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Posted by ブクログ 2012年02月18日
早稲田大学法学部教授(政治学)の久米郁男による戦後日本労働政治史。
【構成】
Ⅰ 労働組合が経済合理性を持つとき
第1章 利益団体としての労働組合
利益団体とは何か
労働組合が追求する利益とは何か
第2章 政治経済と労働組合
Ⅱ 連合誕生の光と影
第3章 改革の90年代
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Posted by ブクログ 2010年10月25日
戦後政治における労働組合について書かれた本である。
序盤は労組に関わらない「圧力団体」としての労働組合に関する考察である。
日本では労組が流行らないのは「なんか権利ばかりを主張している印象があるから入らない」という俗論があるが、労組に入っていない労働者の約7割が労組を必要と考えているのである。これは...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月30日
[ 内容 ]
労働政治とは、労働者の利益が政治の世界で実現されるプロセスを意味する。
日本の労働組合は、利益実現に際して経済合理性を有する路線を取ることで戦後の成長と安定に大きく貢献し、一九八九年には連合の結成によって悲願の「統一と団結」を実現した。
しかしその後、その存在感は薄くなり、連合自体にも...続きを読む
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