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わずか4パーセントの生存率といわれるノモンハンの激戦を生き抜いた森和夫は、「どんな苦労も苦労のうちに入らない」と、築地魚市場の片隅に従業員4人で起業した。商社の横暴、ライバル起業との特許抗争、米国進出の苦難を乗り越え、東洋水産は、「マルちゃん」のブランドと「赤いきつね」のCMで知られる大企業へと育つ。「運命共同体」を経営理念に、創業以来社員と共に歩んだ経営者の情熱と成功を実名で描く、経済小説の傑作。
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Posted by ブクログ
高杉良さんが書いた、企業実名モデル 小説。 インスタント食品で名高い東洋水産を取り上げ、森社長がどのように会社を立ち上げ、苦労し、育て上げたかを詳細に記した、社史とでも言うべき一冊。 お金のやりくり、親会社との駆け引き、競合他社との熾烈な裁判。一世紀近く前のことにはなるが、リアルな会話と共に著者...続きを読むが現代に甦らせている。 東洋水産といえば、インスタントラーメン、マルちゃんの愛称でおなじみだが、なぜ「水産」の文字が入ってるのか、いまいち分からなかった。しかしこの本を読んで、合点がいった。東洋水産にとって、水産は「祖業」。外せないわけですね。 これも、時間を忘れて、読みふけった。
困難を社員一丸となって乗り越える物語。会社サイトを見ると、まだ活躍されている方もいて親近感が湧いた。
経済小説家の高杉良による実名小説。マルちゃんラーメンで有名な東洋水産の創設・拡大、アメリカ市場進出やそれに関わる日清食品との特許紛争などを通して、創設者である森和夫のフィロソフィーを描いている。経営判断、采配、人づきあいなどにおいて、仁義や筋を通すことを大切にして仕事に命をかけている姿や、人の良さが...続きを読む逆に仇となったような事例を見て、森の人となりを知ることができるほか、一人の職業人としてもまたこんな生き方をしたいと思わせてくれる。 なお同じ著者による実名小説で公認会計士事務所TKC創設者の飯塚毅を描く「不撓不屈」と比較して、本書の話の筋はよく似ている。両者とも、裕福ではない出身から努力して会社を興し、仁義や努力や熱意を大切にして会社を軌道に乗せていくが、当局や競合の巨大会社などの既得権益を持つ強大な敵から言われなき咎めを受け、苦しみながらも、諦めず、一所懸命に立ち続け勝利する、というストーリーである。 高杉小説の魅力は仕事に命をかける人の生き様だと思うが、同時に仕事に命をかけることが非常に難しいしそれだけが価値ではないということも思わされる。命をかけられるだけの仕事をしてきた覚悟の強さや、そういう仕事を作ったり見つけてきた人としての強さなどは魅力的だが、これを読んで「じゃあ私も命をかけよう」とすぐに思えるものがあるわけではない、覚悟をできない、というのが感想である。また、同様のテーマに触れていた小説として、城山三郎の「官僚たちの夏」があるが、熱血官僚が前時代的になり、ワークライフバランスをとりなが、仕事に命はかけないクールな若者たちが台頭してゆく姿が描かれていたように、仕事以外の部分にも楽しみを持つ生き方にむしろ共感する面もあるのもまた素直な感想である。
読んで気持ちが熱くなった。 努力したり、がむしゃらにやったり、する事は無駄では無いんだなと。改めて思う。成功する人は、意思の力と体力が凄まじい。 自分も情熱的にビジネスに取り組みたいと思わせてくれる一冊。
これを読んでしばらくはどん兵衛を食べなかったなあ。。熱くこころ優しい社長の物語。 最近読んだ「できる会社の社是・社訓」にどん兵衛の会社が出てたけど、安藤さんは安藤さんで大変に苦労をされてるんだなと思い、一方的な評価はダメだなと反省。 「一方を聞いて沙汰するな」(篤姫)ですね。
築地市場の6坪のオフィス?から、一代にして大会社に育て上げた東洋水産の社長の物語です。どんな苦難にも負けず、お客様のため、従業員のため頑張りぬく彼の鉄の意志に感動します。
この小説はやはり実名で書いて下さったのが一番嬉しいです。誠実、謙虚で共に働く仲間を非常に大切にする方だというのが、よく伝わりました。業績指標など数字が多い分、正確なのかもしれませんが、読み物としてはやや淡白かもしれません。とは言いつつも、日清食品(小説では違う名前でしたが)との米国での特許訴訟にまつ...続きを読むわるくだりは、ついこちらも熱くなってしまいました。 とりあえず、今度からは「どん兵衛」を買うの早めて「赤いきつね」と「緑のたぬき」にしようと思います。
職場の先輩に勧められて読んだ。 自分の中ではあまりマルちゃんはメジャーなイメージは無かったが、ライバル会社の汚い攻撃なんかを見ると赤いきつねのほうを食べて応援したくなった。
東洋水産創業社長を主人公にした小説。 骨の髄から来る誠実さと、何があっても諦めない不屈の精神があれば、こんな人間になれるのかと感動した。 明日からまた心を磨こうと思わせてくれる。
東洋水産が好きになりました。会社の理念は創業者に宿りますね。 さっそく赤いキツネと緑のたぬき買いました。 実名では無い日清と物産が悪の権化みたいに書かれてますが、これはほんとかなぁ。 東洋水産の、商品がなぜ売れたか?すなわち、どのようにして商品開発を行ったのかが描かれてなかったので、それも知りたいな...続きを読む、
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