小説作品一覧
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-薬よりも言葉で治す医者がいる。疲れた体と心に寄り添う珠玉の89詩。 地域医療へのユニークな取り組みが評価され、2014年「日本医師会 赤ひげ大賞」を受賞した医師・下田憲氏。「けん三(さん)」の愛称で親しまれる下田氏は、北海道の小さな町で「けん三のことば館クリニック」を開業。院内には、下田氏により墨で書かれた多くの「ことば」が飾られており、患者の心を癒す。その中から89詩を厳選した、疲れた体と心に寄り添う珠玉のことば集。 【内容例】 ●愛しあう 「執着はせずにひたすら愛せたらすてきだろうね むずかしいけど」 「愛する人をずっと大事にするためには時々力を抜くと良いよね」 ほか ●許しあう 「嫌だねと思ってた人を好きになれたあの時から人生少し広くなったよ」 「うらやむ事もいばる事もない あの人にはあの人の 私には私の人生が与えられている」 ほか ●支えあう 「自分の喜びだけを追ったら本当の幸せには辿りつけない」 「それぞれに足りないところが与えられ それがすてきな個性を作る」 ほか ●癒しあう 「明日はきっと良い日になるね 意味有って今日の苦労をいただいている」 「切なさに耐えて情が深くなり 困難を越えて絆が強くなる」 ほか ●生かしあう 「人さまにめいわくかけず やせがまんすることもない そんな老い方すてきだなあ」 「生き方下手と言われようとも正直に そしてすなおに生きれば良いね」 ほか
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-医師歴7年目の竹田は、越川という終末期を迎えた患者を担当することになる。越川は医師歴50年の大先輩だ。自分の運命を悟っている越川に対して、竹田はどう接すればいいか悩んでいた。ある日、越川は、竹田に今までの医者人生を話し始める。(「越川先生」)企画統括部長の斎木は出世争いの最中、大腸がんを宣告される。治療を続けながら会社に復帰することができたが、社内でのがん患者への風当たりは厳しかった。(「再出発」)老人はがんを患った。衰弱してきても、頑固さは変わらない。妻に先立たれ、息子とも断絶している。しかし、誠実な新米医師との交流で、頑固な老人は次第に心を開いていく。(「老人と新米医師」)日々「生きている」ことを意識するのは難しい。病という孤独を通して、「生」の尊さをかみしめる10編の物語。
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-山川健一・作家生活40周年記念のデジタル全集。84冊の書籍と著者自身による作品解説を収録! ── ロック ── 天使が浮かんでいた 鏡の中のガラスの船 さよならの挨拶を 窓にのこった風 サンタのいる空 綺羅星 水晶の夜 ロックス ── 青春四部作 ── 壜の中のメッセージ パーク・アベニューの孤独 星とレゲエの島 ママ・アフリカ ── オートバイ小説 ── ライダーズ・ハイ コーナーの向こう側へ サザンクロス物語 追憶のルート19 マシンの見る夢 ── 愛と孤独 ── 雨の日のショート・ストッパーズ クロアシカ・バーの悲劇 チョコレートの休暇 ティガーの朝食 真夏のニール 蜂の王様 ── エッセイ ── みんな十九歳だった 今日もロック・ステディ マギー・メイによろしく ローリング・キッズ ロックンロール・ゲームス ぼくは小さな赤い鶏 恋愛真空パック 初台R&R物語 ロックンロール日和 僕のハッピー・デイズ ライオンの昼寝 いつもそばに仲間がいた ── 嵐のなかで ── ブランク・セヴンティーズ 欲望 セイヴ・ザ・ランド セイヴ・ミー ぼく達の未来 b.とその愛人 JOY ふつつかな愛人達 窓の外を眺めながら、部屋のなかに座っている。 