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人生はしばしば山登りにたとえられる。本書は、標高8848メートルの地球最高峰「エヴェレスト」など高所登山のクライマーたちの言葉から、命の尊さ、人生の意味、人間という存在の価値について読み解いていく。「標高が上がるに従い、快楽よりも苦痛のほうが大きくなるという体験を通じて、まるで神様から聖なる教えを得るかのように、登山者は何か大切なものに目覚めていくらしい」「生命の危機と隣り合わせの過酷な条件に身を置くことによって『いま自分が生きていることの奇跡』を痛感することができ、宇宙という偉大なシステムの構成要素である自分の尊さや、自分という素晴らしい存在の価値に気づくことが、登山の与えてくれる恵みなのだろう」……。そして、著者は「正しい動機を持って山頂に立った人物のみが出会うことのできる『自分が求めているものとは異なる、もっと大きな何か』」について明らかにしていく。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年01月22日
“生きがい論シリーズ”の飯田史彦さんによる人生論。
登山を人生に譬えて登山家のコメントから人生を探るという、いままでありそうでなかったタイプの本。
飯田さんは経営学の専門家でありながら、生きがい論を提唱するという異色派。
その生きがい論には、ちょっと“?”と思うところが無きにしも非ずです...続きを読む
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