行動経済学作品一覧

  • 行動経済学が最強の学問である
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    いま世界の名だたるトップ企業の間で、 「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、 頻繁に繰り広げられている。 1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、 企業には「行動経済学チーム」までできている。 ビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が、 次々と「行動経済学部」を新設し始めている。 MBAのように、多くのビジネスパーソンが 行動経済学を学びに集まっている。 もはや行動経済学は、 「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」 となっているのだ。 しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、 これまで体系化されてこなかった。 理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、 なかなか「本質」がつかめなかった。 そこで本書では、基礎知識をおさえた上で、 「ナッジ理論」「システム1vsシステム2」 「プロスペクト理論」から、 「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」 「パワー・オブ・ビコーズ」まで、 「主要理論」を初めて体系化するという、 これまでにない手法で、行動経済学を解説する。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編
    3.7
    ■「行動経済学」「統計学」「情報学」の3つの研究分野からアプローチ。 合計60の認知バイアスを解説します。 なぜか人間に実装されている脳のバグとも言うべき「認知バイアス」。 本書では、「行動経済学」「統計学」「情報学」の3つの研究分野からアプローチし、 計60の認知バイアスを豊富な図版とイラストを用いて解説します。 「認知バイアス」という言葉自体、難しく感じるかもしれませんが、 実は以下のような場面において私たちの日常へ小さくない影響を与えています。 ●合理的に決断していたのに、期待とは逆の結果になってしまう。 ●いつもなら絶対にしないようなギャンブルに魅力を感じてしまう。 ●ついつい無駄遣いをしてしまい、なかなか貯蓄できない。 ●上司のちゃぶ台返しに右往左往させられている。 ■個人のことだけではありません。 カルト・陰謀論・詐欺・差別・分断・誹謗中傷……などの諸問題、 そして世の中のわけのわからない判断やミスリードは、 本書に記されている60のバイアスのどれか、 あるいはその組み合わせによって生まれていると言っても過言ではありません。 認知バイアス対策は、まずはどんな認知バイアスがあるかを知ること。 その手助けをするのが本書の役割です。
  • 勘違いが人を動かす―――教養としての行動経済学入門
    4.1
    ★★★世界絶賛のベストセラー、ついに上陸! ★★★世界一ずるい「選択と行動」の科学★★★ ★★★「潜在意識レベル」で人を動かす科学的な方法71★★★ ・スーパーが「野菜売り場」からはじまるのは、〇〇をさせるため? ・相手に「〇〇」と言われるだけで「お願い」を受け入れやすくなる? ・期限までに目標達成したいときは、〇〇のスケジュール帳を使うべき? ◎面白くてタメになる「科学的に人を動かす方法71」を、世界各国の事例を通して分かりやすく伝える本。 ◎教養を身につけるために、名著に進む前に行動経済学の入門書としても読める「武器になる」一冊。 ◎理論や実験例とともに、世界各国の「実際に認知バイアスが使われているビジネスや政策の事例」を豊富に掲載! ◎身近な生活に利用されているバイアスを知ることで驚きや知的好奇心が刺激される。 ◎行動経済学の名著に掲載されている事例や実験もおさえており、1冊で認知バイアスの概要を把握できる。 ◎知的読み物、教養本としても面白い! ◎オランダの公式ベストセラーリスト「Bestseller 60」にランクインした話題の本がついに日本上陸!
  • その問題、経済学で解決できます。
    4.0
    ノーベル経済学賞最右翼! 行動経済学ここに極まる! 「この50年で最大のイノベーションだ!」(『ヤバい経済学』著者レヴィット教授) 対象は教育・ビジネスから途上国支援まで 子どもの成績を上げるには?  ワインをたくさん売るには?  保育園のお迎えの遅刻をなくすには?  娘の競争力を高めるには?  お得に買い物をするには?  恵まれない子に寄付してもらうには?  社員の生産性を上げるには?  「人はインセンティヴで動く」は当たり前! 大事なのは、誰にいつどのように仕向けるか。 子どもの成績を上げたいとき、あなたならどうするだろうか? 実は、ご褒美をあげるだけでは不十分。ご褒美を渡すタイミングや種類によって、結果は全然違ってくる。 本書では、『フォーブス』誌で「世界で最も影響力のある経済学者」に選ばれた最先端の行動経済学者が、実地実験という最強の武器で、人をやる気にさせるものは何か、人はインセンティヴにどう反応するかを解き明かす。意思決定の奥深くをあぶり出し、ビジネスの現場にも差別や格差という大問題にも解決策を出す画期的な一冊! 【主な内容】 はじめに 思い込みの向こうへ [人がやってることって、どうしてそんなこと人はやってるんだろう?] 第1章 人にやってほしいことをやらせるには? [インセンティヴが働く(働かない)のはどんなときか、そしてそれはなぜか] 第2章 女が男ほど稼げないのはなぜか、クレイグズリスト、迷路、それにボールとバケツでわかること [キリマンジャロのふもとの平原にて] 第3章 母系社会は女性と競争について何を教えてくれるだろう? [カーシ族を訪ねる] 第4章 惜しくも銀のメダリストと大健闘で銅のメダリストが成績格差を埋めてくれる、とは? [公的教育:6270億ドルの問題] 第5章 貧しい子がお金持ちの子にほんの数ヵ月でどうすれば追いつける? [保育園への旅] 第6章 いまどきの差別を終わらせるカンタンな一言とは? [君が嫌いってわけじゃないんだ、ただお金が愛しいってだけさ] 第7章 なにか選ぶときにはご用心。選んだものがあだになるかも [差別の隠れた動機] 第8章 ぼくたちをぼくたち自身から守るには? [実地実験を使って生きるか死ぬかの状況を学ぶ] 第9章 人に寄付をさせるのは本当はなんだろう? [心に訴えてもだめ、見栄に訴えろ] 第10章 割れた唇と「これっきり」のチェック欄から、人が寄付をする理由についてわかること [おたがいさまというすばらしい現象] 第11章 管理職は絶滅の危機? [職場に実験の文化を作るには] おわりに 世界を変えるには……まあ、少なくとも得をするには [この世は実験室]
  • 世界最先端の研究が教える新事実 行動経済学BEST100
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コロンビア大学、スタンフォード大学、イェール大学などの世界トップ大学で最も注目を集めている学問! ギャンブルで儲けたお金は簡単に使ってしまう、ブラック企業をなんやかんやと辞めようとしない、欲しくもないモノをつい買ってしまった……ときに人は不合理な生き者です。 実はその時だけではなく、人はいつも不合理で、不思議な判断や消費行動を起こしています。 心理学に基づいた人の活動と経済活動を結びつけて、人間の不合理な消費行動などを解き明かしていくのが、今一躍注目を集めている「行動経済学」。 マーケティングや広告宣伝、政府の施策などにその理論が利用され、また、よりよい生活をするうえで知っておくと使える知識が行動経済学には満載です。 人の不思議な行動を、そんな行動経済学の研究、施策、実例、エピソードなど100ほどの事象で解説します。

