幻冬舎文庫作品一覧

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  • 異形の将軍 田中角栄の生涯(上)
    3.8
    田中角栄は、大正七年に新潟県刈羽郡二田村(現・西山町)に生まれた。吃音に苦しむ少年時代、軍隊で苛められる青年時代をおくるが、二十八歳で国政の舞台に登場するとたちまち頭角を現し、やがて小学校卒の革命的政治家として永田町に君臨する。三十年以上にわたり日本を支配する道路特定財源などの戦後システムはいかにつくり上げられたのか。
  • イラストでよくわかる 好感度がアップする美しいマナー
    -
    和食の席では指輪をはずす。階段の上から目上の人に挨拶しない。電話の取り次ぎは、必ずいったん「保留」にする。お見舞いの品は現金が喜ばれる。――すべてのマナーには理由がある。ビジネスから、携帯電話、食事、冠婚葬祭、公共の場のマナーまで、これ一冊で、日常生活の疑問が解消! 納得しながら社会常識が身につく、マナー本の決定版。
  • パンドラ(上)
    3.0
    出世をあきらめ、家族に捨てられても、たったひとり癌特効薬の研究を続けてきた医師鈴木。長い歳月をかけ、やっと発見した新薬が、様々な人間の欲望に火をつける。スクープを追う新聞記者、利権を狙う製薬会社、その功績を奪い取ろうとする厚生労働省……。人類悲願の薬は、開けてはならないパンドラの箱だったのか? 衝撃の医療ミステリー。
  • インターフォン
    3.6
    市営プールで見知らぬ女に声をかけられた。昔、同じ団地の役員だったという。気を許した隙、三歳の娘が誘拐された。茫然とする私に六年生の長男が「心当たりがある」と言う(表題作)。頻繁に訪れる老女の恐怖(「隣人」)、暇を持て余す主婦四人組の蠱惑(「団地妻」)等、団地のダークな人間関係を鮮やかに描いた十の傑作ミステリ。
  • もっと、わたしを
    3.8
    口べた堅太り優柔不断。お世辞にもモテるとは言えない真佐彦がトイレに監禁されたのは、なんと彼女に二股がバレたから。ドアの外で二人の女が言い争うド修羅場の中、いつしか真佐彦は「自分が求められている」幸せを感じ始めて――。イケてない五人五様の人生を優しさとユーモアで描き出す、傑作リレー小説。
  • 人生百年 私の工夫
    3.5
    六十歳から新しい人生が始まる。仕事や子育てに忙殺される人生は終わり、自分の生き方を選ぶ自由を初めて得られる。長年、医療の現場で得てきた智慧が満載の生き方上手へのヒント集。
  • 『資本論』も読む
    3.7
    「せめて『資本論』を読んでから死にたい!」。憧れの気持ちは強くとも、歴史的大著の前では常に挫折の繰り返し。人生数度目の挑戦でも、長い序文が、他の原稿が、演劇の公演が、日常の雑事が、またも行く手を阻む。果たして今回は読み終わるのか――。「わからない。わからない」とつぶやきながら『資本論』と格闘する日々を綴る異色の七転八倒エッセイ。
  • 幸運を呼ぶ毎日の色選び 洋服でカラーセラピー
    -
    毎日なにげなく着ている洋服だけど、色を正しく選んで使うと、幸運と健康を呼び寄せることができる。コツは、「決まった色ばかり着ない」「寒色と暖色を同時に使う」「白を必ず入れる」「色不足は、化粧とアクセサリーで補う」など。理想の恋人が欲しい人はターコイズブルー、結婚したい人は青と白…願いごとがある人こそ、色を取り入れて。(本書はカラー端末で閲覧いただくのに最適な内容になっております。)
  • おっさん問答1 おっさん傍聴にいく!
