ルディー和子の作品一覧
「ルディー和子」の「売り方は類人猿が知っている」「格差社会で金持ちこそが滅びる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
この本は おもしろい。
マーケティングの本って 事例が多く載っているが、
表面的で、深まりが ないのだね。
しかし、著者は じつに 考察を重ね
マーケティングって 本当に どんな意味があるのか?
ということを 客観視しようとしている。
マーケティングの本は 自らの本さえ マーケティングしていない所に
面白みがあるが、この著者は ちゃんとマーケティングをして、
題名を「マーケティングは消費者に勝てるのか」と問いかけている。
そこから、ステキだね。
『マケーティング調査は 消費者のことを教えてくれない。』
1985年 コカコーラのニューコークの失敗
400万ドルをかけたマーケティング調査。
アサヒビールの ドライの マーケティング 5000人調査。
アサヒビールの成功は 偶然の賜物だったのでしょうか。
ニューコークの大きな問題は、「情報カスケード」だった。
消費者のことを理解できているのか?
消費者の行動を予測できるようになっているのか?
消費者は消費者のことを知っているのか?
コトラーのマーケティングは 時代遅れだ。
ダイナミックに動く 消費者にそった 動的な対応です。
『欲望ではなく好奇心だけで動く』
マーケティングは戦いである。競合他社との戦いではありません。
お客様である消費者の戦いです。
マーケティング調査は 本音をとらえていない。真の心をとらえていない。
しかし、真の心をとらえることができるのか?
ユニクロのフリース、バンダイのたまごっち。さらにはフラフープ。だっこちゃん。
それに共通しているのは 人間の本性である『飽き』
が、ブームをはやめに 収束させた。
これも、ある意味では 情報カスケードが起こっている。
表題の 『マーケティングは消費者に勝てるか』
という言葉が、最後の方に すこしばかり変更してある。
『マーケティングが消費者の心を勝ち取ろうとするならば』と。
『勝てる』と『勝ち取る』では、
全く、違ったニュアンスに 差し替えてあるのに、残念。
ただ、様々な考察は 非常におもしろかった。
だと言って、コトラーの間違いを十分に指摘しているようには
思えなかった。同じ穴のムジナに見えた。