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Posted by ブクログ 2021年07月12日
昭和40年の12月、雪に降り籠められた尾瀬沼の湖畔にある山小屋の離れで日田原という男が殺害された。山小屋には複数の泊まり客がいたが皆日田原と因縁があり誰が犯人でもおかしくない。客の一人、刑事の津村が中心になって聞き込みが始まるが犯行時刻がまず曖昧で皆のアリバイだけでは犯人が絞れない。真相は?泊まり客...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月07日
「~の殺意」シリーズの4冊目でしたが、本作は、いろいろな人間から恨みを買っている人間への殺意をもっている人達が一同に山荘に集結し、その恨みを買っている人間が殺され、誰が犯人なのか?というのを推理する展開でしたが、犯人解明のポイント(犯人にしか知り得ない情報)や動機というのが、なかなか秀逸で、最後のオ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月18日
「中町信」の長篇ミステリ小説『三幕の殺意(英題:The Fugue With Three Parts)』を読みました。
『模倣の殺意』、『追憶の殺意』、『天啓の殺意』に続き、「中町信」の作品です。
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昭和四十年十二月初旬。
名峰、燧ヶ岳が目の前にそびえ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月12日
雪に閉ざされた山小屋が舞台だが、連続殺人ではなく、容疑者限定のためのクローズドサークル。けれど所謂フーダニットとは少し毛色が違う。容疑者たちのアリバイが次々と崩されていくのだが、それが真犯人には繋がらないという展開。個々のアリバイトリックそのものは小粒なので、短編連作のような味わい。「最後の三行」も...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月29日
携帯電話って、ミステリの世界では無粋な存在でしかないよね。というわけで、今作はそんな無粋な横槍の心配がない古き良き昭和40年代が舞台です。電話線一本切れば外界との連絡が取れなくなる雪の山荘…最高~(^з^)むふ
アリバイ崩しはミステリのトリックの中ではあまり好きなものではないのですが、今作に関して...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月26日
随分古い時代の叙述トリックミステリー。
「最後の3行に衝撃」とあって、歌野正午の「葉桜の季節に…」みたいな衝撃を味わえたらと思って手に取ってみた。
なるほど衝撃は衝撃である、作者はあとがきで「ラスト3行を長編改訂にあたって追記した」と言ってるが、この3行がないこの作品の読み所はどこだったのか?と思...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月13日
尾瀬沼の湖畔に建つ朝日小屋で,日田原聖太が殺害される。朝日小屋には,日田原から脅迫されていた唐品由美,土地を騙し取られ,小説についてもコケ下ろされている神崎良介,子どもの関係で脅迫されている津村武彦,日出原に騙され,美味い汁を吸われた山岸勝男,そして,時折挿入される謎の男のモノローグ。
物語が複...続きを読む
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