検証 意味作品一覧

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  • 「昭和」とは何だったのか
    5.0
    「昭和」という変革の多かった時代。戦争体験者4000人の話を聞いて、昭和前期を検証した昭和史の第一人者に見えてきた真実とは! 昭和史から学ばずに政策を強行する昨今の政治情勢は危険だ。客観的に事実を述べてきた著者の、大本営発表を想起する報道問題から女帝論の歴史的意味までの渾身の問題提起!
  • フットボールサミット第15回 「攻め勝つ」ガンバ大阪の流儀
    5.0
    フットボールサミット開催宣言 サッカー界の重要テーマを多士済々の論客とともに議論する『フットボールサミット』第15回目の議題は「『攻め勝つ』ガンバ大阪の流儀」です。 ガンバ大阪の選手やクラブ関係者の総力インタビュー、選手アンケート企画、様々な検証企画、骨太コラムなどガンバの魅力と現在地をあらゆる角度から掘り下げる! 長年にわたり攻撃の精神を貫き、魅力的なスタイルを継続させるガンバ大阪の志は、現在のJリーグでは稀有なものです。 「勝ってナンボ」はプロの世界の常。しかし、それだけではアカンとばかりに「おもろく勝ってナンボ」と言わんばかりのサッカーがガンバの哲学=攻撃精神であるように感じています。 Jリーグができて20年、強烈な個性を放つガンバのようなクラブチームの存在は、Jリーグを盛り上げる意味では大変重要に思います。 ガンバ大阪がかつてのように、いやかつて以上に強いチームになるには何が必要なのか? また、クラブが進めるさまざまな改革の手ごたえと課題は何になるのか? 選手の肉声を聞きながら今号では「新生ガンバ大阪」が歩む道を占っていきます。 【フットボールサミット第15回開催概要】 ■西部謙司/[INTERVIEW] 遠藤保仁 ガンバ・スタイルの神髄 ■海江田哲朗/[INTERVIEW]ベールに包まれた二川孝広の魅力と素顔 「沈黙は気まずいです」 ■清水英斗/[INTERVIEW] 帰ってきた“ガンバの申し子”宇佐美貴史の目指す先 ■下薗昌記/藤春廣輝、藤ヶ谷陽介、丹羽大輝… DF陣たちが語る守備改革の現在地 ■金子裕希/岡崎建哉、内田達也、大森晃太郎、西野貴治… 新生ガンバの未来を担う若手選手たち ガンバイズムは受け継がれているか? ■編集部/[全選手アンケート]チームメイトが明かす! この選手ってこんな人 ■下薗昌記/欠けていた2つのピース 倉田秋、佐藤晃大が語る 怪我からの復活とJ1復帰への決意 ■下薗昌記/加地亮、明神智和 2人のベテランが見るガンバの現在地 ■西部謙司/ガンバ再建のビジョン 長谷川健太が語るチーム改革論 ■海江田哲朗/[COLUMN] 突撃CAZI CAFEのお昼ご飯 ■鈴木康浩/梶居勝志・二宮博が明かす ガンバ大阪の強化指針 ■鈴木康浩/野呂輝久社長に開く「夢を売る営業力」新スタジアム建設が切り開くガンバの新たな未来 ■宇都宮徹壱/[COLUMN]宇都宮徹壱のマスコット探訪記 ■鈴木康浩/[ディフェンスマスター]松田浩の超分析 ガンバ大阪攻略法 タレント軍団を止める「時間と空間」の奪い方 ■いしかわごう/[COLUMN]検証・ガンバノミクス J2で巻き起こる“ガンバ特需”を追え! ■下薗昌記/[COLUMN]ガンバ大阪番記者の視点 チームが本当に強くなるために必要なこと ■[連載一覧]速水健朗/男の子の名前はみんなジネディーヌっていうの Vol.3 ■木村元彦/Vol.10 ランコ・ポポヴィッチのFC東京戦記 ■佐山ブックマン一郎/A REVIEW OF FOOTBALL BOOKS ■サッカー新刊本紹介 これが解ければあなたもサッカークイズ王
  • 中国が反論できない 真実の尖閣史
    5.0
    中国公船による尖閣沖領海侵入が過去最多に! 尖閣が日本の領土であることは明白だ! 中国による侵略の手口をもっともよく知る著者と、漢文学の専門家が中国人でも読める漢文史料と世界中の航海地図から検証。 「明の時代から尖閣は中国が支配していた」と強弁してきた中国だが、明朝の公式文書「皇明実録」の中では、尖閣は琉球に属し「明の領土ではない」ことが明示されており、さらに「台湾の付属島嶼」でもないことが証明された。 中国の領土拡大の手口を今、もっともよく知る著者・石平氏は、昨今の尖閣情勢を分析し、「このままでは日本は闘わずして尖閣を奪われる」と危惧する。そこで、本書では膨大な尖閣史料から核心部分を徹底解説。 中共のウソと捏造から、わが国の領土を守るべく、気鋭の評論家と漢文学者・いしゐのぞむ氏が中共に挑む史料戦! 序章 尖閣を守るために中国との歴史戦で勝つべきとき 民主党政権が中国の圧力に屈した「国恥記念日」を忘れるな / なぜ、尖閣を死守しなければならないのか…ほか 第1章 中国が曲解する「最古の史料」 明王朝の官僚による記録が示す事実 / 島の存在すら知らなかった中国 / 「舵手」を水先案内人だと曲解する中国側のデタラメ…ほか 第2章 中国が主張する「有力史料」の捏造疑惑 ニセ骨董商も顔負けの中国の詐欺的手法 / 疑惑だらけの地図を「有力史料」とするデタラメ…ほか 第3章 中国歴代王朝の官製地誌に記された領海 唐王朝の地誌では中国の領土は海岸線で尽きる / 尖閣は領土外と宣言した清王朝皇帝…ほか 第4章 琉球と清朝の領海の記録を検証する 尖閣は昔から「海の国境線」の日本側にある / 「風水域」から見た尖閣の所属問題…ほか 第5章 近代西洋人の航海記録に登場する尖閣 「魚釣島は琉球に属する」と明示した最初の地名辞典 / 「尖閣は琉球に帰属」と明記したドイツの地誌 / 英雄クルーゼンシュテルンも尖閣を琉球としていた…ほか 第6章 現代地図と尖閣名称の変遷から探る領有権問題 中国製公式地図に日本名「尖閣」が採用された理由 / 1967年刊行のソビエト公式地図でも、尖閣は日本領 / 中国政府が使う「釣魚島」の名称も日本人が命名…ほか 第7章 尖閣諸島に初めて上陸したのは日本人 内閣官房に採用された琉球史料の重要な意味 / 江戸後期、与那国島民はすでに尖閣の存在を知っていた…ほか 終章 尖閣の陥落は日本の終わりの始まり 日本は中国に断固とした対応を! / 史料発掘は中国を撃つ“楽しみ”…ほか ※本書は2017年に小社より単行本として刊行された『中国が反論できない 真実の尖閣史』を加筆・修正の上、新書化したのものです。
  • 池田大作先生監修 現代語訳 『観心本尊抄』
    5.0
    大白蓮華に連載された池田大作先生監修『現代語訳 観心本尊抄』(2011年11月号~12月号)が、 待望の新刊書に。 各段の終わりに語句の注解を付け、読みやすく工夫されている。 また巻末に、「観心本尊抄送状」、解説「観心本尊抄」(背景、構成、題号)が付き、学習しやすい内容になっている。 【目次】 ◆大段第一 一念三千の典拠を示す(御書238ページ1行目~239ページ18行目) ・第1段 一念三千の典拠を示す(御書238ページ1行目~239ページ7行目)  第1章 『摩訶止観』の第五巻の文  第2章 『摩訶止観』の前の四巻などには一念三千は明かされていない  第3章 一念三千は前代未聞の優れた教え ・第2段 一念三千は有情と非常にわたる(御書239ページ8行目~18行目  第4章 一念三千は有情と非常にわたる ◆大段第二(1) 観心を明かす(御書240ページ1行目~247ページ8行目) ・第3段 あらゆる観心を説明する(御書240ページ1行目~4行目)  第5章 観心の意味 ・第4段 詳しく観心を説明する(御書240ページ5行目~241ページ4行目)  第6章 十界互具の文を引く  第7章 難信難解を示す ・第5段 心にそなわる十界(御書241ページ5行目~242ページ13行目)  第8章 自身の心にそなわる六道  第9章 自身の心にそなわる三乗  第10章 凡夫の心にそなわる仏界 ・第6段 受持即観心を明かす(御書242ページ14行目~247ページ8行目)  第11章 教主に関して尋ねる  第12章 経典・論書に関して尋ねる  第13章 経典・論書に関する難問に答える  第14章 教主の難問に答えるに当たり、まず難信難解を示す  第15章 教主に関する難問に答える  第16章 受持即観心を明かす ◆大段第二(2) 本尊を明かす(御書247ページ9行目~254ページ17行目) ・第7段 あらゆる本尊を説明する  第17章 権経・法華経迹門の国土  第18章 本門の国土  第19章 本門の本尊を明かす ・第8段 詳しく本尊を説明する(御書248ページ4行目~249ページ10行目)  第20章 末法に出現する本尊を尋ねる  第21章 一代三段・十巻三段を示す  第22章 迹門熟益三段を示す  第23章 本門脱益三段を示す  第24章 文底下種三段の序分・正宗分を明かす ・第9段 文底下種三段の流通分を明かす(御書249ページ10行目~252ページ17行目)  第25章 法華経で成仏する対象の中心  第26章 本門の序分の文を引く  第27章 本門の正宗分の文を引く      ①寿量品は滅後のための法門      ②流通の人と法を明かす  第28章 本門の流通分の文を引く      ①別付嘱の文を引く      ②総付嘱・?捨遺嘱を明かす ・第10段 地涌の菩薩が出現する時を明かす(御書252ページ18行目~254ページ17行目)  第29章 地涌の菩薩が出現する時は悪世末法      ①地涌の菩薩が出現する時を明かす      ②正法・像法時代の教・機根・時について検証      ③四菩薩の振る舞い  第30章 仏の予言を明かす      ①地涌の菩薩出現の予言      ②本門の本尊の建立を明かす      ③地涌出現の前兆を明かす ◆大段第三 総結(御書254ページ18行目~255ページ2行目) ・第11段 総結(御書254ページ18行目~255ページ2行目)  第31章 総結 ◆観心本尊抄送状 ◆解説「観心本尊抄」
  • 電源&アクセサリー大全 2020年版
    5.0
    季刊・オーディオアクセサリー 特別増刊 電源&アクセサリー大全 2020 CONTENTS ―――――――――――――――――――――――――――― ●巻頭特別企画 私が実践するオーディオの環境整備 ~アクセサリー使いこなしの楽しみ 福田雅光/角田郁雄/田中伊佐資 オーディオ電源・悦楽ものがたり 仕事場へ導入した“マイ柱”の効能 小原由夫 特別インタビュー 冨田恵一/冨田ラボ ~モニター環境におけるグレードアップに秘めた意味~ 最新保存版・注目の電源&アクセサリーブランドのいま29 最新トレンド「アクセサリーのアクセサリー」 電源とアクセサリー連繋プレイの薦め 鈴木 裕 マスタリングにおける「電源」を訊く JVCケンウッド・クリエイティブメディアマスタリングセンター 小林良雄 氏 ふたたび二人をつないだ「見える音」 MAYA/寺島靖国 ――――――――――――――――――――――――――――― 【試聴編】 ●新規試聴が盛り沢山!クオリティアップ・アイテムを徹底探査 電源ケーブル35モデル・スクランブルテスト 生形三郎 電源ボックス17モデル最新試聴レポート 井上千岳 電源対策アイテム最新試聴レポート 井上千岳 コンセント対策アイテム・スクランブルテスト 炭山アキラ 電源プラグとコネクター選びのコツ 鈴木 裕 屋内配線ケーブル音質徹底比較 炭山アキラ 仮想アースから接続ケーブルまで 福田屋・アーステクニック指南 福田雅光 ラック内にも収まる!薄型12ボード徹底比較 林 正儀 ダイレクト型インシュレーター17モデル一斉比較 林 正儀 スパイクベース18モデル一斉比較 林 正儀 “攻め型”オーディオラック徹底比較 林 正儀 ターンテーブルシート・最新23モデル聴き比べ 井上千岳 話題のレコードクリーニングマシーン13モデル 田中伊佐資 ネットオーディオに効くアクセサリー10モデル 土方久明 ――――――――――――――――――――――――――――― ●注目のアクセサリー特別レポート● PS AUDIO/最先端技術が実現したエネルギー溢れる音 岩井 喬 ZONOTONE/遂に判明!電源ケーブル選択の奥義 井上千岳 SAEC/音楽を自然浄化する電源アイテムの魅力に迫る 小原由夫 TIGLON/超高S/Nを生み出すハイエンドパワーケーブル誕生 角田郁雄ほか ESOTERIC/最上位電源ケーブルが進化を遂げて新登場! 鈴木 裕 AUDIO REPLAS/完全セパレート構造の高CP電源ボックス 鈴木 裕ほか FURUTECH/NCF採用の電源プラグ&コネクターが新登場 鈴木 裕 FURUTECH/実感できる効果、NCF Boosterシリーズの魅力 小原由夫 NS/超強力フィルター内蔵の電源ボックスが誕生 福田雅光 IsoTek/日本仕様の電源ケーブル2モデルが上陸 福田雅光 IsoTek/アイソテックのパワーコンディショナーの魅力を総括 井上千岳 ACCUSTIC ARTS/老舗ブランドの電源ケーブルとタップを検証 小原由夫 ACCUPHASE/クリーン電源の定番機2モデルを比較試聴 石原 俊 CAD/グラウンド・コントロールを体験レポート 福田雅光 TELOS AUDIO DESIGN/オーディオにおける「革命的」アイテム達 福田雅光 FURUTECH/NCF Booster最新2モデルを使いこなしレポート 福田雅光 SIXTH ELEMENT/最強のディスクスタビライザーが誕生 井上千岳ほか MOLO/自由自在に音をデザイン、Moloの魅力を徹底検証 山之内 正 AFI/音をリラックスさせるレコードフラットナー 鈴木 裕 KRYNA/ダブルアームを楽しめる別置きベールを体験 林 正儀/炭山アキラ WELLFLOAT/“フルコンメカ”で進化したオーディオボードの魅力 井上千岳 TELEGARTNER/IEコネクター採用の注目のネットワークハブ 生形三郎 FURUTECH/好評NCF Boosterに高CPバージョンが登場 山之内 正 iFI/待望の電源アクセサリーが登場へ ―――――――――――――――――――――――――――― ●最新版 厳選・銘品 電源&アクセサリー● 福田屋セレクション2020 福田雅光 ―――――――――――――――――――――――――――― 新製品・先取り情報 オヤイデから新コンセプトのケーブルが登場 生形三郎 本誌注目アイテム「特選アクセサリー2020」 電源とアクセサリーならこのお店にお任せ! 生え抜きショップのノウハウ紹介 シマムセン/オーディオショップみじんこ ―――――――――――――――――――――――――――― 愛読者・超豪華モニタープレゼント 表紙のモデル オーディオアクセサリー定期購読のお知らせ アンケート 問い合わせインデックス 編集後記 電源&アクセサリー大全2020 表紙のモデルを紹介 目次 【巻頭特別企画】私が実践するオーディオの環境整備 オーディオ電源・悦楽ものがたり 仕事場へ導入した“マイ柱”の効能 【特別インタビュー】冨田ラボ:冨田恵一 【最新保存版】注目アクセサリーブランドのいま 最先端技術で実現したエネルギー溢れる音 本誌書き下ろし 電源とアクセサリー連繋プレイの薦め マスタリングにおける「電源」とは何か? 【最新保存版】アクセサリー大試聴レポート ―新規試聴レポート 電源ケーブル35モデル・スクランブルテスト ―新規試聴レポート 主要電源ボックス17モデル一斉試聴 ―新規試聴レポート 電源システム&関連機器を聴く 遂に判明!電源ケーブル選択の奥義 グレードアップに効果的な手順はこれだ 音楽を自然浄化 サエクの電源アイテムの魅力に迫る 超高S/Nを生み出す ハイエンド・パワーケーブルが誕生 最上位電源ケーブルが進化を遂げて新登場! オーディオリプラス集中試聴:電源ボックスSAA-6SZ-MK2 新製品先取り情報 【対談】ふたたび二人をつないだ「見える音」 コンセント対策アイテム・スクランブルテスト 電源プラグとコネクター、選び方のコツ 好評のフルテック電源プラグ&コネクターにNCFを採用の3種類が新登場! 工事用 屋内配線用ケーブル・音質徹底比較 実感できる優れた効果 フルテックNCF Boosterシリーズの魅力 現代ノイズ環境の救世主 超強力フィルター内蔵の電源ボックスが誕生 電源ケーブルの新たな選択肢 新鋭ブランドより最強の2モデルが上陸 “電源フィルターの魔術師”2大モード・ノイズを同時に除去 老舗ハイエンドコンポーネントブランドの電源ケーブルと電源タップを検証する 【特別レポート】クリーン電源の定番機2モデルを比較試聴 【大全誌特別企画】福田屋アーステクニック指南 英国CADのアースの新しいクオリティアップツール グラウンド・コントロールを福田氏が体験レポート オーディオにおける「革命的」存在 Telos Audio Designのアイテム達 旬の音本舗*福田屋Special これで決まりだ!!福田屋セレクション2020 ますます充実、フルテックNCF Boosterの最新2モデルを福田屋が使いこなしレポート “第六元素”の大本命 最強のディスクスタビライザーが誕生 聴音材の注目ブランド「molo」自在な設置で手に入るその魅力とは? ラック内にも収まる!薄型ボード徹底比較 ダイレクト型インシュレーター一斉比較 愛用スピーカーの実力を100%引き出す スパイクベース18モデル一斉試聴 “攻め型”オーディオラック ターンテーブルシート 最新の23モデルを聴き比べる 音を“ほぐして”、リラックスさせる この効果の変化量はかなり明確 ~話題のクリーニングマシーン10モデル∔3モデル一斉比較~アナログを磨こう! 愛機でそのまま憧れのダブルアームを楽しめる画期的なロングアームマウントシステムが新登場! “フルコンメカ”で進化 機材本来の音に最も近いボード ネットオーディオに効くアクセサリー テレガートナーのケーブルが一新 IEコネクタ採用でネットワークが進化する フルテックの好評NCF Boosterシリーズにクレイドルを低くできる高CPバージョン新登場 iFi audioのアクセサリー製品に初の電源タップが登場予定! 本誌注目の製品を厳選 特選アクセサリー15モデル試聴レポート シマムセンのオススメ/INFORMATION 「みじんこ」オリジナルアクセサリーが集結 電源関連製品を中心に各モデルの音を聴く 愛読者モニター大募集! アンケート 電源&アクセサリー大全2020 掲載製品お問い合わせ一覧 編集後記

