作品一覧

  • 森鷗外,自分を探す
    4.5
    1巻968円 (税込)
    文豪で軍医の,歴史上の天才? 「舞姫」って本当は何が書いてあったんだろう? 江戸時代の終わりに生まれ,明治の激動のさなかに勉強して留学し,自由恋愛を経験して,一人称小説を書くとはどういうことだったのか.その時代の感覚に立って,作品や資料を読み解けば,悩んで悩んで自分を探した,鴎外の横顔が見えてくる.

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  • 国語をめぐる冒険
    3.6
    「国語は冒険だ」と言われたら,驚きませんか? 国語には,未知の世界や存在が溢れています.危険を恐れず踏み出せば,新しい自分,他者,言葉との出会い,そして成長への機会が待ち受けています.学ぶ意味や楽しさだけでなく,国語を使ってどう生きるかを,「冒険」をモチーフに語ります.

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ユーザーレビュー

  • 森鷗外,自分を探す

    Posted by ブクログ

    「自分を探す森鷗外。でも鷗外は、けっして自己だけを見ていたのではありません。先のわからない新しい時代のなかで、自己を深く見つめることによって他者を知り、他者への理解があるからこそ自身のありかたも見えていたのです」(おわりに、p.205)

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    2023年03月08日
  • 森鷗外,自分を探す

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    森鷗外って『舞姫』を書いた人?位しか知らなかったのですが、この本を読んでみて、色々な事をしてきた人なのだと知りました。
    嫁姑問題に挟まれていたとは…
    医者であり、文芸家でもあり、色々な立場の仕事もして、家では普通の夫であり、父であり…
    なんだか少し身近に感じました。

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    2023年12月09日
  • 国語をめぐる冒険

    Posted by ブクログ

    面白かった。二章の歌占の話や、三章の物語の裏を読む読み方が、正当な読みの際ぎりぎりを攻めるテクスト論の限界って感じ。歌占はむしろ自分に引きつける点でアウトかもしれないけれど、テクストを自分のものとしてあそぶのは面白い。

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    2022年05月04日
  • 国語をめぐる冒険

    Posted by ブクログ

    山月記、走れメロス、
    そんなふうにも読めるのか!
    普段の授業では、オモテの読み方しかしないから、
    ウラの読み方、新鮮だったなあ。
    しかも、有難かったのは、
    授業でやるオモテの読み方も尊重してくれているところ。

    文学を受験で扱うのは難しい。
    でも、文学を授業で扱うのは、やっぱり意義があると私も思います。

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    2022年02月04日
  • 国語をめぐる冒険

    Posted by ブクログ

    国語に関する本は多くの数があるが、この本は出版が2021年8月とあり、その中でも新しい本である。英語を学ぶべき、という風潮は日本の社会に、とりわけ若手の社会ではとても力のあるものとなっている。そんな「当たり前」を打破するにはもってこいの本。

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    2021年11月19日

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