    -
    裁判傍聴おっさんの北尾トロが、傍聴素人おっさんの下関マグロに、裁判所で耳にした、オモシロかったり、セツナかったり、ときにはキツーいおはなしを、グダグダなまぬるく語ります。
  • 童貞放浪記
    3.5
    T大出だが童貞の大学講師、金井淳・三十歳は、好きになった後輩、北島萌・二十七歳と同衾にまでこぎつけた。まず萌が手で淳のペニスを愛撫し、淳も萌の陰部を探った。萌は濡れていた。少し愛撫して中へ指を入れてすぐに淳は自分の無知を痛感した。そこがそんなに複雑な構造だとは知らなかったのだ。淳は緊張した――(「童貞放浪記」)。他、二編。
  • シャングリラ 夜会1994
    5.0
    メイは新聞の求人欄に、ある女の名を見つける。その人は亡き母を陥れ、今は「シャングリラ」に暮らすかつての母の親友。出自を隠し住み込みのメイドとして雇われたメイは、母の無念をはらす機会を狙う。しかし、過去に封印された扉を開けようとしたメイが知った真実とは。一九九四年『夜会』上演作品「シャングリラ」完全版シナリオ収録。
  • テンカウント
    4.5
    死と隣り合わせのスポーツ、ボクシングの名門・ヨネクラジムにはかつて「ボクシングの鬼」と呼ばれた男がいた。愛弟子を試合中の事故で亡くした後も男たちを檜舞台に送り出し、五人の世界チャンピオンを生み出した伝説のトレーナー松本清司。自らを「ボクシング中毒」と公言していた男を通じてボクサーたちの闘いを描く感動のノンフィクション。
  • 瀕死のライオン(上)
    3.5
    日本に密入国した北朝鮮の諜報機関責任者が政治亡命を希望している? 接触した“内閣情報調査室”の真中と廣瀬は、日本への軍事秘密作戦と総理周辺でそれに協力するスパイの存在を知る。未曾有の事態に真中は、日本の国家機密とされ、知られざる部隊である“特殊作戦部隊”を頼るが……。北朝鮮軍事、自衛隊、内調――極秘情報満載で綴られた軍事・スパイ小説の最高峰。
  • 異邦人 Lost in Labyrinth
    4.3
    一人暮らしをしながら高校に通う雪野剛が偶然目にした少女は、絹を思わせる金髪で戦闘スーツを身に付け、右手には世界最強のサブマシンガンMC51を抱えていた。その日以来、剛の周りで次々と不可解な出来事が起き始め……。大人気シリーズ「レイン」のスピンオフ・ストーリーの電子書籍化。
  • 胆斗の如し 捌き屋 鶴谷康
    4.0
    企業の争いを裏で解決する鶴谷は難題を覆す凄腕で名を馳せてきた。そんな彼に築地再開発を巡るトラブル処理の依頼が入る。東京五輪決定後、移転が進む築地市場。その跡地利用が大手不動産だけでなく、政治家や官僚も群がる巨大利権の種となっていた。殺人も辞さずに平成最大の利権を貪る政官財の陰謀を阻止できるのか? 傑作エンタテインメント。
  • 学校の事件
    3.5
    県立吹上高校は教頭も校長もその息子の新任教師も、可愛い女生徒とつきあう体育教師も、事故死した熱心な社会科教師とその妻も、軟式野球部員と監督も、PTAも、生徒会長も、ついでに町の小説教室講師(売れない作家)も、みな過剰な自意識を持てあます、怪しい輩だった。そんな学校に大量殺人事件が発生! 裏には、とんでもない真相が……。
  • イギリス物語紀行
    -
    ピーターラビット、クマのプーさん、嵐が丘、不思議の国のアリス、探偵ホームズ、ピーター・パン、アガサ・クリスティ作品、ツバメ号とアマゾン号、シェイクスピア劇……。なつかしい名作の舞台をたずね、作者の生涯をたどり、物語をゆたかに味わう旅。美しいイギリスの田園をめぐり、大都会ロンドンを歩いたロマンティックな文学紀行。
  • 夫の彼女
    3.1
    「おれを独身にもどしてくれないかなあ……」夫がつぶやくようにそう言ったのは、結婚後も勤めていた会社を辞めて、1年が経とうとした頃だった。矛盾と気まぐればかりの夫に翻弄される、妻・涼紀。見知らぬ「夫の彼女」に思いをめぐらせ、納得のいかない別居生活が始まったが……読み出したら止まらない、自分さがしのユーモア恋愛結婚小説。
  • 深愛
    4.7
    父に託された演歌歌手への夢を胸に15歳で単身上京、憧れの堀越高校芸能コースへ入学。未来は明るいと信じていた。だが、東京では厳しい現実が。決まらないデビュー、食事にすら事欠く生活、さらに最愛の父が病に倒れて……。どんなに苦しくても笑われても、私は夢を信じ続けていた――。熱狂的な支持を受ける水樹奈々が全てを綴る、感動の自叙伝!
  • 独女日記
    3.3
    仕事机を離れた私の今いちばんの関心は「晩ごはんは何を食べようか」である。それと愛犬〈はな〉のこと。父が死に、十二年介護した母も他界した。自身もがんの手術をしたが、今は〈はな〉との日々が愛しい――。老いも、喜びも、苦い記憶も、丸ごと味わうおひとりさまリアル・エッセイ。見栄や気取りの抜けた女の本音に共感多数、ファン急増中。
  • ポンポンしてる?
    3.5
    人生、思い通りにならないことだらけ。でも、イレギュラーな出来事を楽しめないと、人生は暗くなるだけだと思うけれど、どうだろう――? セックスする資格、恋愛の醍醐味、仕事人の気概、人生の終わり方etc. 人気脚本家オオイシが、現代を生きる全ての人に贈る、時にイタく、時に笑えて納得、の元気とやる気が出る痛快エッセイ。
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート
    3.6
    猿倉佳奈美は「幽霊が見たいのに霊感ゼロ」の女子高生。“見える”と噂のイケメン同級生ユウに近づくと、彼の兄・鳴神佐久は霊現象を数学で解説する変人霊能者だった。「悪霊に会ってみたい」という佳奈美に、佐久は「片化粧」という呪術を教えてしまう。するとユウが激怒。彼には何が見えている? ホラーだけど胸キュンの青春オカルトミステリ。
  • 凍りついた香り
    3.9
    今でも彼の指先が、耳の後ろの小さな窪みに触れた瞬間を覚えている。まずいつもの手つきでびんの蓋を開けた。それから一滴の香水で人差し指を濡らし、もう片方の手で髪をかき上げ、私の身体で一番温かい場所に触れた――。孔雀の羽根、記憶の泉、調香師、数学の問題……いくつかのキーワードから死者をたずねる謎解きが始まる。
  • SEのフシギな職場 ダメ上司とダメ部下の陥りがちな罠28ヶ条
    4.2
    「お前に任せるよ」って言ったのに、何だかんだと口出す上司。言われたことしかやらないくせに、「もっと評価してくれ」とわめく部下――。そんな彼らを「あいつはダメだ」と斬り捨てる前に、何がダメかを学びましょう。そして目指すはプロフェッショナル!職場に巣食うダメ社員を例に、28の教訓を導き出す。思わず吹き出すコミックエッセイ!
