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「愛している」という言葉は、恋愛小説やドラマなどでは陳腐なぐらいよく使われるフレーズである。実際生活においても、私たちはこの言葉を、便利なものとして、さまざまな場合において使っているのではないだろうか? しかし、突き詰めて考えてみれば、「愛」とは、いったいどういうものなのか? このことは、古今東西の哲学者や作家たちが、それこそ大まじめに追及してきた、「人生における究極のテーマ」なのだ。私たちは、物事の価値観が揺れ動いている現代において、このテーマについていかなる考察をしておかなければならないのか。このような問題意識にたって書かれたのが、本書である。「男女の愛」から、より広い意味での「人間愛」にいたるまで、さまざまな角度から深く検証と考察を行い、読者の人生観や恋愛観、価値観にまで大きな揺さぶりをかけて行く。魅力にあふれた人生論である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年08月15日
恋愛の『愛』というよりは、博愛の『愛』、汝隣人を愛せよの『愛』。
過去の偉人、哲人達の文言を多く引用しながら、その愛とは何かについて論理的にアプローチを試みる。
他の方のレビューを読むと賛否両論あるようだが、自分のその行動は、単なる幻想か、自己欺瞞なのか。読み進めるにつれて、浅はかさに胸が痛くなる。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
飯田史彦先生の「生きがいシリーズ」などたくさんの著書の中で一番好きな本です。
哲学好きにはたまりません(^_^;)
この本はもともと著者である飯田先生ご自身が、「自分は愛していると思いこんでいるだけはないのか?」と言うようなことで悩んで精神的に病まれたのをきっかけに、「では愛について研究しよう」と...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月09日
「愛」について様々な切り口、論点から考察された研究書。
普段ここまで「愛」について考えたことはなくて、とても興味深い内容でした。
恋と愛の違いとか、なんとなく感覚的にそうじゃないかと思っていたことや、
潜在意識の中で疑問に思ってようなことが核心を突く形で語られています。
引用がやたら多く、ちょっと非...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月27日
過去に、思考や理屈で「愛」とか「生きる意味」を探求していた時に、とてもお世話になった本です。
飯田先生の本は、見えないものを全く信じていなくても、理論で、この考え方の方が有益だ、と、スピリチュアルな真理と同じところに、辿りつかせてくれる、伝えてくださっている、その技術・力量に素晴らしさがあると、私は...続きを読む
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