僕らは嵐のなかで生まれた 1 初めての別れ 僕らは嵐のなかで生まれた 2 君たちは世界の新しい王様 ── 快楽 ── スパンキング・ラヴ カナリア 甘い蜜 黒革と金の鈴 凍えた薔薇 ジゴロ ヴァーチャル・エクスタシー アップル・ジャム ジーンリッチの復讐 ── 自動車の世界 ── カーズ 僕らがポルシェを愛する理由 快楽のアルファロメオ 僕らに魔法をかけにやってきた自動車 自転車散歩の達人 ── 自然の神秘 ── ONE LOVE JAMAICA ラブ・アイランドの匂い ヒーリング・ハイ オーラ体験と精神世界 オーラが見える毎日 ソウルメイトの果てしない旅 マッキントッシュ・ハイ 希望のマッキントッシュ Digital Drug リアルファンタジア 2012年以降の世界 アメーバブックス新社 神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク アメーバブックス新社 ── 幸福な毎日 ── ブルースマンの恋 おはよう、ブルースマン。 ローリング・ストーンズ 伝説の目撃者たち 死ぬな、生きろ。 アイデンティティ・クライシス イージー・ゴーイング 頑張りたくないあなたへ 幸福論 扉をひらく自分をひらく ──評論── 不良少年の文学 太宰治の女たち 「空海」の向こう側へ 「書ける人」になるブログ文章教室 新選組、敗れざる武士達 幕末武士道、若きサムライ達 ── 世界の果て ── 安息の地 ニュースキャスター 歓喜の歌 夜の果物、金の菓子 ここがロドスだ、ここで跳べ! 老いた兎は眠るように逝く ── 解説 ── 山川健一自身によるデジタル全集解説 書き下ろし収録作
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4.0怪異の満ちる異境へようこそ 地元在住の怪談作家が山形の怪を徹底取材! 出羽国の埋もれた土俗怪談が令和に蘇る! [上山市]山形県の最恐心霊スポット滝不動 [鶴岡市]入山禁止日に踏み入る物を襲う怪異 [西置賜郡小国町]神の熊を撃ってしまった猟師の悲惨な末路 [最上郡真室川町]霊山・甑山で起こる夜にも不思議な現象 [東置賜郡高畠町]夜道に出現する異様な姿の女とは? 山形はなんて怪しい処、愉しい処なのだろう──在住の作家・黒木あるじが蒐集してきた山形の怪異をまとめ上げた一冊! ・山に生きるマタギに伝わる禁忌、破ったものの末路「ツマジロ」 ・最恐心霊スポット・滝不動で多発する首の怪談。そのルーツを探る「滝不動考」 ・その滝不動の先にある山元隧道で起こる怪異「隧道の老人」 ・各地で見られる憑き物話あれこれ「きつねつき」「もぐらつき」「じぞうつき」 ・死者が自ら死を知らせにくることがあり…「つげと」 など52話を収録。神の棲まう山、死者の還る故郷、怪異の満ちる異境──山形の地に蠢く、興味深くも怖ろしい土俗怪談の傑作誕生!
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4.0こんなに短くて、こんなに面白い!怖い!深い! 多才の人気作家・新田次郎が自ら選んだ、初期の傑作短編ミステリー15篇 夫を山へ行かせたくない妻が登山靴を隠した。その恐ろしい結末は(山靴)。 少年をひき逃げしたあげく、自首もできずにうろたえる青年が自殺を思い立ち山に入る。 そこで遭難した中学生に出会い、運命の歯車が回り始める(山が見ていた)。 冒頭からラストまで、切れ味鋭く人間の業をえぐり出す傑作ミステリー集。 ※この電子書籍は1976年10月に光文社より刊行された単行本をもとに2021年12月に新装版化した文春文庫版を底本としています。
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4.1草原でくつろぐ羊や馬。暖炉にロッキングチェア。そんな場所を夢見ていた女子大生あきらのバイト先は、想定外のオンボロ山小屋だった! つかみどころのないセクハラ主人をはじめ、口の悪い先輩、マニュアルが手放せない同僚、そしてなぜか正体不明の山伏まで居座っていて大混乱! お風呂は週一!? キジ打ちって何!? 理想の女性になるために来たはずのあきらが巻き込まれていく、標高2000メートルのアルバイト! 第17回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞者・浅葉なつの受賞後第一作!