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  • データサイエンスの経済学 調査・実験,因果推論・機械学習が拓く行動経済学
    -
    1巻3,740円 (税込)
    ビッグデータの集積や人工知能の活用が叫ばれる中,エビデンス重視の実証革命が進み,データサイエンスを駆使した新たな経済学が要請されている.著者の過去20年間の研究を踏まえ,因果推論や機械学習などを用いるデータ分析の手法だけでなく,適切にデータを取得する調査・実験の手法を解説し,使える経済学の字引を提供する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • マネジメント・テキスト ビジネス・エコノミクス 第2版
    4.3
    ◆吉野家の牛丼の値付け戦略のねらいとは? なぜコンビニは日本で定着したのか? なぜコストコは会員制なのか? なぜユニクロとニトリは流行るのか? なぜサントリーはセサミンをネットで販売したのか? なぜ業界1位の企業をひっくり返すのが難しいのか? ドトールとスターバックスの違いの理由は? ◆ビジネス界を代表する人々との豊富な接点をもち、企業の動向に詳しい伊藤元重教授が、価格、マーケティング、流通、競争、戦略、消費などをめぐる企業の豊富な事例をもとに、価格理論、ゲーム理論、情報の経済学、行動経済学、産業組織論などのミクロ経済学の基本コンセプトがどう応用されているのか、また、応用できるのか、やさしく、たっぷりと解説します。ビジネスの現場で日々起こっている興味深い現象の背後にある理屈が手に取るようにわかります。知的刺激を得られること間違いなしです。 ◆ビジネスの世界での事例をミクロ経済学の素材として提供することで、より血の通った経済学を学ぶことができる本です。また同時に、経済学の考え方を利用して、ビジネスの世界への関心を一層深めることのできる本です。
  • 実践 医療現場の行動経済学―すれ違いの解消法
    3.5
    「感染症対策で手指消毒してもらうには?」 「市民にもっと健診を受診してもらうには?」 「臓器提供の意思表示をする人を増やすには?」 「看護の現場で内服事故を防ぐには?」 「メンタルヘルスのことで専門医を受診させるには?」 臨床現場・公衆衛生の現場でどのように行動経済学が活用されているのか? 「ナッジ」(より良い選択をするための選択肢や表現方法の工夫)を適切に使うための実践例を多数紹介 医療関係者、患者、企業、自治体関係者絶賛 ロングセラー『医療現場の行動経済学』待望の続編
  • 図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました
    3.9
    スタンフォード、オックスフォード、ハーバード… 科学的研究で100%実証済み 不安・イライラを消すテクニック100 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5人に1人はうつ病や統合失調症などの精神疾患にかかっていると言われる現在の日本。 コロナウイルスの蔓延により、その傾向にますます拍車がかかっている。 私たちの日常にはさまざまなストレッサーが取り巻いてるのだ。 不安やイライラなどストレスへの対処法を知らなければ、仕事もプライベートもうまくはいかない。 実際、危機のとき人間の精神状態は困難な状況を一段と悪化させて、 それ自体が大きな障害になることが多いという研究結果がある。 そこで本書では、スタンフォード大学やハーバード大学など、 最先端の心理学、脳科学、行動経済学などの諸分野で実験によって効果が証明された、 ストレス環境の中で自分の心を守ったり、心の元気を回復したりするための科学的かつ具体的アクションを網羅した。 これさえあればあらゆるストレスに対処できる。 メンタルが蝕まれがちな今の時代、1人1冊、必携の本。
  • 天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊
    4.0
    天才イノベーター3人が選ぶ100冊を一挙紹介! イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ。 世界一の富豪になった3人は猛烈な読書家。 歴史、SF、科学、経済学…古典から最先端まで。 珠玉の100冊のエッセンスを詳細に解説! "21世紀の教養"が学べる最高のブックガイド! テスラCEOのイーロン・マスク、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ──。いずれもイノベーションを起こして「フォーブス」世界長者番付1位になった天才です。実は猛烈な読書家でもある3人が読んだ100冊の本を一挙に紹介します。著者は3人を直接取材したジャーナリスト。天才たちの素顔や知られざるエピソードを交えて、名著・良書の読みどころを丁寧に解説します。古典だけでなく、教養のアップデートに役立つ最先端の本も網羅。"21世紀の教養"といえる100冊のエッセンスが学べる、最高のブックガイドです。 ◎ リーダー論、経営論、行動経済学など、仕事に役立つ本が勢ぞろい ◎ AI、データ解析、遺伝学、宇宙、人類史などの最先端の知見もカバー ◎ 物理学、構造物、材料科学など、科学の本質に迫る本も目白押し ◎ 天才たちの本棚をのぞくことで、天才の思考とアイデアの源泉に迫る ◎ 絶望的な状況でどう生きるか。人生の指針になる本を紹介 ◎ 瞑想・マインドフルネス、記憶術、睡眠など、自己啓発の名著も ◎ 自分が関心のあるテーマを選んで、どこからでも読み始められる構成 ◎ 巻末に100冊の詳細なリストを掲載 ◎ 全456ページの保存版
  • ファスト&スロー (上)
    4.2
    我々の直感は間違ってばかり? 意識はさほど我々の意思決定に影響をおよぼしていない? 心理学者ながらノーベル経済学賞受賞の離れ業を成し遂げ、行動経済学を世界にしらしめた、伝統的人間観を覆す、カーネマンの代表的著作。2012年度最高のノンフィクション。待望の邦訳。
  • 東大・京大生が基礎として学ぶ 世界を変えたすごい数式
    4.0
    人類に大変革をもたらす「発明」の背景に偉大な数式が潜んでいる。本書はAIやVR、行動経済学、宇宙計画、投資やアートに至るまで、なぜそれが実現したのかを数式から物語る。数学が苦手でも数学的思考の面白さにどっぷり浸れる一冊。
  • 池上彰のやさしい経済学[令和新版] 1 しくみがわかる
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ累計48万部超の「経済学の決定版」が、10年ぶりの改訂! 「お金とは何か」ということから「需要と供給」「ケインズ経済学」「行動経済学」など、これだけは知っておきたい経済学の基礎を、用語解説やイラストを使ってわかりやすく解説。 景気が悪いと●●が売れない 中国は本当に日本より豊か? 経済が成長しても景気が悪いのはなぜ? 円安や物価高などで不安なことが多い時代だからこそ、経済学について知っておきたい。 初めて経済学を学ぶ人にも、学び直しにも最適。 「経済のしくみというのは、時代が変わっても意外に大きな変化はないものです。ですから、いったん経済学の基礎をしっかり学んでおくと、ずっと役に立つのです。」(「はじめに」より)
  • マンキュー 経済学Ⅰ ミクロ編(第4版)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま世界で一番で読まれている大ベストセラーテキストのミクロ編、最新改訂版(原書第8版)。豊富な図や例を用いて、ミクロ経済学の基礎の基礎から、情報の経済学、政治経済学、行動経済学といったフロンティアまで扱う。丁寧な解説でテキストにはもちろん、ビジネスマンがもう一度ミクロ経済学をおさらいするのにも最適。全7部、22章構成。
  • 欲望の錬金術―伝説の広告人が明かす不合理のマーケティング
    4.3
    ・誰もが高くてまずいと思うレッドブルはなぜ人気なのか? ・ホテルのドアマンをクビにしてはいけない理由とは? ・なぜ広告キャンペーンにアヒルを使うべきなのか? ・商品名を変えるだけでなぜ売れ行きが変わるのか? 人は客観的な品質(味や価格、量)ではなく、シグナル(小さな青い缶)によって、意思決定をしている。 製品ではなく、私たちの見方を変えることで、「錬金術」は人々の心の中に価値を生み出すのだ。 ロジックやスプレッドシートが成功をもたらすことはないのである。 世界的な広告代理店であるオグルヴィの英国支店の副会長で、アメリカン・エクスプレスやマイクロソフトなど、さまざまな企業と30年以上にわたり仕事をしてきた著者が、最新の科学や多くのケーススタディ、心理学の知見をもとに、不可思議な人間の行動を読み解く! 広告やマーケティングの鍵となる、「心理(サイコ)ロジック」、「コストリー・シグナリング」、「焦点錯覚(フォーカシング・イリュージョン」、「アフォーダンス」「自己プラシーボ」「心理物理学」などの、重要な概念も余すところなく伝授! ロジックのみではヒット商品は生み出せない。 ヒットを生むには、心理学や行動学を応用した錬金術(マジック)が必要である。 巧みなブランディングは商品のヒットにつながるだけではなく、様々な社会政策の推進にも役立つ。 人生やビジネスにおける多くの局面で参考になる、ものの見方を教えてくれる一冊だ。 現代社会において重きを置かれているロジカルシンキングやエンジニアリングとは別の視点を与えてくれる、マーケターだけではなく、仕事のアイデアを求めている全てのビジネスパーソン必読の書。 「ページをめくるごとにすばらしい知恵が得られる。必読の書だ」――ロバート・B・チャルディーニ(『影響力の武器』『影響力の正体』の著者) 「行動経済学に関わる何百人もの人に会ってきたが、夕食で会話をしたいと思うのはローリー・サザーランドだ」――ナシーム・ニコラス・タレブ(『ブラック・スワン』『反脆弱性』『まぐれ』の著者) 「必読書。とても気に入っている本だ。すばらしい洞察に満ちている」――マット・リドレー(『繁栄』『進化は万能である』『赤の女王』『やわらかな遺伝子』の著者)
  • すぐ「決めつける」バカ、まず「受けとめる」知的な人
    3.3
    あなたの周りに、こんな人はいませんか? ・話を聞かない上司 ・アドバイスを聞かない後輩 ・無茶な要求を出す取引先 ・精神論ばかりを振りかざす経営者 ・問題を指摘するだけで、改善案を出せない人 ・議論で相手を打ち負かすことしか考えていない人 こんな「バカな振る舞いをする人の傾向と対策」、そして「自分がそうならないための方法」を、読者数150万人を誇るサイト「Books&Apps」を運営し、人気ブロガーでもある著者が、行動経済学、心理学をもとに教えます! ・バカは思い込む ・バカは結論に飛びつく ・バカは偏見を持つ つまり、人は誰でもバカになりうる、ということです。 「自分が絶対に正解」と思っている人は要注意!! “対処に困る人”との付き合い方に悩む人はもちろん、“困った人”を他山の石とし、より高みを目指す人にもおすすめの一冊。
  • MBA 心理戦術101 なぜ「できる人」の言うことを聞いてしまうのか
    無料あり
    4.0
    【2月1日電子書籍先行発売/2月14日単行本発売】 賢い人ほど、ダマされる。 〈会話〉〈交渉〉〈データ分析〉〈プレゼン〉〈マーケティング〉 すべての合理的意思決定のための「心理バイアス」大全 経営学、認知心理学、行動経済学など 経営大学院(MBA)で教えられる「認知バイアス」「感情バイアス」を 101項目厳選して紹介・解説。 優れたビジネスパーソンは、感情に流されない。 誰もが陥る「思い込みの罠」全網羅! 【イケア効果】なぜ人は論理的に判断ができないのか 【生存バイアス】なぜ「デキる人」の言うことを聞いてしまうのか 【返報性】人はお返しをせずにはいられない 【アンカリング】数字は先入観にこびりつく 【ハロー効果】錯覚が人を動かす 【リンダ問題】確率は直感に反する 【ジャムの法則】情報は、多すぎると逆に選べない 【授かり効果】人は失うことを過剰に嫌う 【少数の法則】なぜ実績のある人は時代の変化についていけないのか 【ギャンブラーの誤謬】なぜ人は根拠のない勘で判断をしてしまうのか 【直線本能】人は「明日も昨日と同じ」と信じてしまう 【ベイズ確率】平均的な確率ではうまくいかないこともある 【正規分布バイアス】「平均値」と「中央値」は違う 【計画バイアス】とにかく人は楽観的に考えてしまう 客観的な判断を行うための、すべてのビジネスパーソンの必読書。
  • マンガでわかる 行動経済学(池田書店)
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、ダン・アリエリーやダニエル・カーネマンなど数々の行動経済学者が提唱した理論を整理し、さらにこれからの「行動経済学3.0」への展望まで、マンガを用いてわかりやすく解説しています。本書を読み進めていくと、自分の行動のことも、身のまわりの人の行動のことも、より深く理解できるようになり、そうすると、イライラしたり不安になったりすることがずっと少なくなり、どのように対処すればいいかを、前向きに考えることができるようになります。行動経済学は不可解な経済社会現象の理解だけでなく、さまざまな社会的課題を解決する道具としても注目されています。人間行動のくせや特徴を巧みに利用することで、健康的な行動や協力的な行動を促したり、不正や犯罪を防いだりすることに成功する事例も多く報告されています。人間行動の奥深いメカニズム、ぜひ楽しみながら本書を読み進めてください。
  • 行動経済学まんが ヘンテコノミクス
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人は、なぜそれを買うのか。 安いから? 質がいいから? 否。そんなまっとうな理由だけで、人は行動しない。 そこには、より人間的で、深い原理が横たわっている。 この本には、その原理が描かれている。 漫画という娯楽の形を借りながら。 雑誌「BRUTUS」の人気マンガ連載「ヘンテコノミクス」が ついに単行本化! いま最も注目されている学問「行動経済学」の理論が サザエさん並みに楽しく学べる唯一無二の一冊です! 人間の経済行動の真実とその理論が なんと漫画になってあなたに迫る! 全23話にのぼる「行動経済学まんが」から内容をいくつか紹介 ◎「塀の落書き」の巻――報酬が動機を阻害する 悪ガキたちの塀の落書きに悩む家の主が 行った秘策とは?   ――【アンダーマイニング効果】 ◎「れんが亭の新メニュー」の巻――真ん中を選ぶ心理 仲良し三人組がよく使うレストランに新メニューSが登場。 その時から、彼女たちはいつも避けていた 高いランチAを選んでしまうのであった。それはなぜ?   ――【極端回避性】 ◎「保母さんの名案」の巻――罰金による罪の意識の軽減 お迎えの時刻を守らない母親たちに対して 保育園が取った対抗策は なんと逆の結果を招くのであった。  ――【社会を成立させているのは、モラルかお金か】 全23話の「行動経済学まんが」に加え、 書き下ろしコラム「発見!こんなところにヘンテコノミクス」、 ユニークなビジネス用語解説マンガ「ヘンテコミック」など 愉快痛快でためになるページが次から次へと連続登場! 発見と驚きがクセになる「行動経済学」の決定版。 読むと、新しいあなたがそこにいます。 ここには、本当の経済学がある!
  • ビジネスを思い通りに操る ズルい行動経済学
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 原価を圧縮する努力をしているのにお客さんの入店が増えない、客単価が上がらない、契約がなかなか取れない……そんなビジネスの場面でよくあるさまざまな困った状況に対し、行動経済学の知見に基づく「どう解決するべきか?」をクイズ形式で出題。豊富なまんがで一見難しそうな話も分かりやすくストーリー仕立てで解決。行動経済学の知識に触れながら、「流されないコツ」あるいは逆に「人を動かすコツ」「自分を動かすコツ」が学べます。
  • イラスト学問図鑑 こども経済学
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 \一生モノの教養が身につく!/ 人に自慢し、明日から使いたくなる学問図鑑。 これ1冊にこどもから大人まで、社会とお金の仕組みがわかる経済学の知識が盛りだくさん。 知っておくと役立つ経済思想や行動経済学の理論などが、短い文章とくすりと笑えるイラストで楽しく学べる。 〈小学上級・中学から・すべての漢字にふりがなつき〉
  • 感情と勘定の経済学
    3.0
    1巻1,150円 (税込)
    なんでこんなの買っちゃったんだろう? 世の中は、あなたに“反射的に”お金を使わせたがっている! ? あなただけが損をしない方法! 行動経済学の第一人者がわかりやすく解説! ! ☆ 「タイムセール」はあなたの空腹時を狙っている! ? ☆ おかしな広告表示を見破る方法とは ☆ ダイエットがうまくいかないわけを行動経済学が解明! ! ☆ なぜ『火花』はあんなに売れたのか? ☆ お金を見ているだけで人の行動が変わる! ? など 行動経済学を国民全員が実践したら、 消費が落ち込んで国は困るかも! ? 賢い消費者になるための 「買い物と暮らし」の智恵が満載!
  • あなたを変える行動経済学
    完結
    3.8
    悩み多きあなたに行動経済学の考え方と応用例を紹介!  人生に悩みはつきもの。悩みにはさまざまなレベルがある。朝、何を着て出かけようか、昼ごはんには何を食べようか、という日常の小さな決断でも悩む。就職、転職、結婚という人生にとって大きな決断で悩むこともある。自動車や住宅という高額の買い物で悩む人も多い。私たちが悩むのは、どちらの選択肢も同じように魅力的だからである。人生の選択肢が無限に多い若者は、とりわけ悩みが多い。しかし、同じように魅力的に見える選択肢は、行動経済学的に考えてみると、バイアスのためだったかもしれない。  序章では、私たちの直感的意思決定が合理的な意思決定からずれてしまうことの例を紹介。  第1章では、合理的意思決定からのずれが経済的な意思決定で生じやすいことをサンクコストという概念を使って紹介する。サンクコストをよく理解できれば、人生での悩みもずいぶん減ると思う。なんとか損を避けたいという気持ちも悩みをもたらす原因である。  第2章では、損を避けたい気持ちがバイアスをもたらすことを説明する。人生で後悔することが多いのは、どうしてあの時先延ばししたのかということ。  先延ばしをする原因について第3章で説明。先延ばしの対策には、積極的な意思決定をしなくても良い状況(デフォルト)をあらかじめつくっておくことが有効である。  第4章では、デフォルトを利用した例を紹介。私たちは、周囲の人がどのような行動をしているかという社会規範の影響を大きく受ける。  そのような社会規範の影響については第5章で解説する。  第6章では、行動経済を応用してより良い意思決定をもたらすためにナッジという考え方を紹介する。第7章では、仕事や勉強に行動経済学を応用する具体例を説明する。

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  • 行動経済学~経済は「感情」で動いている~
    3.8
    人は合理的である、とする伝統経済学の理論は本当か。現実の人の行動はもっと複雑ではないか。重要な提言と詳細な検証により新たな領域を築く行動経済学を、基礎から解説する。
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 経済とお金の話
    3.2
    1巻935円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【現代を賢くを生き抜くために、経済とお金のメカニズムを知る】 日本社会をとりまく環境は日々変化を続けています。特にここ数年、令和の時代に入って、日本も世界も大きな変化が起こっています。日本の経済を知ることはイコール「世界や社会の今」を知ることにもなります。本書は〝経済のことは難しくてよくわからない〟というような方々に向け、最低限知っておきたい経済の基本を身近なテーマと共に解説、読み解く一冊です。行動経済学から、原価や流通や利益のしくみ、生活に密着した経済の疑問や問題点など、いま知っておきたい経済やお金のことを、図とイラストでわかるやすく解説していきます。経済のしくみや原理原則を理解しないまま日常生活を過ごしていると損をしてしまうことになってしまいます。賢く今の世の中を生き抜くためには、世の中の動きやそこに潜む経済のメカニズムを理解することは必要不可欠なものです。 神樹兵輔/著 経済評論家。投資コンサルタント&エコノミスト。「海外投資・懇話会」主宰、金融・為替・不動産投資情報を提供するお金の専門家。現在は安定的にコツコツ稼ぐスイングトレードスタイルの投資手法を実践。著書多数。
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 経済の話
    4.0
    1巻935円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の社会をとりまく環境は日々変化を続け、日本経済を知ることはイコール「世界や社会の今」を見ることにもなる。行動経済学から、原価のしくみ、生活に密着した経済の疑問や問題点など、いま知っておきたい経済の基本を、身近なテーマとともに図とイラストでわかりやすく解説、読み解く一冊。 <著者について> 神樹兵輔(かみき・へいすけ) 投資コンサルタント&エコノミスト。 富裕層向けに「海外投資・懇話会」主宰、金融・為替・不動産投資情報を提供している。著書に『面白いほどよくわかる最新経済のしくみ』『現場で使えるコトラー理論』『知っておきたいお金の常識』『街角のタバコ屋はなぜ営業を続けられるのか?』『図解 景気のカラクリ&金融のしくみ』(日本文芸社)、『悪の経済学』(KKベストセラーズ)、『自分に合った資産運用・投資術』(西東社)など多数。
  • 行動経済学の使い方
    3.8
    学ぶだけではもう足りない。研究と応用が進み、行動経済学は「使う」段階に来ているのだ。本書では「ナッジ」の作り方を解説する。人間の行動の特性をふまえ、自由な選択を確保しつつ、より良い意思決定、より良い行動を引き出す。その知恵と工夫が「ナッジ」だ。この本を通して、行動経済学の応用力を身につけよう。