  • 不連続の世界
    3.8
    妻と別居中の多聞を、三人の友人が「夜行列車で怪談をやりながら、さぬきうどんを食べに行く旅」に誘う。車中、多聞の携帯に何度も無言電話が……。友人は言った。「俺さ、おまえの奥さん、もうこの世にいないと思う。おまえが殺したから」(「夜明けのガスパール」)――他四篇、『月の裏側』の塚崎多聞、再登場。恩田陸のトラベル・ミステリー!
  • SEのフシギな生態 失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条
    3.7
    アホな上司に振り回され、おバカな部下には泣かされる。外注業者は駄々をこね、クライアントは無茶を言う。「いい加減にしてくれよ……」そう言いたい気持ちをグッとこらえ、徹夜してでも納期を守る仕事人。日本経済を陰で支える縁の下の力持ち・システムエンジニアの舞台裏を描いた爆笑コミックエッセイ。就職・転職に効くノウハウも満載!
  • まぼろしハワイ
    4.1
    パパが死んで三ケ月。傷心のオハナは、義理の母でありフラダンサーのあざみとホノルル空港に降り立った。あざみの育ての親マサコの、永遠の踊りに出会い、薄青い空、濃い緑、白く尖った波を眺めているうちに、涙の嵐に襲われる日々が変わっていく。パパはもうどこにもいないけれど、人生は続くのだ。優しいハワイに包まれ、生命が輝き出す奇跡の物語。
  • 神々の午睡
    3.9
    その昔、神と人が共に暮らす世界があった。ある日、雨の神に選ばれたばかりのシムが降らせた恵みの雨が、止まなくなってしまう。姉を心配し、彼女のもとへ向かった弟のリュイは、その原因がシムの恋にあることを知る。彼女は人間の若き細工師に一目惚れをしていた……。恋愛や友情が人間だけのものでなかった頃の、優しく切ない六つの連なる物語。
  • クラウド
    4.7
    「僕はひとり。君と話がしたい」。家に引きこもる玉木つぐみは、ツイッターでカズトと名乗る男と出会う。他愛ないつぶやきに癒されていたがある朝、自宅にカズトから大量の花が届き状況は一変する。暴かれた住所と本名。彼の正体は誰なのか。数日後、元恋人が何者かに殺され――。メガヒット漫画原作者がネットに潜む見えない罠を描く衝撃ミステリ。
  • ぽろぽろドール
    3.7
    かすみの秘密は、頬をぴしりと打つと涙をこぼす等身大の男の子の人形。学校で嫌なことがあると、彼の頬を打つのだ(「ぽろぽろドール」)。美しい容姿のあきらは事故で顔に酷い火傷を負う。事故前と全く違う人生を送る彼は、醜い恋人と別れた後、昔の恋人によく似た美しい人形に出会う(「僕が人形と眠るまで」)。人形に切ない思いを託す人々の物語。
  • 深海生物学への招待
    4.8
    光のまったく届かない、数千メートルの深海にも生物がいた! 著者が「しんかい2000」で初めて深海に潜り、青い異世界に触れた時の驚きから始まる、大冒険と大研究の記録。科学界のインディ・ジョーンズの呼び名で人気の科学者が、地球の不思議と、偉大なる生命の輝きを描き切った。科学の本であると同時に、美しい筆致で描かれたエッセイ。
  • 野菜ソムリエという、人を育てる仕事
    -
    安全で美味しいものを食べてもらいたい。いい食材が流通すれば、一家団欒で食事をする風景など、食で人と人とが繋がっていた時代を取り戻せるはず。その一心で起ち上げた日本野菜ソムリエ協会は、今やブランドとして確立されるまでに。日本農業、食文化への提言、企業を成功に導く方法など、野菜に人生の全てを賭けた男の生き様と信念がここに!
  • 虚貌(上)
    3.8
    二十一年前、岐阜県美濃加茂地方で、運送会社を経営する一家が襲われた。社長夫妻は惨殺され、長女は半身不随、長男は大火傷を負う。間もなく、解雇されていた従業員三人が逮捕され、事件はそれで終わったかに見えたが……。癌に侵されゆく老刑事が、この事件を最後と決意して命懸けの捜査に乗り出す。
  • 天使と魔物のラストディナー
    3.6
    理不尽な犯罪で突然命を奪われ、悔しくて死にきれない人が、ときどき神様の気まぐれで、魔物(モンスター)として生まれ変わる。その一人である「復讐屋」のタケシは、無残に殺され生き返ってしまった魔物のために、復讐に燃える。犯人は、天使の微笑を持つ、残忍な連続殺人鬼アマノだった。「殺してあげた」というアマノの狂気を、なんとしても止めろ!
