モノレールねこ

モノレールねこ

611円 (税込)

3pt

小学生のぼくは、ねこの首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通をする。ある日、ねこが車に轢かれて死に、タカキとの交流は途絶えてしまったが…。表題作の「モノレールねこ」ほか、ザリガニの俺が、家族を見守る「バルタン最期の日」など、夫婦、親子、職場の同僚など、日常にさりげなく現れる大切な人との絆を描いた8篇。

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モノレールねこ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月08日

    初作家さん。8編のお話しはどれも素敵でとてもおもしろくって、少し泣いちゃいそうになる場面もいくつかありました。
    どの作品も良かったのですが特に「モノレールねこ」、「パズルの中の犬」は良かった!「シンデレラのお城」は悲しいお話しで少し涙腺が緩んじゃいました( ; ; )

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    Posted by ブクログ 2023年11月09日

    たくさん物語があってたくさん幸せな気持ちになって満足する。モノレール猫の題名が1話目って、以外と少ないのでは。ホテルの死んだ娘との1日限りの、奇跡が良かったよ、ささらさやの様に奇跡があるのかと思ったら、そう言う事ですか。でも貴重なお話で、実際には娘さん出てこないがしっくり来ていた。フロントの顔も名前...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月26日

    モノレールねこってそういう意味!!
    最後のデキ過ぎはさておき泣けるお話。
    ネコ、かわいいなあ。

    「バルタン最期の日」は泣ける話。
    「マイ・フーリッシュ・アンクル」も好きだなあ。

    全体的にテンポよくさくさく読める。
    ちょっとホロっとくる。

    長編を読んでみたいな。

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    Posted by ブクログ 2020年07月29日

    全ての短編が思いもつかない設定で面白かった。
    内容はグッとくるものが多く、ホロッとしながらも色々と考えてしまった。

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    Posted by ブクログ 2020年04月11日

    NHK FMのラジオ文芸館だったか,番組名は不明なのだが,1週間前か2週間前に「モノレールねこ」の朗読を聞いて,小説を買ってみた.

    短編集,ということを知らなかったが,全体的にほっこりというか,文体も今までにない(いい意味で)感じでよかった.『バルタン最期の日』は解説者が4回読んで4回泣いたとあっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    ある日サトルの家にやってきた一匹の太った野良ネコ。家の中の狼藉に母親に嫌われてしまい、遠くに捨てに行ったが、しばらくするとまた近所で見かけるようになる。それも首輪をして。ある日サトルはネコの首輪に紙をはさみ、飼い主と思われる人物と文通を始める。

    加納朋子の、ちょっと不思議なファンタジー短編集である...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月27日

    内容(「BOOK」データベースより)
    小学生のぼくは、ねこの首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通をする。ある日、ねこが車に轢かれて死に、タカキとの交流は途絶えたが…。表題作の「モノレールねこ」ほか、ザリガニの俺が、家族を見守る「バルタン最期の日」など、夫婦、親子、職場の同僚など、日常にさりげなく現われ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月10日

    このネーミングは・・・ よく考えると、とーっても失礼な名前だったりする(かわいいけど)。

    強い女性と、すこーし弱い男性の組み合わせって、もしかすると結構うまくいくパターンなのかもしれないな、このあときっとうまくいくだろうな、とにんまりするような空気感がいいですね。

    そのほか、情けないけど、それに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月28日

    加納朋子さん、「無菌病棟より愛をこめて」に続く2冊目の本は、読み友さんに紹介いただいた「モノレールねこ」(2009.6 文庫)です。失くしたものを再び取り戻すまでの物語8話が収録されています。小学5年生の「サトル」と「タカキ」が「ねこ」の首輪につけた手紙のやりとり、今度会おう、いいよ、の後、ねこは車...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月08日

    ちょっと不思議な話を集めてみました、といった感のある短編集。
    各編は完全に独立しているので、加納朋子=連作ミステリという期待をしているとちょっと消化不良かなあ、という印象も正直あります。

    が、1つ1つの作品の出来栄えはやはりさすがの一言。なんでもない日常と、そこからはみ出したちょっと危うい世界の配...続きを読む

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