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  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている
    3.7
    停滞する日本経済、職場の人間関係、仕事の成果が思ったように上がらない―。このようなサラリーマンの一般的な悩みについて、世界中の学者が研究を進めています。そして近年、着実にこの悩みに対する「答え」は出そろい始めているのです。さあ、みなさんも一緒に、世界最高の学者たちが導きだした世界最高の「答え」を手に入れましょう。 ■CONTENTS 【第1章】なぜ、いくらがんばっても給料が上がらないのか?―あなた自身、あなたの会社、そして日本全体が潤うための経済成長理論/【第2章】なぜ、お金が貯まらないのか?―行動経済学から学ぶあなたがお金を貯められない理由と簡単にお金を貯める方法/【第3章】どうすれば楽して出世できるのか?―ポジティブ心理学から学ぶ自分を最大限活かす方法/【第4章】どうすれば職場の人間関係はうまくいくのか?―組織行動論による人間関係のマネジメント/【第5章】どうすれば仕事はうまく回るのか?―人類を月に連れていったプロジェクトマネジメントの力/【第6章】なぜ、いくら仕事をがんばっても家庭がうまくいかないのか?―ポジティブサイコロジーが教えてくれる幸せな家庭のレシピ/【終章】それでも悩みのつきない日々をどう生きれば良いのか? ■著者 西内啓(ニシウチヒロム) 東京大学医学部健康科学科卒(生物統計学専攻)。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、現在は国内外の社会を健康にするための様々なプロジェクトにおいて調査および戦略立案をコンサルティングしている。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
    4.1
    行動経済学ブームに火をつけたベストセラー! 「現金は盗まないが鉛筆なら平気で失敬する」「頼まれごとならがんばるが安い報酬ではやる気が失せる」「同じプラセボ薬でも高額なほうが効く」――。人間は、どこまでも滑稽で「不合理」。でも、そんな人間の行動を「予想」することができれば、長続きしなかったダイエットに成功するかもしれないし、次なる大ヒット商品を生み出せるかもしれない!/掲出の書影は底本のものです
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める!心理学
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒトのココロは、知れば知るほど面白い! 人気の「知識ゼロ」シリーズ第6弾! オールカラー&イラスト図解で、 知識ゼロから楽しく心理学のことがわかります。 気になるヒトの行動の理由や、 「進化心理学」「行動経済学」などの最新の心理学についてなど、 心理学に関する「知りたい!」が詰まった1冊です。 ほか「心理テスト」「選んで心理学」など、楽しく読める特集も。 【テーマ例】 ・根拠のないデマはどうして広まる? ・なぜ人はシェアしたりつぶやきたくなる? ・自分に言い訳をしてしまうのはなぜ? ・空気の読める人、読めない人のちがいは? ・能力が低い人ほど自信に満ちている? ・アドラー心理学って何? ・社会心理学ってどんな心理学? ・ヒトの心は原始時代のまま?「進化心理学」 ・経済学×心理学?「行動経済学」のしくみ ・自分を客観的に見る?「ジョハリの窓」 ・繊細さは個性? 「HSP」のしくみ ・無駄な会議をなくすテクニックがある? ・うつ病になりやすいタイプがある? など <もくじ> 【1章】知りたい! 心理学のあれこれ 【2章】気になる! 心理学の用語の意味 【3章】もっと知りたい! 心理学のしくみやテクニック <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 愛と怒りの行動経済学 賢い人は感情で決める
    3.6
    怒りや悲しみ、妬みといった感情は理性とは相入れないという通念は間違っている。感情とは合理的なものであり、知性にも感情的な側面があって、両者は切り離せないものなのだ……進化心理学、ゲーム理論なども加味して説き明かす、行動経済学解説の新たな収穫。
  • 「あざとい」伝え方入門
    5.0
    ●コロナ禍で変わりゆくコミュニケーション  オンラインでの情報のやりとりが格段に増える一方で雑談が減り、本来意図するコミュニケーションが難しくなったという声を聞くことが多くなった。企業側は、出社率を低く抑えつつも、人と人が交流できる場所を作ることに躍起だ。  一方で、AIの発展により、コミュニケーションを「計量する」ことも可能になり、ムダな動きを排除したり、コミュニケーションの「質」に集中することも可能になった。また、人の心理を分析した上での「行動経済学」も大いにプレゼンに役立つ。  本書は日経産業新聞での著者の連載「コミュニケーションのつぼ――人と組織の動かし方」より評判のよいものをピックアップし、加筆・修正して構成している。伝え方・コミュニケーションの最新事情を、著者の体験も踏まえた上で語る1冊である。 ●コミュニケーションの「裏側」には何があるのか  ミーティングの「質」を目や口や声質などで判断し、スコアリングする会社、得意なことではなく、苦手なことからアイデアを見つけ出そうとする会社、あるところに注意を集中させ、交渉を優位に進めようとする手法(アンカリング)など、様々な知見からコミュニケーション改善のヒントを提供する。これらを知ることで、自分が戦略に「はめられること」を避けることもでき、交渉を優位に進めることも可能となる。
  • 明日の幸せを科学する
    3.9
    ハーバード大学の超人気教授が、「脳のトラップ」に迫る!  「人間とは何か」という問いに少しでも興味があるなら読んでおくべき。――マルコム・グラッドウェル(『天才! 成功する人々の法則』)  こんなに大切なテーマについて、こんなに楽しく学べることはめったにない。――ダニエル・カーネマン(ノーベル経済学賞受賞者、『ファスト&スロー』)  どうすれば幸せになれるのか、自分がいちばんよくわかっているはず――。と思いきや、がんばって就職活動したのに仕事を辞めたくなったり、生涯の伴侶に選んだ人が嫌いになったり。なぜ私たちは未来の自分の幸せを正確に予測できないのだろう?その背景にある脳の錯覚や妄想について、ハーバード大学の人気教授が心理学や行動経済学、脳科学を駆使して楽しく解き明かす! 『幸せはいつもちょっと先にある』改題。
  • アセモグル/レイブソン/リスト ミクロ経済学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経済学の考え方はシンプルなものでありながら、世界の出来事を説明し、予測し、改善するうえでとても役に立つ。 ミクロ経済学では、個人、家計、企業、そして政府がどのように選択を行うか、その選択が価格、資源配分、そして別の主体の幸福にどう影響を及ぼすかを学びます。 本書は、ミクロ経済学の基盤から、最新の実験経済学と行動経済学の知見まで拡張された理論まで幅広く学ぶことができる、「新しく」て「やさしい」入門テキストになっています。 ●新しい世代のための経済学への入口となる入門テキスト ●経済学の核心を3つの原理「最適化」「均衡」「経験主義」で表す ●現実社会を3つのコラム(「根拠に基づく経済学」「データは語る」「選択の結果」)を通して直観的に理解することができる ●経済学の理論と現実のデータとのマッチングに重点が置かれている 経済学の考え方はシンプルなものでありながら、世界の出来事を説明し、予測し、改善するうえでとても役に立つ。 それを知ってもらおうと思い、私たちは本書を執筆した。 ――原著者「まえがき」 本書の特徴は、「新しい」と「やさしい」である。 経済学の最先端で議論されているような最新のトピックが、教科書の中核に取り入れられている。 本書の最も優れた特徴は、実験経済学と行動経済学の知見を前面に出して、活用していることである。これらの内容が、教科書を読み進む過程で経済学の中に根付いた概念として身につくように解説されている。 ――「監訳者まえがき」
  • アニマルスピリット―人間の心理がマクロ経済を動かす
    3.5
    シラー教授は2013年に、アカロフ教授は2001年にノーベル経済学賞を受賞。 ともにノーベル賞を受賞した、主流のなかの主流の二人が、主流派経済学のあり方を批判しつつ、「人間」を軸に据えたマクロ経済学が必要だと説いた意欲作。 偉大な経済学者ジョン・メイナード・ケインズが代表作『雇用、利子、お金の一般理論』で提示したアニマルスピリットと、経済学の新しい分野である行動経済学の成果を組み合わせて、危機に陥った現実経済の説明を試みる。 「金融学とは金儲けのための学問ではない。人間行動の研究である」というシラー教授の基本思想どおりに、人間のアニマルスピリット(衝動、血気)を安心、公平さ、腐敗と背信、貨幣錯覚、物語といった要素に分解して、それぞれがアメリカの有名な経済現象にどう関与していたかを紹介していく。 たとえば、 ・1991年ころのS&L危機 ・2001年ころのエンロン問題 ・2007年ころのサブプライムローン問題 などだ。もっと古い経済問題では、1890年代の不況や、1920年代の過熱経済、1930年代の大恐慌も分析の対象となっている。本書自体が、説得力のある一つの物語となっているようだ。 本書が刊行された2009年当時、金融危機で途方に暮れていた当局に対して、本書は独自の分析と鋭い政策提言を行い、注目を集めた。専門家ではない人も読めるタイムリーな経済書として、世界各国で読まれた。 日本でも、週刊ダイヤモンドの2009年ベスト経済書ランキングで、堂々1位に輝いている。 一流の経済学者がどのように経済を見ているかを追体験できる本。 【主な内容】 第I部 アニマルスピリット  第1章 安心とその乗数  第2章 公平さ  第3章 腐敗と背信  第4章 貨幣錯覚  第5章 物語 第II部 八つの質問とその回答  第6章 なぜ経済は不況に陥るのか?  第7章 なぜ中央銀行は経済に対して(持つ場合には)力を持つのか?  第8章 なぜ仕事の見つからない人がいるのか?  第9章 なぜインフレと失業はトレードオフ関係にあるのか?  第10章 なぜ未来のための貯蓄はこれほどいい加減なのか?  第11章 なぜ金融価格と企業投資はこんなに変動が激しいのか?  第12章 なぜ不動産価格には周期性があるのか?  第13章 なぜ黒人には特殊な貧困があるのか?  第14章 結論
  • アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-
    4.1
    「電子マネーはムダ使いしやすい」「老後よりも今の楽しみを優先」「高価格=高品質と思い込む」など、人はお金に関して不合理な考え・行動をしてしまう。その仕組みがわかれば、お金が貯まり、欲しい物も手に入る! 行動経済学の火付け役アリエリーの集大成。
  • アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理
    3.6
    「転職したら幸せになれる?」「頼まれごとはどう断ればいい?」「旅費の節約と快適な旅、どっちをとるべき?」「貸したお金をちゃんと返してもらうには?」行動経済学の第一人者が、読者から寄せられた意思決定や人間関係の疑問と悩みに全力で回答。行動経済学の基本が楽しく学べて、日々の選択にもう迷わなくなる!ウォールストリート・ジャーナルの超人気連載の書籍化。
  • 「意思決定」の科学 なぜ、それを選ぶのか
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたにとっての「最善の選択」とはなにか。 「意思決定理論」をもとにした「15の実験」でわかる、あなたの選択のタイプとは? 天才科学者フォン・ノイマンらによって体系化され、現在も発展を続ける「意思決定理論」。 その足跡をたどりながら最新研究までを紹介し、さまざまな状況下での選択のあり方について、実験形式で楽しく理解することができる! 数学者・ベルヌーイが指摘した「期待値」計算の矛盾から導入された、個人の満足度を表す「効用」とはなにかを説明したうえで、この「効用」をもとにした「期待効用理論」から「リスクに対する態度」を測定し、読者それぞれのリスク下での選択のタイプを判断していく。 次に、行動経済学において発展してきた「プロスペクト理論」を紹介しながら、リスク下での選択について、さらに詳細に分析する。 そして、利益や損失を受け取るタイミングに関する「時間選好」、「他者」との分配に関する「社会的選好」、「認知能力」の測定と、さまざまな状況下での選択について、個人の選好を分析し、最終的にそれらを統合した実験をとおして、読者ひとりひとりが自分自身における「最善の選択」を知ることができる。 また本書では、より簡単に実験を行いたい人のために「Scratch」による実験プログラムにもアクセス可能。さらに数学的な背景をより詳しく知りたい読者のための「補論」や、統計ソフト「R」によるプログラミング例にもサイトに掲載している。 意思決定に対する満足度は、ひとりひとり異なるものである。 個人における選択のあり方を徹底的に掘り下げ、より良い選択ができるようになる考え方を紹介する、最新「意思決定理論」の決定版! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術
    3.5
    あなたは、1冊の本を読むのに、どのくらい時間をかけていますか? 本書で紹介する「レゾナンスリーディング」は、最新の脳科学、行動経済学、認知心理学をヒントに生み出された読書法です。 1枚の紙に書き出す方法で、本を最初から最後まで読み通さなくても、自分にとって必要な情報のみを1冊の本から受け取ることができます。 時間はわずか20分ですが、このメソッドには、 ◎何が書かれている本なのか人に説明できる ◎自分の問題解決のヒントを得られる ◎仕事のアイデアが得られる ◎論文が書ける といったメリットがあります。 しかも、訓練不要です。 レゾナンスリーディングは、10歳から91歳まで全国2000人以上が実践しています。 最近では、「NTTアドバンステクノロジ(株)」「鈴与シンワート(株)」といった企業でも続々導入されはじめています。 さあ、つぎはあなたの番です。 レゾナンスリーディングで、あなたの読書は間違いなく変わります。 *目次より ◎10歳から91歳まで実践し、人生を変えている ◎読む目的を定めるだけで、スピードも記憶力も高まる ◎実践! 20分でできる「レゾナンスリーディング」 ◎ランチの時間の読書で年間250冊! ◎知識だけでなくスキルも短期間で身につけることができる ◎ビジネス洋書を一瞬で読めるようになるコツ ◎世界一のお金持ちと読書の関係~ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットの読書量とは?
  • 一生役立つ!お金の増やし方
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 給料(年収)が上がらないこの時代、サラリーマンが一生お金に困らないために 今すぐにやっておくべきことを1冊で教えます! ■成功者に聞く「お金の哲学」 ■“老後破産”に備える、資産形成術 ■「貯蓄ゼロ」でも大丈夫! 「60歳までに3000万円」を実現する方法 ■【投資信託編】 手間を極力省き、 “ほぼ自動的に”お金を増やす ■【家計見直し編】「3つのサイフ」の黄金比率で“基礎貯金” ■【節約・貯蓄編】「4大固定費」見直しで賢くお金を作る          「10年で4000万円」貯めた、元銀行支店長の貯蓄&節約術 ■【資産配分編】投資成績の8割を決める「資産配分」の黄金律 ■「貧乏リーマン」VS「金持ちリーマン」はここが違う! “貯まる習慣”とは? ■【行動経済学編】お金で損をしない「賢い選択」 ■【その他投資編】投信の次に選ぶべき「有力な商品」&「NG商品」
  • 1分間で経済学―――経済に強い自分になる200のキーワード
    3.0
    「言葉」を知れば、経済はもっと見えてくる! 需要と供給、効用、金利、GDP、金融政策と財政政策、ゲーム理論、行動経済学、インフレ、比較優位……この1冊で、いま知っておくべき最重要単語がぜんぶわかる! 200のキーワードを見開き1ページの図解で学べる、最強の経済学入門書。
  • いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学
    4.0
    いつも時間に追われていて、思うとおりに物事が片付けられない。それなりの収入はあるのに、目の前の出費のために、借金を重ねてしまう。ダイエットをしようとたびたび取り組むけれど、長続きしない。人の気を引こうと熱をもって話しかけるが、いつも相手はつまらなそうなだけ。薬を処方通りキチンと飲まないから、いつまでも治らない。こうした、同じ状態から抜け出せない人は多いですが、じつはこれらはすべて、必ずしもその人の資質によらない、ある共通の要因がもとで起こっていたのです。さまざまなめざましい実験・研究成果を応用し、期待の行動経済学者コンビが初めて世に贈る一冊。
  • いますぐできる実践行動経済学 ナッジを使ってよりよい意思決定を実現
    NEW
    -
    感染症からスポーツ、飲食などに関する身近な具体例や興味深い実験例を通じて、サンクコスト、社会規範、補完と代替、ナッジなど行動経済学的概念を理解し、そのしくみを日常生活の中でいかに応用していくかをわかりやすく解説します。中高生を対象におこなった授業がもとになっているので、とにかくおもしろくて、わかりやすい!