  • 稼ぐ人、安い人、余る人 仕事で幸せになる
    -
    サラリーマンが選別され始めた。「稼ぐ人」になるために必要な「七つの才」とは何か? 世界有数の人材鑑定のプロが「稼ぐ人」への道筋を明るく照らします。目標設定、上司・部下との付き合い方、問題解決のための逆算時間術、外国語習得のための近道等、具体的な仕事の仕方を紹介。不安の時代にさらされた現代ビジネスマン必読の一冊!
  • 清須会議
    4.2
    信長亡きあと、清須城を舞台に、歴史を動かす心理戦が始まった。猪突猛進な柴田勝家、用意周到な羽柴秀吉。情と利の間で揺れる、丹波長秀、池田恒興ら武将たち。愛憎を抱え、陰でじっと見守る、お市、寧、松姫ら女たち。キャスティング・ボートを握るのは誰なのか? 五日間の攻防を「現代語訳」で綴る、笑いとドラマに満ちた傑作時代小説。
  • 死小説
    3.0
    ひとは、いつか死ぬ。それをはじめて知ったのは、いつのことだろう――。入院先のベッドの上で非業の死を遂げた男の「憎悪の転生」、ある痴呆老人の部屋に見え隠れする怪異の「黒い子供」、夏に小中学生の男女が離れにこもって行った暗い遊びのエロスと恐怖を描く「夜枷」など全五編。汗ばむ真夏の闇夜を切り裂く、傑作怪談・ホラー小説集。
  • 怪を訊く日々
    3.5
    いわくつきの家、虫の知らせ、夢と現実の一致――怪異は、日常のすぐそばにある。「孤島の宿」「祀られた車」「ほんとうの娘」「人形のある店」「戸棚のなか」など、選りすぐった実話ならではの恐怖が、読み進めるほどに背筋を凍らせる。ホラー小説の鬼才が、自身の周辺に取材した怪異を綴る、戦慄の怪談随筆集。深夜に、たったひとりでご堪能あれ。
  • モンキームーンの輝く夜に
    3.9
    「私の運命のオトコが、なんでサル顔なわけ!?」。東南アジア最後の辺境ラオスで“旅人OL”が見つけた最愛の男は、サル顔の自然児だった。旅先でナンパされ、出会ったその日に告白されて……それでも本気でホレたから、“お持ち帰り”することに決めたのです! 運命? 勘違い? 不安材料てんこ盛り。笑いと涙のハチャメチャ恋愛亡命記!
  • サハラ砂漠の王子さま
    4.0
    次々と襲いかかってくる髭面の男たち。サハラ砂漠の独立独歩横断。連続して迫り来る貞操と生命の危機!たかのてるこの痛快ハチャメチャ紀行エッセイ、ヨーロッパ&サハラ砂漠編。 この作品は「モロッコで断食(上)リビドー・ウォーズ編」を改題し、文庫化したものです。
  • ニューヨーク料理修行!
    3.5
    三十路の女子アナが一念発起して、アメリカ留学。しかも入学するのはなんと語学学校ではなく、ヘルスコンシャスな街ニューヨークならではの、ベジタリアン専門の料理学校! 耳慣れない料理用語、ベジタリアン特有のレア食材、なかなか言葉が通じない年下のクラスメイト……。様々な難問、未知なるレシピと格闘した1年間の結果やいかに?
  • 捌き屋 企業交渉人 鶴谷康
    4.0
    1~3巻596円 (税込)
    企業間のトラブル処理を極秘裏に請負う人間を、関西では「捌き屋」と呼ぶ。鶴谷康は絶対不可能と言われた難題を、あらゆる情報網を駆使しながら土壇場でひっくり返すことで有名な凄腕の捌き屋だ。今回彼に舞い込んだのは、神奈川県の下水処理場にまつわる政財界を巻き込んだ受注トラブルの処理。一匹狼の彼は、難攻不落の壁を突き破れるのか?