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  • 「天安門」三十年――中国はどうなる?
    5.0
    「天安門事件」とは何だったのか? それは本当に、民主化運動だったのか? そして、再び起きるのか?――封印していた事件の記憶がよみがえる。 中国社会の表裏を熟知し、その歴史と現在・未来を見渡す評論家とルポライターの2人が、事件30年を機に“天安門の真実”を明らかにするとともに、歴史を鏡として中国の今後を占う! 石平[評論家] 天安門民主化運動の歴史的意味をもう一度検証し、総括してみることは、当事者である自分の使命であるのと同時に、あの事件で命を奪われた多くの仲間たちに対する、生きている者の責任でもある。いよいよ「天安門」三十年が迫ってきている中で、私は「今がその時」と悟って、一度真剣になって自分の心の中の「天安門」と向き合ってみる覚悟を決めた。たとえそのことによって、今まで三十年間、自分が何とかして保ってきた精神的バランスを壊してしまう危険があるとしても、やらなければならないと思った。――「まえがき」より 安田峰俊[ルポライター・立命館大学人文科学研究所客員協力研究員] なんだか、対談ではなくカウンセリングをおこなっているみたいだ。私は何度かそんな思いにとらわれた。話題が1989年6月4日の武力鎮圧のくだりになるたび、石平氏は重苦しく沈黙し、ときに嗚咽を漏らしたからだ。「俺はいつになったら解放されるんだ」「中国人はこの思いを分かってくれない。でも、どれだけ身近な相手であっても、普通の日本人では絶対に理解できないんだ」――この人の本当の人生は、実は1989年6月4日に終わっているのではないか? 嗚咽を漏らし続ける石平氏を見て、私はそんな思いが頭から離れなかった。――「あとがき」より
  • 新・日米安保論
    5.0
    冷戦終結後四半世紀。以来、国際情勢の変化にもかかわらず日米の安全保障体制は維持されてきた。しかし「今後も守って欲しければさらなる負担を」と訴えるトランプ政権の登場で、日本はアメリカとの安全保障体制の在り方そのものを問われている。果たして日米地位協定に象徴される従属的なアメリカとの同盟関係を今後も重視する必要はあるのか? 尖閣問題、対テロ戦争、北朝鮮の動向など、激変する情勢下、日本の安全保障を、歴代内閣のご意見番であった元防衛官僚、武装解除のエキスパート、安全保障の専門家が徹底的に語り合う。避けては通れない国防の根本的な問題がここにある。【目次】はじめに 護憲派も、戦争を他人事と捉えているという問題 柳澤協二/第一章 トランプ大統領をどう捉えるか/第二章 尖閣問題で考える日米中関係/第三章 対テロ戦争と日本/第四章 北朝鮮への対応と核抑止力の行方/第五章 日米地位協定の歪みを正すことの意味/第六章 守るべき日本の国家像とは何か/結びにかえて――同盟というジレンマ 柳澤協二/資料<提言>南スーダン自衛隊派遣を検証し、国際貢献の新しい選択肢を検討すべきだ
  • 死んだ後には続きがあるのか-臨死体験と意識の科学最前線-
    5.0
    人生の意味と宇宙の謎がわかる、臨死体験の教え。 1970年以降、欧米を中心に数千例を超す“臨死体験”報告が! 一流の医師たちと科学者たちが、人間の脳と魂と“あの世”を徹底検証。 そして、その行きついた答えとは。 生きているうちに学ぶ、死んでからわかること 【内容】 死後の世界から現実を見た視覚障害者の臨死体験/自分の未来に起こる悲劇を知らされた医師/落雷で臨死体験後、作曲の「天才」になった医師/バチカンが認めた少年の臨死体験/天国の存在をめぐりホーキング博士と対決した臨死体験少年/死の瞬間から生き返るまで、臨死体験の過程/臨死体験は、脳の刺激で誘発できるのか/死後の世界や天国のビジョンは、脳の錯覚なのか/死者を呼び出すムーディ博士の鏡の部屋/アリゾナ大学で進む、死んだ研究者との共同研究/バージニア大学には輪廻転生の実例のコレクションがある/日本で進む、生まれる前の記憶をもつ子どもたちの研究/生命エネルギー不滅の法則は、科学の常識になるのか/臨死体験の謎にはアインシュタインも注目していた/脳は情報を演算して意識にする量子コンピュータ/臨死体験は意識が宇宙に拡散する過程/ゼロ・ポイント・フィールドへの旅/光のトンネルは、宇宙のワームホール/『チベット死者の書』は、臨死体験の記録なのか/臨死体験は人に深遠な心境の変化をもたらす ……など
  • 新装版 大英帝国衰亡史
    4.7
    1巻1,500円 (税込)
    第6回山本七平賞、第51回毎日出版文化賞、ダブル受賞に輝く名著、待望の復刊! 本書は、「日の没するところなし」と謳われた大英帝国の、誕生から衰亡までの過程をつぶさに検証した長編歴史評論である。ギボンの『ローマ帝国衰亡史』を挙げるまでもなく、歴史上、帝国が興隆し、衰亡の道をたどった過程を描いた歴史書は数限りない。その意味で、歴史とは「幾多の帝国の興隆と衰亡の歴史」といってもよいかもしれない。覇権国は、何をきっかけに歴史の檜舞台に駆け上がるのか。危機はどのような形で忍び寄るのか。そして、大国はいかにして主役の座を下りるのか。大英帝国の興隆に寄与した3つの戦争と、衰退の節目となった3つの戦争に着目しつつ、多彩な人物描写も交えて、克明に描いていく。大英帝国の栄光と苦難の歩みは、現代の世界を見通す上でも、きわめて有益な示唆を与えてくれる。国際情勢が激動する今こそ、ぜひとも読んでおきたい一冊である。

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  • 若者に伝えたい 英雄たちの世界史
    4.6
    1巻1,320円 (税込)
    混乱や厄災には世界史を学ぶことで乗り切れる!  倉山満が伝える6人視点で読み解く世界史! 世界はこんなにも残酷です、たくましく生きましょう! ■青年宰相(当時18歳)・北条時宗はどう戦ったか? ■鉄砲の世界生産量の過半数に達した日本 ■豊臣秀吉は奴隷貿易をやめさせた ■田沼意次の善政を悪にした松平定信のプロパガンダ ■米中露を一人でねじ伏せたパーマストン ■経済をわからない政治家が民を苦しめる ■鉄血宰相ビスマルクのもたらした平和 ■「ノックスの十戒」と地政学の基本 ■極東の番犬上等!日英同盟成立 ■世界を変えた日本の大勝利 チンギス・ハーン、コロンブス、ナポレオン、パーマストン、ビスマルク、ヴィルヘルム2世と、世界の歴史を動かし、我が国にも影響を与えた人たちが何をしたかを描きました。 そして影響を受けた日本の人物、北条時宗、豊臣秀吉、徳川家斉、水野忠邦、大久保利通、伊藤博文がどのような決断をしたのか、読者の皆さんに評価してほしいと思います。 日本人が世界の歴史を学ぶとき、自分たちにとってどういう意味があるのかを考えて欲しいと思い、本書を書きました。(本文より) 【著者プロフィール】 倉山満 (くらやま みつる) 1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。 著書に、『ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法』(PHP研究所)、『検証 検察庁の近現代史』(光文社)、『バカよさらば プロパガンダで読み解く日本の真実』(小社刊)など多数。 現在、ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉山塾」や「チャンネルくらら」などで積極的に言論活動を行っている。
  • 数学女子 智香が教える 〈マンガ〉仕事で数字を使うって、こういうことです。
    4.6
    2013年8月に発行して大好評を得た書籍の待望のコミック化! 主人公は前作と同じ、アパレル企業で働く木村と、コンサル業界からヘッドハンティングで転職してきた数学女子・智香です。 数字にまったく興味がなく、自らのセンスと勘で実績を上げてきた木村が、さらに成長するためには何が足りないのか――。 智香は、そんな木村にセンスだけではなく、数字を使うこと、数字で考えることの意味と、深さと、面白さを伝えていきます。 ・ついで買いには何をお勧めするとよいのか ・セールでの割引は何%が妥当なのか ・どのくらい売ればしっかり利益が出せるのか ・売上アップのための戦略はどう考えたらいいのか こんなビジネスの課題も、毎日目にしている数字を使うことで、勘や経験にたよらずに、一つの仮説を立てられるようになります。 仮説が立てられれば、それを実行して結果を検証していくだけ。 そんな仕事のやり方が、マンガを読んでいくだけでわかります。 自分は数字に弱くて…、見方がわからなくて…と思っているすべての人に、数字をビジネスで使うことの面白さをお伝えする一冊です。 数字を使うことで、日々の仕事が大きく変わります!
  • 昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実
    4.6
    中曽根康弘、井手正敬、松田昌士、葛西敬之……重大証言と新資料が予言する「借金1000兆円をかかえた国家の未来」――本書は国鉄が崩壊、消滅に向けて突き進んだ歴史に再検証を試みたものである。昭和最後の二十年の歳月は、薩長下級武士が決起、さまざまな人物を巻き込んで徳川幕藩体制を崩壊させたあの「明治維新」にも似た、昭和の時代の「国鉄維新」であったのか。それはまた敗戦から始まった「昭和」の解体を意味していた
  • メディアは死んでいた 検証 北朝鮮拉致報道
    4.5
    日本社会は北朝鮮の拉致犯罪になぜ気付かなかったのか。 気付いてからも他人事だったのはなぜか。 1980年、北朝鮮による拉致事件をスクープして以来、拉致問題に取り組んできた記者が、40年目の真実を初めて語った! 産経新聞人気連載「私の拉致取材-40年目の検証」待望の書籍化 あの日、報道各社は北朝鮮をめぐるトップ級のニュースを報じなかった。 産経、日経はベタ記事、朝日、読売、毎日には一行もなく、 NHK、民放も無視した。メディアの役割を放棄したのだ……。 どう取材したか、しなかったか、どう報道したか、しなかったか、が正しく記憶されるべきではないだろうか。なぜならば、それらをも含めて拉致事件と考えるからだ。 《主な内容》 第一章 日本海の方で変なことが起きている 偏った空気/夜回り/地方紙/富山県警/事件現場/オバQ/被害者証言/不審船/動機/読売記事/家出人/恋人作戦/共通点/接岸地/背乗り/掲載見送り/柏崎/夏の意味/1面トップ/宇出津事件/だまされ拉致/黙殺 第二章 メディアが死んだ日 お墨付き/続報/赤塚不二夫/遺留品破棄/辛光洙/フグ/任務完了/免許証/逮捕/李恩恵/88年3月26日/梶山答弁/幻/自責の念 第三章 産経も共産党も朝日もない 金丸訪朝団/ソウル出張/金賢姫/田口八重子/朝日・毎日訪朝団/共産党の同志/双子の情報/横田家/行方知れずの姉/裏取り/実名報道/安明進/反発 第四章 いつまで“疑惑”なのか 家族会/政治色/丁字路/政府認定/受賞スピーチ/不自然/漱石/土井たか子/テポドン/大阪/2種類の風/タブー/追跡/自爆スイッチ/ターニングポイント 第五章 金正日が私の記事を証明した 欧州ルート/U書店/1枚の写真/よど号/八尾証言/国会決議/不破発言/政党/電撃訪朝/謝罪/断定/潮目/蓮池家再訪/別人/潮時/朝日新聞/前兆/38度線/棘 第六章 横田家の40年 大きな組織/消耗/濃厚な足跡/不思議な国
  • トレーディングシステムの開発と検証と最適化 ──オーバーフィッティングの健全な解決方法を求めて
    4.5
    まだカンに頼って、トレードしますか? 過去を検証しないで、あなたはトレードできますか? トレーディングシステムを開発しようと思っている人、必読の書! ロバート・パルドは長年にわたってトレーディングシステムの最適化問題に取り組んできた。汎用テストプログラム「アドバンスド・トレーダー(AdvancedTrader)」の作成者として知られ、数々のトレーディング戦略の開発者でもある彼は、1990年代初めから最適化プロセスを、開発、テスト、結果の検証というあらゆる面から考察するのに必要なすべての資質を備えた人物と言えるだろう。 最適化手法は一見、「勝てるトレーディングシステム」を見つけるための理想的な方法であるかに思えるが、本書を読めば、それが難しい意思決定を伴うものであることが分かってくる。 テストを行う目的は、そのルールと数式(つまり、戦略)を使って過去にトレーディングを行っていたならば、どんな成果を上げていたかを知るためである。どんなシステムでもそのほとんどが、過去を検証することで構築されることを考えれば、過去に起こったことを正しく認識しているかどうかを確認したいと思うのは当然だ。自分の戦略が、勝てるのか、どれくらいのリスクにさらされているか、そして理想的な結果を得るためにどれくらいの資金が必要なのかも知らずにトレードすることほど危険なことはない。 しかし、テストには落とし穴もある。コンピューターの性能向上によって、パターン、ルール、公式のあらゆる組み合わせをテストすることが可能になり、成功すると思える戦略は確実に見つかるようになったと思われがちだ。しかし、経験によれば、こういった方法による戦略はリアルトレーディングでは利益を出せないことが分かっている。「オーバーフィッティング(こじつけ)」と呼ばれるこの現象は、トレーディングプログラムの開発者たちを悩ます難題である。ロバート・パルドは本書でこの問題を詳しく解説するとともに、正しい解決方法を提示している! 最適化結果の評価もまた統計学的に健全なものでなければならない。結果を正しく解釈できなければ、最良の解決策を導き出すことはできない。最適化は正しく行わなければ意味のある結果を導き出すことはできないこと、正しく行わなければ信頼度の低い結果しか得られず、引いてはそのシステムが損失につながることをパルドはよく理解したうえで、初心者にも分かるように詳しく解説している。 トレーディングシステムをこれから開発しようと思っている人、または、すでにあるシステムを検証したいと考えている人は、本書を読んで内容をしっかり理解することから始めることをぜひともお勧めする。
  • ビッチな動物たち 雌の恐るべき性戦略
    4.5
     女性(雌)とは弱い性なのだろうか?  動物学も文化の影響は受けてきた。ダーウィンが進化論を唱えたのは150年以上前のヴィクトリア朝の時代。画期的な理論を発表したものの、当然、彼の考えにも当時の女性観が反映されていた。その結果、調べる対象となった動物はすべて雄だったのだ。誰ももう一方の雌を調べようとはしてこなかった。そのため両性を見比べた科学的で正確な検証がなされず、たまたま雄に見られるものを動物のすべてにはめ込んだ歪んだ見方がまかりとおってきたのだ。当時は女性の役割は結婚して出産し、夫の興味関心や仕事を支えることだ。そもそも雌は小さく、ひ弱で、色も地味なものとされた。雄のエネルギーが成長に費やされるなら、雌のエネルギーは卵子に栄養を与え、赤ちゃんを育てるのに必要とされた。雄は一般的により体が大きいため、雌より複雑で変化に富み、精神面のキャパシティも上回るとされた。要するに雄は雌に比べてより進化しているとみなされたのだ。  これまで動物の雌雄の役割については、人間での男女の役割を基準にその行動や社会的地位が調べられてきた。つまり雄は雌より優位であり、一夫一婦制が動物にも見られれば、これは倫理的な行動だなどと決めつけてきた。本当だろうか。実はこられはジェンダーバイアスによって男性優位の社会や文化が生み出した歪んだ見方なのだ。動物が種の保存のために遺伝子(子孫)を残そうとするなら、それは雄だけに限ったものではないはず。アザラシがハーレムを作ると、動物の雄にはそうした志向が強いなどと安直に結論づけるが本当だろうか。もし互いの性が子孫を残しつつ遺伝的多様性を獲得するなら、雄だけでなく雄雌ともに熾烈な生存競争をしていると考えるべきだ。だから雄と同様雌も積極的に子孫を残す(浮気する)のだ。  本書は、ジェンダー政策が表だって社会的な問題として認識されるようになった時代に、私たち以外の動物界は女性であることの本質について何を教えてくれるかということを述べている。性別のステレオタイプの犠牲者は人間だけではない。動物種の雌の一般的なイメージは、他の動物を認識する方法にもなぜか組み込まれている。溺愛する母親もいるが、自分では卵を捨てて、寝取られたオスの集団に任せて育てさせる鳥のレンカクもいる。種の7%だけが性的に一夫一婦制であり、多くの浮気性の雌は子孫の遺伝的多様性を高めるために複数のパートナーと狡猾なセックスをしたり(ほとんどの鳥類)、あるいはチンパンジーの場合には父親をわからなくさせるために複数のパートナーとセックスをしたりしている。さらに驚くのは同性愛でも異性愛でもなくバイセクシュアルなボノボ、アホウドリは雌同士で卵をかえしているという事実などなど。すべての動物社会が男性に支配されたり、雄雌の役割を果たしたり、さらには雄を必要とする生活をしているわけではない。  雌の世界でもアンテロープのトピは最高の雄を奪い合うためにその巨大な角で血みどろの戦いを繰り広げ、ミーアキャットの女家長は地球上で最も殺人的な動物であり、競争相手の赤ちゃんを殺して繁殖を抑制する。恋人を食料とする共食いのメスのクモや、雄を完全に排除してクローンのみで繁殖する「レズビアン」のヤモリなどもいる。何世紀にもわたって、動物の女性性の自然なスペクトルの多くは無視されてきた。文化的な偏見に目を奪われた科学者たちは、動物をその時代の社会に見られる役割のなかに投げ込んだのだ。ダーウィンは、男性は支配的で活動的で「情熱的」であるのに対し、女性は受動的で「臆病」で一夫一婦制を求めるという見方をした。これらの考えは、その正味期限をはるかに超えて、科学の世界に残存している。その後の生物学者たちは、確証バイアス(都合にいい例だけを集めること)に苦しみ、これらのレッテルを裏づける証拠を探し、ライオンの淫乱な性癖や雌のキツネザルの攻撃的な優位性など、ふさわしくない例外を一生懸命無視するようになった。このように雌の役割については男性目線での都合のいい偶像作りが行われた結果、雌の本来の意味が研究されてこなかったのだ。本書は、本当の雌とはどういうものか、Bitch(ビッチ)というタイトルで、男目線の幻想をひっくり返すべく、挑発的かつ面白く事例をあげ証明していく。男性が求める女性像を破壊しつつ、本当の女性(雌)とは何かを明らかにする。