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3.9【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「ご飯のおとも」が小説になるなんて。 食堂と酒をテーマにした『食堂のおばちゃん』『婚活食堂』『ゆうれい居酒屋』など、シリーズベストセラーを生み出した小説家の山口恵以子さん。このたび、「ご飯のおとも」が登場する10編の新作を書き上げました。東京の片隅で夜だけ営業する「めしのせ食堂」。今宵も元デパート勤務の女将が用意するアツアツのご飯に味噌汁、そして全国から取り寄せた自慢の「ご飯のおとも」を目当てにお腹と心を満たそうとさまざまな客が訪れます。小説に登場する40品は「ご飯のおとも」専門家の長船クニヒコさんが取り寄せも含めて詳しく紹介しています。 小説の一例 第二話[ふりかけ]二十五年の逃亡 第三話[海の幸]女の分かれ道 第五話[佃煮]ハートと胃袋 第六話[海苔と昆布]ハッピーの兆しはすぐそこ 第七話[おかず味噌とラー油]心変わり ほか全10編 「ご飯のおとも」の一例 [ふりかけ]ぶっかけ海苔めし/しそわかめ [海の幸]鮭ルイベ漬/さばのドライカレー [佃煮]磯くるみ/ピリカラ青のりの佃煮 [海苔と昆布]邦美丸の塩海苔/えびすめ [おかず味噌とラー油]ごぼう肉みそ/サクサクしょうゆアーモンド ほか全40品 ※この作品はカラーが含まれます。
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-32年間連載し続けた「男性自身」シリーズの記念すべき初回~212話までを完全収録。 収録作品は、「週刊新潮」に連載がはじまった1963年12月2日号の第1話「鉄かぶと」から、1963年12月30日号の第212話「女」まで、単行本から漏れた話も含め、連載掲載順に212話を完全収録。 付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録、「草臥山房通信」を寄稿。「庄助」名で、「男性自身」に度々登場した長男が、連載当時の山口家の様子や裏話、そして父への思いを綴る。また、盟友・柳原良平氏が描く山口瞳のイラスト原画も収録しています。 「男性自身」の連載が開始した1963年と言えば、山口瞳、37歳。『江分利満氏の優雅な生活』で、第47回直木賞を受賞した年で、勤務先の寿屋が、サントリー株式会社に社名変更した年でもある。
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4.7「実はね、見たことがあるの。UFO」。1977年、中学2年生のヒロキは映画館のチケット売り場でひとりの女性と出会う。それは彼にとっての初恋だった。〈イージー・ライダー〉〈ジョーズ〉〈卒業〉そして〈未知との遭遇〉。数々の映画とともに描かれる淡い恋の物語(「宇宙に願いを」)。 久しぶりに故郷の岩国に帰った私は、年も格好も1973年のあの頃のままの親友2人に出会う。夏の日差しの元、釣り竿を持った彼らと錦川の岸辺から狙うのはネラミ(オヤニラミ)だ(「幻夏」)。 1972年、中学1年の夏休み。当時開通したばかりのバイパス道路を40km歩こうと計画を立てたモリケン。親友のノッポとムラマサに加え、不良のモゲも同行したいという。かくして4人での徒歩冒険旅行が始まった(「俺たちのロングウォーク」)。 1970年代の山口県岩国市を舞台にした3編を収録する郷愁あふれる青春小説集。 解説・西上心太(文芸評論家)
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3.0井上靖の山と自然にまつわるエッセー集。「氷壁」に関わる文章のほか、今までの紀行集やエッセー集に収められなかった作品を含め、少年期から円熟期まで、全集でしか読むことができない山と自然にまつわるエッセイ。 「氷壁」の舞台・穂高岳への登山、取材記を中心に、少年時代を過ごし「しろばんば」の背景となった天城の自然、海外ではネパールの旅など、文学者ならではの自然観が綴られたエッセー50篇を収録。作家の目が捉えた山や自然風物が作品にどう反映されたのかを探る。 内容: 1.天城の雲 少年時代の原風景について 2.穂高の月 山との出会いと「氷壁」の舞台を訪ねて 3.日本の風景 文学者の自然観 4.作品の周辺 山を舞台とした作品について 「あすなろ物語」「しろばんば」に描かれた故郷・天城によせる思い、「氷壁」の舞台となった穂高岳への山行、さらにはネパール・ヒマラヤへの旅。文学者の自然観と、作品構築に至る思索が表われたエッセー五十篇を収録。自然と旅を背景とした作品の成立過程をたどる。
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-秋の穂高で偶然出会った古都の乙女と、山を愛する青年。ふたりの淡い恋心が、錦繍の京都・愛宕山、白銀の八ヶ岳、そして新緑と残雪の雨飾山で深い愛へと結実していく。2014年12月に刊行されるや否や「昭和の良き時代を思い出しました」「懐かしい恋愛風景、人間関係が描かれている」「一昔前のフランス映画のように余韻をのこし、続編が気になる」と賞賛された山岳紀行恋愛小説の続編が前作を上回るボリュームで待望の刊行!
