後悔の経済学 世界を変えた苦い友情

後悔の経済学 世界を変えた苦い友情

1,200円 (税込)

6pt

3.3

「人間の直感はなぜ間違うか?」。その命題を突き詰めてあらゆる学問の常識を覆したのは、2人の天才心理学者だった。
生い立ちも性格も全く違うカーネマンとトヴェルスキーの共同研究は、やがて経済学の分野にも革命を齎(もたら)すのだが……。
『マネー・ボール』で著者が見落としていた先に隠されていた、感動のヒューマン・ドラマ。解説・阿部重夫


「ぼくらは友だちだ。きみがどう思っていようと」

不合理な人間モデルを前提とした行動経済学を生み、世界を永遠に変えた、2人の天才科学者の友情と別れ


世界的ベストセラー『ファスト&スロー』著者にして、
ノーベル経済学賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマン。
華やかに見える彼の人生には、決して欠かすことのできない共同研究者がいた。
彼の名はエイモス・トヴェルスキー。
カーネマンはこの悲運の天才を愛し、そして激しく嫉妬した――。

※この電子書籍は2017年10月に文藝春秋より刊行された単行本『かくて行動経済学は生まれり』を改題した文庫版を底本としています。

...続きを読む

後悔の経済学 世界を変えた苦い友情 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月08日

    エイモス・トベルスキーの名前はこの本で初めて知った。まさにトベルスキーの死後、世間の注目がカーネマンにシフトしたことが伺える。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月10日

    面白かった。(特に後半)
    行動経済学が生まれるきっかけとなった心理学と意思決定の研究者、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーの研究生活と友情の物語。
    二人の研究の成果については、カーネマン著『ファスト&スロー』に詳しいので、この研究が生まれるまでの物語として読んだ。

    序盤・中盤は彼らの生...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月06日

    行動経済学の創始者である二人、カーネマンとトヴェルスキーをめぐるノンフィクション。人間ドラマとして秀逸なのは確かだが、目的としては行動経済学の入門として読んだ。そういう読み方も可能。

    そもそも発端として、イスラエル軍における人材評価として始まったということが興味深い。判断する際に権限を有する者が行...続きを読む

    0

後悔の経済学 世界を変えた苦い友情 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す