幼児の行方不明事件だった。しかし、捜査は難航し、大事件に発展する。
  • ロボポリス―暗闇の恐怖―
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    1巻880円 (税込)
    神戸市を東西に走っている六甲山系の山間部の林道で、バラバラに切断された人体の一部が見つかった事件が年初にあった。付近一帯を捜索したところ、頭部と胴体、手、足がそれぞれ見つかった。不可解かつ奇怪な事件に捜査本部は翻弄される。
  • プロジェクトX ―夏の人工衛星追跡計画―
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    1巻880円 (税込)
    終業式が終わった後、木暮悠希は天文部の部長、佐山綾斗から天文写真を見せられる。プリント用紙一杯に広がった星空の中で、一点だけ星が消えているのに気づくのだが、それが人工衛星のようなものではないかと彼はいう。人工衛星の素性を探るべく、あちこち情報を収集するが、そんな中、その衛星がとある男にハッキングされ乗っ取られる。
  • 隙間―gap―
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    1巻440円 (税込)
    坂下響は、川島重工に勤める35歳のエンジニアである。SNSを通じて、声優の井口佳乃とつきあっていた。もっとも、ハンドルネームでお互いを「ウニさん」「トロちゃん」と呼び合う仲で、もっと近づきたいという思いとは裏腹に、関係は遠かった。坂下は、仕事熱心な中堅だったが、営業部長に嫌われていて、彼に罠を仕掛けられ、失脚しそうになる
  • ボディ・シミュレータ
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    1巻660円 (税込)
    飯田たちは人間そっくりの姿と動作を可能にしたロボットである疑似人体「ボディ・シミュレータ」の開発を行っていた。人間同様、様々な経験をさせることで人工知能にどんどん学習させていく。そして、街中に繰り出し、アルバイトさせることで、知能を上げる実験を行うが、飯田たちは想定外の出来事の連続に七転八倒する。
  • 隔離都市
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    1巻880円 (税込)
    普通の公立高校3年生の黒澤芽衣は、なんとなく夏休み明けのテストを終えて週末を楽しもうとしていた。そこに、部活の後輩である木暮悠希が、映画の違法ダウンロードを試み変なファイルをつかまされたと相談に来る。内容はメールファイルや暗号めいたものばかりで、中には都内の各駅に何かを散布するというテロの予告めいたものもあった。
  • 呪いのデジタルカメラ
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    1巻880円 (税込)
    中原咲子が電車内で偶然拾ったまっさらのデジタルカメラに多くの人が心霊写真になって写り込んでいた。そして写されていた人に次々と死が訪れるのだ。このデジタルカメラに込められた呪いの正体とは? 咲子は、地道に謎を追っていく。
  • 終電
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    1巻880円 (税込)
    新宿から横浜経由で小田原を結んでいる西急電鉄に誰も乗らない幽霊電車の噂があった。それに乗ると二度とこの世に戻ってこられないという。折しも、咲子のアルバイト先の塾の生徒である宇佐川知恵と、大学の友人で放送部員の河原町彩奈が行方不明となっていた。
  • 天空の遥
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    1巻770円 (税込)
    防衛省と大学の共同研究で新型戦闘機の開発が行なわれていた。 情報は厳格に管理されているはずだったのだが、どこからか、外部に漏れていた。内部犯行なのか、新手の組織なのか? 疑問はつのっていく。芽衣はこの計画に暗躍する各国のスパイ組織を一網打尽にするため策を講じる。果たして計画の妨害を防ぎ、戦闘機を飛び立たせることが出来るのか?
  • 高空の目撃者
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    1巻880円 (税込)
    高校三年生の黒澤芽衣は、大学教官をしている兄から妙な指令を承る。しばらく大学に出てこない模型部の男を捜して呼び出せと言うものだった。彼にしか操縦できない模型飛行機があり、それを研究に使いたいらしかった。殺人事件もからんで、男には疑惑が付きまとう。 そして、男は4歳年上のOLとつきあっていた。しかも、周りの人の情報によると金のかかる女だという。芽衣には想像もつかなかったが、捜査を進めるにつけ、疑惑はますます深まって行く。
  • 連鎖 ─チェイン─
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    1巻770円 (税込)
    中原咲子は女子大一年生である。夏休みを機に塾講師のアルバイトをすることになった。兄はオカルト雑誌の記者をしている。咲子は兄の同僚と生徒から同時に呪いのメモリーカードの存在について知らされる。事実を知るにつけ「こんなもの、流通させてはならない」と決心し、解明に挑む。最後には、生徒とのあらぬ恋愛感情のもつれから、一人の女子生徒から自分に呪いが向けられた。そのとき、咲子は……?
  • 呪いの十円銅貨 ─コックリさん─
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    1巻770円 (税込)
    中原咲子は中学生向け進学塾の国語講師をしている。ある日、板書で夢中になっていたときに、やる気のない生徒、飯星遥香たちが後ろの席でコックリさんをして遊んでいた。後片付けをしているときに、咲子がその痕跡に気づき、せっかく真面目に授業をしていたのにと憤慨する。 しかし、落ちていた十円玉に触れたとき、脳裏に不吉なイメージが広がった。咲子には軽い霊感があり、そこに込められた想念を感じ取ることが出来たのだ。コックリさんで呼び出した霊がかなり強いものであったと咲子は直感した。 その日、遥香は家に戻らず、大騒ぎとなり母親の飯星啓子は警察に捜索願を出す。 彼女には以前からストーカーの被害を受けたことがあるらしく日記からそれが判明し、刑事の聞き込みから人相の悪い若者が捜査線上に浮上する。 そして、失踪から一週間後、彼女は遺体で荒川の河川敷に打ち上げられた。
  • 合わせ鏡の悪魔
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    1巻880円 (税込)
    主人公の咲子は女子大4年生で中学国語科の教育実習を終えたばかりだった。元教え子の青山悠が学校に出てこなくなったという彼の友人からの頼みで、家庭訪問する。その途中にあった神社を近道にするのだが、境内にあった楠に触れたとき「枝からぶら下がる黒い影」のイメージを受け取った。少し霊感っぽいものがあるのだ。行方不明だった青山がやがて首つり死体で見つかる。警察は自殺と他殺両面で捜査する。
  • 悪意のセキュリティ(上巻)
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    1~2巻550円 (税込)
    主人公の女子大生・中原咲子は指先に触れたものから、そこに込められた思念を感じ取れる能力を持っていた。親友である近藤朋香の新築の家に遊びに行った咲子はそこかしこで悪意ある想念を感じ取る。古びた家ならともかく、こんな建てたばかりの家なのに悪霊が住み着いている様な感じなのが不思議だった。朋香もそれを感じているらしく、咲子に何か感じないかと聞くのだが、そうだと相づちをうてるほど子供でもなかった。そんな矢先、朋香の父親が自殺未遂で病院に運び込まれる事件が起こる。

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