あらすじ
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本書は、ダン・アリエリーやダニエル・カーネマンなど数々の行動経済学者が提唱した理論を整理し、さらにこれからの「行動経済学3.0」への展望まで、マンガを用いてわかりやすく解説しています。本書を読み進めていくと、自分の行動のことも、身のまわりの人の行動のことも、より深く理解できるようになり、そうすると、イライラしたり不安になったりすることがずっと少なくなり、どのように対処すればいいかを、前向きに考えることができるようになります。行動経済学は不可解な経済社会現象の理解だけでなく、さまざまな社会的課題を解決する道具としても注目されています。人間行動のくせや特徴を巧みに利用することで、健康的な行動や協力的な行動を促したり、不正や犯罪を防いだりすることに成功する事例も多く報告されています。人間行動の奥深いメカニズム、ぜひ楽しみながら本書を読み進めてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
動物の脳と人間の脳 二重課程理論
人間は不完全な生き物
認知的節約 ヒューリスティック
試行錯誤の学習戦略
松竹梅の法則 囮効果
模倣学習
同調実験 群衆行動
フレーミング効果
人間の脳は絶対評価が苦手 参照基準点
アンカリング
最初に見た情報が判断に大きく影響
損失回避の感情
保有効果。一度手にした物の損失は極力避ける
現状維持バイアス
鏡像効果
一旦損すると抵抗感が麻痺してどんどんリスク行動をとる
価値関数
同じ5万円の差でも参照基準点によって喜びの度合いが違う
ピークエンドの法則
確率加重関数
主観、客観の確率。35%以上の確率は実際よりも起こりにくいと感じる。0と1、99と100の違いは大きい。0%と100%は特別
ギャンブラーの誤謬 ごびゅう
代表的ヒューリスティック
代表的な特徴だけに注目して予想する
利用可能性ヒューリスティック
思い出しやすさから起こりやすさを予想する
リンダ問題の錯誤 少数の法則
確証バイアス
都合の良い情報
後知恵バイアス
思った通りと後から言い出す
楽観バイアス
自己規律問題 理性の力の違い
太っている人の多くに借金がある
現在バイアス
マシュマロ実験 我慢する事、自律の大切さ
サンクコストの呪縛
選択的意思決定
いったん良いと思ったら変えられない。モンティホール問題
心の会計
悪銭身につかず。一度決めた予算計画は変えたくない。臨時収入はパーっと使える。
コミットメント
良くない習慣から抜け出す方法。自分で自分の約束を破れない。周囲に宣言、自ら罰則。マイルール。
現状維持バイアス
ナッジ理論
モチベーションを上げる方法 内発的動機付け
自律、熟達、目的(自分のためだけではない働く目的)
Posted by ブクログ
小難しい単語は出てきますがマンガと、挿絵が多くてスラスラ読めました。
自身の行動や、周りの行動を思い浮かべながら読むと、理論的に説明がつくんだなと再認識できます。
Posted by ブクログ
漫画って書いてるけど文字主体。ただ読みにくいわけでもなくとっつきやすい内容ではあると思う。経済学より行動の要素が濃いというか、理解しとくべき、人間の習性まとめだわこりゃ
Posted by ブクログ
この本のお気に入りポイント
行動経済学の本はマンガを含めて何冊か読んできた。
もちろん多くは内容が重複しているが、この本は昨今の株価上昇やロシアウクライナ戦争に関するものが少しではあるが入っている。
行動経済学の未来についても言及しておりページ数にしては充実していた。
Posted by ブクログ
人間の習性というか、曖昧さみたいなもが科学的に解説されていて分かりやすかった。
行動経済学ですが、読み終えてそのままビジネスに活かせるかどうかは微妙なところです。
しかし、読む価値を感じましたし、私生活で色々と活かせる知識が結構ありました。
Posted by ブクログ
行動経済学という学問には明るくなかったが、心理学と言うか人間の性質にて経済を読み解くということか。
初めてのジャンルだがシンプルでわかりやすく、読みやすかった。
確かに世の中で起きている現象は、自分自身の行動や心理を考えたら理解しうるなぁと再認識。
しかしそれを先読みして行動し、自分に利するような仕掛けが出来る人がお金を儲けられるんだろうな。