行動経済学入門

行動経済学入門

809円 (税込)

4pt

4.5

本書は、2003年に刊行し、最もわかりやすくバランスがとれた解説の行動経済学のテキストとして定評があった単行本を文庫化したものです。行動経済学者であるダニエル・カーネマンやロバート・シラーがノーベル経済学賞を受賞したこともあり、行動経済学は、経済学の中でもっともホットなテーマといわれています。
行動経済学では、人間を合理的で利己的な存在ではなく、感情に流されたり、間違えたり、他人の利益を優先したりする「普通の人間」と考えます。心理学の発想を経済分析に持ち込むことで、失敗や先延ばしなど人々の不合理な行動の理由や、バブル発生の原因などを分析し、成果をあげてきました。
本書では、くじ引きやゲームを使ったユニークな実験や、投資やマクロ経済を対象にした様々な分析などを紹介。行動経済学が、ミクロ経済学や、意思決定論、統計学、ファイナンスなどと、どのように関連するかまで理解できます。

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行動経済学入門 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年12月23日

    2003年出版の新装版。今読んでも、行動経済学の入門書として最適。
    2014年度秋学期ゼミテキスト。

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    Posted by ブクログ 2017年02月12日

    心理学に興味を持ったが、なかなか良い本に巡り合わなかった折、ふと見つけたのが本書。大学3回生のゼミで何気なく学んでいた行動経済学が、実は古典的な経済学を現実に照らし合わせて応用的に発展させたものだと知り、驚いた。こちらの方が実態に即していて、面白みを感じながら学べた。
    もっと他の行動経済学に関する本...続きを読む

    0

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