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  • 意味世界のマクロ経済学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ナイトやケインズが主張した<真の不確実性>の問題は、確率現象としてのリスクの問題に還元され、本来の創造的な意味を失った。本書は、<真の不確実性>の意味論的な再定式化を試み、ケインズ経済学を再構成する。市場と組織の相互依存的ダイナミズムや非営利組織と国家のもつ公共性を分析して、新しいマクロ経済学を展開。 【目次より】 はじめに 序章 第I部 マクロ経済学の再構成をめざして 第1章 ケインズの世界:再考 第2章 ケインズ認識論を超えて 第3章 マクロ経済学の批判的展望 第II部 意味世界における人間像 第4章 人間の認識論的基礎 第5章 多元性と整合性 第6章 不可逆性のなかの人間 第III部 意味世界における市場と組織 第7章 組織の意味論的アプローチ 第8章 意味論的組織の多様化と革新 第9章 市場の意味論的特殊性 第IV部 市場経済のダイナミズムと意味の革新 第10章 意味体系の崩壊 第11章 意味体系の復活 第12章 意味と経済活動 第13章 文化の貧困化と人間の疎外 第V部 公共性の意味論的分析 第14章 公共性の認識論的基礎 第15章 公共財と非営利組織の意味論 第16章 新古典派的国家論を超えて 第17章 公共性の意味論的分析 付論 経済哲学としての意味論的マクロ経済学 オーストリア学派との比較 結びとして 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 中込 正樹 1950年生まれ。経済学者。青山学院大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。専門は、行動経済学。 著書に、『意味と人間知性の民俗認知経済学』『経済学の新しい認知科学的基礎』 『事業再生のマクロ経済学』 『意味世界のマクロ経済学』 『フラクタル社会の経済学』 『都市と地域の経済理論』『不均衡理論と経済政策』などがある。
  • イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める!行動経済学のしくみ
    4.0
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オールカラー&イラスト図解で知識ゼロでも楽しく読める! 心理学と経済学の融合である「行動経済学」を知れば、暮らしやビジネスに役立つ! ・心のなかの言い訳 「気質効果」ってなに? ・ヒトが思いこみや直感で物事を決めてしまうのはなぜ? ・大切なのは第一印象?それとも別れ際? ・BGMの効果は絶大?音楽の「誘導効果」 ・あえて選ばれない選択肢をつくるといい? ・手間が愛着を生む?「イケア効果」など全81テーマ 行動経済学の基礎知識から最新研究まで完全網羅! <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 【目次】 1章 行動経済学で何がわかる? 2章 もっと知りたい!行動経済学のしくみ 3章 行動経済学の実践〔ナッジ〕と発展! 株式会社西東社/seitosha
  • 医療現場の行動経済学―すれ違う医者と患者
    4.0
    医者「なぜ患者さんは治療方針を決められないのか」 患者「なぜお医者さんは不安な気持ちをわかってくれないのか」 人間心理のクセがわかれば、溝は埋められる! 「ここまでやって来たのだから続けたい」 「まだ大丈夫だからこのままでいい」 「『がんが消えた』という広告があった」 「本人は延命治療を拒否しているが、家族としては延命治療をしてほしい」 「一度始めた人工呼吸管理はやめられない」 といった診療現場での会話例から、行動経済学的に患者とその家族、医療者の意思決定を分析。 医者と患者双方がよりよい意思決定をするうえで役立つ一冊! シェアード・ディシジョン・メーキングに欠かせない必読の書。 「行動経済学では、人間の意思決定には、合理的な意思決定から系統的に逸脱する傾向、すなわちバイアスが存在すると想定している。そのため、同じ情報であっても、その表現の仕方次第で私たちの意思決定が違ってくることが知られている。医療者がそうした患者の意思決定のバイアスを知っていたならば、患者により合理的な意思決定をうまくさせることができるようになる。また、医療者自身にも様々な意思決定におけるバイアスがある。そうしたバイアスから逃れて、できるだけ合理的な意思決定ができるようにしたい。患者も行動経済学を知ることで、自分自身でよりよい意思決定ができるようになるだろう。」――「はじめに」より
  • WEIRD「現代人」の奇妙な心理 上 経済的繁栄、民主制、個人主義の起源
    3.3
    「現代人は、歴史上存在した社会や、人類進化の途上で存在した社会の人々とは、神経学的にも心理学的にも全く異なっている――」(本文より) 市場経済や法律、科学、民主主義の起源を探ると、それら現代を特徴づける制度や概念が誕生するよりも先に、ヨーロッパの人々に現代的な心理が芽生えていたことがわかる。 従来考えられていたように、社会制度や物質的豊かさが人々の心理を変えてきたのではなく、まず人々の感じ方や考え方が変化し、それによって社会が変わり、歴史がつくられてきた。 そうして生まれたヨーロッパ人の現代的な心理は、その後、文化の伝播や国家間の競争を通じて世界中に広がり、世界のあり方を大きく変えていくことに―― ジャレド・ダイアモンドが『銃・病原菌・鉄』のテーマに組み込まなかった「人々の心理」を、歴史を動かすファクターとして捉えなおすことで新しい世界像を描き出す、知的興奮の書! 16か国で刊行の世界的ベストセラー! :::::::::世界的著名人が絶賛!::::::::: 「社会思想書における最高傑作」 ――マシュー・サイド『多様性の科学』著者 「現代世界の起源を知るうえで必読」 ――ウォルター・シャイデル『暴力と不平等の人類史』著者 「世界全体で生活水準を向上させ、大規模かつグローバルな課題に対処する方法を見つけることは、今後ますます重要になってくる。人々の多様性が何に由来するのか、それがこうした問題に立ち向かう上でいかに重要であるかを、わたしたちは認識しなければならない。それらの問いの答えを知りたい方は、ぜひ本書を読んでもらいたい」 ――ダロン・アセモグル『国家はなぜ衰退するのか』『自由の運命』共著者 「学術書としても啓蒙書としても偉大な一冊」 ――マット・リドレー『人類とイノベーション』著者 「すべての人間は共通した心理を持つという定説をくつがえした」 ――リチャード・ランガム『善と悪のパラドックス』著者 「目もくらむような偉業」 ――リチャード・ニスベット『木を見る西洋人 森を見る東洋人』著者 「現在繁栄している国の人々の心理的特徴は人類社会に普遍的なものではなく、(……)中世ヨーロッパのカトリック教会がもたらした制度的変化の結果だ。本書は現代社会の起源に関する議論を大きく変えていくだろう」 ――ポール・シーブライト『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか?』著者 「ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』よりもはるかに深くて野心的な本」 ――ダニエル・C・デネット『心の進化を解明する』著者 「2020年で最も重要な本のひとつ」 ――キャス・サンスティーン『NUDGE 実践 行動経済学』共著者

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  • ウォール街のモメンタムウォーカー 〔個別銘柄編〕
    4.5
    モメンタム投資の初めての教科書!  バリュー投資家とモメンタム投資家は、一見、正反対の考え方を持っているように思える。バリュー投資家は人気のなくなった安い銘柄を買う一方で、モメンタム投資家は強い価格トレンドのある銘柄を買う。しかし、バリュー投資家をして期待超過リターンの取得へと駆り立てる行動バイアスとキャリアに対する不安は、モメンタムの長期的な持続性を推進する鍵となるメカニズムでもあるのだ。本書は、システマティックなモメンタム投資がなぜ強力な戦略なのかについて分析したものである。そして、モメンタム投資はおそらくはバリュー投資よりも優れている。こういうことについても議論している。  ウォール街のヘッジファンドや行動経済学をよく知る投資家たちが、口には出さないけれど思っていることは、モメンタム投資は「成長」戦略ではないということである。モメンタム投資とは、成長の見通しがどうであれ、強いものを買う、という歴史的に成功してきたやり方なのである。厳密で教育的なセンスのあるウェスリー・グレイは、システマティックなバリュー投資のバイブルともいえる『クオンティタティブバリュー』の著者でもある。彼が今回読者に贈る本書は、モメンタムに基づいて銘柄を選択するプラットフォームを構築したいと思っている個人投資家にとって、今までに類を見ないガイドブックになるだろう。特に、モメンタムアプローチは、バリューのポートフォリオと併用するのに理想的な戦略であり、バリュー投資とモメンタム投資を単独で用いたときの相対アンダーパフォーマンスの期間を短縮するのに役立つものだ。また、本書のウェブサイトでは、本書で紹介したモメンタム株を見つけるためのツール、さらなるリサーチ、クオンティタティブ投資の発展を促すダイナミックなコミュニティーへのアクセスなど、盛りだくさんの情報を提供している。  実践的な本書は、行き届いたレッスンと多くの実例を含んだガイダンスで、読者の理解の速度も速いだろう。あなたのポートフォリオに、高度なリサーチとテクニックを取り入れるには、本書1冊があれば十分だ。  本書の内容は以下のとおり。 ●モメンタム戦略は将来的にはうまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれない。それはなぜなのかを理解する。 ●証拠に基づいたモメンタム株の選択シグナルを基に株式ポートフォリオを構築する。 ●大きな投資ポートフォリオという文脈のなかで、モメンタム株ポートフォリオを戦術的に使う。
  • 売上を10倍にする「コンサル脳」のつくり方
    -
    「会社・上司からおよそ達成不可能なノルマを与えられている」そんなセールスパーソンは多いのではないだろうか。 しかしコンサル的思考法を身に付ければ、誰でも着実に売上10倍を実現できる。 行動経済学や購買心理学を実践で活かせる形に応用。 セールスパーソンが毎日楽しく働き、売上が驚くほど増加する方法を解説する。