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  • 営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて
    4.4
    仮説・検証ループでエースもベテランも1年でブッちぎる! 営業の各プロセスを改善し続けてケタハズレの実績を出す思考法とは? 【「はじめに」より】 日本トップレベルの営業集団である野村證券での営業マンとして。 フィンテックという新しい領域を拡大させるベンチャー企業の経営者として。 私は10年以上、すべてのビジネスの中心となる「営業」について考え、国内外で実践し続けてきた。 そしてその過程で、多くの日本の営業の常識とぶつかった。 ・営業は「足」で稼げ ・営業は人情勝負だ ・営業は3年で辞めろ ・営業は迷惑だ ・営業はダサい ……etc. かつてものづくりで世界を席巻した日本において、最前線の営業部隊はどこか軽視され続けてきたところがある。 だが、その結果が「いま」である。 停滞を打破し、可能性を見出し、ビジネスをつくる上で、営業は最重要の存在だ。 どんなによいものを生み出しても、それが広がり、顧客のもとに届かないと意味がない。 実際に、世界の企業、とくに熱量のあるアジア新興国では、セールスこそが実力のある人間に任されているということを私は目の当たりにしてきた。 その営業の「仮説・検証のループ」を現在まで繰り返し続け、常に新しいやり方を模索してきたからこそわかった「営業」という仕事の新境地を、思考法から実践的スキルまで、個人から組織まで、理性から感性まで、あらゆる角度でひもといたのが本書である。
  • 景気サイクル投資法 ──裏バフェット型手法とは
    4.3
    (ファンダメンタルズもテクニカル分析も不要) モノの値段を観察するだけのシンプル手法! 「歴史は繰り返す」―― 景気サイクル投資法(シクリカル投資法)は、景気循環・連動を活用した戦略で ある。これは、過去の事象は繰り返し起こるということ。好景気がいつまでも続 くことがないのと同様に、不況の闇が永遠に続くわけではない。投資において大 切なのは、その変化の転換ポイントをいかに敏感に感じ取って、「上昇」「下 落」を泳いでいくかである。シクリカル投資法では、ファンダメンダルズもテク ニカル分析も要しない。ただ単純に、モノの値段を追うだけで、景気の変化を読 み取るのだ。重要なのは、モノの値段。シ ンプルに、株価を見る前にモノの値段 を見ていこう! 著者コメント シクリカル投資法はとても、地味な手法です。 歴史は繰り返す―― それは、「世の中に新しいことは何も無い」というベースからスタートしていま す。本書でも軽く触れているように、2大投資法であるグロース(成長)株ほど の“ドラマチックな展開”もなければ、バリュー(割安)株のような“自分だけ が見出した光”も、そこには存在しません。 あるのはただ、経済学的な景気循環の理屈をもとにモノの値段をとおして景気を 見る―ひいては、機械的に株式売買を行うという一見すると面白みにかける投資 行動だけ。 それでも、どのセクター(業種群)よりも先行性を発揮するシクリカルセクター をもって、上昇局面、下落局面の転換を見抜きいち早く対応していくことによ り、経済のダイナミズムを天底含めて体感できる喜びがあるのです。 シクリカル投資法は、景気の流れを待つだけの手法と思われるかもしれません。 しかし、信用取引の空売りや、つなぎ売り、さらに裁定取引を使えば、より強力 な戦略を取ることができるでしょう。本書では、それらの活用法を具体的事例で 検証しています。 好景気も不景気もチャンスに変える「シクリカル投資法」で、利益が生まれる局 面と損失を出しやすい局面を知り、損小利大のトレードを目指してください。 目次 はじめに 第1章 シクリカル投資法・理論編 (1)クリカル投資法とは? 景気を相手にする/景気は循環する/シクリカル株とは/バフェットの投資対象/アンチ・バフェット型投資/シクリカルセクターの分類/セクターで考えるクセ/個人投資家に見る銘柄スクリーニング/「~関連銘柄」が儲からない理由/シクリカル投資法の有効性 (2)シクリカルセクターの収益構造 景気転換の兆し/収益は「売上高=数量×単価」である/不景気からの反転/景気の底入れは事後的に分かる/景気拡大は「単価」の上昇/コストも「数量×単価」で追いかけてくる/コストの伸びが売上高の伸びを上回りだす/価格の変化に存在する二面性/売上高が変化する8つの局面 (3)株式市場の2大原則 株式投資は難しい/景気サイクルが見える期間/株式市場に存在する大原則/2大原則で見る株価と景気のサイクル/4つの局面で見る売買のタイミング/ⅢとⅣの見極めが運命を分ける/投資家の死命を決するポイント/シクリカル銘柄の変動特性/売上高の変化イコール株価の上昇/価格動向の注意点/小さく取ることを繰り返す/大きく狙うと次の下落でほぼやられる/相場予測を避け観察に徹する 第2章 シクリカル投資法・実践編 (1)価格は何を見るべきか 対象となる価格/価格とは何か/ニッケルの価格/値段の位置づけ/株式投資での「一村一品運動」/代替品の景気/景気の代用品と株価の連動性/現材料の価格/価格データの収集/情報収集のコツと活用/完璧な対応関係を求めない (2)何をもって価格の上昇・下落とみなすか? 投資家の決定事項/「買い」のポイント/ニッケル市況で見る買いのポイント/順張りと逆張り/ニッケル市況と株式市場/底値で買うことの意味/目指す利幅は小さめ/トレイリングストップ/手仕舞いのポイント/年間アノマリー/シクリカル実践レポート (3)シクリカル投資法の長所と短所 シクリカル投資法の特徴/2大投資法(グロース(成長)株/バリュー(割安)株)/シクリカル投資法との比較 (4)信用取引を活用する 空売りに適した局面/信用取引の活用(ヘッジ〔つなぎ売り〕/レバレッジ/アービトラージ〔ペアトレード〕) 第3章 ケーススタディ BRICsの台頭(鉄鋼/非鉄/海運) あとがき
  • 赤ちゃんと体内時計 胎児期から始まる生活習慣病
    4.3
    2歳で完成したヒトの体内時計は生涯、健康に影響する。赤ちゃんのひどい寝ぐずりや夜泣きの原因には諸説があるが、著者は長年の臨床経験から以下のように想定している。それは「誕生直後は『超日リズム』で生活していた赤ちゃんが、乳児期になり『概日リズム』を身につけるときに、自身の体内時計と社会活動のリズムとの間でずれが生じることで、睡眠障害や不機嫌さを起こす」というものである。この状態は赤ちゃんが〈時差ぼけ〉を起こしているようなもので、心身に様々な影響が出ることを意味する。ヒトの体内時計は生後1歳半から2歳にはほぼ完成し、生涯にわたり健康に強い影響をもたらす。本書では、体内時計の知識、睡眠障害と発達障害との関連性、睡眠治療の検証などを提示する。【主な内容】○体内時計の準備は胎児期後半に始まる ○概日リズムと超日リズム ○健康な乳幼児に必要な睡眠時間 ○脳の海馬は睡眠欠乏に弱い ○遅刻リズムと不登校リズム ○概日リズム睡眠障害と発達障害 ○眠るタイミングがつかめない赤ちゃん ○フランス人の睡眠教育 ○赤ちゃんに「時間」を教えよう ○夜間授乳は定期的な覚醒のリズムを作ってしまう ○うつ、糖尿病、認知症、がんとの関連性
  • 英語コンプレックス粉砕宣言
    4.3
    【目次より】 一章 混迷の入試制度改革を検証する センター試験は悪くない/日本人に根強い「ペラペラ」コンプレックス」/「話す力」をどう測定するのか/サモアの小学校で見た徹底トレーニング型授業/「アクティブ・ラーニング」も基礎力が不可欠 二章 「英語植民地化」する日本 日常的に英語が必要な日本人は一%以下?/「吹き替え映画」への違和感/英語力で人の能力を測る危険性/大事な交渉ほど、プロの通訳者に任せるべき/「授業をすべて英語で」の虚妄/異質な世界を知る――英語を学ぶ意味/姓名のローマ字表記をどう考えるか 三章 〈小学校編〉発音のペラペラ「感」を身につける 小学校の英語の授業に意味はあるか/スポーツのトレーニングのように/教職課程は音声学を必修にすべし/「きらきら星」を英語で歌おう/ポイントは教師力とテキスト/鳥飼・斎藤版学習指導要領 四章〈中学校編〉文法を「日本語で」教えよ 文法は優先順位をつけて教える/英文法を英語で教える必要はあるのか/ネイティブ・スピーカーの弱点/意味がわからないままの音読は無意味/英語の教材として“Swimmy”を/語彙力の強化は文学から/身体のモードチェンジが必要 五章 〈高校編〉「意味のある話」ができる力を身につける 「英語で考えよ」で読解力はますます落ちる/日本語訳を読ませてからリスニングを/「論理国語」の虚妄/論理だけでは解釈できない/「頭の良い」高校生を育てよう 六章 「とりあえず話したい」人のために 日本人の「オーマイガー」はみっともない/困ったときの“by the way”/パーティに出るなら「My favorites map」を用意せよ「リアクション能力」を高める/時事問題を英語でコメントできますか?/世界を渡り歩くメンタルを英語の曲で鍛える
  • 生きがいの本質 私たちは、なぜ生きているのか
    4.3
    「私たちは、なぜ生まれてくるのか? その答えは、生まれてこなければ経験できない貴重な学びの機会を得るためである。その機会とは、『死』や『病気』や『人間関係』などの、『努力だけでは思い通りにならないこと』を指し、そのような機会を通じて学びを得ることこそが、人間として人生を生きる、そして体験する目的・意義・意味なのである」……。これが、本書において、著者が読者とともに検証していこうとしている、「人生の仮説」である。社会の問題が続出し、世の中が行き詰まりを呈している今、また、先の希望の見えない人生に絶望感を抱く人が増えている今、だからこそ、新しい人生観を確立し、我々は強く厳しい現実を生き抜いてゆかねばならない。現代人が持つべき、その「新しい人生観」こそが、今後の人間の「生きがい」となってゆくことを、力強く訴えかける、感動の人生論。