  • 自分へのごほうび
    3.0
    疲労の色が濃い朝に効くスイーツ。人間関係で心が傷んだときに繰り返し開く本。イヤなことを一瞬で忘れさせてくれる、期間限定の金木犀の香り……。日常に溢れる“ごほうび”を、アナウンサーの著者が丁寧に掬い上げる。がんばった自分に、えらかった自分に、そして疲れちゃった自分に贈りたいホクホクの小さな幸せがパンパンに詰まったエッセイ。
  • ボクが医者になるなんて
    3.6
    大学卒業後、将来への希望を持てぬままパチプロになったボクは、会社勤めをしても長続きしない。気がつけば引きこもり生活丸一年、うつ病と診断される。通院先の心ない医者達より「自分のほうがマシな医者になれる」と思ったボクは……。三十歳で医学部受験を決意するまでの迷いと挫折だらけの日々を描いた物語。ドラマ「37歳で医者になった僕」の原作者による自叙伝。
  • ダンナ様はFBI
    3.7
    仕事一筋だった私が結婚したのは元FBI捜査官。「日本一腕のいい錠前屋を探せ」「デパートでも居酒屋でも、トイレに入る前はFBI式にドア点検せよ」「仕事靴はハイヒールのみ。スカートをはいて自転車に乗るな」。それは彼のトンデモ指令に奔走する、ジェットコースター人生の始まりだった。愛と成長とドタバタの日々を描く国際結婚エッセイ。
  • いのちの十字路
    値引きあり
    4.0
    医師国家試験に合格した野呂は、金沢のまほろば診療所に戻ってきた。娘の手を借りず一人で人生を全うしたい老母。母の介護と仕事 の両立に苦しむ一人息子。妻の認知症を受け入れられない夫。体が不自由な母の世話をする中二女子。……それぞれの家庭の事情に寄 り添おうと奮闘する野呂は、実は、ヤングケアラーという辛い過去を封印していた。
  • [新装版]暗礁(上)
    値引きあり
    3.0
    1~2巻592~614円 (税込)
    忌み嫌うヤクザの桑原に代打ちを頼まれ、建設コンサルタントの二宮が挑んだ賭け麻雀。大勝に喜ぶも実態は奈良県警交通部幹部をもてなす東西急便による接待麻雀だった。警察ともたれあう、この大手運送会社の巨額の裏金にシノギの匂いを嗅ぎつける桑原。彼に唆されて二宮も闇の金脈に近づく……。大ベストセラー「疫病神」シリーズ、屈指の傑作。
  • 魔女は甦る
    値引きあり
    3.6
    元薬物研究員が勤務地の近くで肉と骨の姿で発見された。埼玉県警の槇畑は捜査を開始。だが会社は二ヶ月前に閉鎖され、社員も行方が知れない。同時に嬰児誘拐と、繁華街での日本刀による無差別殺人が起こった。真面目な研究員は何故、無惨な姿に成り果てたのか。それぞれの事件は?がりを見せながら、恐怖と驚愕のラストへなだれ込んでいく……。
  • ピースメーカー 天海
    値引きあり
    3.4
    僧侶でありながら家康の参謀として活躍した天海。その二つの顔を使い分け、朝廷を情で揺さぶり、寺社を利で制す。時に信仰心をも利用して人々を掌握し、江戸幕府への権力の集中に暗躍する。今日にも続く江戸の都市づくりに生涯をかけた男の野望はただひとつ。乱世を終え、天下泰平の世を創ることだった。彼が目指した理想の幕府(組織)の形とは。
  • 悪魔を憐れむ
    値引きあり
    3.6
    けっして手を下さず、 だが、死に至らしめ、 捕まることも、ない。 ウサコは電撃結婚、タカチは安槻へ一時帰還、ボアンは女子高の国語教師に!? 読み応えたっぷり! ミステリの魔術師・西澤保彦の匠千暁シリーズ最新作! 「先生がその時間に校舎の五階から跳び降り自殺するから見張っていてほしい」。大学OBの居酒屋店主からそう頼まれた匠千暁は、現場で待機していたにもかかわらず、小岩井先生をみすみす死なせてしまう。老教師の自殺の謎を匠千暁が追い、真犯人から「悪魔の口上」を引き出す表題作。平塚刑事の実家の母屋で二十三年間にわたって起こる午前三時に置き時計が飛んできてソファで寝ている人を襲う心霊現象【ルビ:ポルターガイスト】の謎と隠された哀しい真実を解く「無間呪縛」。男女三人が殺害された殺人現場で被害者二人の首と手首だけが持ち去られゴミ集積所に打ち捨てられていた事件、犯人の奇妙な動機を推理する「意匠の切断」。ホテルの九階に宿泊する元教職者がなぜかエレベータを七階と十二階で降りた……殺人事件の奇想天外なアリバイ工作を見破る「死は天秤にかけられて」。四つの珠玉ミステリ短編集。
  • 果鋭
    値引きあり
    4.2
    右も左も腐れか狸や! 元刑事の名コンビがマトにかけたのはパチンコ業界。 出玉の遠隔操作、極道顔負けの集金力、警察との癒着……。 我欲にまみれた20兆円産業の闇を突く。 堀内信也、40歳。元々は大阪府警の刑事だが、恐喝が監察にばれて依願退職。不動産業界に拾われるも、暴力団と揉めて腹と尻を刺され、生死の境をさまよった。左下肢の障害が残り、歩行に杖が欠かせなくなる。シノギはなくなり、女にも逃げられる……。救ったのは府警時代の相棒、伊達誠一。伊達は脅迫を受けたパチンコホールのオーナーを助けるため、堀内に協力を求めてきた。パチンコ業界――。そこには暴力団、警察も入り乱れ、私腹を肥やそうとする輩がうごめいていた。堀内は己の再生も賭け、伊達とともに危険に身をさらしながら切り込んでいく。
  • 孤高のメス 完結篇 命ある限り
    値引きあり
    3.4
