桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

572円 (税込)

2pt

許されぬ恋。背徳の純粋。誰もが目を背け、傷ついた――。胸に潜む遠い日の痛み。『ツ、イ、ラ、ク』のあの出来事を6人の男女はどう見つめ、どんな時間を歩んできたのか。表題作「桃」を含む6編を収録。

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桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    さびしい、痛い、触れたい、うれしい、たのしい。そういうのがひたひた溢れてる。
    恋ってまっすぐなんだと思う。好きな人と思う存分セックスするのはなによりも気持ちがいい。
    まっすぐでふたりきりで寂しい。好きな分だけ、ずっと寂しい。
    大人になると思い出す。幼い、でも全てが満ちていたあの頃の鮮度は、もう二度

    0
    2022年04月23日

    Posted by ブクログ

    同じ中学時代を過ごした男女の当時と今を綴った六編の連作集。『ツ、イ、ラ、ク』(角川書店2003/10/31)の舞台設定を踏襲しています。
    卒業写真
    高校生まで過ごした故郷を離れ、妻の故郷でフィットネスジムのインストラクターをしている安藤健二の物語。中学時代の友情と淡い恋愛に馳せる思いを、大人にな

    0
    2015年05月16日

    Posted by ブクログ

    ツ、イ、ラ、ク好きなら寄っといで!!

    表題作の「桃」は、32歳になった隼子が14歳の頃を思い出すお話。
    切なくて、いやらしくて、キュンキュンしちゃう。

    意外に良かったのは「汝、病めるときも、すこやかなるときも」の頼子ちゃんと塔仁原のお話。
    奥手な感じの頼子ちゃんも、それなりに青春してたんだなぁと

    0
    2013年04月08日

    Posted by ブクログ

    ツ、イ、ラ、クが好きだったので読んだ。準子が主人公だけでなくいろんな人が主人公で、彼女のまわりの人々はこんなことを考えていたのかとなっとくした。

    0
    2013年03月15日

    Posted by ブクログ

    表題作「桃」を含む6編からなる短編集。
    『ツ、イ、ラ、ク』の続編。ではなく、あくまでも『もうひとつの ツ、イ、ラ、ク』

    あの事件の前、あの事件の最中、あの事件の後を、彼らはどう見つめ、どう歩んできたのか。

    最後に収録されている「桃」は、前作の主人公である準子によるもの。
    “私”や“彼”の

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「ツ、イ、ラ、ク」のスピンオフにあたる、短編集。

    「ツ、イ、ラ、ク」では当然のことながら恋に墜ちた二人に焦点が当てられているので、その二人が特別であったかのように記憶に刻み込まれますが、この短編集を読むと、彼らの周囲にいた人々にもその人達の個性があり、それぞれ異なる考え方があり、それぞれ異なる視点

    0
    2022年10月03日

    Posted by ブクログ

    彼らと共に小中学時代を過ごし、20年を振り返っているかのような錯覚に陥った。その20年で、子供時代から大人にかけての男女の違いというものを克明に抉り出している。また時間の流れが哀しくなるくらい具に描き出されている。これらの描写は嘆息が出るほどであるが、それ故に私を物寂しくさせた。本書ではあの事件が起

    0
    2016年01月13日

    Posted by ブクログ

    「ツ、イ、ラ、ク」のスピンオフというのかな・・、
    タイトルどおり「もうひとつのツイラク」なんです。

    「ツイラク」の評価は★★★★プラス★1/2、本当はね。
    (注:あくまでも私、個人の評価です)
    でも、★1/2なんていう評価はシステム上ないので・・、
    こちらも★4つにしました。

    「ツ、イ、ラ、ク」

    0
    2014年02月07日

    Posted by ブクログ

    ツ、イ、ラ、クの続編。というか、短編集???

    本編で登場人物たちにどうしようもなく愛着をもってしまったので嬉しかった。
    河村と準子のその後も書いて欲しかった。
    でも、結婚をほのめかす一文が書いてあったな。
    あの二人が結婚なんて想像つかないけど笑

    登場人物のなかで、横浜の子がすきです。

    0
    2013年03月11日

    Posted by ブクログ

    「ツ、イ、ラ、ク」を読み終わってあまり時間経たずに読めてすごくよかった。「ツ、イ、ラ、ク」の登場人物、脇役だった人たちが主役になり、その人の目線で語った連作集。読みながら、「ツ、イ、ラ、ク」を思い出したりして、それもなぜかすごく「懐かしい」感じで思いだして、おもしろかった。やっぱり姫野カオルコは好き

    0
    2012年11月21日

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