作品一覧

  • 男子系企業の失敗
    4.7
    1巻990円 (税込)
    なぜ「おじさん」ばかりが権力を握る組織は劣化するのか。日本企業が長期にわたって停滞しつづけた真の理由に迫る。 中高年男性ばかりが経営の主導権を握る、同質性集団が陥る罠とは何か。激動期に30年も現状維持を選択した「サラリーマン社長」の生態をはじめ、新卒大量一括採用と終身雇用がもたらした弊害など「日本型組織」の問題を読み解く。 行動経済学や社会心理学など豊富な学識をベースに、さまざまな企業実例なども紹介しながら解説する、ユニークな日本組織論が誕生した。
  • 経済の不都合な話
    4.3
    1巻935円 (税込)
    大胆な業態転換で顧客を「捨てた」企業は生き残り、顧客を大切にしすぎる会社は潰れてしまう。通販会社の実態は金融業で、いったい「本業」って何? 経済学は物理学など<科学>にあこがれ、机上の空論になっていないか。「人間はAIにできないことをやれ」という「理想論」が見逃していること……。 経済・ビジネスをめぐる言説には「きれいごと」「建前の話」が多すぎて、私たちの本質を見る目を濁らせていないか。誰もが薄々感じながら、なかなか言い出せなかった「不都合な真実」を多くの研究などからひもとく知的興奮の書。
  • マーケティングは消費者に勝てるか?―――消費者の「無意識」VS.売り手の「意識」
    4.3
    ニューコークとアサヒ・スーパードライ、同じことをしてなぜ成否が分かれたのか?この100年、消費者から情報を得る手法は進化したのか?そもそも消費者は理性的に考えているのか?流行はどのようにして生まれるのか?消費者はどんな価格に納得するのか?企業ブランドと商品ブランド、どちらが売上に貢献するのか?
  • 格差社会で金持ちこそが滅びる
    3.0
    1巻770円 (税込)
    日本人はウェットでアメリカ人はドライ、日本人は優しくて思いやりがあふれる……巷あふれる日本人論は本当なのだろうか? 気鋭のビジネス評論家が人類の起源、国際慣習から「常識のウソ」を突き、真の成功法則と日本人像を提言する!
  • 合理的なのに愚かな戦略
    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    優れた企業の優れた経営者が策定した戦略が、失敗するのはなぜか? 個々の戦略・戦術の失敗には、一貫して「組織のあり方」や「意思決定者の認知構造」にその原因を見出すことができる。 特に意思決定者の思惑や目論見(=戦略ストーリー)を超えた「逆説的」な形で現れる失敗は、合理的な戦略を“愚かな”結果に導くことになる。 本書では、豊富な企業事例をもとに、成功と失敗の分水嶺、そして失敗のメカニズムが明かされる。 登場する主な企業は誰もが知る有名企業。読者は、その多くの事例のなかに自分の会社の姿を見出すことになるだろう。 【おもな登場企業】 サッポロビール、サントリー、コカ・コーラ、ベネッセコーポレーション、キヤノン、ゼロックス、アップル、ソニー、東芝、パナソニック、サウスウエスト航空、日本航空、マクドナルド、吉野家、アマゾン、トヨタ、メルセデス・ベンツ、ファーストリテイリング、GE、シャープ、ルイ・ヴィトン、BMW、資生堂、大正製薬、楽天、野村證券、ホンダ、ナイキ、YKK、富士フイルム、日立、IBM、マイクロソフト…。 著者のルディー和子氏は、マーケティング界の第一人者。最新の行動経済学などへの造詣も深く、人文学、社会科学など、幅広い知見を駆使した評論にはファンが多い。
  • 売り方は類人猿が知っている
    3.9
    猛獣を怖れる猿人と不況に怯える人間心理は同じだ! 巣ごもり消費、草食系男子……。動物の本能がヒトの「感情」を形成する。進化心理学など、最新の研究成果を紹介しながら、不安な時代に「売るヒント」を探る。

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ユーザーレビュー

  • 男子系企業の失敗

    Posted by ブクログ

    ホフステッド指数に興味のある方ならぜひ、一読を。
    リスク回避の傾向を遺伝子説で説明している。
    「しがらみ」を長期的戦略的互恵関係とする分析も良い。
    タイトルは男子系となっているが、男女はあまり菅ン系内と私は思う。

    0
    2025年11月21日
  • 男子系企業の失敗

    Posted by ブクログ

    著者の視点は他と全く違う面白さがある。今回は、「行動科学・脳科学」の見識が加わり、新たな視点が加わったことに敬意を表したい。
    1.日本企業の同質化 男性社会・一括採用により形成され日本独自の特性へ
      右肩上がりの成長期はプラスに機能したが、人口減少・市場縮小下では逆効果
    2.
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    0
    2024年01月17日
  • 経済の不都合な話

    Posted by ブクログ


    経済学の基本である合理性が根本的に疑うべき時代に突入していることを指摘されていますが、哲学や経済の歴史も学べました。

    0
    2023年12月20日
  • 合理的なのに愚かな戦略

    Posted by ブクログ

    日本の大企業病=官僚主義 「情熱」が希薄化
    日本社会の問題でもある 都会の偏差値秀才育成による
    答えのあるモノしか許容しない リスク挑戦を忌避

    1.「認知活動」だけでは社会発展はない
     知識・記憶・学習・思考
    2.リスクを取って「Action」
     「感情」情熱が必要→「決断」→「行動」
    3.大企業病がまん延

    0
    2022年03月12日
  • マーケティングは消費者に勝てるか?―――消費者の「無意識」VS.売り手の「意識」

    Posted by ブクログ

    この本は おもしろい。
    マーケティングの本って 事例が多く載っているが、
    表面的で、深まりが ないのだね。
    しかし、著者は じつに 考察を重ね
    マーケティングって 本当に どんな意味があるのか?
    ということを 客観視しようとしている。

    マーケティングの本は 自らの本さえ マーケティングしていない所に
    面白みがあるが、この著者は ちゃんとマーケティングをして、
    題名を「マーケティングは消費者に勝てるのか」と問いかけている。
    そこから、ステキだね。

    『マケーティング調査は 消費者のことを教えてくれない。』
    1985年 コカコーラのニューコークの失敗 
    400万ドルをかけたマーケティング調査。

    0
    2017年02月04日

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