    劇症肝炎で死の淵をさまよう藤城の生体肝移植を、かつての上司、久野の制止を振り切って敢行する当麻鉄彦。一方、医科大学新設を目指す鉄心会の理事長、徳岡は病魔に侵されながらも、鉄心会を追われたリベンジを図る荒井の対抗馬として、衆院選で当麻の亡妻の父、大川松男を擁立する――。医学界の現実を鋭くえぐる医療ドラマの最高峰、完結。
  • 愛のかたまり
    値引きあり
    3.0
    十六歳で不幸な事件に巻き込まれ、心を閉ざして生きてきた美しい女・織江。幼少の頃からその美貌に憧れ、織江の事件を書いて小説家デビューした醜い女・由羽。同作の映画化を契機に再会した二人は感情をぶつけ合いながらも、編集者・尾崎の協力を得て奇妙な共同創作活動を始める。愛されたい、満たされたい……女の執念と嫉妬を描き切った傑作。
  • 私の10年日記
    値引きあり
    4.3
    「フカダキョーコに似てますね」になぜか逆ギレ。欽ちゃんのおでこをペチと叩いてみる。誰も知らないホーミーのモノマネにトライ。三谷幸喜さんの誕生会で激しく乱れる。ナンシー関さんや渋谷ジァンジァンとの別れに涙。…テレビの世界を自由自在に遊泳するタレントが10年にわたって書き続けた、きっぱりすっきり面白い、日記エッセイ。
  • ズタボロ
    値引きあり
    -
    ヤクザ見習いを続けるオレと歌舞伎町の“少年ヤクザ”たちの壮絶なケンカが始まった。そんな時ヤクザの叔父の逮捕による母親の身内のゴタゴタにも巻き込まれ......。高校のツレ・植木と鬼、叔父の義兄弟・竹脇達に助けられながら、オレは大切な人を守るため、ズタズタに引き裂かれ、ボロボロになっても闘い続ける。
  • 数奇にして有限の良い終末を I Say Essay Everyday
    値引きあり
    4.6
    的中する予言、冴えわたる辛言、世間への苦言、思わず笑ってしまう戯言、そして毎日の践言! 相変わらず多忙な大学生活と小説執筆と模型と工作の日々そして突如、起こった9・11同時多発テロ……。足かけ6年、真面目かつユーモラスな筆致で書き続けられた人気エッセィ“思索と行動”シリーズ、萩尾望都氏のきらめく装画をまとって怒濤の完結。
  • ウェブ日記レプリカの使途 I Say Essay Everyday
    値引きあり
    3.8
    自分で書くのもおこがましいけれど、このシリーズは、最も森博嗣そのもの、本人の思考と生活に一番近い内容がここに含まれていることを保証する。これだけのものは、将来には決して出ないだろう--大胆不敵にして軽妙洒脱、読者の「好奇心」をも全開にしてしまう、天才・森助教授の超大作エッセィ“思考と生活”第四弾。
  • 孤高のメス 遥かなる峰
    値引きあり
    5.0
    練達の外科医・当麻の噂を聞きつけ、甦生記念病院には難しい患者たちが次々と訪れる。ある日、やせ衰えた患者を見かけて驚愕する当麻。それはかつての部下、江森京子の変わり果てた姿だった。死を目前にした京子に当麻は亡き妻の親友・富士子が勤めるホスピスへの転院を提案するが――。シリーズ150万部突破、生と死の格闘に胸熱くなる命のドラマ、最新刊!

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  • 破れ星、流れた
    値引きあり
    -
    クリスチャンでケンカ好きなおやじの背中を見て育った幼少期、孤独に涙した戦時中の疎開暮らし、高校二年での父との永訣、飲んだくれの東大生時代、数多のスターとの無鉄砲なニッポン放送での日々、そして独立して「倉本聰」へ。姑息でナイーヴで、負けん気の強い少年が、戦前からの昭和の時代を逞しく生き抜いてきた――。涙と笑いの自伝。
  • ウェルカム・ホーム!
    値引きあり
    4.4
    派遣切りに遭い、やむなく特養老人ホーム「まほろば園」で働く康介。体に染みつく便臭にはまだ慣れない。それに認知症の人や言葉が不明瞭な人相手の仕事は毎日なぞなぞを出されているかのようだ。けれど僅わずかなヒントからその謎が解けた時、康介は仕事が少し好きになり……。介護する人される人、それぞれの声なき声を掬うあたたかな連作短編集。
  • ヘイケイ日記
    値引きあり
    3.0
    40代。溢れ出る汗、乱れる呼吸、得体のしれない苛立ち……。心身の異変を飼い慣らしながら、それでも女を生きていく。いくつになろうが女たるもの、問題色々煩悩色々。綺麗な50代をなぜ目指さないといけないのか、死ぬまでにあと何回「する」のか、グレイヘアを受け入れられるか。更年期真っ盛りの著者が怒りと笑いに満ちた日々を綴る「女の本音」エッセイ。
  • 「私」という男の生涯
    値引きあり
    4.2
    弟・裕次郎や家族への愛と感謝。文学、政治への情熱と悔恨。通り過ぎていった女たちへの未練と死への畏れ――。ここまで書くことへの是非を読者の審判にすべて委ねて著者は旅立った。奔放で美しいシルエットを戦後の日本に焼きつけた男が迫りくる死を凝視して、どうしても残したかった「我が人生の真実」。発売直後から大反響を呼んだ衝撃の自伝。
  • かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖
    値引きあり
    3.3
