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七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。著者が絶対の自信を持って読者に仕掛ける超絶のトリック。記念すべきデビュー長編の改稿決定版!
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年12月11日
本屋のポップ、帯の内容に惹かれ、手に取りました。最後まで予想できない展開で面白かったです。気づけなかった!悔しいです笑
見落としてる点もたくさんありそうなので、読み返す予定です。
会話や時代背景がやや昔に感じられましたが、初版の年を見て納得しました。初めて名前を知った作家さんでしたが、これを機に他...続きを読む
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