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-【囚われの女たち】(全10巻) 人間の真実に迫る文学 第2次世界大戦が始まって間もなく、若い吉野光子は、治安維持法違反で、広島県三次刑務所に投げこまれる。彼女はそこで、前科22犯のコソ泥、全国に勇名をはせたスリの親分、夫に裏切られて家に火をつけた放火犯、関係を迫る義父を殺した女たちに出会う。光子は、これら、最底辺の女たちに励まされ、生きがたいなかを生きる。彼女は、人間は助けあいつつ生きるようにできていること、そうしなければ生きられないことを学ぶとともに、自分をとりまく環境、家族や夫とのこと、ひいては日本の現代史への深い省察へといざなわれる。
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4.4「君の『願望』は──何だね? そして、君の『絶望』は────」 満開の夜桜の下、思わず見とれるほど妖しく綺麗に佇んでいたのは密かに憧れていた従姉だった。彼女はその晩、桜の木で首を吊る。 ──彼女は、あの桜の中にいる。……彼女に会いたい。そう信じ、願う男は、遂に人の願望を叶える夜色の外套を身に纏う昏闇の使者と遭遇する。曰く、暗闇より現れ、人の望みを叶えるという生きた都市伝説。夜より生まれ、この都市に棲むという、永劫の刻を生きる魔人。そして、恐怖がココロの隙間へと入り込み──。 鬼才・甲田学人が紡ぐ渾身の怪奇短編連作集。
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4.0大昔、日本は北と南でアジア大陸と地続きだったが、温暖化によって……。ところで「日本」はニホンかニッポンか、日本人の要件って何だろう? バーのカウンター席で始まった歴史談義は、漠然と受け止めていたけれど実は全然知らなかったんだと気づかされることのオンパレード。八幡平や桶狭間などの現地踏査も交え、数々の不思議に理論で迫る。原日本人、邪馬台国、柿本人麻呂、空海、織田信長、東州斎写楽、太平洋戦争――日本人なら知っておきたい七つのテーマに、鯨史観は如何なるアプローチを試みるか。好評を得た『邪馬台国はどこですか?』『新・世界の七不思議』に続く、第3弾。/【目次】原日本人の不思議/邪馬台国の不思議/万葉集の不思議/空海の不思議/本能寺の変の不思議/写楽の不思議/真珠湾攻撃の不思議/*本電子書籍は『新・日本の七不思議』(創元推理文庫 新装新版 2024年8月30日初版発行)を底本としています。
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-来日中のペンシルベニア大学教授ジョゼフ・ハートマンは、古代史の世界的権威。同じく歴史学者である早乙女静香と京都へ旅行しようとしてはキャンセルの憂き目に遭い、毎晩うらぶれたバーで飲むことに。しかし、バーテンダー松永の供する酒肴に舌鼓を打ちつつ聴く宮田六郎と静香の歴史検証バトルは、不満を補って余りある面白さであった。アトランティス大陸、ストーンヘンジ、ピラミッド、ノアの方舟、始皇帝、ナスカの地上絵、モアイ像――七つの不思議を俎上に載せ、常識を覆す新解釈を披露。好評嘖嘖たる奇想天外なデビュー作品集『邪馬台国はどこですか?』の姉妹編、ここに登場!/【目次】アトランティス大陸の不思議/ストーンヘンジの不思議/ピラミッドの不思議/ノアの方舟の不思議/始皇帝の不思議/ナスカの地上絵の不思議/モアイ像の不思議/*本電子書籍は『新・世界の七不思議』(創元推理文庫 新装新版 2024年8月30日初版発行)を底本としています。
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3.8カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった……。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予備知識を蓄えつつ、彼らの論戦を心待ちにする。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活――を俎上に載せ、歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集。/【目次】悟りを開いたのはいつですか?/邪馬台国はどこですか?/聖徳太子はだれですか?/謀叛の動機はなんですか?/維新が起きたのはなぜですか?/奇蹟はどのようになされたのですか?/*本電子書籍は『邪馬台国はどこですか?』(創元推理文庫 新装新版 2024年8月30日初版発行)を底本としています。