    明治末期、木下杢太郎や北原白秋、石川啄木ら若き芸術家が集ったサロン「パンの会」。彼らは会合のたび、趣向を凝らした料理を味わいながら、推理合戦を繰り広げていた。生まれたての赤ん坊が目玉と臀部をくり貫かれ殺された事件(「さる華族の屋敷にて」)。陸軍士官学校の校長はなぜ自決したのか ――(「未来からの鳥」)など六篇。傑作ミステリ。
  • じゃない方の渡辺
    値引きあり
    3.6
    渡辺展子はいつも「ついてない」。親友は学校一の美女〝渡辺〟久美。同じ苗字の展子は「じゃない方」の渡辺になる。絵が得意で美術部に入ったのに、奇抜な絵を描く同級生の方が評価される。就職活動では自分だけ内定が取れない。結婚したら夫の会社が倒産……。いつも満たされなかった展子の人生に、幸せな日々は訪れるのか? 傑作長編小説。
  • また明日
    値引きあり
    4.2
    平凡なサラリーマン家庭に育ったヤヨイは、お嬢様のユリコ、体が大きく優しいマスコ、お調子者のカツオ、隣家の息子タカユキと同じ小学校で学んだ。五人はそれぞれの道を歩み、還暦近くになって再会。会わない間に大人になったところもあり、変わらないところもあり......。ささやかなようでいて、いろいろあった人生を生きてきた五人の物語。
  • 雨上がりの川
    値引きあり
    4.1
    出版社に勤める川合淳は、中学生の娘・春香がいじめをきっかけに不登校になったことに悩んでいた。さらに、妻・杏子がこの現状を打破しようと怪しげな霊能者に心酔。淳は近所の釣り好きな心理学者の千太郎に相談するが……。暗雲垂れ込める一家に「当たり前の日々」は戻るのか? 誰かの幸せを願い切に生きる人々を描いた、家族の再生物語。
  • 癒し屋キリコの約束
    値引きあり
    4.1
    純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、美人なのに、ちょっとぐうたらな不思議系。でも、裏の「癒し屋」稼業では、依頼人のどんな悩みも奇想天外な手法で一発解消させる敏腕だ。ところが、そんな霧子にも悲しい過去が――。ある日、彼女宛てに届いた殺人予告。それをきっかけに、霧子は過去と向き合う勇気と未来への希望を取り戻していく。感動エンタメ。
  • 種のキモチ
    3.0
    10歳のとき、義父がアタシを蔵に閉じ込めた。 以来、一歩も外に出たことがない。暗闇の中 で続く、飢えと渇きと孤独。 20年後、新月の 夜にアタシの体に「ある変化」が――。つい に〝アタシ〟の存在に気付いた少年が、禁断 の扉を開ける! 少年が見たものは、絶命し た女と、大量の黒い花。その「種」が音もなく 世界を侵食し始め……。悲劇の幻想ホラー。
  • 酒の渚
    4.1
    震災から再興したばかりの蔵から届いた〈灘 一〉。山本直純さんが豪快にふるまった〈マ グナム・レミー〉。永六輔さんの忘れられな い誕生会。先斗町『鳩』のお母さんが褒めて くれた「関白宣言」。十津川村で吞み干した 〈アマゴ酒〉。大阪『ホテル・プラザ』の『マル コポーロバー』最後の夜……。名酒と名酒場 と粋人たちとの思い出を綴る、名エッセイ。
  • 多動力
    4.0
    「石の上にも三年」「真面目にコツコツ」が評価される時代は終わった――。インターネットの到来で、ありとあらゆるモノがつながった今、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」を持った人間が求められている。一度に大量の仕事をこなす術から、1秒残らず人生を楽しみきるためのヒントまで。堀江貴文ビジネス書の決定版!
  • 面倒だから、しよう
    4.1
    小さなことこそ、心をこめて、ていねいに。安易に流れやすい、自分の怠け心と闘ったときに初めて、本当の美しさ、自分らしさが生まれてくる。時間の使い方は、いのちの使い方。この世に雑用はない。用を雑にしたときに、雑用は生まれる。“置かれた場所で咲く”ために、実践できる心のあり方、考え方。毎日を新しく生きるためのベストセラー第2弾。
  • インド旅行記1 北インド編
    3.6
    1~4巻575~742円 (税込)
    チューブわさびで体内消毒に励み、持参したウエットティッシュは数知れず。そんな努力の甲斐もむなしく、腹痛に見舞われ、暑いホテルで一人淋しく回復を待つ。町に出れば、パスポートを盗まれ、警察署長に懇願書を書くはめに……。単身インドに乗り込んだ、女優・中谷美紀に襲い掛かる困難の数々。泣いて、笑った38日間の一人旅の記録。累計30万部のベストセラー「インド旅行記」シリーズ第1弾。
  • ないものねだり
    3.9
    どんなに格好悪くても、健康管理のための「赤い腹巻き」と朝晩二回の「鼻うがい」は欠かさない。そんな女優も、撮影現場では子供に「オバサン」呼ばわりされ、ファンに愛の証とばかり、牛に「ナカタニミキ」の名をつけられる始末……。刑事に詐欺師、娼婦にエルメス、とさまざまな人生に身を任す女優の台本のない日常を綴った赤裸々エッセイ集。
  • ランナー
    3.7
    長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の碧李は、家庭の事情から陸上部を退部しようとする。だがそれは、一度レースで負けただけで、走ることが恐怖となってしまった自分への言い訳にすぎなかった。逃げたままでは前に進めない。碧李は再びスタートラインを目指そうとする――。少年の焦燥と躍動する姿を描いた、青春小説の新たなる傑作!