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  • もうだまされない 新型コロナの大誤解
    4.2
    コロナ禍、最も怖いのはウイルスよりも、「間違った知識」のまん延だった! 飲食店の休業、必要ですか? 私たちはいつまで自粛を続けるのですか? ・ウレタンマスクはほぼ効果ゼロ ・ラーメン店や焼き肉屋は安全地帯 ・ビニールカーテンやパーテーションは逆にリスク増大 ・一にも換気、二にも換気、手指の消毒は意味がない! ・手洗いよりも「うがい」の徹底を ・新型コロナは呼吸器系ウイルス、食べ物や手、目鼻からは感染しない 新型インフル、SARSなどの現場を体験し、米CDCで研究を重ねた、呼吸器系ウイルス(COVID-19含む)の権威が緊急提言! 日本の「お角違いのコロナ対策」を徹底検証。 正しく恐れて、私たちの日常を取り戻す、必読の書 本書を読まなければ「新しい生活様式」は「新しい不自由生活」になってしまう! 日本がコロナ禍で衰亡する前に――憂国の書緊急出版! 【もくじ・内容例】 第1章 新型コロナは空気感染だと知れ ・ビニールカーテンやパーテーションは逆にウイルスが滞留する ・ウイルス学的に皮膚や鼻、目からの感染は考えられない ・最も気を付けるべきは「ウイルスの吸い込み」 ・新型コロナウイルスの感染経路は、あくまで「空気」 …… 第2章 手洗いよりうがいのすすめ ・感染者との出会いも短時間なら恐れることはない ・床に落ちたウイルスなんか気にするな ・徹底すべきはうがい・鼻うがい・口ゆすぎ ・ウイルスの寿命は量で考える …… 第3章PCR検査をただ増やせば良いという大誤解 ・PCR検査をしなかったから医療崩壊を免れた ・PCR検査では死んだウイルスでも陽性に ・PCRで判定すべきは陰陽ではなく、体内のウイルス量 …… 第4章ウイルスに勝つマスクの達人 ・マスクの生命線は素材性能と密着性 ・フェイスシールド・マウスシールドでは何も防げない ・外を歩くときにマスクはいらない …… 第5章こうすれば飲食店も営業できる ・安全な店の判断基準は「風を読んで、ウイルスを見る」こと ・カラオケで一曲、その前にお茶を一杯 ・屋外のBBQでの感染、犯人は食べ物ではなく、コンロの前の密集 ・大皿料理、ノロウイルスなら危険だが、新型コロナでは問題なし …… 第6章ウイルスと細菌は違います ・新型コロナは呼吸器粘膜(主に喉や肺)でのみ増殖する ・日本で感染者数が少なかった理由より、欧米で多かった理由を知ることが大事 ・第3波とか第4波とか、一喜一憂はもうやめよう ・ゼロリスクを求めるのは、全ての生活から逃げること …… 第7章新型コロナはいつ終息するのか ・治療法が確立されても、新型コロナ撲滅は不可能 ・ワクチン接種箇所の張りや痛みは正常な免疫反応 ・歴史上の流行したウイルスは、いまもくすぶり続けている ……
  • 経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ
    4.2
    格差拡大、雇用不安、デフレ、グローバリズムの停滞……。「構造改革」以降、実感なき好景気と乱高下する日本経済。過剰な貨幣発行がもたらす問題、「複雑な“経済現象”」と「理論重視の“経済学”」の乖離など、現代資本主義が直面する困難を徹底的に検証。 アダム・スミスから金融理論、リーマンショックからアベノミクスまで、経済学の限界と誤謬を提示する。 内容抜粋 「経済学」がひとつの思想でありイデオロギーであるとすれば、今日の支配的な経済学の考え方とは異なった「経済」についての見方はできないか。「稀少な資源の配分をめぐる科学」というような経済学の典型的な思考方法ではない、別の思考様式はないのか、ということだ。―――学術文庫版「はじめに」より 目次 学術文庫版「はじめに」 第1章 失われた二〇年――構造改革はなぜ失敗したのか    学術文庫付論 第2章 グローバル資本主義の危機――リーマン・ショックからEU危機へ    学術文庫付論 第3章 変容する資本主義――リスクを管理できない金融経済 第4章 「経済学」の犯罪――グローバル危機をもたらした市場中心主義 第5章 アダム・スミスを再考する――市場主義の源流にあるもの 第6章 「国力」をめぐる経済学の争い――金融グローバリズムをめぐって 第7章 ケインズ経済学の真の意味――「貨幣」の経済学へ向けて 第8章 「貨幣」という過剰なるもの――「稀少性」の経済から「過剰性」の経済へ 第9章 「脱成長主義」へ向けて――現代文明の転換の試み あとがき――ひとつの回想 学術文庫版あとがき 2012年刊行、講談社現代新書『経済学の犯罪』を改題、 大幅加筆修正したものです
  • これまでの仕事 これからの仕事 ~たった1人から現実を変えていくアジャイルという方法
    4.1
    なんのためかわからない目標をめざして仕事をする。 「これまでこうしてきたから」で話が終わる。机上の空論だけが続く。 完璧を目指すが、成果につながらない。 「最初に立てた目標どおりであったかどうか」で評価が決まる。 マイクロマネジメントをされるほうもするほうも疲弊する。 チームや部署を越えたコミュニケーションに良くなる兆しがない。 仕事のやり方がアップデートされない。 無関心、他責、面従腹背が日常となってしまっている。 これまでのやり方では何かがおかしい。 では、どうすれば変えていけるか? 「数字だけ」から、「こうありたい」へ。 目先の効率から、本質的な問いへ。 アウトプットから、アウトカムへ。 想定どおりから、未知の可能性へ。 マイクロマネジメントから、自律へ。 縄張りから、越境へ。 1人の知識から、みんなの知識へ 思考停止から、行動へ。 変化の最前線で試行錯誤してきた著者が20年の時を重ねてたどりついた、“新しい正解”の見つけ方をあなたに。 ■目次 第1章 「数字だけ」から、「こうありたい」へ ●From   目標が次の何かに活きているか?   「数字しかない」目標になっていないか?   目標の前提に目的はあるか?   本当に目標を達成できているのか?達成したことにしていないか?   目標を予定どおり達成できることに価値があるのか?   考えてもわからないのか?考えていないためにわからないのか? ●To   自分たちの「芯」がどこにあるのか、目の前のことはいったん脇に置いて考えよう   ゴールデン・サークルを用いて自分の意図を自分に気づかせよう ●From→To   FromとToを別々に描こう   目標までに段階をつくって1つ1つ乗り越えていこう 第2章 目先の効率から、本質的な問いへ ●From   机上の議論が容赦なく延々と続く   表層的な理解だけ合わせて、本質的な問いが置き去りにされる   「これまでこうしてきたから」問題(圧倒的な問いの不足)   「効率性ファーストのメンタリティ」問題(正解を出さないといけない)   「失敗が次に活かされない」問題(失敗の本質は同質の失敗を繰り返すこと) ●To   問いを立てるのと同時に、その問いに答えるための「プロセス」を取り入れよう   (1)問いを立てる   (2)問いに答えるための仮説を立てる   (3)仮説を検証するためのプランを立てる   (4)検証を実施する   (5)結果を確認し、理解を得る ●From→To   個別の活動に焦点を当てつつ、全体として成り立っているかに目を向けよう   全体のプランを時間軸を伴う形で可視化しよう 第3章 想定どおりから、未知の可能性へ ●From   評価の基準は「最初に立てた目標どおりであったかどうか」   「正解」からズレないことを基準に置いてきた組織が周囲からズレてしまっている ●To   「適応の時間」を明確に取るようにしよう   ふりかえりをしよう   むきなおりをしよう   領域を越境していこう ●From→To   探索と適応のバックログを作ろう 第4章 アウトプットから、アウトカムへ ●From   「品質が王様」という価値観   品質を高めるために、何度も幅広く検査する   アウトプット自体が決められなければ3つのムダが生じる可能性がある   問うべきは「アウトカム(成果)が得られるかどうか」 ●To   早く試せるよう、価値があると思われる部分を真っ先に実現しよう   理解を正すまでの時間を短くしよう ●From→To   目的が完成品としてのアウトプットなのか、アウトカムまで狙うのかを問おう   振り子のようにアウトプットや品質の考え方を動かしていこう 第5章 マイクロマネジメントから、自律へ ●From   マイクロマネジメントでは、計画の詳細さと呼応するように、細やかな報告が求められる   「予実のズレをなくすことが成果につながる」という世界観がマイクロマネジメントを生む ●To   唯一の正解がないなら、多様性を許容して「当たり」を引く可能性を高めよう   順序と時間をマネジメントしよう   自ら学び、判断し、協力しあえるチームをつくろう ●From→To   これまでの「ふつう」を少しずつ変えてチームの自律性を引き出していこう   「ファイブフィンガー」「ベロシティ&リードタイム」「ワクドキ感」でチームの状態を理解しよう 第6章 1人の知識から、みんなの知識へ ●From   仕事のやり方がアップデートされてない   どこにナレッジがあるかわからない   ナレッジが形式知として残されていない   効率性ファーストだと共同化の機会が限られたものになってしまう ●To   1人SECIモデルを回そう   逆円錐状に学びの回転を広げよう   協働によって創発を生み出そう ●From→To   形式知のかたちを見いだしておこう   ナレッジ自体のふりかえりをおこなうようにしよう 第7章 縄張りから、越境へ ●From   チームや部署を越えたコミュニケーションに良くなる兆しがない   1on1やチャットでも乗り越えられない ●To   越境の2つの意味   1人から始める越境   チームでの越境   組織の越境 ●From→To   接点を作り続け、対話を進めていこう 終章 思考停止から、行動へ ●From   「自分として」考えることも、動くこともない   思考停止から無関心、他責、面従腹背につながっていく ●To   関心、チーム、リスペクト、越境でダークサイドを変えていこう ●From-to   経験とは行動を起こした人にのみ与えられる報酬
  • 歴史学者という病
    4.1
    ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■     ぜんぶ、言っちゃうね。   このままでは日本の歴史学は崩壊する!? 歴史を愛する人気学者の半生記にして反省の記――。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 歴史学は奥も闇も深い ●「物語の歴史」と「科学の歴史」の大きな違い ●時代が変われば歴史も変わる怖さ ●実証と単純実証は断じて違う ●皇国史観VS.実証主義の死闘 ●教育者の一流≠研究者の一流 ●修業時代とブラック寺院 ●私は認められたかった ●「博士号」の激しすぎるインフレ ●「古代+京都」至上主義の嫌な感じ ●「生徒が考える」歴史教科書はNGだった ●歴史学衰退の主犯は大学受験 ●私を批判する若い研究者たちへ ●唯物史観を超えるヒント ●網野史学にも検証が必要だ ●民衆からユートピアは生まれるか ●「日本史のIT化」は学問なのか ●次なる目標はヒストリカル・コミュニケーター 本書のテーマは「歴史学者」、つまり歴史を研究するということの意味について考えること――だ。(中略)聞きようによっては、同僚や他の研究者の批判に聞こえてしまうようなところもあるかもしれないが、もちろん個人攻撃や人格攻撃などの意図はまったくない。あくまで学問的な批判だと考えていただければよい。ここまで心中を正直に吐露したのは本書が初めてであろう。  幼年時代の私は、偉人伝などをはじめとする「物語」としての歴史にハマった。だが、本格的な歴史研究者を志すために大学に入ると、そこには「物語」などではない、「科学」という、まったく新しい様相の歴史が待ち構えていた。  学生時代の私は、史料をひたすら読み込む「実証」という帰納的な歴史に魅了された。その一方で、いくつかの史実をつなげて仮説を組み立てようとする演繹的な歴史のもつ面白さにハマった時期もあった。だが、実証を好む人々からは「仮説」というものは徹底して異端視され、しばしば私も批判されることになった。 さらに学びを深めるうちに、歴史学、歴史というものは決して悠久でも万古不易でもなく、それどころか、むしろその時代のもつ雰囲気や世論、世界の流れなどによって、簡単に姿を変えてしまう、ある意味恐ろしいものなのだという現実も知った。また、受験科目としての安直きわまりない「歴史」が、数多くの歴史嫌いを大量生産し、結果的に歴史という学問の著しい衰退を招いてしまっている事実にも言及したい。  こうした機微な話は歴史の授業や歴史学の講義ではなかなか話題にならない。(「はじめに」を一部改稿)
  • 鈴木敏文のCX(顧客体験)入門
    4.1
    【内容紹介】 日本ではDX(デジタル・トランスフォーメーション)の文字を見ない日はありませんが、ここ数年、もう一つ、「X」のつく用語として、「カスタマー・エクスペリエンス(Customer Experience、略してCX)」という概念が日本にも入ってきて、注目が集まっています。 CXは「顧客体験」もしくは「顧客体験価値」と訳されます。「商品・サービスの購入、利用における顧客としての体験」および「体験をとおして得られる感覚的・心理的価値」を意味するようです。 ヒト(お客様)は、モノをとおしてコトを体験することで価値を感じ、満足感を得る。モノの価値に対して、コトの価値とは、お客様が体験することで得られる価値、すなわち、顧客体験価値といえるでしょう。 カスタマー・エクスペリエンスの概念は二〇〇〇年代に入ってから注目されるようになったようですが、セブン‐イレブンでは、一九七〇年代の創業当時から、仮説・検証を実践することで、お客様に満足していただける顧客体験を提供し続けてきたのです。 ★★★セブン‐イレブン流・「これが欲しかった!」をつくり出す・真の【お客さま目線】とは? コンビニおにぎり、セブン銀行、100円コーヒー……。 数々のヒットを生み、日本の新しいライフスタイルをつくってきた鈴木敏文氏。 彼が約50年前からただ一人見抜いていた、潜在ニーズを拾いあげる「ストーリーづくり」の真髄は、創業以来セブンが徹底している「CX=カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験)」にあった! ◎「お腹いっぱい」の人は何を食べるか ◎半分にカットした割高の大根が売れる理由 ◎おにぎりの販売は「新しい習慣」を生み出した ◎Francfrancには、なぜ、便座カバーが置いてないのか ◎動物園を「お客様の立場で」を見直して気づいた衝撃の事実 ◎花の売り手が花をもらって初めて問題点に気づく ◎横を見ずに目の前にいる顧客に目を向ける ◎「過去の延長線上」ではなく「未来の可能性」に目を向ける 「お客さまだけを見てください、ほかは見なくてけっこうです」 【著者紹介】 [著]鈴木 敏文(すずき・としふみ) セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問 1932年長野県生まれ。中央大学経済学部卒業後、東京出版販売(現トーハン)を経て63年イトーヨーカ堂入社。73年セブン‐イレブン・ジャパンを創設し78年社長に就任。92年イトーヨーカ堂社長、2003年イトーヨーカ堂およびセブン‐イレブン・ジャパン会長兼CEOに就任。05年セブン&アイ・ホールディングスを設立し、会長兼CEOに就任。16年から現職。著書『わがセブン秘録』など多数。 [取材・構成]勝見 明(かつみ・あきら) ジャーナリスト。1952年、神奈川県生まれ。東京大学教養学部中退後、フリージャーナリストとして経済・経営分野を中心に執筆を続ける。著書に『鈴木敏文の「統計心理学」』ほか、『共感経営』(野中郁次郎氏との共著)など。 【目次抜粋】 イントロのようなまえがき モノ消費からコト消費の時代へ  なぜ、セブン‐イレブンの日販は他チェーンより一五万円も高いのか  「カスタマー・エクスペリエンス」とはコト消費  「仮説・検証」によりコト的な価値を提供する  「真冬の冷やし中華」が売れるわけ 第1章モノではなく、コト(体験価値)を売る時代へ 1 コロナ禍で顧客体験がより重要性を増した 2 メリハリ消費、ごほうび消費は典型的なCX型消費 3 同じものごとでも提示の仕方で売れ方が変わる ほか 第2章CX経営にはどんな発想法が必要なのか 1 常に顧客を起点に発想する 2 顧客起点の発想はあらゆる分野で求められる 3 「川モデル」ではなく、「井戸モデル」で考える ほか 第3章顧客の求める体験価値をどのように生み出すのか 1 予定調和を壊す 2 「上質さ」×「手軽さ」の空白地帯を見つける 3 仮説力を鍛える① ~疑問を発することが出発点 ほか 第4章カスタマージャーニーに沿った戦略を考える 1 仮説を立てるとはカスタマージャーニーを想定すること 2 売り場という「舞台(ステージ)」で「物語」を生み出す 3 キュレーション戦略~選択と絞り込みで新しい価値を生み出す ほか 構成担当者によるあとがき
  • 平成の経済
    4.1
    ◆政策混迷が招いた熱狂、転落、苦闘――「経済白書」でバブル崩壊を分析、未曾有の事態に向き合い続けたエコノミストによる同時代史と次代への教訓。 ◆1989年1月から始まった平成経済は、試練の連続となった。バブルの崩壊と不良債権問題、アジア通貨危機と金融危機、デフレの進行、人口減少社会への突入など、我々がこれまで経験したことのない難しい課題が次々に現れた。 これら課題への政策的対応については評価が分かれるが、著者は、必ずしも満足すべきものではなかったと考える。お手本のないこれら諸課題に対しては、どうしても実験的、試行錯誤的な対応にならざるを得なかった。こうした実験・試行錯誤は成功したとは言えず、デフレ問題、人口問題、財政・社会保障問題などについては、現在においても引き続き政策的対応が必要な状況となっている。 平成時代に直面してきた多くの課題は、未解決のまま平成後の時代に引き継がれる。その意味で、平成時代において日本の経済社会が直面してきた諸課題と政策的対応を振り返ってみることは、これからの政策的対応の道を開くという意味からも重要なことだと言える。 ◆本書の特色はまず第1に、マクロ経済を中心に解説していることである。平成経済は、企業経営、産業・技術などの面でも大きな変転を遂げてきたことは明らかであるが、著者はこれまでほぼ一貫してマクロ経済の動きをフォローしてきたので、そこに集中することが比較優位と考えたからである。 第2は、単に事実を述べるだけではなく、多くの出来事の相互関係を明らかにし、できるだけストーリー性を持たせるようにしたことである。平成時代の経済に起きたことは意外な展開に満ち満ちており、実にドラマチックだ。そうしたエキサイティングな歴史の動きを描こうとした。 第3は、できるだけ政策的教訓を導き、後世の参考にしてもらおうとしている。そのためには、どうしても政策的評価が必要となる。評価を下すとなると、著者の価値判断が含まれることは避けがたい。このため、中立的な書き方にさほどこだわらず、率直に著者の考えを前面に出している。 ※日本が、そして世界が激変した30年間を、知の巨人たちが検証し、未来を語る。『平成の政治』(御厨貴・芹川洋一編著)、『平成の経営』(伊丹敬之著)と併せた「平成三部作」の一冊。
  • セゾン 堤清二が見た未来
    4.1
    無印良品、ファミリーマート、パルコ、西武百貨店、西友、ロフト、そして外食チェーンの吉野家――。 いずれも日々の生活でなじみのある企業であり、知名度の高いブランドだ。 これらの企業が、かつて同じグループに属していたことを、知らない世代が増えている。 これらはいずれも、堤清二という男が一代でつくり上げた「セゾングループ」という企業集団を構成していた。 小売業にとどまらず、クレジットカードや生命保険、損害保険などの金融業、ホテルやレジャー、食品メーカーまで、多様な事業を展開してきた。 2000年代、セゾングループは解体された。だがそれぞれの企業を見れば、堤が育てたセゾングループの価値がより鮮明に分かるはずだ。 現代の消費市場をリードするのは、米アマゾン・ドット・コムに代表されるIT企業だ。 インターネット通販やスマートフォンが爆発的に普及したことで、消費スタイルも根底から変わりつつある。 ものを所有しないシェア消費や個人間売買など、新たな流れが広がっている。 大きな変化が起こっているのは確かだが、人々の生活意識や買い物のスタイルがこれからどう変わっていくのかについては、企業も消費者も視界が晴れない。 そんな中で、堤とセゾングループがかつて持っていた特有のエネルギーを検証することは、未来の消費の行方を知る大きなヒントとなるはずだ。 新たな価値を生み出す発想力や、現状を否定してイノベーションを起こす柔軟性――。 閉塞感が漂う現代だからこそ、セゾングループのかつての哲学を掘り起こし、分析することに大きな意味がある。
  • 趣味で相対論
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】  この本の目的は、一般相対論までの内容をごまかしなく伝えることである。しかし私が挑戦したいのは、第一の目的を少しも損なうことなく、読者の負担が最小となるような形でまとめ上げることである。そういう本を手にすることが可能かどうか、私自身が知りたくて作るのだ。(「序文」より抜粋) 【著者略歴】 広江 克彦(ひろえ かつひこ) 1972年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。'00年より、物理学を解説するウェブサイト「EMANの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、'07年に『趣味で物理学』を、'08年に『趣味で相対論』を続けて上梓。現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む。EMAN(エマン)は中学の頃からのあだ名であり、ネットでも主にその名前で活動している。 【目次】 第0章 準備 第1章 特殊相対性理論 1.1 相対論はなぜ生まれたか? 1.2 エーテル理論の失敗 1.3 アインシュタインの指針 1.4 同時であるとはどういうことか 1.5 ローレンツ変換の求め方 1.6 時空回転と不変量 1.7 悩むのは無駄 1.8 固有時の意味 1.9 4元速度 1.10 E=mc2 を導く 1.11 質量は増大するのか 1.12 物体は縮むのか 1.13 なぜ光の速さを越えられないのか ~哲学~科学とは何だろうか 第2章 座標変換の理論 2.1 座標変換とは何か 2.2 見かけの力 2.3 ガリレイの相対性原理 2.4 4次元的世界観 2.5 光はなぜ一定速度か 2.6 多変数関数の微分 2.7 運動方程式のローレンツ変換 2.8 偏微分の座標変換 2.9 マクスウェル方程式が不変となる変換 2.10 反変ベクトル・共変ベクトル 2.11 縮約の意味 2.12 省略記法の導入 2.13 テンソル解析の基礎 2.14 計量とは何か 2.15 反変・共変の変換 2.16 4次元の演算子 第3章 相対性原理の実践 3.1 相対論的な運動方程式 3.2 運動量ベクトルの変換 3.3 エネルギー運動量テンソル 3.4 相対論的なマクスウェル方程式 3.5 電荷の保存則 3.6 ゲージ変換 ~豆知識~ローレンツは二人いる! 第4章 一般相対論の入り口 4.1 結論から始めよう 4.2 代表的な二つの公式 4.3 測地線の方程式の展開 4.4 重力場の方程式の展開 4.5 項の数を数えてみる 4.6 式の簡単化 4.7 質量は2 種類ある 4.8 アインシュタインの解決法 4.9 質量は錯覚だ ~豆知識~重力と引力の違い 第5章 リーマン幾何学 5.1 共変微分 5.2 平行移動2 5.3 測地線 5.4 局所直線座標系 5.5 テンソルの共変微分 5.6 リーマン曲率 5.7 リーマン・テンソルは本当にテンソルか 5.8 リッチ・テンソル 5.9 スカラー曲率 5.10 ビアンキの恒等式 5.11 アインシュタイン・テンソル 5.12 ニュートン近似 5.13 重力場の方程式へ 5.14 係数の値を決める 第6章 一般相対論の検証 6.1 シュバルツシルト解 6.2 光の湾曲 6.3 水星の近日点移動 6.4 重力赤方偏移 6.5 加速系の座標変換 あとがき
  • 広島怪談
    4.0
    広島市出身在住、地元で書店員として働く著者が自ら体験&見聞きした広島県の怖い話。 配管工事を手掛ける著者の兄が見た有名デパートの地下に隠された禁域(広島市中区) 新天地公園前で四時四四分にタクシーに乗ると殺される都市伝説の裏(広島市中区) 丑の刻参りスポット八反坊から聞こえる異音と藁人形(庄原市) 薬師ヶ丘第六公園に立つ謎の埴輪像から聞こえる声…(広島市佐伯区) 鏡山公園の桜の木にぶら下がる首吊り自殺の女性霊(東広島市) 臥龍山ハイキング中に聞こえた女の呻き声(山県郡北広島町) 殺人事件の容疑者の同僚が見続けた奇妙な視点の怪夢(廿日市市) 野貝原山のホテル廃墟。大浴場の蛸壺風呂に置かれた盛り塩の意味(廿日市市) ほか、心霊スポットからヒトコワ、都市伝説検証まで広島県に纏わる恐怖実話13!
  • なぜ貧しい国はなくならないのか(第2版) 正しい開発戦略を考える
    4.0
    ●SDGs時代の経済学の必読書  残された国々の浮上はなぜ困難なのか。それは誤った戦略がとられているからです。適切な政策さえとれば、貧困国も浮上可能なのです。貧しい国から貧困をなくしていく戦略的学問、それが本来の開発経済学の目的。本書は、経済学は知らないけれども貧しい国を浮上させる術について知りたい人びとのための書です。  筆者は農業と製造業の双方について、アジアとアフリカで現地調査型の研究を重ねてきました。また、世界銀行に出向した時期は、開発戦略という視点から各国への資金援助を詳細に分析しました。筆者が研究対象としたのは、中国、台湾、ベトナム、フィリピン、タイ、インドネシア、インド、ネパール、スリランカ、ガーナ、エチオピア、ケニア、ウガンダ、マラウィ。また、農業や産業の発展ばかりでなく、環境問題、国家の役割、ジェンダーについても関心を払ってきました。カバーする地域も分野も内外の研究者でこのレベルに達している開発経済学者はほとんどいません。  本書は、2014年に刊行された『なぜ貧しい国はなくならないのか』を最新のデータに基づいて全面改訂し、教科書需要に応えるもの。教科書で記述されている理論を自ら検証した上での入門書であり、その説得力は非常に強く、その点も高く評価されて増刷しています。その意味で、本書は定説をまんべんなく解説した通常の教科書や入門書とは異なります。  筆者は、日経・経済図書文化賞を2度受賞し、シカゴ大学でシュルツ(唯一のノーベル経済学賞受賞農業経済学者)、フリードマンから直接教えを受けた世界的な開発経済学者。2018年には学士院会員となり内外から高く評価されています。
  • 「新しさ」の日本思想史 ――進歩志向の系譜を探る
    4.0
    「新しい」が現在のような「進歩的だ」「新鮮である」という意味になったのは近世になってからであり、古代や中世では単に「現在」を示すものだった。「新しさ」が江戸時代に評価を高め、いかにして幕末維新期に大衆をリードするキャッチフレーズになったのか。「本」に立ち返ろうという復古思想とのせめぎ合いの中、明治以降の高度な外来の文化を受け入れる下地となる学術や思想がどう育ってきたかを、「新」や「本」の字義の変化をたどって検証。この国の進歩への志向の系譜を探る。
  • ポーカーエリートの「公然の秘密」 頻度ベース戦略
    4.0
    エリートポーカープレイヤーは私たち一般プレイヤーとは違います。彼らは一瞬で何万ドルも動くテーブルについています。違いはそれだけではありません。 エリートプレイヤーは、一般のプレイヤーとはまったく異なる戦略・思考でゲームにのぞんでいます。あなたがゲームのレベルを上げたいのであれば、戦略を見直すだけでは成功できないでしょう。ポーカープレイヤーの99%は考え方に根本的な欠陥があるのです。トップ1%に入るためには、本書の内容を理解し実践する必要があります。 その内容は多くのポーカープレイヤーが知っています。しかし、理解しているプレイヤーはほとんどいません。ポーカーの「公然の秘密」として誰も隠そうともしません。それはゲーム理論のナッシュ均衡を用いたプレイです。自分以外のプレイヤーを観察し戦略を最適化していきます。それぞれのプレイヤーの戦略が確定し変更する意味がなくなった状態がナッシュ均衡です。ナッシュ均衡に沿ったプレイをGTO(game theory optimal)戦略といいます。 GTO戦略を実行するためにはゲーム全体の期待値を計算する必要があります。その計算は膨大で複雑なものになり、プレイ中に対応するのは容易ではありません。しかし、複数パターンに分類し大枠を把握することは可能です。更に多くのパターンを検証することによって、ハンドの頻度も把握できます。 「正しい頻度でプレイせよ」がエリートプレイヤーへのキーワードです。本書は一般プレイヤーにとって珠玉の1冊となるでしょう。 原書名;Poker's 1%: The One Big Secret That Keeps Elite Players On
  • 古事記に隠された真相
    4.0
    1巻440円 (税込)
    古事記は不思議な物語が詰まっています。「天の岩戸」「ヤマタノオロチ伝説」「国譲り」…。神話はデタラメ?いいえ、そこには意外な意味がありました!歴史的な事実を踏まえつつ、女子高生の舞と紅葉、それにセンセの3人で古代日本になにがあったのか、検証をしていきます。大好評「古代史ミステリーシリーズ」第3弾。コミック版!
  • もう、がんでは死なない 二人に一人ががんになる時代の最高の治療法
    4.0
    「がん」=「死」ではない!! 巷にはびこる“がんの常識”を覆す、 人生百年時代を心豊かに生き抜く極意とは? もう、がんでは死なない――というタイトルの本ですが、大きく次の3つの意味があります。 ①そもそも、人は「がん」そのもので死ぬわけではないということ。 一般に「がんで亡くなる」「がんで亡くなった」とよく言われますが、人はがんが存在するだけではなかなか死にません。つまり直接の死因は、がんではない。がんから毒が出るわけではないからです。もちろん、悪性のがん細胞(タチの悪いがん)が増殖し、転移することで、体内の臓器が機能不全におちいり、最終的には死にいたることはあり得ます。しかし日本では、放っておかれても(患者本人が)死なないケース(タチの良いがん)が多数を占めます。「がん」=「死」という固定観念にまず疑問をもってください。 ②「がん死」とされているケースの多くは、じつは「がん以外」の理由によって亡くなっているということ。 たとえば、「医療技術の進歩で、早期発見・早期治療ができれば、がんは治る時代になっている」という報道がよく見られます。しかしそれならばナゼ、人間ドックで「がん」をみつけた人に「がん死」が相次ぐのでしょうか。その理由については、本文で検証していきたいと思います。 ③人を死なせることがない「細胞のカタマリ」=「腫瘍」が、どしどし「がん」と診断され、手術や抗がん剤治療をうけているということ。 じつは、がん治療という医療サイドの都合によって手術などの「がん治療」がなされ、多くの患者(がんと診断された人)が、闘病という苦痛のなかで逝くケースが圧倒的に多いのです。たいへん大きな問題なので、こちらものちほど詳しくお話ししていきます。 このように、「がん」になったからといって、すぐに「死」をむかえることは本来ありません。がんにならない習慣、仮にがんになったとしても、がんとともに生き、天寿をまっとうする生き方を選択することはじゅうぶん可能です。(「まえがき」より) がんの基礎知識から放置療法、免疫療法、三大治療(手術、抗がん剤、放射線)、有名人の闘病例まで、最新の知見で徹底検証。日本人の二人に一人ががんになる時代の治療法と生き方を提案していく一冊です!
  • 「心の哲学」批判序説
    4.0
    意意識とは何か。いつ、どのように生まれて、何のために存在するのか。 人や動物が生存していくための意識による具体的効果や、その機能とは――? 認知科学、神経科学的の最新成果により、昨今注目を浴びる「心の哲学」を、 あえて、事実性重視の現象学的立場から批判的に検証。 私が「私」を認めるために重要な、「経験する私」の意味、 私の意識の中で「淘汰」され、成長する意識の本質など、 進化論的な視座も踏まえ、「意識の実像」を捉え直す。 目次 第一部 「心の哲学」との対決 序 可能性の議論への違和感 第一章 意識は無用か 第二章 意識の有用性 第三章 心は物質に宿る──スーパーヴィニエンス── 第四章 運命を知りえぬことが、自由を私たちに残さないか 第五章 意識は瞬間ごとに死ぬ?──ひとつの懐疑── 第六章 意識とは誤解の産物である──消去主義の検討── 第七章 「物理世界は完結し、心の働きかけを許さない」と言えるのか 二部 意識は本当はどういうものか 第八章 意識の実像──ふたつの実存とふたつの視覚経路── 第九章 実践的意識が見る世界 結論
  • ジャパネットたかた すごい戦略
    値引きあり
    4.0
    なぜ、「ジャパネットたかた」は成功できたのか? 地方の無名カメラ屋さんから、 わずか25年あまりで誰もが知るところの抜群の知名度と 売上約1930億円(2017年時点)のグループ企業へと変貌を遂げた「ジャパネットたかた」。 「ジャパネットたかた」を育て上げた高田明氏の経営戦略の根底には、 一体どんな信念があったのだろうか。 いろいろ語りつくされた感もある「ジャパネットたかた」ではありますが、 今回、同社の成長戦略と高田明氏の信念である「今を生きる。」 という言葉の意味を再度検証しつつ、 勝ち方の原理原則「ランチェスター法則」という視点から切り込んでみたいと思います。 まずは「ランチェスター法則」とは何か、ということを理解していただき、 「ジャパネットたかた」について見ていきましょう。 ■目次 第1章 時代とともに「今を生き続ける成長戦略」  1「ジャパネットたかた」とは?  2ジャパネットグループの歩み  3ライフサイクルに見るジャパネットの成長と進化   (1)市場参入時期(導入期/1986年~1990年)   (2)第一次成長期(1990年~2000年)   (3)第二次成長期(2000年~2010年)   (4)成熟期(2010年~現在) 第2章 「今を生きる。」は変化への対応力  1「今」に最適な行動が進化・成長を生む  2「今」を生きると大ジャンプする瞬間がある  3月商55万円は1年で300万円に  4「今」を生きていると時代の流れが見えてくる 第3章 「ランチェスター法則」と「ランチェスター戦略」  1「勝ち方の原理」と「勝つための戦い方」  2「ランチェスター戦略」の生まれた背景   (1)戦闘における勝ち負けのルール「ランチェスター法則」   (2)戦争の法則「クープマンモデル」   (3)競争戦略・販売戦略のバイブル「ランチェスター戦略」へ  3「ランチェスター法則」から勝ち方の原則を知る  4「ランチェスター法則」をビジネスに応用すると  5弱者・強者の戦い方とシェア理論  6弱者・強者の5大戦法 第4章 「ジャパネットたかた」その成功要因を探る! 第5章 ランチェスター視点で斬る! ジャパネットたかたの「戦闘力」 第6章 気づかされた「ランチェスター法則」の新たな視点 ■著者 名和田 竜
  • EXCELビジネス統計分析 [ビジテク] 第3版 2016/2013/2010対応
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ユーザーの行動、分析できますか? --「資料請求なし・訪問30回」のユーザーが商品を購入する確率と購入の要因を求めよ 【対象読者】 ビジネスの現場で、Excelを利用した統計分析を行う担当者の方 【特徴】 本書は、データを扱う場面で必須となる「ビジネス統計分析」の基本を まとめた書籍です。ビジネスシーンで求められる問題解決には、仮説の検証、 データの正確な読み取りが不可欠です。 本書では統計学の基礎も触れているので、統計学の基礎を学びながら、 データを読み解く力(具体的には仮説を立てたり、検証したりすること)が養えます。 第3版となる本書では、ビジネスの現場で最近利用されてきている 「ロジステック回帰分析」の手法も追加。モデルの選択、交互作用等、不十分な 箇所はまだまだありますが、意味がわからないまま、いきなりRで1行書く前に、 オッズ比、尤度、最尤法、log、ネイピア数e等の概念の理解にお役立てください。 また本書の刊行と同時にリニューアルしてリリースする多変量解析アドイン 「ビジネス統計」の導入部分と利用方法の事例を盛り込んでいます。 【読者特典】 多様な統計処理ができる多変量解析アドイン「ビジネス統計」を 著者サイト「メディアチャンネル」からダウンロード提供しています。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 「不祥事続出警察」に告ぐ(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 不祥事の責任をとって辞任した神奈川県警の本部長は、当初、上層部の責任を認めようとしなかった。書類送検された元本部長は、覚醒剤事件のもみ消しを指示した。著者は「神奈川県警の出方はあらかじめ警察庁長官も了承していたはず」と指摘する。その意味では長官にも責任があったのだ。全国26万警察官のトップに君臨する一握りのキャリアたち。現場を軽視し出世競争に血道を上げる彼らこそが、組織腐敗の最大原因だ。 40年に及ぶ検察官生活を通して、警察組織に知悉する元札幌高検検事長が、続発する腐敗事件を徹底検証。
  • 街角の煙草屋までの旅 吉行淳之介エッセイ選
    4.0
    坂の上の角の煙草屋まで行くのも旅だと考え、自分の住んでいる都会の中を動くことに、旅の意味を見出す表題作。小説作品のモチーフになった色彩体験を原風景に遡って検証する「石膏色と赤」ほか、心に残る幼年時代の思い出、交遊、文学観、なにげない日常の暮らしや社会への思いなど、犀利な感性と豊かな想像力を通して綴る「人生の達人」の珠玉のエッセイ選。吉行文学の創造の秘密が詰まった47篇。
  • コナーズの短期売買入門  ──トレーディングの非常識なエッジと必勝テクニック
    完結
    4.0
    1990年代後半からトレーディング業界にとっては好ましい大きな変化があった。トレード手法に関する情報が激増したことと、トレード戦略を数値で示す技術が発達したことだ。今ではエクセルなどを使えば、検証作業は数分で終わってしまう。逆に好ましくない変化は、数多くあったエッジ(優位性)が消え、市場が効率化してしまったことだ。  本書では、世の中が大きく変化するなかで、昔も儲って、今も変わらず儲かっている手法を伝授する。  本書は、市場哲学や市場心理や市場戦略を交えて展開していく。さまざまな市場・銘柄を例に見ながら、アメリカだけではなく世界で通用する内容となっている。著者のトレード哲学は「平均値への回帰」である。その意味は単純に、行きすぎたものは必ず元に戻る――ということだ。それを数値で客観的に示していく。  市場の短期的な動きを数値化したうえで、銘柄を買うなら、3日連続で上昇したあとよりも、3日連続で下落したあとのほうが良い結果になることを示している。短期トレードの場合、高値で買ってより高値で売るブレイクアウトの戦略よりも、安値で買って高値で売る押し目買い戦略のほうが有利であることを、統計的に示していくのだ。  本書は次のように構成されている。まずは、市場特有の動きを探る。そして市場での押しや戻りを見極め、どうしてそれが儲け時なのかを見ていく。また、日足と日中足を見ながら、2期間RSI(相対力指数)だけで、下落時のトレード方法とタイミングを学ぶ。そして「ストップを置く」「オーバーナイトはリスクが高い」などのトレードでは常識と思われていたことが非常識になっていることも統計的に示していく。  その後は、戦略の話へと移っていく。本書で学ぶ戦略は、すべて10年以上の研究によって裏付けされている。それぞれの戦略のルールとその戦略の検証結果を読者の皆さんに紹介する。株式売買の戦略と指数先物のタイミング戦略も、すべて数値でその根拠を示す。日足を使った戦略を探している読者の皆さんにとって、本書は最高の手引書となるだろう。 その次に、手仕舞いについて細かく見ていく。トレードは仕掛けて終わりではない。適切に仕切れば、仕掛け時のエッジを最大限に引き出すことができる。そこで、いくつかの出口戦略とその戦略の有効性を証明する統計を見ていく。  最後に、トレードで成功するために最も重要であると言っても過言ではないのがトレード心理だ。そのトレード心理について、アメリカ海軍特殊部隊“シールズ”の元隊員から、決断を下す方法と自分が下した決断を完璧に実行する方法を具体的に学ぶ。  読者の皆さんが、本書からトレーディングについて多くのことを学び得ることを期待している。
  • 売れる仕組みをどう作るか トルネード式 仮説検証(PDCA)
    3.9
    現場の「やってみよう」が「売上げ」になる “あるべき姿”と“現状”のギャップを埋める 超高速トライ&エラーのすすめ 「日本のおもてなし文化は世界一」「日本のものづくりは素晴らしい」そうやって自画自賛しているあいだに、日本は衰退し続けてきた。世界のGDP比でみても、日本経済はたった20年間で3分の1に縮小してしまった。現場は誰しもまじめで誠実、日々忙しく仕事をしているのに、なぜ行き詰まっているのか? それは多くの日本企業が、商品サイクルが「5年→1年」と速くなった世界のスピードについていけず、日本の悪しき「衰退パターン」に陥り、判断停止しているからだ。この「衰退パターン」を「成長パターン」に変える秘策=「トルネード式仮説検証」を本書では紹介する。 「仮説検証」と言うと、「なんだ、よく聞くあのPDCA(Plan Do Check Act)サイクルか」と思われるかもしれないが、現実には、この業務改善のアクションを正しく理解し、うまく回している現場は驚くほど少ない。それも、竜巻のように立体的に回す「トルネード式仮説検証」でないと意味がない。 「変わるか、さもなくば死」の企業と組織が復活し、売り上げにつながる方法を、外資系戦略プロフェッショナルが伝授。学び多き企業のケーススタディも多数収録。
  • 新版「続ける」技術
    3.9
    ■アメリカの一流企業600社が成果を挙げた「続ける技術」!  ベストセラーが内容も新たに待望の新書化! 「勉強」「ダイエット」「禁煙」 「英会話」「貯金」……。 あなたはこれまでに、すでに多くの方法を試してきたことでしょう。 でも、なぜか、続かない… 一体、なぜだと思いますか? ■“科学”だから、どんな人でも続けられる! あなたが続かない理由。それは、 続けるための「行動のしくみ」を作っていないからです。 「どうやったらモチベーションが保てるのだろう?」と 成功法則や自己啓発の本に頼ろうとしていませんか? 「やる気」や「根性」を鍛えるのには時間がかかります。 しかし、「行動」なら「仕組み」を作ってしまえば、 簡単に変えることができます! ■本書のノウハウは、“行動科学”に基づいたものです。 「行動科学」とは、人間のいくつもの「行動」を科学的に分析し、 多くの実験や検証を経て生まれた、アメリカ発の理論です。 人間の「行動そのもの」にフォーカスし、 “いつ・どこで・誰がやっても、最高の結果を出す”にはどうしたらいいのか、を研究したものです。 どんなに立派な決意をしても、計画を立てても、続けなければ何の意味もありません。 あなたも「人生を変える習慣」を身につけてください! ※本作品は2006年に刊行された『「続ける」技術』(弊社刊)を加筆、再編集いたしました
  • 平成はなぜ失敗したのか 「失われた30年」の分析
    3.9
    平成経済史が一気にわかる。 「平成」という時代の失敗の検証なしに、日本は前進できない! 日本人が遅れを取り続ける原因を徹底解明。  平成の30年間を一言で言えば、世界経済の大きな変化に日本経済が取り残された時代でした。平成時代を通じて、日本経済の国際的な地位は継続的に低下したのです。  ここで重要なのは、「努力したけれども取り残された」のではなく、「大きな変化が生じていることに気がつかなかったために取り残された」ということです。改革が必要だということが意識されず、条件の変化に対応しなかったのです。  平成の時代が終わることから、平成回顧ブームが起き、多くのメディアが「平成を振り返る」という特集を組んでいます。  振り返るのであれば、過去を懐かしむだけでなく、なぜこの時代が日本にとっての失敗の時代になってしまったのか、その原因を明らかにすることが重要です。そうすることによって、平成回顧ブームを意味あるものにすることができるはずです。  本書は、このような観点から、平成時代の経済を分析し、重要な選択の局面において、本当はどうすべきだったかを考えます。  それらを、いまの日本経済が抱える問題との関連で取り上げ、将来に向かって日本が何をなすべきかを検証します。主として日本の経済について述べますが、それだけでなく、世界経済についても言及します。とくに中国の変貌と成長が重要な関心事です。  本書が平成のつぎの時代において少しでも役に立つことができれば幸いです。  (「はじめに」より)
  • 愛の論理 私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか
    3.9
    「愛している」という言葉は、恋愛小説やドラマなどでは陳腐なぐらいよく使われるフレーズである。実際生活においても、私たちはこの言葉を、便利なものとして、さまざまな場合において使っているのではないだろうか? しかし、突き詰めて考えてみれば、「愛」とは、いったいどういうものなのか? このことは、古今東西の哲学者や作家たちが、それこそ大まじめに追及してきた、「人生における究極のテーマ」なのだ。私たちは、物事の価値観が揺れ動いている現代において、このテーマについていかなる考察をしておかなければならないのか。このような問題意識にたって書かれたのが、本書である。「男女の愛」から、より広い意味での「人間愛」にいたるまで、さまざまな角度から深く検証と考察を行い、読者の人生観や恋愛観、価値観にまで大きな揺さぶりをかけて行く。魅力にあふれた人生論である。