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  • エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守
    3.6
    1~3巻748~836円 (税込)
    「犯罪だって一般の消費者選択理論と同じ」。連続殺人事件の特捜本部に乗り込んだ行動経済学者の捜査に、誰もがあっけに取られた。被害者女性たちの自宅から足跡や血痕が発見されたのに解決の糸口すら見つからない難事件を、経済学で独自の容疑者を割り出したというのだ。まったく新しい知的警察小説の快作!
  • 駅伝のチカラ
    -
    TBS系ドラマ「陸王」の効果もあり、駅伝への関心が急上昇している。人気の高い駅伝には、さまざまな経済価値がある。 本書は週刊エコノミスト2017年12月19日号で掲載された特集「駅伝のチカラ」の記事を電子書籍にしたものです。 ・企業が支える人気 高まる市場価値 ・インタビュー 「陸王」出演の俳優 和田正人さん ・選手の商品価値 競技力だけでは不十分 裾野広げる発信に取り組め ・ランナーの心理 行動経済学で見る目標タイム ゴール前の加速に科学的根拠 ・箱根駅伝がくれたもの 作家・黒木亮さん「捨て身の努力で自分が変わる驚き」 【執筆者】 酒井 雅浩、神屋 伸行、佐々木 勝 【インタビュー】 和田正人
  • 〔エッセンシャル版〕行動経済学
    4.2
    従来の経済学の限界を打ち破り、二度のノーベル賞経済学賞に輝いた行動経済学は、いまや新たな一般教養になりつつある。合理的で正しい選択をするには? モチベーションはどこから来る? 周りの人々をよい方向に導くには? ビジネス現場や各国の政策にも導入が進む学問を、世界基準のテキストで入門しよう。日進月歩の研究の基礎を網羅した、はじめて学ぶ人にも向く充実の入門書。解説/依田高典
  • お金はサルを進化させたか 良き人生のための日常経済学
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    買い物をするとき脳はどう働くのか。「お金の正しい使い方」「自分への投資」とは何か。 本書は、ファイナンス理論、金融工学、確率論、統計学、行動経済学などを使って、「いかにお金を賢く使うか」を解説します。 「不動産の知識がなくても3分で自宅の価値がわかる」「人はなぜ当らない宝くじを買うのか」など、誰にでも起こる身の回りの出来事を取り上げながら、その裏に隠れているファイナンスやエコノミクスの理論を分かりやすく紹介。限りあるお金をいかに有効に使い、いかに適切なタイミングで自分自身に投資し、自分を成長させ、人生を豊かにしていくか、そのための知恵を得たい方に最適な1冊です。
  • お寺の行動経済学
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    人はなぜ祈るのか? あなたはなぜ厄除けをやめられないのか? 厄年表も各種ご祈祷もお寺の巧みな「営業戦略」? 全国のお寺で大反響『お寺の経済学』待望の続編 一見不合理な人間行動を最新の経済学で分析し、お寺と人の未来を考える 特に信仰心もないのに、富士山に登ればご来光に手を合わせ、年始には初詣に行き、厄年になれば厄除けをし、受験では合格祈願する私たち。一方、厄年表や健康祈願、合格祈願、商売繁盛、交通安全祈願……と「メニュー」を巧みに用意する寺院。両者の行動を「行動経済学」から分析し、私たちとお寺との正しい付き合い方を伝授すると共に、今後の寺院と僧侶のあるべき姿を考える。
  • 「おトク」に弱いあなたが損をする理由 行動経済学でお金を守る
    -
    《こんな人は要チェック!》 □ソーシャルゲームにハマっている □ジャンボ宝くじは毎回買っている □ポイントカードを貯めるのが好き □セールの時はまとめ買い □期間限定に弱い マーケティングのプロである著者が、あなたがサイフの紐を緩めてしまう心理から、損をしてしまう理由まで、すべて行動経済学で解明します! 「ITが発達し、ますます溢れる情報に取り囲まれている私たちは、常に購買を誘うメッセージにさらされています。行動経済学を知らない人は、いわば、免疫のないまま、誘惑の海に浮かんでいるようなもの。逆に、「人間はこんなふうに判断ミスをしやすい」と知り、“予防接種”をしておけば、本当の意味で賢い消費者になることができるでしょう。人間の経済活動を心理学の観点から理解しようとする行動経済学は、私たちの実生活にとって、非常に実践的な武器になるのです。」(本文より)【読了時間 約30分】 ■目次 ・行動経済学で人間の判断ミスを解明する ・人間の“不合理な4つの性格” ・損した不満の埋め合わせは「2倍のおトク感」 ・損失を避ける心理を突く課金ゲームのワナ ・サンクコストの呪縛が「やめられない感」を生む ・株、ギャンブル……「損失を確定」できないと泥沼を呼ぶ! ・「今欲しい!」「今ならおトク!」にワナがある ・「変化を過大評価する」から宝くじは売れる ・「あの人のオススメ」で買ってしまう心理 ・「自分の不完全さ」を認めて、サイフを守れ! ■プロフィール 橋本之克(はしもと・ゆきかつ) 株式会社アサツー ディ・ケイ シニア・プランニング・ディレクター。
  • 大人の数学 やりなおしドリル
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「理論的思考力を養う」 この本を手に取ってくださったあなたは、学校に通っていたころ数学が得意でしたか? それとも苦手でしたか? きっと多くの方にとって、学校での数学の授業は楽しくない時間だったのではないかと思います。定期試験や高校・大学受験のために、いやいや勉強したという人がほとんどでしょう。 でも、数学は苦手だったという人でも、問題が解けたとき、正解を出せたときのうれしさもまた、覚えているのではないでしょうか。「あ、そうだったのか!」「こうすれば解ける!」といった解答を導く喜びを、もう一度味わいたい、と考える方もいらっしゃるでしょう。 本書では、中学校で学ぶ数学について詳しく解説しています。ぜひあなたも中学校時代を思い出しながら、ドリルに挑戦してみてください。小学校で学ぶ算数よりも進んだ内容である中学数学は、直感だけでは解けない問題も多く、理論的な思考能力が問われます。 しかし、数学という教科は問題を理解して、落ち着いて丁寧に手を動かして計算していけば、必ず正しい答えを導き出すことができます。その実践を楽しんでください。きっと「もっと問題を解きたい!」という気持ちになることでしょう。本書では各章末にテスト形式で問題をたくさん用意していますので、ぜひチャレンジしてください。 【ご利用前に必ずお読みください】 ■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。 ■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 ■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください。 【主な掲載内容】 ■第1章「さあ、数学の世界へ」 ・正の数・負の数の計算1 ・正の数・負の数の計算2 ・四則が複合した計算 他 ■第2章「難易度アップ!」 ・式の値 ・多項式の等式変形 ・連立方程式 他 ■第3章「もっと学びたい!」 ・平方根 ・有理化と平方根の計算 ・式の展開 他 ■第4章「中学数学総まとめ!さらに広がる数学の世界」 ・役立つ数学1 図形・アウトドア編 ・役立つ数学2 推計・行動経済学編
  • 大人のための「歴史と経済」の教科書
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 仕事に役立つ、ニュースがわかる! 【目次抜粋】 PART1 幸せになるための経済の基礎知識 ●旬のニュース&疑問を「経済学」で読み解く練習  「世界の動き」がすらすら読める“マクロ経済学”  「日常と消費のナゾ」が解ける“行動経済学”  「仕事や給料のなぜ?」がストンとわかる“労働経済学” みるみる経済に強くなる!正しい日経新聞の読み方レッスン ●歴史から経済を学ぶ  これだけわかっていれば、経済学が語れます!マンガで読む、世界を代表する4人の経済学説  400年の流れを10分で解説!人気予備校講師の白熱教室 ざっくり学んで、今を知る!「経済史」スピード講義 PART2 世界の歴史、日本の歴史を楽しく学び直す  年表&図解で解説!お金の本質がわかれば資産も増える 敏腕投資家はみな学んでいる「マネーの近現代史」  ペストから新型コロナまで、過去から未来が見える 世界を変えた「感染症の歴史」スピード講義 ●いろんなジャンルの本から歴史を学ぶ  [書籍編] 目からウロコの史実がたくさん 教科書が教えてくれなかった世界史 意外!アメリカ人は日本史をこう見ていた ハーバードの学生、アメリカの知識人が読む本 今こそ知るべき! “元号”を入り口にして日本史を学び直し  [漫画編] キャラクターに恋して、読み出したら止まらない!? 歴史教科書の副読本にもなるクオリティー ●時代を生きた女性から「歴史」を学ぶ  [世界] 「怖い絵」の著者・中野京子がご案内 絵画に見る、歴史を彩った女たちの「光と影」  [日本] 激動を生きた4人に学ぶ 明治初期、時代を切り開いた日本女性たち 均等法施行からどのくらい進んだの?平成「日本の女性活躍」30年史 戦後76年。物言わぬ遺構を訪ねて平和を祈る旅へ 今こそ「戦争遺跡」をめぐる冒険に出よう! ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 思わずためしてみたくなる マンガ 行動経済学1年生
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベストセラー『マンガ 思わず試してみたくなる心理学入門』に続く、4コママンガでシンプルにわかる入門書シリーズです。「税金を払わない人がサラッと払ってくれる」「何も言わなくてもお客さんがキレイに行列してくれる」「値段を上げてもお客さんが気持ちよく払ってくれる」など、行動経済学の驚くべき魔法のワザを紹介。またゲームに課金してしまう心理やクラウドファンディングにお金が集まる理由など、必ずしも合理的でない人間心理をマンガで解説。
  • 会社で役立つ経済学
    -
    経済学。それは新入社員も社長も頭を悩ませている会社のいろいろな問題に、解決の糸口を与えてくれる便利な道具だ。道具が多いほど、さまざまな問題に対処できる。サンクコストや機会費用といった経済的思考の鉄則、フレーミング効果やカンカリング効果といった行動経済学、さらにはゲーム理論は、どう応用できるか。豊富な事例とともに紹介する。  本書は週刊エコノミスト2016年3月29日号で掲載された特集「会社で役立つ経済学」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・仕事道を極めろ! ・study1 談合の摘発 「囚人のジレンマ」応用 ・study2 SMAPと小林幸子 日本の労働市場の縮図 ・study3 マイナス金利 日銀は処方時期を誤った ・study4 為替・賃金・粉飾 Q&Aで学ぶホントのところ! ・study5 経済的思考 経済的思考の「鉄則」と「心理の罠」 ・経済学が私の基礎を作った ・インタビュー 漫画家・弘兼憲史「島耕作流のシャープ再生、農業再生」 ・ビジネスエリートの登竜門「MBAって本当に必要?」 ・ビジネススクール体験記 ・人気経済学者の検索ランキング ・知っていたら社長になれるかも 重要キーワード&チェック表 【執筆者】 松井彰彦、深尾光洋、塚崎公義、 大江英樹、週刊エコノミスト編集部
  • 買っていい株ダメな株―週刊東洋経済eビジネス新書No.66
    -
    NISAをきっかけに株式投資を始めた初心者の方が、安心して買える株はどんな銘柄だろうか。  本特集では、初心者向けの「下げに強い株」を徹底的に探しました!  「下げに強い株」の中から、潰れそうにないばかりか、3~5年先には株価が上がっていそうな株や、万が一、株価が買ったときと変わらなくても、配当利回りが高く、確実に現金収入のプラスが見込める株を厳選。  そのほか今さら聞けない株式投資の基本、使える情報や初心者NGの株も収録。  本誌は『週刊東洋経済』2014年4月12日号第1特集の20ページ分を抜粋して電子化したものです。 【主な内容】 いま買える下げに強い株 (1)配当利回りが高い株 (2)経営効率改善中の株 (3)業績急改善の株 (4)増収を続けている株 (5)連続営業増益の株 (6)営業CFがつねにプラスの株 (7)ROEが高い株 究極の下げに強い株厳選10 日本株はロシア株並みに値動きが荒い プロと同じ情報を見よう 知っているようで知らない 株式投資初歩の初歩 買ってはいけない!(1)初心者が手を出してはいけない株 買ってはいけない!(2)連続赤字の株 買ってはいけない!(3)低ROEかつ高PER 行動経済学で読み解く株式投資
  • 勝間式 超ロジカル選択術 後悔しない自分になる!
    3.9
    「いかに後悔しないで生きるか? ×選択」をわかりやすく解説! ・人生最大の無駄は「後悔」。その理由は過去は変えられないから――そんな明確な事実があるにも関わらず、多くの人にとっての悩みの大半は過去への後悔、未来に後悔したくないという感情だったりします。本書は勝間式のロジカルな解説で、後悔しない自分になれる思考を得て、それにそった選択ができるようになる本。 ・本書は選択理論心理学をはじめ、行動心理学、行動経済学をベースにした「選択術」を、勝間和代さんが指南。経済評論家として、さらにライフハックのカリスマとして人気を集める著者が提案する、新しい選択術。 ・自分が人生で大事にすること、欠かせないこと、譲れないことを、「ただ決めるだけ」。心理学でいう「上質世界」を明確にすれば、後悔はなくなるという部分が肝。5つの基本的欲求から2つ選んだものが、自分の上質世界。選択に迷わない自分軸をもつ方法。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 門倉貴史の オトナの経済学
    -
    子ども厳禁!? 合コン、投資、宝くじ……オトナが気になる経済ネタが満載です! 本書は、テレビで大人気のエコノミストによる経済学の超入門書。“合コンの必勝テクニック”や“AKB48が成功した理由”など、身近な話題やエピソードを、「行動経済学」「確率・統計」「マクロ経済学」「ミクロ経済学」の4つの視点から解説します。「経済学ってよく聞くけれど、なんだか難しそうでとっつきにくい……」そう感じている人こそ、気軽にくつろぎながら、エッセイを読むような感覚で、本書を開いてみてください。興味惹かれる面白い疑問と、著者ならではの奇想天外な解説で、経済学を楽しく学べる1冊です。『必ず誰かに話したくなる経済学』を改題して、加筆。(目次より)●薬指が長い男性はお金持ちになれる?●「壁ドン」で300億円の経済効果?●給料が上がっても幸せになれない?●朝型に変えると仕事がうまくいく?●愛の値段は280万円?

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  • 投資の成功率がみるみるアップ! 株で大儲けする心理トレーニングブック
    3.0
    株で損をするのは能力や経験の問題ではなく、心理の問題だった! あなたは株で儲けていますか? 損していますか? 実は多くの投資家が投資に不向きな性格だということがわかってきました。勝つためには情報や知識を身につけるよりも「心理を読む」ことが大切なのです。いま脚光を浴びる行動経済学をベースにして、投資家が陥りやすい心理傾向や判断の誤りを明らかにします。もちろん対策も具体的に解説します。自分を読み、他人を読み、相場を読めば、投資での成功は間違いなし!

