プロフィール

  • 作者名:川西諭(カワニシサトシ)
  • 性別:男性
  • 職業:大学教授

東京大学大学院経済学研究科卒。『ゲーム理論の思考法』や『経済学で使う微分入門』などの作品を手がける。

作品一覧

  • マンガでわかる 行動経済学(池田書店)
    4.1
    1巻1,500円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、ダン・アリエリーやダニエル・カーネマンなど数々の行動経済学者が提唱した理論を整理し、さらにこれからの「行動経済学3.0」への展望まで、マンガを用いてわかりやすく解説しています。本書を読み進めていくと、自分の行動のことも、身のまわりの人の行動のことも、より深く理解できるようになり、そうすると、イライラしたり不安になったりすることがずっと少なくなり、どのように対処すればいいかを、前向きに考えることができるようになります。行動経済学は不可解な経済社会現象の理解だけでなく、さまざまな社会的課題を解決する道具としても注目されています。人間行動のくせや特徴を巧みに利用することで、健康的な行動や協力的な行動を促したり、不正や犯罪を防いだりすることに成功する事例も多く報告されています。人間行動の奥深いメカニズム、ぜひ楽しみながら本書を読み進めてください。
  • ゲーム理論の思考法
    3.0
    1巻680円 (税込)
    本書の目的は、ゲーム理論特有の「戦略的思考」を身につけることです。 では、そもそも「ゲーム理論」とは何でしょうか? ゲーム理論とは、「2人以上のプレイヤーの意思決定・行動を分析する理論」です。 この「プレイヤー」とは、人間だけではありません。企業、国家などさまざまな「意思決定を行なう主体」を指し、幅広い応用が可能です。 「上司と部下の人間関係」、「企業間での競争」、「政治のかけひき」。 ゲーム理論では、あらゆる問題をひとつの「ゲーム」ととらえます。 起こっている問題がどのような構造になっていて、どんなルールに支配されているかを考える際、その全体像を「ゲーム」と呼んでいるのです。 本書は、「囚人のジレンマ」のような代表的なゲームを学びながら、こうした「戦略的思考」を身につけることができる1冊です。 ※本作品は紙書籍をそのまま再現しておりますが、直接文字を書き込むことはできません。また紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。あらかじめご了承ください。 ※本書は2009年に小社から刊行された『ゲーム理論の思考法』を文庫収録にあたり、加筆修正したものです。
  • 知識ゼロからの行動経済学入門
    4.0
    1巻1,144円 (税込)
    なぜ、行列を見ると並びたくなるのか? なぜ、ボーナスはいつも少ないと感じるのか? 行動経済学で、人間の不合理な行動の秘密が解ける! 人は「できるだけ安く買おうとし、できるだけ高く売ろうとしているはずだ」と考えてきました。 ところが私たちは普段の生活においても、そのように単純な動機で動いているわけではなく、たとえば、より高価なものを買ったり、本来なら自分のためにならない行動をしたりすることは日常茶飯事です。 こうした人間の特性や心理を経済学の中に織り込み、人間行動から経済現象や経済問題を読み解いていく行動経済学。 本書は、基礎から学べて、人間の行動の面白さがあらためてよくわかる、行動経済学の入門書です。 もくじ 序章 経済を解く鍵は人間行動にある ●行列があるとつい並んでしまう人間心理 ほか 第1章 人はなぜ「最善の行動」を選ばないのか ~認知的節約による不合理行動 ●人は心のダメージが小さい選択をする〈後悔回避〉 ほか 第2章 お金がたまらないのはなぜか ~本能的な評価による不合理行動 ●自動車購入時にカーナビも買ってしまう理由 ほか 第3章 目先の誘惑に勝てないのはなぜか ~近視眼的な本能による不合理行動 ●成功するまでやめられないコミットメントの弊害 ほか 第4章 なぜ成功できないのか ~不確実性による不合理行動 ●当たりそうな宝くじの番号は?〈確率認識の誤り〉 ほか 第5章 賢い選択ができないのはなぜ? ~理性の限界による不合理行動 ●どちらが得かわからなくなる〈貨幣錯覚〉 ほか 第6章 利他的行動を選ぶ理由~ゲーム理論と行動経済学 ●共感や思いやりに欠けるのは「合理的な愚か者」 ほか 第7章 行動経済学が「常識」を変える ●ヒットゲームに見られる共通点とは? ほか
  • マンガでやさしくわかるゲーム理論
    3.8
    1巻1,320円 (税込)
    ゲーム理論は、様々な社会問題の解決方法を探るために多くの研究者に用いられていますが、その思考法は、ビジネスにおいても大いに役立つものです。複雑に見える問題であっても、「ゲーム」として俯瞰して考えることで、より明確に本質を捉えることができるようになるためです。 本書では、「囚人のジレンマ」や「ナッシュ均衡」などといった、一見難解なゲーム理論の考え方を、寂れた温泉街を舞台としたストーリーを通して解説します。問題解決力を高め、戦略的な思考法が身につく1冊です。 舞台は、さびれた元炭鉱町の温泉街・歩成町。主人公の銀次郎は、突然失踪した兄・金太郎の代わりにムリヤリ温泉旅館・桂馬屋の主人に据えられた。目新しい観光施設のない歩成町は、“ジリ貧”状態に陥っていた。銀次郎も、「仕方ない」と諦めかけていたが、そんな時、桂馬屋に連泊していた香子から「ゲーム理論」を学ぶことになり…

ユーザーレビュー

  • マンガでわかる 行動経済学(池田書店)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    動物の脳と人間の脳 二重課程理論
    人間は不完全な生き物
    認知的節約 ヒューリスティック

    試行錯誤の学習戦略
    松竹梅の法則 囮効果
    模倣学習
    同調実験 群衆行動

    フレーミング効果
    人間の脳は絶対評価が苦手 参照基準点
    アンカリング
    最初に見た情報が判断に大きく影響
    損失回避の感情
    保有効果。一度手にした物の損失は極力避ける
    現状維持バイアス
    鏡像効果
    一旦損すると抵抗感が麻痺してどんどんリスク行動をとる
    価値関数
    同じ5万円の差でも参照基準点によって喜びの度合いが違う
    ピークエンドの法則
    確率加重関数
    主観、客観の確率。35%以上の確率は実際よりも起こりに

    0
    2024年08月28日
  • マンガでわかる 行動経済学(池田書店)

    Posted by ブクログ

    人間の脳の働きって単純で、だからこそ世の中の経済はうまく回るようになっているんだと感じた。
    ほとんどマンガだったのでスラスラ頭に入ってきた!

    0
    2024年03月03日
  • マンガでわかる 行動経済学(池田書店)

    Posted by ブクログ

    小難しい単語は出てきますがマンガと、挿絵が多くてスラスラ読めました。
    自身の行動や、周りの行動を思い浮かべながら読むと、理論的に説明がつくんだなと再認識できます。

    0
    2023年06月19日
  • マンガでわかる 行動経済学(池田書店)

    Posted by ブクログ

    漫画って書いてるけど文字主体。ただ読みにくいわけでもなくとっつきやすい内容ではあると思う。経済学より行動の要素が濃いというか、理解しとくべき、人間の習性まとめだわこりゃ

    0
    2025年08月31日
  • マンガでやさしくわかるゲーム理論

    Posted by ブクログ

    参照基準を変えれるか、各ステークホルダーを俯瞰してみるべき、その裏の背景や欲求を知ろうとする。このあたりが使えそうな考え方だなと。
    シンプルに知識として囚人のジレンマとかは知れてよかった

    0
    2025年02月01日

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