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  • 家で「肉食」を極める!肉バカ秘蔵レシピ 大人の肉ドリル
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 すべては、家で肉を最高においしく食べるために…。 数百に及ぶ論文など膨大な資料をひもとき、家庭で調理される肉料理を徹底的に考察。 定番から、ちょっと背伸びの変わりだね、あの店の味まで、 すべてにおいしい理由あり!の「全35の肉レシピ」を収録しました。 「焼く」「揚げる」「ゆでる」「蒸す」「煮込む」「混ぜる」「漬ける」など、 肉の調理に必要な手法の意味をあらためて検証し、それらをベースにレシピを構築。 さらに、日本における肉料理の歴史や背景もじっくり振り返りながら、 一般的なレシピにも応用できる、真似できる“肉の基本”を解説! じっくり読んで、楽しく作る、おいしく食べる。 イエニクの結論がギュッと詰まった、新しい肉マニア本がここに登場です!
  • NHKラジオビジネス塾 思考をみがく経済学
    3.8
    1巻990円 (税込)
    経済学のエッセンスを ビジネスシーンに活かす! 「知識」は検索できる時代、必要なのは「思考法」である。「プロジェクトを続けるべきか?」「この案件は誰に担当させるのか?」などビジネスで遭遇する様々なシチュエーションに、経済学は「思考法」として活用できる。話題のNHKラジオ番組のポイントをコンパクトにまとめた一冊。(オール2色) 第1講 まずは心構えから!何のために「経済学」を学ぶのか 第2講 分割して把握しよう!「MECE」「利益の基本方程式」 第3講 経済学の特徴を知ろう!「競争」「主観価値」 第4講 コストを知らなきゃ損をする!「機会費用」「サンクコスト」 第5講 競争は何をもたらすか?「競争の素晴らしさ」「成熟社会の競争」 第6講 ナンバー1でなければ意味がない!?「費用逓減産業」「自然独占」 第7講 危機はこうして起こる!「情報の非対称性」「失敗の本質」 第8講 勝負は相手の出方次第!「ゲーム理論」「価格差別」 第9講 データと数字に強くなる!「論理的思考」「統計的検証」

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  • 労働政治 戦後政治のなかの労働組合
    3.8
    労働政治とは、労働者の利益が政治の世界で実現されるプロセスを意味する。日本の労働組合は、利益実現に際して経済合理性を有する路線を取ることで、戦後の成長と安定に大きく貢献し、一九八九年には連合の結成によって悲願の「統一と団結」を実現した。しかしその後、その存在感は薄くなり、連合自体にも行政改革・構造改革への積極性が見えない。歴史を溯り、労働者と政治の関係を利益団体政治の視角から検証する。
  • SDGsの大嘘
    3.8
    「脱炭素」は欧州のペテン! “環境ビジネス”で丸儲けしている人々の正体 世はまさにSDGsブーム。 「よりよい未来をつくるために」と掲げられ、政府やマスコミも手放しで礼賛する17の達成目標はどれもご立派なものばかりだが、その一つひとつを科学的に検証していくと、欺瞞と矛盾に満ちた「大嘘」であることがわかる。 このままだと「地獄への一本道」を突き進むことになるというのに、日本人はいつまでこの茶番を続けるつもりなのか? 拗(す)ね者の生物学者が忖度(そんたく)なしに語りおろす、SDGsの知られざる真実! 〇世界の貧困を加速させる「高級牛ステーキ」 〇人口を減らさない限り「資源の争奪戦」は終わらない 〇SDGsはグローバル資本主義を続けたい欧州の免罪符 〇枯渇しつつある水産資源を中国が食べ尽くす 〇実はエコではない「太陽光発電」と「風力発電」 〇「CO2の増加が地球温暖化の原因」という大嘘 〇利権のためには科学的ファクトも「無視」する日本人 〇「塩害」知らずでサステイナブルだった日本の水稲栽培 〇実は地球にも環境にも優しい遺伝子組み換え作物 〇「地熱発電」と「エネルギーの地産地消」が日本を救う 【本書「はじめに」より抜粋】  先ほど触れたように、利益を得るのはほんの一握りの連中だけで、世界のほとんどの人たちは利益を奪われて貧しくなる。SDGsという矛盾に満ちた「絵に描いた餅」を実現しようとすることで、この世の中は確実に今よりも悪くなる。  それなのに、国連が垂れ流すこの「嘘」を鵜呑(うの)みにした政府やマスコミの大キャンペーンのせいで、ほとんどの人々はSDGsというのは素晴らしいものなのだと信じて疑わず、その目標に少しでも貢献できるように頑張っている。  人々の「いいことをしたい」という善意につけ込んで、騙(だま)しているという意味では、かなり悪質だ。(中略)  「環境を守らなければならない」という人々の善意につけ込んで、この説を後押しする政府機関や企業は、国民から多額のカネを搾り取っているが、多くの国民はいまだに「いいことに加担している」と思い脳内にドーパミンが出て、騙され続けている。  私くらいの世代の者は、どうせこの先もたいして長くはないのだから、この茶番につきあわされてもさして実害はないかもしれないが、未来のある若者や子供たちからすれば、とんでもない話だ。  だから、あと50年も生きねばならないあなた方に、SDGsも人為的地球温暖化論も基本的にはまったく同じで、反対しづらい善意のスローガンを並べているだけで、「地獄への一本道」になっている事実について考えてもらいたいと切に思う。 2022年5月池田清彦
  • 消費税10%後の日本経済
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    2019年10月1日から消費税率が10%に引き上げられた。 最近の経済情勢から、世界的に今、景気は「踊り場」にあり、しかも将来、景気がさらに悪化するリスクが世界中至るところにある。わざわざこのタイミングで消費税率の引き上げを行う意味はどれほどあるのかという根強い批判が識者だけではなく、多くの国民から寄せられた。これまでの増税不可避論は、「財政破綻」の危機がいつ到来してもおかしくないと言われる日本の財政状況を危ぶみ、できるだけ早いタイミングでの財政再建を訴えるものであった。しかし、今回の消費税率引き上げは主に「社会保障の充実を目的としたもの」という建前になっている。 このような状況の中で、われわれが真剣に考えるべきことは、これから本格化するであろう「増税時代」をどう生き抜くかであるが、重要なのは「自分の頭で考える」ということになってくる。そこで本書では、読者自身が来たるべき増税時代の中をどのように生きていけばいいのかを「自分の頭で考える」ため、公表されている経済データを用いて、 (1)現在の日本経済の現状を客観的に記述する。 (2)特に、前回(2014年4月から)の消費税率引き上げに際して、家計、および家計に関連する産業の業況がどのように変わったのかを検証し、その背景にどのような経済原理が隠されているのかを考える。 これらの作業を通じて、安倍政権での2回目の消費税率引き上げで、日本経済にどのような変化が起きるかを展望、解説する一冊となっている。プロの着眼点を通して、公開された経済指標や統計資料から、いかにこれからの経済動向を予測し、ストーリーを想起できるかを正しく理解できるのが本書の魅力である。
  • “戦争責任”とは何か 清算されなかったドイツの過去
    3.8
    一九九五年にドイツ各地で開かれた「国防軍の犯罪」展は激しい抗議運動を引き起こした。ナチスばかりでなく正規軍である国防軍も残虐な行為を行っていた事実に光が当てられたためである。「ドイツは自らの戦争責任を認め、謝罪してきた」と言われてきたが、それは正しいのだろうか。膨大な聞き取り調査を通じ、ドイツが冷戦構造の中で巧妙に論理のすり替えを行ってきたことを検証し、歴史と向き合うことの重さと意味を問う。
  • 戦後の思想空間
    3.7
    いま戦後思想を問うことの意味はどこにあるのか。戦後民主主義を潮流とする戦後知識人の思想は、米国を中心とする世界システムのマージナルな部分として位置づけられた戦後空間の中で醸成された。しかし70年代を転回点に、米国の善意を自明の前提とした構造はリアリティを失っていく。こうした状況を踏まえて、西田幾太郎、田辺元の京都学派や和辻哲郎などによって唱導された戦前の「近代の超克」論を検証し、ポストモダンから〈戦後・後〉の思想へと転換する思想空間の変容を、資本の世界システムとの関連において鋭く読み解く戦後思想論講義。
  • 肉声 宮崎勤 30年目の取調室
    3.7
    日本中を震撼させた「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」の取り調べが録音されていた。 初めて明かされる取調室での息詰まる対決! 密室で語られた真実とは―― 昭和から平成、一九八八年八月から翌年六月にかけて埼玉・東京で四歳から七歳の幼女四人が次々と誘拐され殺害された東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件。 犯人の宮崎勤は「今田(いまだ)勇子(ゆうこ)」と名乗り、殺害した少女の遺骨と意味不明な自筆の紙片を遺族の自宅玄関前に自ら届けた上、犯行声明文、告白文を遺族や新聞社にまで送り付けていた。 事件発生から約30年――。 フジテレビ報道局は宮崎の取り調べの音声テープを独自に入手した。 逮捕直後、宮崎は取調室で警視庁捜査一課の名物刑事に何を語っていたのか? 入手した27本の音声テープを検証し、犯罪史上類を見ない“猟奇的な劇場型犯罪”の闇に迫る!
  • 「オバサン」はなぜ嫌われるか
    3.7
    オバサンという言葉が、呼ばれる側に違和感や不快感を生じさせ、呼ぶ側を躊躇させる理由はいくつかあるが、一つは〈女は若いほうがいい〉という価値観の浸透である。これは男性だけに限ったことではなく、〈若い〉と言われる女性もまた、同様の価値観を発しているのだ。本書では、女性の年齢が意味するものや女性が年齢を隠したくなる背景を検証し、さらには「オジサン」よりもはるかに多義的な「オバサン」という言葉の意味、当の中高年女性に対する社会の視線などについて多角的に考察する。【目次】はじめに/第一章 なぜ女は年を隠すのか/第二章 男女で異なる<生殖のリミット>/第三章 「ババァ発言」の系譜/第四章 職場における女の年齢/第五章 「おばさん」と「オバサン」/第六章 オバサンの社会性/おわりに
  • ビジネスマンのための「解決力」養成講座 こうすれば、「打つ手」はすぐに見えてくる
    3.7
    優先順位のマトリクス、緊急でも重要でもないところが、実は重要? ABC分析のほんとうの使い方を知っていますか?  80-20の法則、何でも下位80%を切り捨てようとするのは素人の証? 占い師とコンサルタントを分けるものは? もし、あなたがこの会社の社長なら? 天橋立のマーケティング戦略(AIDMA)は? そして、最強の問題解決法とは!? UDE、ロジカルツリー、ディシジョンツリー、プロコンリスト、パート図、 マーケティングの5P・4C・QPS、AIDMA、SWOT分析、PPM、 ABC分析、レーダーチャート、PDCA、仮説検証、会計… 等々、問題解決によく使われる代表的なフレームワークももちろん学べますが、 それ以上に重要なのは、本書の目的が、読者のみなさまに、今、目の前にある 現実の問題を「解決」していただくことであることです。 というのも、多くの類書が、問題解決の手法を「知る」ことを目的としているからです。 どれだけ「手法」を知っていても、「解決」できなきゃ意味がない! 経営コンサルタントとして、多くの企業の社外取締役、監査役を務める著者ならではの 本当に役立つ「問題解決」の授業がここにあります。