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  • 株メンタル―トップ3%投資家の最強ソリューション
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    チャンネル登録約20万人の人気投資系YouTuberが教える トップ3%投資家の最強ソリューション! ☆勝ち組投資家のメンタルを行動経済学の知見でわかりやすく紹介! ★あなたは大丈夫? 負けグセがばれる心理テスト! ☆初心者からベテランまで読めば読むほどストレスフリーになれる! ★どんな投資スタイルでも、どんなに相場が変わっても対応できる! ☆特別付録は、23年間で5憶円の資産を築いた著者秘蔵の投資術! 株式投資における勝者と敗者を分けるのは心理状態です。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析以上に重要です。勝ち続けるトップ3%投資家に共通するメンタルを知れば、投資で勝つための傾向と対策がわかります。株価暴落時の対応もわかります。株メンタルは、あなたを勝ち組投資家へと導きます。手に入れれば、一生モノの「最強の武器」になるはずです。
  • 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで
    4.0
    私たちはなぜこれほど「お金」に翻弄されるのか?――2008年の金融危機の渦中でこんな疑問を抱いたウォール街の投資銀行家が、日本を含む25カ国以上を訪れ、脳科学、行動経済学、歴史学、宗教学、古銭学などの専門家に取材を重ね、「お金」の起源とその魔力に迫る。ポール・ヴォルカー、リチャード・ブランソン、ジミー・カーターら名だたる著名人が賛辞を寄せ、《ニューヨーク・タイムズ》、《フィナンシャル・タイムズ》などの主要メディアで絶賛を浴びたベストセラー。序文・ムハマド・ユヌス(グラミン銀行創設者、ノーベル平和賞受賞者)。
  • [買わせる]の心理学 消費者の心を動かすデザインのしくみ67【改訂新版】
    -
    〈電子書籍版について〉 本書は固定レイアウト型の電子書籍です。リフロー型と異なりビューア機能が制限されるほか、端末によって見え方が異なります。 【消費者が買わずにいられなくなるデザインの効果を実践的に解説!】 ECサイトで消費者に購買行動を促すには、どのようなUI/UXやデザインが必要なのでしょうか? また、どのようなマーケティング施策が消費者に購入のボタンを押させるのでしょうか? 本書は、WebやECサイトでヒトに購買行動を起こさせるデザインとマーケティングの心理効果について、具体的な事例と共に解説した2018年発売の『[買わせる]の心理学 消費者の心を動かすデザインの技法61』を、大幅にアップデートした大好評書籍の改訂新版です。 2018年から現在に至るまでにITやWebの状況は目まぐるしく変化。今やECサイトだけでなく、モバイル環境も含めたWebは単なる情報提供にとどまらない私たちの生活の一部となっています。 本書は「認知心理学」と「マーケティング心理学」の2つの視点から、どのような状況で人の心理に作用するかについて身近なエピソードを交えながら解説。これらの心理効果をデザインやUI、マーケティング施策に生かす実践的な方法についても紹介しています。 Webはその「振る舞い」やヒトの心理を深く理解して設計・デザインしなければ、消費者の心を掴むことはできません。 WebデザインやWeb制作、マーケティングに携わる方、そしてビジネスオーナーにも実践的に役立つ内容となっています。また、心理学に興味のあるすべての方にとっても、何かしらのヒントを与えてくれるでしょう。 〈こんな方にオススメ〉 ・Web制作・デザイン・Webマーケティング関係者 ・自らの販売サイトで成果を上げたいすべてのネットビジネス関係者 ・行動心理学や行動経済学に知的興味がある一般の人 〈本書に掲載している心理効果一覧〉 体感時間/視線解析/クレショフ効果/アフォーダンス理論/マジカルナンバー/段階的開示/ゲシュタルトの法則/ストループ効果/オンラインでの読解/色彩心理/配色のルール/プロトタイプ理論/フィッツの法則/ステアリングの法則/動画の認知心理/メンタルモデル/可読性尺度/タイポグリセミア/ジャムの法則/アンカリング効果/返報性の原理/カリギュラ効果/エスカレータ効果/バイヤーズリモース/アンダードッグ効果/ピグマリオン効果/宣言効果/認知的不協和/準拠集団/リフレーミング/初頭効果と終末効果/両面提示と片面提示/ザイアンスの効果/テンション・リダクション/コントラスト効果/ツァイガルニック効果/カクテルパーティ効果/バンドワゴン効果/スノッブ効果/ヴェブレン効果/バーナム効果/フォールスコンセンサス/スリーパー効果/プラシーボ効果/ベビーフェイス効果/ディドロ効果/暗黙の強化/シャルパンティエ効果/ハロー効果/コンコルド効果/エピソード記憶/メラビアンの法則/稀少性の原理/ピークエンドの法則/プライミング効果/ブーメラン効果/想起集合/観念連合/おとり効果 他 〈プロフィール〉 中村和正(なかむら・かずまさ) UXコンサルタント、プロジェクトマネージャー。 1979年生まれ 茨城県出身。WebクリエイティブエージェンシーにてWebディレクターとしてクリエイティブ部門を統括。その後、独立しWebマーケティングや経営領域のコンサルティングや運用支援を行うほか、自身がプロジェクトマネージャーやインフォメーションアーキテクツとして数多くのプロジェクトにも参画。近年ではWeb制作者やフリーランスの教育活動なども行なっている。 WACA認定ウェブ解析士マスター、全米NLP協会・日本NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー、株式会社gracenote 代表取締役、一般社団法人日本Web協会(JWA)代表理事

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  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性
    4.2
    人間の愛は「不合理」なもの? 自由だと勝手に信じている人間が実際には「不自由」? なぜ人間は生まれて死ななければならないという「不条理」に遭遇しているのか? そもそも、人間とは何か……? 「行為」「意志」「存在」の限界をテーマに、行動経済学者や認知科学者、進化論者、実存主義者など多様な分野の学者にカント主義者や急進的フェミニスト、会社員、運動選手、大学生も加わり、楽しく深く広い議論を繰り広げる。
  • 学校では教えない 徹底網羅! お金儲けのトリセツ
    4.0
    あなたの「大切なお金」を減らさず、リターンを増やすために、やるべきこと、やってはいけないこと!もはや国や会社もあてにできない世の中では、「お金についてはわからない」では済まされない。 しかし、お金儲けをしたいと思っていても、株式投資がいいのか、アパートの大家さんになるべきか、デイトレやFXで稼ぐか、転職すべきか、いっそ起業するか、なかなか答えがみつからない。その答えをあなたが導き出すヒントとなる知識が、この本のなかには満載されている。まず本書では、第1章で行動経済学の理論をベースに、人間のお金についての反応や心理について説明。続く2章から4章までは、「株」「外貨」「不動産」など投資についての「常識と非常識」を解説。そして5章と6章は、本書の最重要パートともいえる「起業」と「ネットビジネス」について、知っておいて欲しいことが書かれているので、ぜひ参考にして欲しい。

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  • 9割の買い物は不要である 行動経済学でわかる「得する人・損する人」
    3.4
    本書は、ネットショッピングをご利用される方や、買い物が好きな方、家計を預かる方々に、行動経済学の知識を用いて、ダメな買い物・損する買い物を避けて、よりよい買い物をして頂くことをお助けする実用的な指南書です。

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  • 今日から即使える 最強ビジネス戦略51
    3.0
    ヒットシリーズ『今日から即使える』ビジネス戦略シリーズの第4弾! 行動経済学や「ゲーム理論」、「ブルーオーシャン戦略」などの最新戦略を加えた決定版です。もちろん、財務諸表や損益分岐点の見極め方、価格決定の仕方などの必須項目もしっかりカバー。ビジネスのさまざまな企画立案にすぐ役立つ戦略51を図解つきで解説。実例を盛り込んだ講義形式も明快、即戦力の1冊です。

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  • 金融危機の行動経済学 投資家心理と金融の脆弱性
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●なぜリーマン危機は起こったのか? リスクの存在が明らかだったのに、なぜ見過ごされたのか? それは、米連邦準備理事会(FRB)をはじめとする政策当局、銀行など金融機関、プロの投資家、ほとんどの市場参加者が誤った信念に囚われていたためだ――。本書は、ノーベル賞経済学者カーネマンとトヴェルスキーが切り拓いた行動経済学の理論、概念、最新の心理学研究の成果を用いて、資産価格(住宅価格、株価)が暴落することはないという人々の強い期待、信念そのものが危機をもたらしたことを明らかにします。また、信用サイクルと景気循環のメカニズムを、行動経済学をベースに解き明かします。現実のマクロ経済問題に行動経済学を適用した初めて本。 ●金融機関の市場・運用関係者、機関投資家などプロ投資家から、投資や行動経済学、景気循環、金融政策、バブルといったテーマに関心を持つ読者にぜひお勧めしたい本です。 ●資産価格が下落していたにもかかわらず、さまざまな当事者はヒューリスティックにとらわれてリスクの存在を見逃していました。問題の本質は、なぜ人々はリスクと危機の出現に気づかなかったか? 本書は、このミステリーを、人々の期待に着目し、分析します。そして、期待データを分析することで、金融危機を引き起こす信用サイクルを予測することが可能であることを示します。
  • 金融マーケット 勝つ法則 行動ファイナンスと相場格言で学ぶ投資の基本
    3.5
    行動経済学によると、「損をする悲しみは、儲かる喜びの2.5倍大きい」。相場格言「一つのカゴに卵を盛るな」は分散投資の大切さを説く──人間の行動の特徴と相場格言を知れば百戦危うからず。行動経済学の第一人者が描く、新しい投資の教科書!
  • クイズで身につく会社の数字
    4.0
    関協タクシーの「5000円超分半額」が失敗した理由は? ヤマダ電機がいきなり営業赤字に転落したのはなぜ? 良品計画の社長が行った、在庫を減らすための荒療治とは? 年末になるとカレンダーと手帳が送られてくるわけは? 地鶏コラーゲンスープ・鶏飯付きを注文させる「もう1枚」とは?…… とにかくとっつきにくい会社の数字。決算書の読み方から管理会計、経営分析の初歩に至るまでを、実際のケースに基づいたクイズ形式で解説。楽しみながら「使える」知識が身につきます。 また、行動経済学や「孫子の兵法」など、一見会社数字とは関係ないクイズも収録。企業や個人の行動が、具体的な数字にどうつながっているのかが見えてきます。
  • 「空気」でお客様を動かす
    3.7
    ■映画館のポップコーンは、なぜ高くても売れるのか? 300~500円程度で販売され、買い求める人の行列ができています。 なぜ、そんなことが起きるのでしょう? そこには、ある秘密があります。 「空気」の存在です。 売る側である映画館が、 人の心理が生み出す「空気」をうまく操っているのです。 ■商品・サービスの実力以上に売る技術、大公開! 人は何かを購入するとき、 すべて経済合理性に基づいて 意思決定しているわけではありません。 「空気」によって、 価値判断にバイアスがかかってしまうものなのです。 ■このお客様を動かす「空気」の特徴で注目すべきは、 たとえお客様が合理的な判断をしなくても、 その意思決定に、 「お客様自身が満足している」という点です。 【NLP理論】【脳科学】【行動経済学】を駆使した 営業・マーケティングの超人気コンサルタントの著者が、 売れる商品を さらに実力以上に売る「空気」が、 ・どのように作られているのか? ・意図的にどう醸成するのか? を徹底解説したのが本書です。 ・売上に悩む経営者 ・思うように目標が達成できない営業パーソン ・個人事業主 ・小売店店長・販売員 ・マーケティング担当者 などなど、 あらゆるビジネスパーソン必読の1冊です!
  • 「空気」で人を動かす
    4.1
    ■日本版「人を動かす」誕生! チームや組織の力をアップさせよう、または、人を動かそうと思うと、 多くの人は、メンバー個人の能力向上に必死になります。 「コーチング」「意識調査」 「面談」「承認」「金銭的報酬」など、 あらゆる手を使って、「人」を変えようとしがちです。 しかし、「人」を変えようとしても、 チームや組織が変わらないのはなぜでしょうか? それは、「場の空気」が悪いからです。 かつての流行語に「KY」という言葉があったように、 日本人はまわりの空気を読み取る力に長けていることに加えて、 とても影響されやすいといわれています。 つまり、良い空気にも悪い空気にも感化されやすいのです。 「場の空気」が良くなれば、 人は自らどんどん動き出します! 目標を絶対達成させる超人気コンサルタントが、 【NLP理論】【脳科学】【行動経済学】に基づいた 良い「空気」に変えるための究極メソッドを伝授します。 ■本書の内容 はじめに――「空気」が良ければ、チームはどんどん変わる 第1章 チームの「空気」を現状分析せよ――ミッション1 第2章 「悪い空気」の元凶を解明せよ――ミッション2 第3章 チームの「空気革命」を遂行せよ――ミッション3 第4章 「空気」を「流れ」に変えよ――ミッション4 第5章 「空気革命」の成功者から学べ――ミッション5 おわりに――「理想のチーム」への第一歩が始まる
  • クルーグマン ミクロ経済学(第2版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆ノーベル経済学賞受賞!経済学者クルーグマンによる入門テキスト。 ◆クルーグマン流「アカデミック・エンターテインメント」の集大成。 ◆まったくの初学者でも、読むだけで経済学のエッセンスが身につく。 ◆豊富な事例、とくに現実のビジネスにそくしたエピソードが満載。 【第2版はここが変わった!】 ◆第9章「個人と企業の意思決定」に行動経済学についての節を新たに追加。 ◆第18章「福祉国家の経済学」では格差・貧困問題についても解説。 ◆各章にビジネス・ケースが入り、さらに事例が豊富に。
  • 経済学で考える 人口減少時代の住宅土地問題
    -
    日本では「少子高齢化」「人口減少」「都市部への人口集中」といった問題が長らく社会的な課題とされている。また、大規模な自然災害やパンデミックの経験を通じて、将来への備えも求められている。  こうした課題は、私たちが住む住宅や街のあり方とも不可分に結びついている。本書は、人口減少時代における住宅や土地について、読者に卑近な問題を取り上げつつ、経済学や行動経済学の知見を用いて答えていく。  一例として、「持ち家を購入するか」「借家に住み続けるか」という、マネー誌などでも定期的に取り上げられる定番のテーマがある。それぞれにメリット・デメリットがあり、あいまいな結論で片づけられる傾向もあるが、本書は「情報の非対称性」というキーワードをもとに、経済学の視点から鮮やかに解き明かす。  あるいは、災害と住宅という観点では、自然災害による被害を最小限に食い止めたいなら「危険な地域には住まない」というのが合理的な判断であるが、合理的な人でも危険な地域に住むことはある。ここでは、そのような現象が成立するメカニズムを明らかにした上で、「ではどうすれば災害を防止できるのか」について考える。  4部12章にわたって展開される「住宅土地問題」にまつわる素朴な疑問と、明快な論旨で提示される回答は、読み手の知的好奇心をひきつけて離さない。  住宅問題や都市政策に関心を持つ人はもとより、経済学の考え方や行動経済学について学びたい人にも最適のテキストである。
  • 経済学の新しい認知科学的基礎 行動経済学からエマージェンティストの認知経済学へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 行動経済学の発展は、将来における認知諸科学と経済学のさらなる急接近を予感させるものである。しかし既存の行動経済学はもっぱら記述的分析を展開してきた関係上、現代認知科学の哲学的問いかけと既存の経済学の革新をリンクさせることに失敗している。本書はこの反省の上に立ち、認知科学の最先端を構成するエマージェンティストの視点から人間の文脈的認知の問題を考察し、既存の経済学が直面している理論的制約性を超える新たな方法論を構想する革新的野心作。 はじめに 序章 1 見えざる既存の知の壁 2 行動経済学の方法論をめぐって 3 本書の構成 第I部 批判:旅の前夜 第1章 記述論的行動経済学:概説 1 新古典派経済学と行動経済学 2 プロスペクト理論 3 アノマリー現象の記述論的分析 4 フレーミング効果と心の家計簿 第2章 行動経済学の理論的位置づけ:批判 1 呪縛からの脱出をめざして 2 フレーム問題について 3 ヒューリスティックスの分析:批判的検討 4 新古典派理論は規範理論たりうるか 第II部 模索:古い世界観からの旅立ち 第3章 自由論の再検討 1 新たな問題の提起 2 選択の自由:批判的考察 3 ハイエクの認識論・自由論 第4章 自由論の深化:内発性の考察 1 多相的な自由 2 自由の主体的条件 3 内発性とは何か:批判的展望 4 内発性研究の理論的意義 5 再説:人間=「マシン以上のもの」 第5章 能動性と意識ある心の起源 1 問題設定 2 アフォーダンス理論:展望  3 心物二元論を超えて 4 意識ある心の起源 第6章 意識ある心の機能 1 進化論的考察へ 2 内なる目と「天性の心理学者」  3 ドーキンスのミーム論 4 文化心理学的考察 第III部 見えてきたもの:旅の効用 第7章 社会的自我:意識の社会性と情報的機能 1 思索の旅のまとめと効用 2 ミー ドの社会的自我論 3 参照点依存型意思決定の認知的原型 第8章 自我と文脈的理性 1 文脈的理性と人間的賢さ:再論  2 理由に基づく選択モデル 3 社会的自我を原型とする意思決定理論 第9章 公正の経済モデルと行動経済学の立て直し 1 個人行動と個人間調整メカニズムの理由づけ 2 公正の経済学:批判的展望 3 公正概念と経済社会の調整メカニズム 4 行動経済学の立て直し:公正概念とプロスペクト理論 付論 認知脳科学の発展とニューロ・エコノミクス展望と批判 まとめとして:経済学の新しい展開をめざして 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 中込 正樹 1950年生まれ。経済学者。青山学院大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。専門は、行動経済学。 著書に、『意味と人間知性の民俗認知経済学』『経済学の新しい認知科学的基礎』 『事業再生のマクロ経済学』 『意味世界のマクロ経済学』 『フラクタル社会の経済学』 『都市と地域の経済理論』『不均衡理論と経済政策』などがある。
  • ケーススタディで学ぶ 入門 ミクロ経済学
    4.5
    SBIグループCEO 北尾吉孝氏推薦「ビジネス現場で役立つミクロ経済学の教科書。私はこれを駆使できる人材がほしい」「市場経済の長所と限界」「損益分岐点と操業停止点」「費用分析」「独占モデル」「効率性と公平性」「ゲーム理論」「需要の所得弾力性」「代替効果と所得効果」「費用逓減産業」「外部不経済と外部経済」「逆選択」「期待効用理論」「モラルハザード」「行動経済学」……。これらの理論を具体的なビジネスケースにあてはめ、解説しています。ミクロ経済学の理論を、現実経済に当てはめるスキルが身につく、ビジネスマン、学生必読のテキストです。

