ゲームチェンジ日本

ゲームチェンジ日本

1,100円 (税込)

5pt

3.0

※本書はリフロー型の電子書籍です。

【行動経済学で読み解く日本の未来】

新型コロナウイルスの発生によって、わが国がこれまで長年にわたって抱えてきた多くの問題が一気に表面化しました。本書で繰り返し指摘することになりますが、重要なことは変化を機敏に察知し、それに対応することです。ヒト・モノ・カネが生み出す膨大なデータ資源が成長の原動力になる「データの世紀」を迎えた今日、あらゆる世界で競争は激化します。競争は経済環境を変化させます。つまり、わたしたちは競争と無関係ではいられません。

ゲームチェンジとは、「これまでとは異なる発想、価値観が経済、産業、企業を大きく変えること」を意味します。振り返ってみると、わたしたちは、変化に真正面から向き合わずに、「なんとかなる」と高をくくって、その時々の状況を続けようとした部分があります。そうした「現状維持バイアス」の心理が強くなると、環境の変化に置いていかれてしまいます。
「半導体」の重要性の高まりや「脱炭素」のインパクト、さらには「EV」シフトによる自動車の分業化など、世界経済のゲームチェンジが進む状況下、本書を読んでくださった方が、自ら変革を興し、より良い生き方を目指して“人生のゲームチェンジ”を目指そうという気持ちを持ってくださるなら、それに勝る喜びはありません。

〈本書の主な内容〉
第一章 いま日本全体を覆う「閉塞感」
第二章 なぜ日本は衰退したのか?
第三章 再び変化への対応を迫られる日本
第四章 日本復活のキーワード「半導体」「EV」「脱炭素」
第五章 世界的なEVシフトの衝撃
第六章 脱炭素という産業革命
第七章 日本復活の大条件

〈著者プロフィール〉
真壁昭夫(まかべ・あきお)
1953年神奈川県生まれ。法政大学大学院教授。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリルリンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授などを経て、2017年4月から現職。「行動経済学会」創設メンバー。脳科学者・中野信子氏との共著『脳のアクセルとブレーキの取扱説明書 脳科学と行動経済学が導く「上品」な成功戦略』など著書多数。

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ゲームチェンジ日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月18日

    当然であるが、本当に重要なことは、変化を機敏に察知し、それに対応することだ。恐れている場合ではない。
    「失われた30年」という言葉も、空虚さだけが漂う。
    30年前に新入社員だった人々も、とっくに50代後半で役職定年という年代だ。
    経営のかじ取りを、30年間変わらずに行っている企業なんてほとんどないだ...続きを読む

    0

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