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  • 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?
    3.6
    「ChatGPTの翻訳はますます巧みになっていくだろう。そんな時代に、外国語を学習する意味は何か」 ―今井むつみ(慶應義塾大学環境情報学部教授) 「言語が変わると認知はどこまで変わる? 衝撃の研究成果がこれでもかと挙げられ、驚きっぱなしだった」 ―水野太貴(ゆる言語学ラジオ) 「ページをめくる手が止まらなくなる本。自分の中に眠るスーパーパワーを探す旅に出発しよう!」 ―モーテン・クリスチャンセン コーネル大学心理学教授、『言語はこうして生まれる』(新潮社)著者 自分では1つの言語しか話せないと思っていても、実際のところ人間の脳は、複数の言語を操るように設計されている―著者のビオリカ・マリアンは、その事実を明らかにした。 スペイン語を話す人もいれば、日本語を話す人いる。それと同じ意味で、「詩」という言語を話す人もいれば、「数学」という言語に堪能な人もいる。 しかし、ここでもっとも大切なのは、複数の言語を話す能力によって創造性の扉が開かれ、脳の健康や、認知をコントロールする力も手に入るということだ。 そして、複数の言語を話せるようになりたいのなら、今この瞬間に始めることができる。 新しい言語を獲得するたびに、情報をどう受け取り、どう解釈するかということが影響を受ける。 何を覚えているか、自分自身と周りの世界をどうとらえるかということ、さらには感情、洞察、意思決定、行動も、話す言語から影響を受ける。 情報を整理、処理、構築するときも、言語は欠かせないツールであり、だからこそ大きな進歩を起こす力にもなる。 『言語の力』は、数多くの科学的な研究を検証し、新しい言語を学ぶことの利点を紹介している。
  • 黒マナー・裏ルール
    3.5
    仕事を行ううえで、暗黙のうちに守るべきと考えられているルールやマナー。しかし、それはビジネスに成功する上でどれほど役に立っているのだろうか? 最新の学術データをもとに、一般的な仕事術やビジネスマナーを心理学的側面から検証。人間関係を操れる、本当の意味で効果のある「黒マナー」の真髄をイラスト満載で解説
  • ときは、ながれない 「時間」の分析哲学
    3.5
    時間は流れるものではない? 「わかったつもり」をひっくり返す! 哲学の大家による、脳を揺さぶる論理的思考のレッスン。 私たちが常日頃から経験し、わかったつもりになっている「ときのながれ」なるものは、実はどこにも存在しない! 「ゆるい関係説」「カテゴリーミステイク」「現在主義」など、キーフレーズを通して当たり前の認識を検証し、「カントの散歩」「棚から無理数」「みずみずしくない水」など、不思議で魅力的なメタファーを自在に操りながら、「時間」という限りなく身近でどこまでも深遠な概念について、読者が自分の頭で考えることをやさしく促す。哲学の大家が自らの実践を通して示す、知的刺激に満ち、あらゆる応用可能性にひらかれた、究極の論理的思考マニュアル! [目次] はじめに 第1章 そもそも時間とは?  第1節 目に見えない時間は信じない?  第2節 ポーランド国旗:うごきがない変化  第3節 説明とカミソリ:なにも起きなければ時間はない?  第4節 なにものでもない:時空の片方  第5節 欅家と欅家の人びと  第6節 欅家は欅家の人びとの集合ではない  第7節 前後あとさき:時間はいれもの?  第8節 欅家の桃子:ゆるい関係説  第9節 カントの散歩:時計とは?  第10節 時間をはかる:なにをはかる? 第2章 時間はもの?  第1節 フルーツゼリー:空間の「メタ容器」説  第2節 ナプキン:時間は境界 第3章 インテルメッツォ:ジョン・マクタガート・エリス・マクタガートの介入 第4章 ときはながれる?  第1節 両国橋から見おろす:「ながれる」の意味  第2節 棚から無理数:「ときはながれる」はナンセンス  第3節 みずみずしいスイカ:みずみずしくない水 第5章 いまあるのみ?  第1節 オプティミスト従姉:未来はある?  第2節 過去はあった:過去はない  第3節 秒針のうごき:伸び縮むいま  第4節 まざる? とけこむ?:過去の記憶  第5節 ときのループ:普遍時制  第6節 リアリティー:未来、過去、現在すべてあり おわりに
  • 「たられば」の日本戦争史 もし真珠湾攻撃がなかったら
    3.5
    歴史において「もし○○していたら」と論じるのは無意味・・・ではない! もし満州鉄道の日米共同経営を受け入れていたら、もし第一次大戦でヨーロッパに派兵していれば、もし真珠湾を攻撃していなかったら――その後の歴史は大きく変わっていたはずだ。そんな「幻の選択肢」を検証する、画期的な戦争史論。(講談社文庫)
  • 大前研一 世界の潮流2021~22
    3.3
    1巻1,430円 (税込)
    【内容紹介】 2時間でわかる!世界の政治・経済・産業動向の決定版。 新型コロナ、米中対立、ブレグジット、ポストアベノミクス……あらゆる意味で分断化が進み、混迷を極める世界情勢を明快に分析し、その中で生き残るためのヒントを示す最高の羅針盤です。 ◎累計9万部超『世界の潮流』シリーズ最新作 ◎2021?22年の世界情勢を分析した渾身作 ◎35点もの図版を使ってわかりやすく解説 ◎現代を俯瞰できる用語解説付き ◎就職・転職にも役立つ 「マッキンゼー伝説のコンサルタント」として名を馳せた大前研一氏の1日は、毎朝4時に始まります。膨大な世界のニュースを収集し、分析し、アウトプットとして残します。 大前氏の緻密に分析された情報は、雑誌や書籍、WEB等で発信されていますが、これらのエッセンスが詰まったのが、本書です。 今年、主に論じるテーマは以下の通りです。 日本→アベノミクスの検証、小手先感満載の菅新政権の政策 アメリカ→トランプ・ベノムの後遺症、止まらない「ディバイデッド・ステイツ化」 中国→急速に進む習近平国家主席の“ヒトラー”化 欧州→ブレグジット後のEUと変貌するロシア 猛威を振るう新型コロナウイルスによるパンデミック収束の見込みと世界経済に与える影響は?トランプ前大統領の負の遺産であるアメリカ分断化の行方は?政治経済両面で台頭する中国と独裁色を強める習近平主席の思惑は?イギリスの離脱で試練に立つEUの行方は?各国で台頭する非民主的リーダーは?そして日本は? 今日本人が知らなければならない世界の動きと日本がとるべき道を、大前氏が明快に語ります! 【著者紹介】 [著]大前 研一 Kenichi Ohmae 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号 を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書に、『「0から1」の発想術』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』『「国家の衰退」からいかに脱するか』(共に小学館)、『大前研一 稼ぐ力をつける「リカレント教育」』、「日本の論点」シリーズ(小社刊)など多数ある。 「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネス・レビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピーターズが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thi nkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。 2005年、『The Next Global Stage』がWharton School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。 趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。ジャネット夫人との間に二男。 【目次抜粋】 まえがき 第一章 新型コロナウイルスが変えた世界 第二章 分断・二極化する世界 ~民主主義から非民主主義へ~ 第三章 ポスト・アベノミクスの要諦 第四章 2021年、日本はどうすればよいか?
  • プロ野球にとって正義とは何か 落合解任と「プロの流儀」vs.「会社の論理」
    3.3
    スキャンダルがあったわけでもなければ本人の体調不良でもない。明快な理由がないままの解任。傍から見れば衝撃的でもあり、不可解な要素を残したままの解任劇。 じつは、その背景には、球団の経営事象を含めて複雑な問題が絡んでいた。 その真相は……。果たして「契約」という理由だけだったのだろうか。 いったい、プロ野球の求めていくべきものはなんなのだろうか。勝つことがすべてなのか。それとも、勝つことだけではない、もっと違う別の何かが存在するのだろうか。プロ野球経営とは、その勝つことだけではない「何か」を求めて突き進んでいくものだろうか。 ファンにとって、監督・選手にとって最高の球団経営とはどんなものなのか? そして、本当の意味でプロ野球のファンサービスとはなんなのか。 ドラフト取材歴30年、現場取材主義の著者が徹底検証!
  • 検証 検察庁の近現代史
    3.0
    「精密司法」と呼ばれる日本の検察。事件の起訴を行った場合、ほぼ100%の確率で有罪となる。また、検察庁は、警察が逮捕した犯罪者を不起訴にして無罪放免にできるほどの力を持っている。検察とは、いったいどんな組織なのか。本書では、近代司法制度がスタートした明治時代から、多くの不祥事で揺れる現在までの検察庁の軌跡を概観。99.9%――。この数字は何を意味するのか。注目の憲政史家が問う、「精密司法」の正義と矛盾。
  • PDCAプロフェッショナル―トヨタの現場×マッキンゼーの企画=最強の実践力
    3.0
    トヨタの現場と マッキンゼーの企画から 得た最強の実践力 トヨタとマッキンゼー。 実践力と戦略立案力、一見、2つのまったく異なる志向性をもつ組織のように見える。 トヨタは、主要な実務の精度向上を目的とした、現場での展開がしやすい問題発見の考え方や実践手法のレベルを常に向上させ、それらを全社で使いこなす。マッキンゼーは、依頼主が放置していた、あるいは、見逃していた経営レベルの課題を明確にし、解決策をつくり上げるためのツールや方法論、そしてファームの能力の開発・向上にいそしむ。 この2つの企業に共通するのは、PDCAの精度の高さ、速さ。 PDCAはPlan(企画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(方法論の改善・進化)というあらゆるビジネスに必須のサイクルを精度高く、早く回す。新人研修で教えられる基本中の基本を、2つの優良企業が重んじている。 トヨタのグループ企業の豊田織機製作所、マッキンゼーを経験した著者・稲田将人氏がPDCAの本質的な意味合いと実践的な方法論をまとめたものが本書。最終の第6章には実際に組織としてPDCAを廻す事例を紹介している。実践に即したイメージを知りたい方はぜひ読んで欲しい。
  • 医者が絶対にすすめない「健康法」
    3.0
    1990年代から、欧米ではこれまで行われてきた医療や一般的に信じられてきた健康情報が「本当に意味があるものかどうか」を、長期間にわたって追跡調査する研究が盛んになっていました。このような方法で得られたデータは、科学的根拠(エビデンス)と呼ばれます。さまざまな調査が行われた結果、巷で言われている健康法のなかには、本当にいい健康法、やってもやらなくても寿命には関係しない、どちらでもいいような健康法があることがわかりました。これらはまだいいのですが、問題なのは、なかには健康を害し、寿命を縮める「絶対にやらないほうがいい健康法」もありそうだということです。体にいいと思ってやっていたことが、体に害があるのでは本末転倒になってしまいます。本書では、これまで得た膨大なデータを基に、巷でいいと言われている健康情報について検証し、わかりやすく解説します。

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  • 真珠湾〈奇襲〉論争 陰謀論・通告遅延・開戦外交
    3.0
    「陰謀論」の系譜、検証作業の迷走。「真珠湾」は隠密奇襲作戦の成功なのか、ルーズベルトの陰謀なのか? 日本の開戦通告の歴史的遅延の犯人は誰なのか? ハル・ノートは最後通牒だったのか? 同時代人の証言からアメリカ側史料までを精査、過剰な政治的意味を負わされた「論争」ここに決着。(講談社選書メチエ)
  • 宗教と社会問題の〈あいだ〉 カルト問題を考える
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 オウム真理教の地下鉄サリン事件によって宗教という言葉のもつ意味は変わり、「カルト」は一挙に緊迫した課題になって宗教研究に衝撃を与えた──。研究者・弁護士・ルポライター、さまざまな論者たちの討論をとおして宗教と宗教研究の危機を検証する。

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  • 天武天皇
    3.0
    律令国家の基礎を築き、記紀の編纂に着手した天皇として広く知られる天武天皇。だが、その前半生については不明な点が多い。その生涯を明らかにしつつ、天武天皇の敷いた皇親政治(天皇と皇親〔皇族〕を主体とする政治体制)の実態について考察。さらに天武天皇が導入しようとした律令制度はどのようなものか、なぜ導入しようとしたのかを浄御原令をもとに検証。天武天皇が深く関わった仏教政策の意味についても検討する。天武天皇の実像と古代政治体制の実態を明らかにする入門書。
  • 明治史講義【グローバル研究篇】
    3.0
    かつて西洋文明の圏外にあった日本は、西洋に由来する価値観や制度を受容し、定着させ、近代化を成し遂げた。明治維新が稀有な人類の歴史的経験であることに疑いの余地はない。それはいかなる思想と条件の下、可能となったのか。明治維新は世界史においていかに語られ、そこにどんな意味が見出されているのか。世界各地域の第一線で活躍する日本研究者の知を結集し、定説とされる歴史観に囚われず、国際的に大きなインパクトを与えた明治維新の世界史的意義を多面的に検証する。
  • プラス1の行動習慣 先が読める人の「ひと手間」大全
    3.0
    5秒でできる「予想と洞察の技術」。 誰でも続けられる「先を読むスキル」。 不確実な世の中を生きるための行動習慣をまとめて紹介。 この本では、インバスケット研修に参加された方々の「素晴らしい行動習慣」を紹介します。行動の意味や効果を私なりに解説していきます。私自身、「この行動はぜひ学びたい」と思うものばかりです。未来に備える行動、リスクに対処する行動、信頼を高める行動、効率をアップする行動など、素晴らしい「+1」の行動習慣を多数紹介します。どれも「5秒もあれば実行できそうなこと」「誰でも続けられそうなこと」なのに、洞察力や判断力の向上につながる効果的な行動です。みなさんも、そのような「ひと手間」を加えることで、自分を「先が読める人」にアップデートしてみませんか。 第1章 「予測できるリスク」を取り除く 観察・問題発見/先にリスクを潰しておく/幅広く意見を聞く/「やらないリスク」の回避 第2章 「すでに起こっている未来」を探す 脱常識/未来について考える/未来のネタを探す/見えていなかったものを見る 第3章 「予想・判断・実行・検証」を繰り返す 人の行動を読む/概算思考/失敗・反省/実行・やり直し/当事者意識 第4章 行動に余裕を持たせる 全体感/計画・優先順位/余裕 第5章 ロジックと信頼で効率を上げる 伝える/信頼関係/ツールを使いこなす
  • 「ボヘミアン・ラプソディ」の謎を解く~“カミングアウト・ソング”説の真相~
    3.0
    イギリス人が選ぶ「過去1000年で最も重要な曲」第1位、Queenの「ボヘミアン・ラプソディ」。6分近くある曲の長さや当時珍しかったPVなどユニークさの際立つ曲だが、とりわけその不可思議な歌詞にはいまだ多くの謎が残る。フレディ・マーキュリーがこの歌に込めたメッセージとは? あるいは意味など何もないのか? 洋楽ファンの映画研究者が膨大な資料をもとに、近年ささやかれている、ある「仮説」を検証する。
  • さよなら朝日
    3.0
    「めんどくさいやっちゃなあ」と思わせたら勝ち。こういう記者を辞めさせない会社も偉いと思います。――斎藤美奈子推薦 本書の試みを「蛮勇」だとシニカルに冷笑しているジャーナリストたちがいたら、彼らに言いたい。君たち、笑ってる場合じゃないぞ!――井上達夫解説 ■内容 七年八カ月に及んだ安倍政権下、なぜリベラルは敗け続けたのか。問われていたのは、国民を愚民視し、不都合な民意をポピュリズムと断じ続けた自称リベラル勢力の歪んだ認識と底の浅さだった。改憲論争、沖縄の基地移転、脱原発……あらゆる局面で垂れ流された矛盾と欺瞞を、朝日記者が検証する。 ■目次と抜粋 まえがき “朝日新聞の中にいながらして、自社の報道を含めたリベラル勢力の矛盾や問題点を問うという行為には、まだわずかなりといえども意味はあると信じたい” 第一章 正義の暴走――世間とジャーナリズムとの共犯関係 “彼らはまずもって「世間をお騒がせした」と謝罪した。しかし、私たちは「お騒がせ」したのが彼らではないことを知っている。「騒いだ」のはメディアであり、「世間」である” 第二章 フェミニズム――目指すべきは差異か? 普遍か? “意図的か無意識にか、リベラルメディアには「男と女から成り立っている社会」という言い回しが頻繁に登場する。そこに潜む様々な含意を、素通りしないようにしたい” 第三章 憲法九条――リベラルが民主主義を損なうとき “「条文を変えさせていない=九条をまもっている」という我々の意識が、現実から目を背ける効果を持ってしまっていたのではないか” 第四章 原発と科学報道――リベラルメディアが忘れたい過去 “たとえ後追い仕事であっても、原子力平和利用の推進に新聞が果たした役割を検証することは、その看板の下で取材活動をしている者にとっての責任だと認めざるを得ない” 第五章 沖縄と本土――どちらの民意が重いのか “本土のメディアやリベラルがすべきは、沖縄で進行している事態への本土の主権者の責任を突くことだ” 第六章 天皇と戦争責任――戦前から持ち越されたタブー “天皇や皇室に関する自由な言論を許さない構造を作っているのは、リベラル系も含めたジャーナリズムである” 補論 インタビュー  井上達夫 「自称リベラル」は国民を信じていない  原武史 「天皇」という幻想  本間龍 スポンサー企業の新聞社に五輪監視はできない あとがき 記者に「論は要らない」のか 解説 日はまた昇るか(井上達夫) ■著者プロフィール 石川智也〈いしかわ・ともや〉 1998年、朝日新聞社入社。岐阜総局などを経て社会部でメディアや教育、原発など担当したのち、2018年から特別報道部記者、2020年4月から朝日新聞デジタル&副編集長。慶応義塾大学SFC研究所上席所員、明治大学感染症情報分析センターIDIA客員研究員を経る。共著に『それでも日本人は原発を選んだ』(朝日新聞出版)、『住民投票の総て』(「国民投票/住民投票」情報室)など。 Twitter: @Ishikawa_Tomoya

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  • 生きがいの創造III 世界標準の科学的スピリチュアル・ケアを目指して
    3.0
    本書は、総計150万部のベストセラーとなった「生きがい論」シリーズの10年間にわたる研究の科学的到達点である。人間にとって「生きがい」を持ちやすい人生観とは「自分は、人生展開を支配する様々な宇宙法則のもとで生きており、人生で生じるあらゆる出来事には、必ず深い意味や理由がある」とする思考法である。しかし「科学教」に冒されている現代人は、それに科学的根拠はないと疑念を抱く。その疑念に対して、著者が提唱する「科学的スピリチュアル・ケア」は、自分自身で「心の免疫力」を高めていける思考法で、「死後生仮説」「生まれ変わり仮説」「ライフレッスン仮説」「ソウルメイト仮説」「因果関係仮説」の五つの仮説に支えられており、ケアの有効性については第四章で検証されている。「生きがい論」を「社会科学」として探求してきた経営学者である著者渾身の一作。超満員となった「京都大学百周年記念ホール」での伝説的講義を完全収録。
  • 昭和天皇実録 その表と裏1
    3.0
    1~3巻1,760円 (税込)
    2014年8月に宮内庁が公開した『昭和天皇実録』を丹念に読み抜き、昭和という時代、昭和天皇という存在をさらに深く記録する、昭和史研究者としての著者の満を持した試み。 著者は『昭和天皇実録』を、これまで民間に明らかにされなかった国家所蔵の記録を用いたものである点で極めて重要な文書としながらも、その記述にはさまざまな意図が隠されており、『昭和天皇実録』を真に意味あるものにするためには、 眼光紙背に徹した読解が必要だと言う。そこで著者は『昭和天皇実録』を歴史を追って読み込みながら、その都度、著者の昭和史への圧倒的な識見により拡充し、 これまでの歴史研究の成果と突き合わせてゆく。 本書は『昭和天皇実録』をテーマとしつつ、昭和史の新たなスタンダードを確定する画期的な一冊である。第1巻では昭和天皇の戦争体験を詳細に検証する。
  • 逆説のニッポン歴史観
    値引きあり
    3.0
    1巻531円 (税込)
    「戦後民主主義」のまやかしを暴き出す! 「戦前は軍事が主流で外交は付録であった。戦後は外交中心で、軍事は付け足しになっている。これはどちらも誤りである。いろいろな要素をバランスよく組み合わせて、価値を守っていくというのが、本当の意味での大人の社会である」(著者あとがきより)事実の正確な検証なくして、ある見方、考え方のみを無批判に受け入れてきたのが戦後過程ではなかったのか。結局“拉致犯罪国家”を放置してきたのは、いったい誰だったのか、を明らかにする。