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-「史上初! あなたの日常を物語と化す、画期的なロールプレイングゲーム。ゲームの終わりがないネバーエンディングのストーリー展開ゲームついに登場!!」そんな不思議な宣伝文が踊るテレビゲーム『山田さん日記』を衝動買いした。たいして期待もせずに遊び始めた“ぼく”だったが、やがて現実とゲームの境界が曖昧になり、現実と虚構が混線して……。 第5回海燕新人文学賞「正方形の食卓」を併録した中篇小説集。 *山田さん日記 *純愛映画 *正方形の食卓 ●竹野雅人(たけの・まさと) 1966年生まれ。東京都出身。法政大学経営学部卒業。大学在学中の1986年に「正方形の食卓」で第5回海燕新人文学賞を受賞してデビュー。1994年、『私の自叙伝前篇』で第16回野間文芸新人賞受賞。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本懐かし大全シリーズ特別編。 大人気イラストレーター・山田全自動との全面コラボによる「日本懐かし大全シリーズ」特別編企画。 主に昭和世代が懐かしさとともに共感する「あるあるネタ」を、懐かしシリーズの既刊各タイトルに関連するアイテムの写真や解説記事を添えつつ展開していく構成になります。 【構成】 ■懐かしアイスあるある ■懐かしお菓子あるある ■懐かしジュースあるある ■懐かし即席めんあるある ■懐かし学校あるある ■懐かし文房具あるある ■懐かしカセットテープ&オーディオあるある ■懐かしおもちゃ&遊びあるある ■懐かし夏休みあるある ■番外編 平成懐かしあるある ほか
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 珠玉の名作文学を独自のタッチでコミカライズ! 読んだことがある人もない人も楽しめる“山田全自動ワールド" 【内容紹介】 ◎ちょんまげに着物姿の江戸時代の町人をモチーフとしたキャラクターによる日常のあるあるネタを、シュールなコメントとともに表現するイラストがインスタほかで大人気の山田全自動。古典落語の演目を漫画で表現した『山田全自動の落語でござる』もスマッシュヒットを記録 ◎本書はそんな彼の新機軸。「日本の文学作品」をテーマに、誰もが聞いたことがあるような作品を中心に、山田全自動ならではの表現でコミカライズ。明治以降の近代文学をメインとして、様々なジャンルの作品をセレクトしつつ、日本文学の魅力を独自のタッチで描く ◎全20作品の漫画を掲載予定。さらに作品や作家に関する解説コラム、「日本文学あるある」などのネタも収録しつつ構成。日本文学への興味や知的好奇心もそそられ、また文学入門としても最適の一冊に 【著者】 山田全自動 1983年生まれ。イラストレーター。ウェブデザイナー。江戸時代の町人をモチーフとしたイラスト、およびそれらに添えられたシュールなコメントが特徴。InstagramほかのSNSが人気を呼び、広告や企業コラボ、メディア露出などの実績多数。ライブドアブログ OF THE YEAR 2020 ベストクリエイター賞受賞。
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-●STORY:神崎瑠奈は、校則の厳しさが「ハンパない」私立名門女子高の「超フマジメ」2年生。常に風紀指導担当教諭の「山田ババア」こと山田正子に追いかけ回されている。瑠奈は、ブッ飛びすぎの遊び人。正子はガチダサのオールドミス。そんなふたりが、ある朝、出会い頭に全力激突!! はずみで意識が入れかわっちまったのだ。うろたえる正子に対して、瑠奈は状況を面白がる。正子の外見をイケイケにチェンジしてディスコに繰りだしたりして、バカ騒ぎ。という中、瑠奈は正子の若き日の秘密を知ってしまう。成就しなかった恋に、いまだ捉われている正子。瑠奈は山田ババアを幸せにすべく一計を案じたのだが。