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  • 現代経済学 ゲーム理論・行動経済学・制度論
    4.0
    二〇世紀半ば以降、経済学は急速に多様化していき、学問としてはわかりにくさを増した。本書は、ミクロ及びマクロ経済学はもとより、ゲーム理論、行動経済学や神経経済学などの大きな潮流を捉え、実験や制度、経済史といった重要な領域についても解説。多様化した経済学の見取り図を示す。かつて“社会科学の女王”と呼ばれた経済学の現在地を提示し、その未来と果たすべき役割を明らかにする。入門にも最適。
  • ゲームチェンジ日本
    3.0
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【行動経済学で読み解く日本の未来】 新型コロナウイルスの発生によって、わが国がこれまで長年にわたって抱えてきた多くの問題が一気に表面化しました。本書で繰り返し指摘することになりますが、重要なことは変化を機敏に察知し、それに対応することです。ヒト・モノ・カネが生み出す膨大なデータ資源が成長の原動力になる「データの世紀」を迎えた今日、あらゆる世界で競争は激化します。競争は経済環境を変化させます。つまり、わたしたちは競争と無関係ではいられません。 ゲームチェンジとは、「これまでとは異なる発想、価値観が経済、産業、企業を大きく変えること」を意味します。振り返ってみると、わたしたちは、変化に真正面から向き合わずに、「なんとかなる」と高をくくって、その時々の状況を続けようとした部分があります。そうした「現状維持バイアス」の心理が強くなると、環境の変化に置いていかれてしまいます。 「半導体」の重要性の高まりや「脱炭素」のインパクト、さらには「EV」シフトによる自動車の分業化など、世界経済のゲームチェンジが進む状況下、本書を読んでくださった方が、自ら変革を興し、より良い生き方を目指して“人生のゲームチェンジ”を目指そうという気持ちを持ってくださるなら、それに勝る喜びはありません。 〈本書の主な内容〉 第一章 いま日本全体を覆う「閉塞感」 第二章 なぜ日本は衰退したのか? 第三章 再び変化への対応を迫られる日本 第四章 日本復活のキーワード「半導体」「EV」「脱炭素」 第五章 世界的なEVシフトの衝撃 第六章 脱炭素という産業革命 第七章 日本復活の大条件 〈著者プロフィール〉 真壁昭夫(まかべ・あきお) 1953年神奈川県生まれ。法政大学大学院教授。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリルリンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授などを経て、2017年4月から現職。「行動経済学会」創設メンバー。脳科学者・中野信子氏との共著『脳のアクセルとブレーキの取扱説明書 脳科学と行動経済学が導く「上品」な成功戦略』など著書多数。

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  • 後悔の経済学 世界を変えた苦い友情
    3.3
    「人間の直感はなぜ間違うか?」。その命題を突き詰めてあらゆる学問の常識を覆したのは、2人の天才心理学者だった。 生い立ちも性格も全く違うカーネマンとトヴェルスキーの共同研究は、やがて経済学の分野にも革命を齎(もたら)すのだが……。 『マネー・ボール』で著者が見落としていた先に隠されていた、感動のヒューマン・ドラマ。解説・阿部重夫 「ぼくらは友だちだ。きみがどう思っていようと」 不合理な人間モデルを前提とした行動経済学を生み、世界を永遠に変えた、2人の天才科学者の友情と別れ 世界的ベストセラー『ファスト&スロー』著者にして、 ノーベル経済学賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマン。 華やかに見える彼の人生には、決して欠かすことのできない共同研究者がいた。 彼の名はエイモス・トヴェルスキー。 カーネマンはこの悲運の天才を愛し、そして激しく嫉妬した――。 ※この電子書籍は2017年10月に文藝春秋より刊行された単行本『かくて行動経済学は生まれり』を改題した文庫版を底本としています。
  • 行動科学×デジタル技術で実現する「行動変容」(Biz/Zine Digital First)
    -
    デジタル×行動変容の入門編ハンドブック! いま、「行動科学」や「行動経済学」が注目されています。 その背景あるのは、集団や個人にあわせた「行動変容介入」を可能にした リアルタイムなデータ取得・分析をはじめとするデジタル技術の発展があります。 本書では、デジタル化によって進展する行動変容理論について、 国内外の事例と合わせてわかりやすく紹介しています。 行動科学が持つ“人を動かす力”とはどのようなものでしょうか。 ビジネスの現場で活用するためにはどうすればよいのでしょうか。 デジタル技術で行動変容介入が容易になったことで生じた課題はどのようなものでしょうか。 Biz/Zineで大好評いただいた連載を再編し、最新情報を加筆してお届けします。 【著者紹介】 一宮 恵 ジョンズ・ホプキンス公衆衛生大学院 社会行動科学科、 ジョージ・ワシントン公衆衛生大学院 予防・コミュニティヘルス学科 研究員。 米国にてデジタル技術を応用した行動変容介入の研究に取り組む傍ら、 エビデンスに基づく政策・ビジネス推進のための戦略策定や事業開発を行う。 大学卒業後、アクセンチュア戦略コンサルティング本部にて 医療・公共分野の政策検討や事業戦略策定に従事。 ケイスリー株式会社 医療・行動科学顧問。 一般社団法人サステナヘルス プログラム・ディレクター。 一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会(みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト)理事・発起人。 2020年・2021年度 厚生労働省ビッグデータ解析による行動変容および感染発生動向の可視化・情報発信等専門家会議メンバー。 2020年度 奈良県新型コロナウイルス感染症感染拡大防止強化業務アドバイザー。 ジョンズ・ホプキンス公衆衛生大学院社会行動科学科 理学修士(公衆衛生)修了。 藤井 篤之 アクセンチュア株式会社 ビジネス コンサルティング本部 マネジング・ディレクター。 2007年にアクセンチュア戦略コンサルティング本部に入社。 以降、公的サービス領域(官公庁・自治体・大学・公益団体など)のクライアント向けを中心に、 調査・コンサルティング業務を担当。 現在は、民間企業も含め産業戦略から事業戦略、各種調査事業における経験多数。 主に、農林水産業や観光、スマートシティをはじめとする地域経済活性化、ヘルスケア領域を専門とする。 国による地域企業支援の取り組み、グローバル・ネットワーク協議会において食・農業領域の分野別エキスパートを務める。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 行動経済学 感情に揺れる経済心理
    3.3
    完全無欠な人間が完全な情報を得て正しい判断をする-これが経済学の仮定する経済人である。だが、現実にはこのような人間はいない。情報はあまりに多く、買い物をしたあとでもっと安い店を知って後悔する。正しい判断がいつも実行できるわけではなく、禁煙やダイエットも失敗しがちだ。本書は、このような人間の特性に即した「行動経済学」を経済学史の中に位置づけ直し、その理論、可能性を詳しく紹介する。
  • 行動経済学ってそういうことだったのか! - 世界一やさしい「使える経済学」5つの授業 -
    3.9
    1巻1,540円 (税込)
    経済学“初心者”の大学生が4年間で学ぶ、大人気授業を1冊にまとめました! 「税抜価格を表示したら売上が上がる!?」 「経済学を学ぶと所得が上がる!?」 「競馬で賭けるなら“本命”“大穴”は外すべき!」 「3割バッターが最終試合を休む理由とは?」 …など、おもしろいエピソードから“行動経済学”の本質が学べます。 論文賞受賞者による大学の人気授業を1冊にまとめました! 伝統的経済学では説明できなかった、人間の不合理な「お金」「感情」「時間」の使い方を紹介し、“リアルに得する経済行動”のやり方が学べます。 競馬や宝くじ、ゴルフなど身近なエピソードから、消費者心理や株式投資など実践的な話題まで、大学4年間の授業で学ぶ「行動経済学」を、限界までわかりやすく1冊にまとめました。 「行動経済学って、そもそも何?」 「最低限押さえておけばいいことって何?」 「お金の賢い扱い方とは?」 「どう、仕事と人間関係に使えばいいの?」 「今、ビジネスの最前線で使われている行動経済学とは?」 という質問に1冊で答えます。 「明日、損をしないための経済学」を知れば、人生は超合理的になります。 【著者プロフィール】 太宰北斗 (だざい・ほくと) 名古屋商科大学商学部 准教授。 慶應義塾大学卒業後、消費財メーカー勤務を経て、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。 一橋大学大学院商学研究科特任講師を経て現職。 専門は行動ファイナンス、コーポレートガバナンス。 第3回アサヒビール最優秀論文賞受賞。 論文「競馬とプロスペクト理論:微小確率の過大評価の実証分析」により、行動経済学会より表彰を受ける。 競馬や宝くじ、スポーツなど身近なトピックを交えたり、行動経済学で使われる実験を利用した投資ゲームなどを行ない、多くの学生が関心を持って取り組めるように心がけた授業を行なう。
  • 行動経済学でお客様の心をつかむ 保険セールススキル
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生命保険のセールスは、「見込み客の発見」が全てです。そしてその「見込み客」は、契約してくださったお客様の紹介から生まれます。つまり、「見込み客」に高い精度でお客様になっていただかなければ、セールスはどんどん尻すぼみになってしまうのです。そのため、生命保険のセールスは、失敗を積み重ねながら体で覚えるという余裕がありません。お客様にご紹介いただいた「見込み客」を、1人も取りこぼすわけにはいかないのです。 セールス初心者の頃は、上司や先輩のセールスにお客様との商談へ同行させてもらうことも多いと思います。その際、お客様との商談が終わって上司や先輩から喫茶店でこう言われます。「あんな感じでやっていくんだよ。イメージつかめた?」 そんな説明では、イメージはなんとなくつかめても、本質的なスキルはつかめません。上手くいっている上司や先輩は、「感覚」でセールスをしていることも多く、セールス初心者にうまく説明することができないのです。 そこで本書では、「行動経済学」を基にした具体的なスキルと、そのスキルを使うことでどういう結果が得られるかを学んでいただき、生命保険のセールスにおいてお客様の心を動かし、つかむ方法をご紹介します。 読むと実際のセールスの場面が浮かび、「あの時のお客様はだから納得しなかったんだ」とか、「お客様が自ら加入したいとおっしゃったのはこういう理由からなんだ」という事を理解していただけます。うまくいかなかった理由が分かれば、同じ失敗を繰り返すことがなくなります。逆にうまくいった理由が分かると、次のセールスに活かすことができます。 本著をお読みいただくことで、「行動経済学」を基にした具体的なセールススキルと、そのスキルを使うことで、どういう結果が得られるのかを学んでいただければと思います。
  • 行動経済学で賢くなる―週刊東洋経済eビジネス新書No.244
    -
    2017年のノーベル経済学賞はリチャード・セイラー氏が受賞した。同様に1978年はハーバート・サイモン氏、2002年はダニエル・カーネマン氏が受賞した。行動経済学に貢献した学者だ。人間の思考力や判断力の限界や同一の物事でも状況次第でとらえ方が変わるといった非合理な人間の側面を、いくつかの系統立ったバイアス(偏り)として説明する経済学が行動経済学だ。「アマゾンで財布のひもが緩む」、「通いもしないジムをやめられない」などビジネスや日常に潜む不思議も行動経済学で理解が深まるかもしれない。不透明な時代を生き抜くうえで欠かせない知識も与えてくれる。 本誌は『週刊東洋経済』2017年11月25日号掲載の26ページ分を電子化したものです。
  • 行動経済学で人を動かす モノは感情に売れ!
    3.0
    売ることは、最高に楽しいゲームだった。売れない人は「顧客の心理」を知らない。売れてる会社は感情に売る。行動経済学で解き明かす、一流企業のヒット戦略の裏側。ナイキはあえて顧客にひと手間をかけさせる、コカ・コーラは買う人と飲む人を狙い分ける、ユニクロは値段のモノサシをすり込む、エクセルシオールは自社ブランドをあえて使わない……etc。「秒速で買う」心理、「買わないことを損にする」方法から、「買いたい脳」の作り方まで、売るためのコツを紹介。シンクタンクと広告代理店で約600件の顧客獲得に携わってきたマーケティングプランナーが、行動経済学を使うとなぜ売れるのか、その効き目を解説する。サラリーマンだって主婦だって、実は誰もが何かを売って生きている。ビジネスでも日常でも、心理がわかれば必ず売れる。全ての人を「売れる人」に変える一冊。