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  • YOUは何しにFランに? 卒業しても何のメリットもない低偏差値大学に通う学生に聞いてみた
    1.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 実話BUNKAタブーの大人気連載「突撃レポート」シリーズだけを集めたオリジナルコンテンツが登場! 街行く人や気になるスポットにいる人たちに根掘り葉掘りきいてみましたよ! 収録作品は『YOUは何しにFランに? 卒業しても何のメリットもない低偏差値大学に通う学生に聞いた』 『ロゴパクリ問題のティラミス店「HERO'S」の店員にこんな店で働いていて恥ずかしくないのか訊いてみた』 『徹底検証! 街で直接聞いてみた 街中で歩きスマホをしている人は何を見ているのか?』 『気温にすら文句を垂れるバカに突撃ルポ 夏、街中で「暑い」と言ってる人にその理由を聞いてみた』 『異常人気アニメ ポプテピピックのファンにどこがおもしろいのか聞いてみた』の5本! 取材・文/建部博 ●YOUは何しにFランに? 卒業しても何のメリットもない低偏差値大学に通う学生に聞いた  もはや大学というのは名ばかりで、デメリットばかりが目立つFラン大学。高い学費を払ってまで通うのはバカとしか言いようがない。それでも通うのはなぜ? 都内のFラン大学前で待ち伏せして、学生に突撃インタビューしてきました! ●ロゴパクリ問題のティラミス店「HERO'S」の店員にこんな店で働いていて恥ずかしくないのか訊いてみた  ティラミス専門店の「ヒーローズ」なる店が、揉めに揉めている。シンガポールの「ティラミスヒーロー」という店の商品をパクった疑惑だ。名前もほぼ一緒。イメージキャラクターの猫もほぼ一緒。なんですかそれ。これはあれだ、色々気になるじゃないの。 ●徹底検証! 街で直接聞いてみた 街中で歩きスマホをしている人は何を見ているのか?  街を歩けばぶち当たる歩きスマホ。危ないからやめろなんて杓子定規なことを言うつもりはない。むしろ教えてほしいのだ。そこまでしてでも見たくなっちゃうほどのスマホの画面の中身とは、いったい何なのか。みんな、どんだけ楽しいモノを見てるんですか!? ●気温にすら文句を垂れるバカに突撃ルポ 夏、街中で「暑い 」と言ってる人にその理由を聞いてみた 「暑い、暑い」と言ったところで、暑さが軽減されるわけでもないのに、ブツブツ言ってる人ってなんなんですか? 暑さを忘れようとしているこちらにとっては正直迷惑なので、ツッコんでみました。 ●異常人気アニメ ポプテピピックのファンにどこがおもしろいのか聞いてみた  アニメ『ポプテピピック』が大流行中? タイトルが発音しづらいうえにパンピーにウケてる理由が意味不明すぎ! そこで、ポプピなんちゃらのファンが集まるカフェでその理由を教えてもらいました!
  • 検証 日本の「失われた20年」―日本はなぜ停滞から抜け出せなかったのか
    -
    1巻2,772円 (税込)
    日本の「失われた時代」の原因として、次の5つが指摘できる。  その第一は、「最優先課題」と「損切り」の先送りである。これは、バブル崩壊後、金融機関が背負い込んだ不良債権の処理をめぐって典型的に表れた。  第二は、部分最適と全体最適のトレード・オフを克服し、全体の利益を追求する国家戦略を打ち出せなかったことだ。政府が重要な決定を下すにあたって、全体最適解を下そうとする際、それに抵抗する政治力の強い組織的ストレスを克服できず、その組織の部分最適解を優越させてしまう。このことは、国家課題に関する明確な政策優先順位を設定し、それを容赦なくかつ効果的に追求し、実現する意思と能力の不在とリーダシップの不在を示している。  第三は、既得権益層の岩盤構造である。これは、既得権益層がインサイダー集団を形成し、そこで手にするレント(過剰利潤)を守るために改革に抵抗する政治的に強固な構造のことである。  第四は、政府も企業も「成功体験の虜」になったことだ。グローバル化とIT化と新興国の台頭と挑戦という新たな環境の下でも、日本企業の多くは高度成長期のビジネス慣行を維持し、それにしがみついていた。  最後の第五は、官民問わずに危機意識が不十分だったことだ。日本の危機感の乏しさは、この間に深まった日本人の悲観主義の高まりと著しい対比を成している。そうした危機感なき悲観論の傾向は二一世紀初頭にはすでに明瞭に表れていた。  これら五つの原因のうち、部分最適解と全体最適解のギャップにこそ、日本の「失われた時代」の本質がある。  日本の「失われた時代」の行方は、世界に大きな意味を持つだろう。
  • 貨幣と金融政策―貨幣数量説の歴史的検証
    -
    1巻3,564円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 貨幣とは、経済の中でどのような意味を持つ存在なのか。 20世紀初頭に「貨幣数量説」がひとつの完成形に到達し、それは1970~80年代のマネタリズムへ、その後の合理的期待学派や新しい古典派マクロ経済学へと引き継がれた。 それらの理論のコアが、「貨幣の中立性」「古典派の二分法」という考え方である。 一方、貨幣数量説的な立場に対しては、それぞれの時代において多くのアカデミックな論争が展開された。 2000年代以降は、金融市場における危機が実体経済に悪影響を及ぼす事態も観察されている。 本書はそのような今日的な問題意識に立って、貨幣と貨幣数量説の意味を、経済史・経済学史の中で追究している。 【主な内容】 第1章 イントロダクション 第2章 貨幣数量説の歴史的発展 第3章 16世紀「価格革命」論の検証 第4章 19世紀イギリスにおける貨幣理論の発展 第5章 大恐慌と貨幣 第6章 第2次世界大戦後のマクロ経済学と金融理論の変遷 第7章 まとめ
  • 検証 東電原発トラブル隠し
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    東京電力の原子力発電所の自主点検作業において、80年代後半から、ひび割れの存在を隠すなどの不正が行われていた。この衝撃的な「トラブル隠し」は何を意味するのか。事件の事実関係を整理し、原発の安全性を問い直す。

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  • 手法作りに必要な“考え”がわかる データ検証で「成績」を証明 株式投資のテクニカル分析 売買ルール集 ──売買ルールの過去検証から判明した、個人投資家が持つべき正しい戦略
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    本書の「検証結果」を自由に役立ててください! 1)検証という結果を通して、使えるルールかどうかを証明  本書は、玉石混交の情報の海で溺れている投資家に対して、「過去データによる検証結果」という道筋を示しています。  本書の中で紹介している売買ルールはすべて、検証を通して、利益が積み上がるかどうか、証明済みのものばかりです。検証という難しい作業を自分で行うことができない投資家でも、役立てることが可能です。 2)目的のひとつは「真似る」こと  本書では“利益率の高い売買ルール”をランキング形式で紹介しています。それを参考に、利益率の高い売買ルールをそのまま真似てもらうことがひとつのやり方です。  ただし、過去検証では成績が良かったとしても、今後もその結果を享受できるかどうかはわかりません。だからこそ、パラメータを変更してみるなど、自分なりに調整していくことが大事になります。  その意味では、過去検証で成績の悪い売買ルールであったとしても、条件を変えていけば使える売買ルーになる可能性も十分にある、ということを忘れてはいけません。 3)もうひとつの目的は「自分専用の手法を作る」こと  成績の良い売買ルールを真似ること自体は間違っていませんが、できることなら、もう一歩先に進んでほしいと考えているます。  学ぶの語源は「真似ぶ」という説もあるように、人の真似から入ること自体は悪いことではありません。  ですが、真似だけで満足していては、いずれ頭打ちになる怖れがあります。なぜなら、真似は、あくまでも真似にすぎないからです。自分に合った、自分だけのルールを作ることができるのであれば、それにこしたことはありません。  本書では、“そこ”を目指しました。過去検証で実績のある売買ルールを参考にして、「結果の出ているルールに共通している項目は何か」「どういう思想で売買ルールを構築すればよいのか」などを学び、自分専用の手法を、自分で作ってほしいと願っています。  良い売買ルールには、良いコンセプト(戦略)があります。それを見つけることが、検証の醍醐味だと思います。 ◆本書を読んでほしい人 ◎玉石混交の投資情報の海の中、何を参考にすれば良いのか、わからない人 ◎検証の大切さがわかってはいても、自分で実行するのは難しい人 ◎検証で証明された手法を使ってみたい人 ◎手法を作るときに、どういう考えを取り入れればよいのか、学びたい人 ◆本書の特長 ◎株式投資(FXではない)のテクニカル的手法の検証本 ◎計26の手法の独自データ(検証)を掲載 ◎検証結果から、利益率の高い売買ルールを真似することができる ◎検証結果をもとに、自分で利益率の高い売買ルールを作ることもできる
  • 「〇pipsを狙うなら、どのルールが良いのか」を徹底検証!出口から考えるFX
    -
    出口を10pips にした場合、どのトレードルールが良いのか、出口を20pips にした場合、どのトレードルールが良いのか。  このように、出口を固定したトレードルールの検証を、もしも、自分ひとりでやろうと思ったら、膨大な時間と労力がかかります。その話以前に、検証のやり方自体、わからない人もいるでしょう。本書では、そういう面倒な部分を読者の皆さんの代わりに引き受けました。  今回、検証を通してわかったことがあります。本書で取り上げたルールにはすべて、通貨ペア、時間足の組み合わせに対して、何かしらの勝てる組み合わせがあったのです(組み合せの詳細は本書にて)。  事実、同じトレードルールでも、通貨ペアや時間軸によって、成績が大きく変わります。例えば、先に挙げた「MA(移動平均線)短期長期クロス ドル円 1時間足」のうち、時間軸を30分にすると、それだけで結果が変わってくるのです。  これが意味することは、どんなルールにも勝てる可能性は秘められている、ということです。ルールが悪いのではないのです。相場の状況に合わせてルールを使い分けていかないから勝てないのです。この重要性がわかっただけでも、すごいことなのです。  私たちトレーダーが真にやらなければいけないのは、勝てないからといってルールを変えようとすることではありません。ルールの特徴を踏まえたうえで、今の相場に合うルールを採用することなのです。  もしも、過去に捨ててしまったルールがあるのならば、もう一度、そのルールの特徴を踏まえ、そのルールを生かせる相場環境で使ってみてください。違った結果が得られる可能性は十分にあります。
  • 検証桶狭間。敵将・今川義元は信長を高く評価し、背水の陣で決戦に臨んでいた!
    -
    【書籍説明】 織田信長。天下布武を掲げて戦い、戦国時代を終わらせた改革者であり、第六天魔王とまで言われたその壮絶な生きざまによって日本史でも有数の人気を持つ人物である。 この織田信長の名を天下に轟かせたのが、桶狭間の戦いである。その戦いは1560年に起こった。 駿河、遠江、三河の三国を制した「海道一の弓取り」とも呼ばれる戦国大名・今川義元が、2万5千とも言われる大軍で、織田信長が統治する尾張に攻め込んだのである。 信長はわずか二千と言われる少数であったが、今川義元の本陣に自ら攻め込み、その首を取って勝利を収めた。 これにより、信長は窮地を脱するとともに、独立した三河の松平元康(後の徳川家康)と同盟を結び、天下取りに乗り出すという重要な合戦である。 あえて結論から書くが、信長という人物が勝ったのは「人事を尽くして天命を待った」ことにあった。 すべきことをすべてしていたから、天命をつかめたということである。 では、各種資料から、織田信長の地盤はどうだったのか、どのようにして桶狭間で今川義元と対峙したのかを考察し、桶狭間の戦いについての理解を深めていきたいと思う。 【目次】 長年言われてきたこと 桶狭間に奇襲はあったのか 信長の祖父・織田信定がやったこと 信長の父・織田信秀がやったこと 織田信秀の計略と経済基盤 織田信秀、美濃・三河の双方と争う 信長初陣 足利家名門の意味 織田信秀死す 信長、大金を投じて500丁の鉄砲を買う 信長、斉藤利政(後の斉藤道三)を唸らせる 赤塚・萱津の戦いに見られる「信長らしさ」 村木砦の戦いに見る「信長らしさ」 信長と簗田弥次右衛門の関係性を考える 信長、清洲城を奪取し守護を手中に収める 信長、弟・信勝と対決する 信長、守護・斯波義銀を追放する 尾張東部での争いと、岩倉織田家との対決 今川義元、尾張攻めの体制を固める 他国から見た信長の評価 織田軍と今川軍の周辺状況 驚異的な両軍の行軍速度 丸根砦・鷲津砦攻防戦始まる 信長出陣 「すわ、かかれ、かかれ」 今川義元を討ち取った後の疑問点 さらなる疑問
  • 意味が分かると怖い謎解き 祝いの歌
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    1巻1,320円 (税込)
    シリーズ累計40万部を突破した『意味が分かると怖い話』の著者による新たな「意味怖」が誕生! 謎解きをしながら小説を読み進める”遊べる”新感覚ホラー。 ひとりの国民的女性歌手が自殺した。日本中が悲しみに暮れる中、母親やプロデューサー、ライバル歌手、完コピ配信をするVTuberら関係者10名が曲を持ち寄り、追悼アルバム『祝いの歌』を発売する。しかし、そのアルバムにはこんな怖い噂が……。 ――このアルバムを聴くと呪われ、同じ死に方をする  呪いの検証をするためオカルト配信者0が緊急生配信を行ない、関係者たちの真意を暴いていくのだが……。 小説×音楽――。大手音楽配信サイト『レコチョク』とのコラボレーションプロジェクト!
  • 旧統一協会被害者救済新法を解説する 寄附の不当勧誘防止法 その意味と問題点
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    1巻1,430円 (税込)
    旧統一協会被害者を救済するというふれこみで、充分な審議もされず超スピードで成立、2023年1月5日から施行されている「法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律」いわゆる、被害者救済新法。不当な寄付を取消し、返還される可能性を被害者に開いた反面、この法律が、問題の団体だけではなく、宗教団体にも限られず、あらゆる法人の寄附に関して「不当な勧誘」として規制しかねない危険性をはらんでいる。さらには、宗教活動そのものを禁止し、伝統的な神社仏閣、日本に根付いているキリスト教などを根こそぎつぶしてしまう恐れを著者は指摘する。この法律の検討段階から、その問題点や影響に逸早く気付き警鐘を鳴らしてきた著者が、新法の意味と問題点、さらには宗教団体をはじめ法人等のとるべき対応について提言する。すべての法人関係者に必読の書! ○著者紹介 宗教法および宗教経営研究所・所長教授。元東京基督教大学・教授。宗教に特化した司法書士・行政書士、日本長老教会・神学教師、日本キリスト教連合会・常任委員法務顧問、東京都宗教連盟・参与、東京都神社庁・行政実務相談役、京都仏教会・顧問、ほか。〇学歴:名古屋大学法学部、同大学院博士課程(民法専攻)、東京基督神学校、米国・フラー神学大学神学高等研究院(組織神学専攻)、高野山大学大学院(密教学専攻)、ほか。〇著作:『広告の法的意味~広告の経済的効果と消費者保護~』(勁草書房)、「宗教法人法制の検証と展開」『21世紀民事法学の挑戦』(信山社)、『教会と宗教法人の法律』(キリスト新聞社)、「キャッシュレス化社会における宗教活動と宗教団体の責任」『キャッシュレス社会と宗教活動』(京都仏教会)、『神と人間の神学』(東京基督教大学)、『中国の宗教法令』(宗教法および宗教経営研究所)

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  • 「生まれ変わり」を科学する 過去生記憶から紐解く「死」「輪廻転生」そして人生の真の意味
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    新型コロナによって、より身近なものとして実感されるようになった「死」。 本書では、死んでも再び生まれ変わってくる可能性があることを数々の実例を基に著者が真摯に検証を試みています。本書で紹介されていることを知れば、「死」を必要以上に怖れなくなり、これからの人生の選択がきっと変わっていくことでしょう。 「魂」や「霊」の存在を「非科学的」であるとし、「輪廻転生」などあり得ないと否定していた著者。 しかし、あるきっかけから「人知を超えた大いなる存在」に気付かされる。 著者は、肉体は消えても魂は存在し自分達をいつも見守ってくれていることを実感すると共に、そう思えることの大切さを痛感。以来、「意識の死後存続」や「生まれ変わり」現象の研究を通して、目に見えない「意識」や「心」の問題を探求し続けてきた。 日本の「生まれ変わり」研究の第一人者となった著者・大門正幸教授が、30の様々な生まれ変わり事例と生まれ変わり研究で世界をリードするアメリカ・バージニア大学医学部知覚研究所の2,030のデータ分析から、「生まれ変わり」を徹底的に読み解く! この世に、生きている、生かされている真の意味が分かる衝撃の一冊!! <あとがき>より 私たちの本質が肉体ではなく意識(魂)であること、意識は肉体という制約を超えて互いに繋がりあっていること、死後もその絆は続き、また互いに肉体を持った形で巡り会うこと、少なくともそう考える十分な根拠があると知っていることは、それを知らなかった頃と比べ、自分と自分を取り巻く世界を、より輝かしく、より愛しいものに感じさせてくれます。本書を通して、その思いを共有してくださる方が一人でも増えてくれたなら、著者としてこんなに嬉しいことはありません。

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  • 「現人神」「国家神道」という幻想 近代日本を歪めた俗説を糺す
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    「現人神」「国家神道」――これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。“虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。

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  • ビジネス仮説力の磨き方
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    科学の世界では、仮説こそが科学を発展させ、人々の生活向上に寄与してきた。どれだけ突飛に見えようが、検証(実験や観察)の結果正しいと思われる理論をベースに人々は文明を発達させ、今日に至っているのだ。 ビジネスにおける仮説は、科学における仮説とやや意味合いは異なるが、ビジネスを前進させ、人々の生活向上に寄与する点では同じである。言い方を変えれば、より多くのビジネスパーソンが仮説思考をマスターし、ビジネスの現場でこれを用いることができれば、競争力や生産性も向上するし、長い目で見たときに、社会全体を豊かなものにしてくれるのである。本書は2008年にダイヤモンド社より上梓された『ビジネス仮説力の磨き方』の電子版であり、その説く内容はいまだに有効だ。 仮説を持つことの意義、価値としては、たとえば、問題解決能力や説得力の向上、問題意識が広がることによる発想力の向上、ビジネスのスピードアップなどがある。これらはすべてビジネスパーソンの必須スキルであり、ビジネスパーソンの生産性を大きく左右する。その根底に、仮説を持って考える仮説思考があるのだ。 重要なのは、仮説思考は、一握りの天才のみがなしえる技ではないということだ。どのようなバックグラウンドの人間であれ、常に意識を持ち、訓練することで、仮説思考は絶対に向上していく。 本書は、そのためのコツや心構えについて、発想力向上のヒントも交えながら提示している。すべてのビジネスパーソンにとって、何かしらのヒントがそこにあるはずだ。
  • 日本の特別地域 特別編集56 これでいいのか 東京都 町田市(電子版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東西両横綱という言葉がある。 まあ要するにふたつのトップとして並び立つ存在、というような意味で使われるわけだが、 町田市は一部では「西の横綱」として認識されている。 対して東は足立区だ。 なんの横綱か? つまり東京でもっともガラの悪い地域としての「横綱」である。 あんまり嬉しくない番付上位だ。 とはいえ、これがあんまり否定できないのがつらいところ。 確かに町田市のイメージは悪い。 チンピラが多い、ナンパ成功率が都内トップといった評判もある。 中には「渋谷や新宿よりも恐い」などという声もある。 そんな馬鹿な、な話だが、そういうことをいう人がいるのは事実だ。 こうした「評判」「イメージ」は事実に基づいているのだろうか。 実際、町田市民(と、つながりの深い相模原市民)はともかく、 多くの人が「町田市は東京都である」ことを知らなかったりする。 おかげで、西東京でも指折りの大都市町田は、 「神奈川県の市で山が多い」などと言われる始末である。 しかし、こうしたレッテルやおかしなイメージには 事実に反する部分がいくらか内包されているのと同時に、 「そう思われてしまう別の原因」もあったりするわけである。 本書では、これらレッテルやイメージをひとつひとつ検証し、 現状・経緯・歴史をひもとき、本当の町田市の姿を見つめていく!!
  • 日本の特別地域 特別編集 東京都 杉並区(電子版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 足立、葛飾、板橋と続いてきた『地域批評シリーズ』。 今回はちょっと雰囲気を変えて「特別編集」版として、東京23区の西のはずれ、杉並区を取り上げる。 都道府県レベルでも、市区町レベルでも、「街」というものは、かならず何らかの広く知られる「イメージ」をもたれる。 例えば葛飾区なら「下町風情」あたりか。 それが事実と合致していようが間違っていようが、「他所からだと〇〇区はなんとなくこのように見られている」というイメージがある。 この意味で、今回取り上げる杉並区は、「いくつものイメージで語られる」というなかなか珍しい地域だ。 ある人は「文化人が住んでいる」つまるところ、「高級住宅街」というイメージで杉並区を見ている。 だが同時に、ある人は「酔っ払いの巣窟」つまり、まあ「貧困地域」ではないにしても、 「変な場所。住みたくない」くらいのイメージで杉並区を語る人間もいる。 さて、最近杉並区を語る「何となくのイメージ」として「中央線」というものがクローズアップされている。 「中央線」とは、ここでは電車路線のことではなく、新宿から立川あたりまでの文化圏を指す言葉だ。 今後、本書ではカギカッコつきで「中央線」と表記した場合、 こちらの「文化圏としての中央線」を指すこととするので、ご混乱なきよう願いたい。 本書では、取材と各種統計データなどを利用して、こうした街にベッタリと張り付いたレッテルや傾向を検証し、 「やっぱりイメージどおりだった」であったり、「案外違っているかもね」などと検証していくのである。 この本一冊で、杉並区のすべてを語りつくせるわけでは決してない。 だが、理解の出発点にはなってくれるはずだ。
  • 少年―ある自伝の試み―
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    私とは一体何者なのだろうか? 現在の私と少年時の私とはどのように関わっているのだろうか?――大正時代、東京・渋谷に少年時代を送った著者が、過去のさまざまな経験の全像を文献や証言によって詳細に検証しつつ、《過去》の持つ意味を探る。キリスト教体験・恋愛と性・学校生活と交遊・読書体験などを、渋谷の町の変遷を背景に回想し、少年の精神の形成を辿った自伝長編。
  • かちかちやま外伝 うさぎの罪
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    1巻385円 (税込)
    うさぎはなぜ、たぬきを殺したのか?そして、うさぎには罪はあるのだろうか?誰もが一度は読んだことのある「かちかちやま」。その後日談を軽妙なタッチで描いた本作。うさぎの動機を探るうちに見えてくる、「真実」。動物たちが「正しさ」という唯一の尺度でうさぎの罪を真剣に議論していく。そこには、裁くということの根源的な危うさと意味が描かれている。 ■著者コメント 「かちかちやま」のうさぎには罪があったのか?動物裁判というユニークな切り口で、その罪を検証していく。新米のハリネズミ弁護士と共に、うさぎの罪を探り、弁護していく中で、改めて罪とは何か、正しさとは何か? 考え直すことのできる作品。
  • [図解]増販増客の方程式
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    いまや企画を立てたり、企画書を書くのはビジネスパーソンの日常業務の一部だろう。80年代後半にその企画ブームの火付け役となったのが高橋憲行氏である。そして、氏が長年培ってきたマーケティング理論を実際の現場で検証し、営業・販売を科学的に分析し、まとめたのが本書である。まさに「売上激増」の理論と実践が事例をもとに紹介されているのだ。第1章は氏の理論を体系化した「CTPTマーケティング」について。第2章では全国各地の「多数の成功事例」を紹介。第3章では「大企業の盲点」として経営者やスタッフ向けに、第4章では「経営計画の盲点」としてコンサルタントの方々にも参考になる観点から書かれている。最後に第5章では定石を押さえる意味から「売上増のキーワード」を解説している。そのため、どこから読んでも目からウロコのアイデアや考え方を身につけられるはずだ。この本がまた新たなブームの火付け役となることだろう。

