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Posted by ブクログ
新しく桃ノ木坂町に越してきた住民たちによるトラブルや町の平穏を乱す行動に悩む桃ノ木坂互助会(老人会)の会長・光太郎。
元海自曹長でもある彼は、町に害を及ぼす住民たちを仲間たちとともにあらゆる手を使って町から追放するため、暗躍している。
次のターゲットは、大家とトラブルを起こしていた男、武藤。しかし自分たち以外にも武藤を狙っている存在があることに気付き・・・。
最初は老人たちの世直し隊の勧善懲悪モノかなーと思いきや、読み進めていくと第三者が参戦し、三つ巴のサスペンスめいた様相を呈す展開に。
話の着地点が見えず、どうなっちゃうんだろう??とページを繰る手が駆り立てられました。
終盤で予想もつかない展開に。
隠されていた秘密は物語をよりスリリングにして、読み手を混乱の渦に導いてくれました。
それでいて読後感は悪くなく、何となく清涼感を味わえる作者の手腕は素晴らしいと思います!
Posted by ブクログ
2020/4/28
久しぶりに通勤したので読書できた。
読み始めると読むんだけど。
川瀬さん、負の人描くの上手すぎん?
実際におる「なんでこんな人間が存在するん?なんでそんなことできるん?」っていう人。
はじめは武藤の邪悪さに戦慄するねん。自己愛性障害的なやつ。
このタイプは割と社会でも関わってしまうことがあって憎悪してるので、早く始末してくれと思いながら読んでた。
でもこれを始末する側がまた危うい。
今にも壊れそうな位置におるんよ。両方が。
光太郎じいちゃん一派と沙月一派ね。
とりあえず沙月の方がまだいけそうなのでじいちゃんちょっと引いてくれと思いながら読む。
肩入れしてる仕置き人の方がいつ破綻してもおかしくないので、もう怖くて読むのをやめられない。
この過程で正義の危うさなんかも描かれる。
じいちゃんたちの暴走、怖い。
正しいと思ってやることが一番残酷。
武藤みたいなやつが幽霊怖がるやろか?ってのはずっと付きまとってたけど。
そして最後に老人のマドンナ菊美の代理ミュンヒハウゼン症候群の暴露。何人も殺してる。
フルコースやん。
でも最後はいいとこに着地するんよ。
ギリギリの淵を歩いている光太郎と沙月にも光が見える。
だからやめられない川瀬さん。
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小説・文芸
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