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  • 行動経済学入門
    4.5
    本書は、2003年に刊行し、最もわかりやすくバランスがとれた解説の行動経済学のテキストとして定評があった単行本を文庫化したものです。行動経済学者であるダニエル・カーネマンやロバート・シラーがノーベル経済学賞を受賞したこともあり、行動経済学は、経済学の中でもっともホットなテーマといわれています。 行動経済学では、人間を合理的で利己的な存在ではなく、感情に流されたり、間違えたり、他人の利益を優先したりする「普通の人間」と考えます。心理学の発想を経済分析に持ち込むことで、失敗や先延ばしなど人々の不合理な行動の理由や、バブル発生の原因などを分析し、成果をあげてきました。 本書では、くじ引きやゲームを使ったユニークな実験や、投資やマクロ経済を対象にした様々な分析などを紹介。行動経済学が、ミクロ経済学や、意思決定論、統計学、ファイナンスなどと、どのように関連するかまで理解できます。
  • 行動経済学入門
    4.0
    日本初の入門テキスト! 行動ファイナンス、幸福の経済学、実践的な内容まで、幅広く網羅した決定版 人間の非合理な感情や行動を体系的に解き明かす!
  • 行動経済学入門
    3.7
    1巻1,584円 (税込)
    人の不合理な心と行動を解き明かす新たな経済学、「行動経済学」。類書ではその読み物としての「面白さ」ばかりが強調されているが、その実際のところはどうなの? という疑問に答えるべく編まれた、最強のガイドブック! 今話題の神経経済学にも踏み込んだ、とにかく「網羅的」で「実践的」な行動経済学の本。
  • 行動経済学の逆襲 上
    4.0
    従来の経済学は完全に合理的な人間像を想定してきたが、そんな人は地球上に一人もいないのでは?根本的な疑問を抱えた「ぐうたら」経済学者は、意思決定の不合理を探求する心理学者たちに出会う。彼らとの協働はやがて「行動経済学」という新たな学問へと結実していくが、それは同時に、学界の権威たちとの長きにわたる戦いの始まりだった……。ノーベル経済学賞を受賞した異端児が、行動経済学の軌跡と喜怒哀楽を語りつくす!
  • 行動経済学の逆襲
    4.3
    “ぐうたら”学者がいざなう、行動経済学誕生の波乱に満ちた舞台裏。伝統的な経済学の大前提に真っ向から挑んだ行動経済学。そのパイオニアが、自らの研究者人生を振り返りつつ、“異端の学問”が支持を集めるようになった過程をユーモアたっぷりに描く。行動経済学は、学界の権威たちから繰り返し糾弾されながらも、どのように反撃して強くなっていったのか? これからどう発展し、世界を変えていけるのか? “ナッジ”の提唱者がすべてを書き尽くした渾身の力作。
  • 行動経済学の処方箋 働き方から日常生活の悩みまで
    3.6
    日々の暮らしや仕事の課題、さらには大きな社会問題まで、その解決策は行動経済学にある。急速に普及したテレワークで生産性を上げるには? 新型コロナウイルス感染症対策と経済活動を両立させる方策とは? 偏見や思い込みへの対応は? 最低賃金の引き上げは所得向上につながる? 目の前に立ちはだかる大小の課題に、私たちが何気なく行ってしまう〝非〟合理な選択に、最新の経済理論を駆使して処方箋を示す。
  • 行動経済学 人を動かす88の原理
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「行動経済学」は、経済学の数式モデルに心理学の観察を取り入れたものです。 いわば経済学と心理学を融合した学問で、人間は合理的な意思決定により行動するものだという経済学に対し、行動経済学は、人間は非合理的判断のもとに行動するものだということになります。 また、行動経済学は、単なる理論ではなく、私たちの日常の行動を説明するものでもあり、人と人の接し方について有益な示唆を与えてくれるものといえましょう。 本書では、職場における上司、同僚、部下との人間関係について、モチベーションの上げ方について、販促、広告活動について、営業活動について、および株式などお金について適用できる人を動かす88の行動経済学の原理を取りあげ、その活用方法を、具体例を交えて提示しています。 なお、実証実験で使われる質問については、姉妹書『行経済学クイズ100撰』に収録していますので、ご参照下さい。 これらを通して、オフィスや営業現場で、さらには家庭や学校で、より良き関係を築いていただけることが、筆者の望むところです。
  • 「ココロ」の経済学 ──行動経済学から読み解く人間のふしぎ
    3.8
    人間は矛盾に満ちています。ときには理性的に、利己的にふるまう一方で、ときには感情的に、利他的にもふるまいます。なぜ賢いはずの人間が、愚にもつかない失敗をするのでしょうか? そのメカニズムを知るために必要なのは、自明視されてきた人間の合理性を疑い、気分や空気に流されがちなココロの声に耳を傾けることです。本書は、ココロの深奥に迫ろうとする経済学の新しい潮流を一望し、心理学、脳科学などの知見を援用しながら、謎に満ちた人間の不思議を解明します。
  • 心のゾウを動かす方法
    4.0
    ◆人の直感はパワフルで本能的で、まるでゾウのよう。 ◆ゾウを【ナッジ】で後押しすれば、人の心も動きはじめる 【ナッジとは?】「そっと後押しする」「ひじで軽くつつく」といった意味。人の心を優しく刺激して、よりよい行動へと動かす工夫。提唱者のリチャード・セイラー博士は2017年ノーベル経済学賞を受賞。現在、世界各国政府や行政によって行動経済学としてのナッジがあらゆる局面で戦略的にとり入れられている 「人の直感は大きくパワフルだが面倒くさがり屋な面があり、制御が難しい」ということを知っていると、コミュニケーションのありようが変わります。行動経済学は、人の直感をゾウに見立て、どう付き合っていけばいいのかを教える学問です。例えば、ゾウ(直感)は、時間帯によって話の受け止め方が変わり、話の最初と最後の印象を強く持つことがわかっています。こういった習性をうまく制御したり刺激したりして、望ましい行動へと促すのが【ナッジ】です。ゾウの習性は知れば知るほど、人との接し方が見えてきます。本書は、ナッジの第一人者である著者による、明日から誰でも使える【ナッジ】を優しく説いた一冊です
  • こども行動経済学 なぜ行動経済学が必要なのかがわかる本
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間の思考のクセを知れば、かしこく行動できる人になれる! 行動経済学は、人間が合理的には行動しないことに着目し、従来の経済学ではうまく説明できなかったことを、心理学の要素も加えながら人間の行動を観察することでとらえようとする、より実践的な経済学です。損得についてきちんと考えて、合理的な行動を選択できる力を育みます。その考え方はさまざま場面で応用することができます。 「こどもシリーズ」は、家庭内コミュニケーションを推進することを目的とし、日常生活からの事例を交えるなど、親子が会話をするきっかけとなるテーマを吟味しています。こどもをこども扱いせずに、対等に話し合える環境を大人がつくることも大切な家庭教育です。 行動経済学とは… 人が社会生活を送るうえで、どのように損得を考えて行動するかを研究する学問。 -------------------------------------------- よりよい選択ができる「選択の達人」になろう! 行動経済学ではおもに2つの考え方にもとづいて選択に関する研究を行います。ひとつめの考え方は、正しい選択とは何かを考えることです。どんな人であっても間違いのない正しい選択をしたいと望むでしょう。行動経済学では、合理的な人間であればどういった選択をするかという経済学的な考え方をもとに正しい選択とは何かを考えます。 ふたつめの考え方は、観察や実験を通じて、人がどんな選択をするのかを調べることです。私たちは、いつも正しい選択ができるわけではありません。誘惑に負け てしまったり、適当に考えて選択してしまうこともしばしば あります。このように、私たち人間が持っている選択のクセにはどういった特徴があるのかを調べることも行動経済学の研究のテーマです。 行動経済学をじっくり学ぶと選択の達人へと近づくことができるでしょう。人はだれしも正しくてよい選択をしたいものです。でも、いろいろな意見を聞いてみたり情報収集をしてみると、どれがよい選択なのかわからなくなってしまうこともあります。そうしたとき、行動経済学の考え方を使うと目の前の情報が整理され、よい選択をするための手かがりを得られるでしょう。 -------------------------------------------- 【もくじ】 はじめに よりよい選択ができる「選択の達人」になろう! 自分の人生や社会をよりよいものにしよう! 第1章 こんなとき、どれを選ぶ? どう思う 長い間着ていない服を捨てる? 捨てない? 「松・竹・梅」からどれを選ぶか考えよう! より多くのお金をもらえるなら待つ 待たない? …など 第2章 人間はよくわからない行動をする 宝くじで当たる可能性は絶望的に少ないけど…… 今なら買う気がしない服をなぜ捨てられない? つまらない漫画を最後まで読む必要があるだろうか? …など 第3章 「行動経済学」と「経済学」は何が違うの? 人間は合理的ではなく非合理な動物かも! 「行動経済学」と「経済学」は何が違うの? 人間の心は複雑だから損得だけで判断しない …など 第4章 思考のクセ「バイアス」を知っておこう! 人間を非合理にする「バイアス」ってなんだ? 「今が大事」と先延ばしする「現在バイアス」 「今のままでいい」と考える「現状維持バイアス」 …など 第5章 人の心を誘導する「ナッジ理論」 ノーベル賞を受賞した「ナッジ理論」とは? ナッジ理論の重要な要素を表した「EAST」 悪いナッジは、「スラッジ(ヘドロ)」になる! …など 第6章 行動経済学を日常生活で使ってみよう おうちの人にプレゼントを上手に頼んでみよう! おこづかいアップの作戦を練ろう! お店の仕掛けるワナにかからないようにする! …など 第7章 行動経済学をうまく使うための心がまえ 感情に素直に従うことだって大事! 損得勘定で友達づきあいをする? 「合理的」だけをめざす人生はつまらないかも! …など ※本書の売上げの一部は「一般社団法人こども食堂支援機構」を通じて全国のこども食堂支援に使われます。
  • 合理的なのに愚かな戦略
    3.6
    優れた企業の優れた経営者が策定した戦略が、失敗するのはなぜか? 個々の戦略・戦術の失敗には、一貫して「組織のあり方」や「意思決定者の認知構造」にその原因を見出すことができる。 特に意思決定者の思惑や目論見(=戦略ストーリー)を超えた「逆説的」な形で現れる失敗は、合理的な戦略を“愚かな”結果に導くことになる。 本書では、豊富な企業事例をもとに、成功と失敗の分水嶺、そして失敗のメカニズムが明かされる。 登場する主な企業は誰もが知る有名企業。読者は、その多くの事例のなかに自分の会社の姿を見出すことになるだろう。 【おもな登場企業】 サッポロビール、サントリー、コカ・コーラ、ベネッセコーポレーション、キヤノン、ゼロックス、アップル、ソニー、東芝、パナソニック、サウスウエスト航空、日本航空、マクドナルド、吉野家、アマゾン、トヨタ、メルセデス・ベンツ、ファーストリテイリング、GE、シャープ、ルイ・ヴィトン、BMW、資生堂、大正製薬、楽天、野村證券、ホンダ、ナイキ、YKK、富士フイルム、日立、IBM、マイクロソフト…。 著者のルディー和子氏は、マーケティング界の第一人者。最新の行動経済学などへの造詣も深く、人文学、社会科学など、幅広い知見を駆使した評論にはファンが多い。
  • サクッとわかる ビジネス教養 行動経済学
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 行動経済学は個人の心理を扱う経済学で、知識ゼロの人でも理解しやすく、かつ実際のビジネスに役立つテーマです。行動経済学の研究対象である、人間の非合理的な意思決定方法を学べば、営業職にも企画職にも生かすことができます。例えば、宿泊予約サイトにリアルタイムの閲覧者数を表示することで、「これだけ注目されているならいいホテルに違いない」「急がないと埋まってしまうかもしれない」と思わせて予約を促す仕組みは行動経済学の活用と言えます。 本書は行動経済学の基本となる考え方をイラスト図解で簡単に示し、それをビジネスや生活に生かすための方法を豊富な実例とともに紹介します。「見るだけで会話・説明ができる」というシリーズコンセプトの通り、この本を読めば行動経済学的な視点で戦略や企画を提案することができるようになります。 著者は『東大教授が教えるヤバいマーケティング』(KADOKAWA)など著書多数の東大教授、阿部誠先生。個人の心理に着目したマーケティング研究の第一人者がおくる、ビジネスパーソンのための行動経済学の本です。

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