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  • 日本人なら知っておきたい 習近平国家主席ドイツ演説
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    中国が展開するネガキャンの真の意味とは!? 2014年3月28日、ヨーロッパを巡っていた、中国の習近平国家主席が、ドイツのベルリンで講演を行った。いわゆる「告げ口外交」と呼ばれる手法で日本を非難し、ドイツをはじめヨーロッパ諸国を味方につけようという目論みがあったものと思われる。習近平が日本に対してネガティブな発言をする背景や真意、そしてドイツの反応、そして日本の反応を検証する。 【目次】 はじめに ●日本を糾弾する習近平 ●ドイツの戦後対応 ●日本の戦後対応 ●各国の反応
  • NHK俳句 花鳥諷詠、そして未来
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    1巻1,152円 (税込)
    骨太な俳句、出でよ! ホトトギス名誉主宰の提言 「花鳥諷詠」に込めた想いを虚子の俳論から読み解き、24人のホトトギスの俳人をつぶさに見てゆくことで、いま俳句が大切にすべきこと、未来へ継承すべきものを検証する。虚子の孫として、長く俳句結社ホトトギスを牽引してきた著者が名誉主宰となった今、俳句界に鳴らす警鐘の一書。 第1章 花鳥諷詠、そして未来  花鳥諷詠にこめられた意味/花鳥諷詠の自然観/花鳥諷詠の目指したもの 第2章 虚子の教えてくれたこと  俳句を詠むうえで/季題を最も活用する詩/俳句らしき格調に誇りを持て ほか 第3章 ホトトギスの俳人たち  優しい庶民派俳人―村上鬼城/崇高な格調―飯田蛇笏/高揚と余韻―原石鼎 ほか

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  • 仮説実験授業の研究論と組織論
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    1巻2,310円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仮説実験授業の発想法や研究のあり方・すすめ方,楽しく生き続けるための組織のあり方を公開。教育の全面改革をめざした仮説実験授業の研究論・組織論は,あらゆる研究・組織の指針となるでしょう。研究・組織を考えるすべての人に。 〔もくじ〕第1部・ 仮説実験授業への招待 仮説実験授業入門講座開講の弁・ 楽しい授業 それはいかにして可能か・ 授業書のつくり方・ 授業書づくりの原則 授業書づくりの研究会に参加して・ 演習・授業書の作り方  授業書〈広さと面積〉のできるまで・ケチのつけ方入門・ 小中学校の科学教育の領域をいかに区分すべきか・ 直接的経験法則と科学的認識・ 技術教育と科学教育・ 教材の「精選」か「積み上げ」か・ 仮説実験授業の形成と論理・ イメージ検証授業の提唱 第2部 ・ 他人が描いてくれる夢のおそろしさ  楽しい授業をつくりあげるための条件・ 20年前の夢と主張・ やりたいことをやりつづけるために 私の組織論 ・ 集会における本の売り上げ高に関するイタクラの法則  長い長い「らくがき」・ 入学試験の数学的基礎 諸教科の点数を加算することの意味・ テストのやり方についての一つの提案・ さんと君,本とパンフ 授業記録や論文の書き方についての覚え書き・ 犬塚さんの『教師6年プラス1年』 論文集の出版に寄せて・ 仮説実験授業のいま・むかし 13年前の板倉聖宣さんの手紙とメモ・ 偏見を押し殺そうとするな・ 消費者運動としての仮説実験授業・ 詭弁と私と「できない能力」の開発・ お金の物理学からおかねの社会学へ 『おかねと社会』の舞台裏・ 『いたずらはかせの科学の本』の意図と解説 第3部 ・ 仮説実験授業研究の現段階 『科学教育研究』創刊の言葉にかえて・ 新しい飛躍のために 『科学教育研究』12冊の完結にあたって・ 『仮説実験授業研究』の創刊をとりまくさまざまな状況 ほか

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  • 小劇場、みんながヒーローの世界 現代演劇の風景
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生きる意味を見失った若者たちと、大人になれない大人たち──。つかこうへい以後、時代を挑発しつづける小劇場の最前線から現代日本の閉塞状況と脱出の可能性を検証する、新しい世代のための演劇論。

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  • 星空への旅 : 地球から見た天体の行動
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    地動説や天動説、ビックバンなど「科学的」ですが、ある意味「実感的」でない宇宙観ではなく、本書は地球から見た天体の行動をそのまま考察し検証しています。天の現象を、単に天文学的に説明するだけではなく、それを身体で実感できるようにしようというのが本書のねらいとなっています。宇宙が人間によって地球の側から眺められ、体験されるように全体が構成されています。 このような視点で宇宙を観察する本は他には見られず、非常にユニークな内容となっています。子どもたちに宇宙の話をする機会のある保護者の方にとってももちろん有益ですが、宇宙の不思議さや月や星の動きに興味を持つ大人にとって、目が覚めるような体験が可能な本です。 本書は1989年3月に人智学出版社より発行された『星空への旅』を復刊したものです。 復刊に際しては、発行当時の時代背景を考慮して原本をできるだけ活かすこととしましたが、監修者による若干の語句の修正が行われています。

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  • 昭和の戦争と独立
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    太平洋戦争そのものを個々の戦闘の集大成と見ることで、軍事とは本質的にどのような意味を持つのかを検証。また、昭和29年9月に調印された講和条約の発効により国際社会に復帰した折りの日本の政治・外交の局面を俯瞰。
  • The yogis magazine(ヨギスマガジン) Vol.5
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    今号は、ヨガでよく出てくる言葉「マインド」をテーマに第一特集を組んだ。 マインドとは心であり、思考であり、意識でもある。これらはどれも異なる概念なのに、一緒に使われているので意味があいまいになり 話し手、聴き手によって異なる話をしているかもしれず、しかしやはりあいまいなまま、お互いに納得している。 そこで、今号では「マインド」という言葉を整理し、ヨガの世界観、マインドの扱い方などをページに落とし込んだ。 第2特集は「笑い呼吸法」。笑いという日常の中に隠された身体操作、呼吸のメソッド、瞑想への導線などを 独自の視点で紹介し、実践編まで導いていく。これを知ることで日常的な笑いがもっと有意義になっていく。 連載記事では「モハメド・アリ」をヨガという視点で見ていく「Are you yogis?」禅の「美しさとは?」 そして、福岡伸一先生に聞く「自立ということ」など、いつもの連載も読み応えたっぷり。 Prologue【序章】編集長エッセイ Discover yoga EAT&FOOD 多様性の”今”を食で表現。いい食事は、いいマインドをもたらす Discover yoga FSHION/あれがそれに? 新しい息吹を始めるアイテム Discover yoga PASSION/宮城 由香 Discover yoga EARTH FRIENDLY/自分で作る堆肥でもっとおいしい野菜を食べない? Discover yoga CULTURE/今、地球からの問いにどう答えるのか? What is mind? 思考が静かになる神聖な石達との時間 第1特集 ヨガのマインドと心 ヨガのマインドと心/ヨガでいうマインドとは何ですか? ヨガのマインドと心/マインドは意識から生まれ役割によって細分化する ヨガのマインドと心/精神の動きの流れを知ると自分をもっと理解できる ヨガのマインドと心/マインドを七つに分けて考えてみると自分自身の可能性が見えてきた ヨガのマインドと心/ヨガではマインドとのつき合い方を10項目にまとめている ヨガのマインドと心/ポーズの取り方も集中力もマインドをどう使うかで 大きく変わる ヨガのマインドと心/オームはマインドを振動させる聖なる音 繰り返すことで思考停止に向かう ヨガのマインドと心/マインドの変化のステップを知れば「ま 、いっか」と手放せる時がくる ヨガのマインドと心/量子を働かせるとマインドは形となっている ヨガのマインドと心/「ヨガの 眠り」効果でリラックスと自分らしさを取り戻す ヨガのマインドと心/ヨガではマインドとどうつき合えばいいのか ケン・ハラクマとの対話 ヨガのマインドと心/マインドフルネスは「今ここ」に気づいていること ヨガのマインドと心/基本のマインドフル瞑想と すぐにできる3分の「今ここ」 ヨガのマインドと心/マインドフルネス瞑想のやり方にもいろいろな種類がある Mind & Lifestyle of yogini/Myra Lewin Mind & Lifestyle of yogini/Yoko Ogami yoga fashion 2024 Spring 日常とつながっていくエッセイ 日常とつながっていくエッセイ ふたつの時間/若山ゆりこ 日常とつながっていくエッセイ 深部感覚をつなげる/山本邦子 日常とつながっていくエッセイ キラキラした人とは?/高尾美穂 日常とつながっていくエッセイ 「ヤマアラシのジレンマ」の解消法/下條茂 日常とつながっていくエッセイ 潜在性を引き出すエンボディメント/三浦敏郎 第2特集 ヨガと笑いは最高のパートナー!笑い呼吸法と瞑想法 ヨガの笑い呼吸法と瞑想法/医学的にも検証が進む〝 ととのいパワー 〞とは? ヨガの笑い呼吸法と瞑想法/笑いですんなりバンダをコントロール! ヨガの笑い呼吸法と瞑想法/笑いの三要素 ヨガの笑い呼吸法と瞑想法/笑い呼吸法 実践編 ヨガの笑い呼吸法と瞑想法/笑い瞑想法 実践編 RECOMMEND Workshop&TT 生物学者・福岡伸一先生に編集部が聞く「命とは何ですか?」 Are you yogis? モハメド・アリ ピラティスがヨガに利く。その理由を探っていく連載/コントロールする Topics & Information JAPANIZM/「美しさ」とは? YOGA STUDIO FILE 販売スタジオリスト Epilogue 【終章】

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  • 日本仏教再入門
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    昨今、仏教研究は進展を見せ、従来の常識は大きく書き換えられつつある。 「日本仏教」とは何かから説き起こし、古代から中世の仏教の思想と歴史の流れを、聖徳太子・空海・法然・親鸞・道元・日蓮などをキーに解き明かしていきます。 そして、明治維新以降、西洋の文明に触れて大きな変貌を遂げた日本仏教が、日本の近代社会の中で果たしてきた役割を改めて問い直します。廃仏毀釈に始まり、日清・日露戦争を経て、大正デモクラシー、日中戦争から第二次世界対戦を経験する中で、仏教は重要な位置を占めています。戦後復興、そして大震災などに対して、実践としての仏教があらためて登場しつつある現状の意味を問うていきます。 また、日本仏教の深層にある思想的、歴史的な背景を読み解いていきます。葬式仏教にどのような意味があり、どのような思想を背景にしているのか。日本仏教のおおきな特色となっている「大乗仏教」の起源を探ります。また神と仏の関係を、中世の神仏習合に遡って、読み解き、仏教が日本の思想や哲学に与えた影響を検証していきます。 本書を読めば、日本仏教の思想と歴史の概観と肝要なポイントがすべてわかる、格好の入門書です。 *本書は、『日本仏教を捉え直す』(放送大学教育振興会)を底本に、大幅な加筆(第二章 1最澄の生涯と思想)と改稿をし、改題しました。 【目次】 はじめに 「日本仏教」という問題 第一章 仏教の展開と日本 序説 第二章 仏教伝来と聖徳太子 日本仏教の思想1 第三章 空海と最澄 日本仏教の思想2(頼住光子) 第四章 法然・親鸞と浄土信仰 日本仏教の思想3 第五章 道元と禅思想 日本仏教の思想4 第六章 日蓮と法華思想 日本仏教の思想5 第七章 廃仏毀釈からの出発 近代の仏教1 第八章 近代仏教の形成 近代の仏教2 第九章 グローバル化する仏教 近代の仏教3 第十章 社会活動する仏教 近代の仏教4 第十一章 日本仏教と戒律 日本仏教の深層1 第十二章 葬式仏教 日本仏教の深層2 第十三章 神仏の関係 日本仏教の深層3 第十四章 見えざる世界 日本仏教の深層4 第十五章 日本仏教の可能性 まとめ 学術文庫版あとがき
  • クンダリニーヨーガ
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    ヨーガの実践がみちびく 「大いなる悟り(マハー・サマーディ)」 先の見えない不安定な世の中に生きる私たちにとって、今もっとも必要なのは、身体と精神が一体であることを意識し、実感して、自己の安定をはかることではないでしょうか。 本書では、具体的なヨーガ技法を丁寧に解説し、最終的には、生命の根元的エネルギーが人体内で超常的能力として活性化する「クンダリニー(エネルギー)の覚醒」を目指します。 実践段階が分かるレベルチャートつき(レベル1~レベル42)。 CONTENTS ◎序輪《天界のクンダリニー──ブータン瞑想の旅》 ◎第1輪《クンダリニーとは》   クンダリニーとは何か    言葉の意味/クンダリニーの現れ方/    伝統的な解釈   ヨーガ経典を検証する    クンダリニー覚醒行法を捜す    ヨーガ経典のシャクティチャーラニー・ムドラー    ヨーガ経典のムーラバンダ ◎第2輪《基礎行法》   重要なキーワード    回転/螺旋/上昇、下降と流れ   足首を回す行法    回転方向と軸/視点を定める/    意識を働かせる/可能性を広げる/    アプローチをする   合蹠    足の裏を合わせる/ひざを床に近づける   メビウス行法    腰の回転の重要性    技法 腰の回転    技法 横メビウス行法(∞)    技法 縦メビウス行法(8)    技法 横縦メビウス行法1    技法 横縦メビウス行法2 ◎第3輪《本格行法》   修行の構え    シールシャ・アーサナの修行    片足立ちのバランス修行    絶えず精進する   呼吸行法    正確に息を止める/マーラーを使う/    止息行法(レベル10)/マントラ呼吸行法/    体内呼吸法/高度な体内呼吸法   ムーラバンダ行法    ムーラバンダとは/ムーラバンダの基本/    締めつけの確認/100万回を目指す   「絞り上げる」という感覚    呼吸を伴う行法/呼吸を伴わない行法/    ムーラバンダの能力を高める/    超人的技法(レベル21)/ムーラバンダ行法/    技法の奥義   バンダ・トラヤの技法    スィンハ・アーサナ/経典通りに実践/    スィンハ・ムドラー ◎第4輪《新クンダリニー神話》   シヴァ神夫妻の別離    別離の原因/シャクティ女神の目覚め/    意識波を送る/意識波の応答   結節をゆるめる    ルドラ結節をゆるめる/ヴィシュヌ結節をゆるめる/    最後の結節を探る/ブラフマ結節をゆるめる   結節を破壊する    シャクティ女神を捜す/瞑想で思い込みを超える/    シヴァ神のエネルギーを受け取る/3つの結節を破壊する   合一に向けて    瞑想のヴィジョンで確認/美しい女神に戻る/    シヴァとシャクティの合一 ◎第5輪《神話の実践》   シャクティ女神の覚醒    神話を体現する/シヴァ神夫妻の別離/    ブラフマンの声/瞑想に入る/    眠れる蛇神(クンダリニー)/シャクティ女神の覚醒   シヴァ神への意識波    意識波を送り出す/上昇角度の目安/    チャクラをたどって上昇する/    清浄なる場─ヴィシュッダ/    意識波がシヴァ神に届く/    意識波上昇のまとめ(レベル15)   結節をゆるめる    意識波を下降させる    チャクラをたどって下降する    意識波下降のまとめ(レベル15)   結節を破壊する    ブラフマ結節の破壊/ヴィシュヌ結節の破壊/    ルドラ結節の破壊 ◎第6輪《究極の行法》   クンダリニー覚醒の技法    危険を伴う技法/安全な技法/    技法の予備動作(レベル30)/    技法に入る前の呼吸法(レベル31)   シャクティチャーラニー・ムドラーの実践    入る瞬間(レベル32)/最初の3秒(レベル33)/    10秒経過までのムーラバンダ(レベル34)/    息の止め方/漏電防止策/    エネルギーの上昇を防ぐ/    行法のコツの詳細   エネルギーの上昇    10秒を超える(レベル35)    20秒を超える(レベル36)    盤石の精神力    震えの発生源を見据える    30秒を超える(レベル37)    成功に向かう(レベル38)   究極の領域へ    頭部の震え(レベル39)    サハスラーラ・チャクラに至る(レベル40)    エネルギーの放出処理(レベル41)    2度目の放出処理(レベル42) ◎第7輪《奥義の成就》   空中浮揚とシャクティチャーラニー・ムドラー   クンダリニー覚醒技法の完成   わずか数秒で上昇開始   極意に達する ◎付・レベルチャート ◎あとがき ◎基礎用語集
  • 読む哲学事典
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    ◇◆◇「愛とは何か」を解るために、「暴力とは何か」を考える。◇◆◇ ◇◆◇さまざまな概念を対にして展開する、縦横無尽な思考の一大パノラマ!◇◆◇ 本質と時間/愛と暴力/ここと私/正義と詩人…… ある概念と別の概念を対にしてみると、思いもよらない連関が生まれ、ありふれた言葉から豊かな哲学の問題が立ち上がってくる! 現代哲学の重要論点のみならず、文学、芸術、宗教、科学、政治を自由闊達に横断。一人ですべての項目を書き切った事典にして、どこから読んでも愉しめる上質の哲学エッセイ。 【本書より】 哲学事典を引く人が、「存在」とか「記憶」とかの意味をまったく知らない、などということは考えにくい。求められているのは日常では一見自明な言葉に哲学者が見出す亀裂であり、それを通して見えてくる思いがけない意味連関ではなかろうか? 概念間の連関が重要なのだ。ゆえに、哲学事典は一貫した視点で、一人が全項目を書くべきなのだ。 これは、すべてを網羅するという事ではない。多くの知識を蓄える事が問題ではない。問題は、越境的な精神の自由を確保する事なのである。本書では、諸概念の連関を強調するため、事項を単独で説明するのではなく、一対の概念に対して説明をした。読者は、関連する事項説明をたどることによって、梁と梁が大きなドームをなすイスラム建築のように、あるいはたがいに連関して図形を構成する夜の星空のように広がる、概念の天蓋が見渡せよう。 【本書の内容】 愛と暴力 アキレスと亀 一者の実在性/真理と悲劇 イロニーとユーモア 運と偶然 可能性と反実在論 共同感覚と感覚質 言語と意味/ Sinn(意)とBedeutung(指示)/実在論と反実在論 検証主義とプラグマティズム ここと私/意識と想像的なもの/想像的な私と象徴的な私 自然とユートピア/美と判断力 自由と問題 正義と詩人 全体論と解釈/現象学と志向性/心的な用語(mental term)と命題的態度 疎外論と物象化論 存在と存在論/数と算術/性質と類似性/実体と普遍論争 知識と信念 超範疇と超越論的 美のイデアと芸術 文化相対主義と普遍的正義論 弁証法と(再)定義/観念論とヘーゲルの弁証法―意図と欲望 保守主義と左翼 法と革命 本質と時間/時間様相―過去現在未来/期待と希望 メタ言語と主体性 ヨブの苦しみと罪の名 歴史と伝統/ヘーゲルの歴史観/反時代的 索引 *本書の原本は、2006年に講談社現代新書より刊行されました。(増補あり)

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