その結末は!? 体と心は元に戻れただろうか。 ●作品MEMO:昭和62(1987)年5月、講談社X文庫ティーンズハートでの、花井愛子作品第2弾。そもそもは、某テレビ局のプロデューサーの依頼で若手シナリオライターコンテストにエントリーするために書き上げていたものなのだが、いろいろワケありで一端お蔵入り。脚本形式だった物語をティーンズハート用の小説文体にセルフリメイクしてのリリースだった。もとが映像向けの作品だったからか、平成に入ってすぐに舞台ミュージカル化、続いて東宝で映画化された。イラストレーションの折原みとは、こののちほどなくティーンズハート作家デビュー、画と小説の両方を自身で手がけベストセラーを連発して、大スターに。花井愛子とのコンビは、これ1作限りである。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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-◆既刊句集7冊に未発表作品を加えた3307句を収録。 みな虚子のふところにあり花の雲 「ホトトギス」俳句との出会いは山田弘子にとって幸福な出発となった。現状に甘んずることなく常に清新な作品に挑戦しつづけた山田弘子、それはひとえに「花鳥諷詠」への心からの信頼に拠るものであったのである。 ◆収録内容 第一句集 『螢川』 第二句集 『こぶし坂』 『こぶし坂』以後 第三句集 『懐』 第四句集 『春節』 第五句集 『草蝉』 第六句集 『残心』 第七句集 『月の雛』 未発表作品 補遺 解題 山田佳乃 年譜 辻 桂湖 季題別索引
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3.0戦後日本を代表する小説家・山田風太郎の生誕100周年を記念した、時代小説ベストコレクションです。 山田風太郎の作品は、現代もののミステリ、忍法帖、明治もの、室町もの、エッセイ・ノンフィクションなどに大別されますが、代表作のひとつ『妖説太閤記』のように、忍法帖や明治ものに属さない時代小説も少なくないです。 没後20年に当たる2021年から生誕100年に当たる2022年にかけて、各社から風太郎作品が次々と復刊されていますが、ミステリーと忍法帖がほとんどであり、時代物の短篇は二十年以上も新刊で手に入らないものばかりです。 今回はそれらのうち、8作品を収録しました。
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3.8狂っているのは世界か? それとも私か? 患者が不条理な死を迎える夜 黒い翼の死神が舞い降りる 〈幻夢の奇書〉、ついに復刊! きっと、読後あなたは呟く。「狂っているのは世 界か? それとも私か?」と。 明日をもしれない瀕死患者が密室で自殺した── この特異な事件を皮切りに、空を翔ぶ死体、人間発火現象、不可視の部屋…… 黒い妖鳥の伝説を宿す郊外の病院〈聖バード病院〉に次々と不吉な現象が舞い降りる。 謎が嵐のごとく押し寄せる、山田奇想ミステリの極北! 20年ぶりの復刊。 〈トクマの特選!〉第一回配本。 イラスト KENTOO 〈目次〉 誰? 私は誰? 死んだのは誰? 殺したのは誰? 解説 阿津川辰海
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-茨城の片田舎で一人の男の他殺死体が発見される。県警は早速捜査を開始するが、一週間二週間、四ヵ月経っても、何ら手掛かり一つ浮上してこない内、遥か遠方の福岡県警に一人の男の捜索願いが出される。 一方、茨城県警では迷宮入りしかけた事件現場の案内標識が新聞に掲載され、そこで一人の男の自殺が報じられ、刑事はその自殺に不信を抱き強引に捜査を始める。するとその線上に財界の大物の姿がちらつき始める。 茨城の片田舎で発見された人物は福岡からの上京者であった。しかし何故、上京したのか刑事等が、その足跡を追っても何一つ手掛かりが見つからない。 すると昭和二十八年の九州北部豪雨で報道された一枚の白黒写真が出現し、福岡と茨城の穴を一気に埋めるのであった。それは一人の男の復讐の結末であった。
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