  • ときどき意味もなくずんずん歩く
    4.1
    ものぐさだけど、前のめり。それがたたってか、カヌーに乗れば穴があき、山に登れば大雨警報。島一周歩いたら、海でも崖でも遭難寸前。宗教の勧誘を論破しようとして鼻であしらわれ、原発では放射能漏れに遭遇。ジェットコースターに乗りまくっていたらなぜか評論家と呼ばれてテレビに出演……。思わず脱力させる、旅と日常を綴った爆笑エッセイ。
  • いのちの停車場
    値引きあり
    4.4
    東京の救命救急センターで働いていた、六十二歳の医師・咲和子は、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で訪問診療医になる。命を送る現場は戸惑う事ばかりだが、老老介護、四肢麻痺のIT社長、小児癌の少女......様々な涙や喜びを通して在宅医療を学んでいく。一方、家庭では、脳卒中後疼痛に苦しむ父親から積極的安楽死を強く望まれ......。
  • 風に立つライオン
    値引きあり
    4.4
    一九八八年、恋人を長崎に残し、ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。二人は特別な絆で結ばれるが、ある日、航一郎は……。二〇一一年三月、成長したンドゥングは航一郎から渡された「心」のバトンを手に被災地石巻に立つ。名曲をモチーフに綴る感涙長篇。
  • 大事なことほど小声でささやく
    値引きあり
    4.4
    身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物は悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。その時、ゴンママを救ったのは、過去に人を励ました際の自分の言葉だった。笑って泣ける人情小説。
  • まぐだら屋のマリア
    値引きあり
    4.1
    東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件を機にすべてを失った。料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い、尽果というバス停に降り立った……。過去に傷がある優しい人々、心が喜ぶ料理に癒され、紫紋はどん底から生き直す勇気を得る。
  • 虹の岬の喫茶店
    値引きあり
    4.3
    小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。疲れた心にやさしさが染み入り、温かな感動で満たされる。癒しの傑作感涙小説。
  • 聡乃学習
    3.6
    トーベ・ヤンソンや石井桃子さんの暮らしから「ひとりで暮らすこと」を考える。迫り来る老いに備え、ホットヨガや健康体操教室に参加し、憧れの山歩きに挑戦したり趣味の俳句を楽しむ。そして、長く一緒に暮らした愛猫を看取る……。無理せずに、興味のあることに飛び込んで、学びを得ながら、軽やかに丁寧に送る日々を綴るエッセイ集。
  • 今日もひとり、ディズニーランドで
    4.2
    「霞んでいく夢とか希望を、ここに来れば取り戻せる」。仕事もせず実家で寝てばかりいた二三歳の僕は、そう信じてディズニーランドにひとりで通っている。アトラクションの列で家族や学生時代の回想にふけったり、美少女をスカウトマンから助けようとしたり。ある夜、そんな毎日が父親にバレて――。夢と魔法の王国が舞台の笑って泣ける青春小説。
  • おしゃれはほどほどでいい 「最高の私」は「最少の努力」で作る
    3.0
    見た目を整えるために時間やお金をかけすぎるのはもったいない。普段から効率的に自分 をよりよく見せる方法を知っておくことが大事。「いつも同じ服でいい」「いざという時は 黒に頼る」「自分のトレードマークを作る」「赤い口紅を味方につける」 etc. …。 元ピチカ ート・ファイヴのおしゃれカリスマが伝授する、今の自分を愛し、今の自分を生かすコツ。
  • 喜劇 愛妻物語
    4.0
    結婚10年。「女房とのセックス」のハードルがここまで高くなろうとは……。稼ぎもない、甲斐性もない、無職同然の脚本家のダメ夫にようやく仕事のチャンスが舞い込んだかに見えた。働き者でしっかり者の妻、5歳の娘とともに四国へ取材旅行に向かうのだが。どんなに激しく罵り合おうとも、夫婦の関係を諦めない男女をコミカルに描く人間賛歌小説。
  • ツバサの脱税調査日記
    3.0
    「ちょっと申告納税額が少ないですね?」。少女のような風貌ながら、したたかさと非情な観察眼を持つ税務調査官・岸本翼。特別調査班に抜擢された二年目、脱税を巧みに指南する税理士・香野に出会い、翼の調子が狂い始める。税金を払わせることは本当に正義なのか? 元国税調査官が描く、税金の抜け道と税務署の裏側。痛快! お金エンタメ小説。
  • 空気を読んではいけない
    3.7
    早大卒、元公務員、異色の総合格闘技世界チャンピオン・青木真也。中学の柔道部では補欠だった著者が、日本を代表するトップファイターになれた理由とは――。「感覚の違う人はさっさと“縁切り”する」「自分の考えがブレるから接待にはいかない」など、唯一無二の人生哲学を収録。周囲の雑音を断ちきり、自分なりの幸せを掴みとりたい人、必読の書。
  • “がん”のち、晴れ 「キャンサーギフト」という生き方
    3.3
    アナウンサーと大学教員、充実した日々を過ごしていた2人は、偶然にも同じ36歳で乳がんを宣告される。そんな彼女たちが赤裸々に綴る、検診、告知、治療の選択、闘病、食事、保険、お金のこと。そしてがんになって、はじめて見えてきた本当の幸せ。何度も泣いて、何度も恨んで、何度も耐えて、やっと笑えた。生きる元気が湧いてくるエッセイ。
  • 雪の華
    4.6
    余命を宣告された美雪の前に現れた悠輔。彼の窮地を救うため、美雪は百万円を差し出して、一か月の恋人契約を持ちかける。「恋人としてみたいこと」を次々叶える美雪は、“最後に”悠輔をフィンランドに誘う。ヘルシンキで美雪をより身近に感じた悠輔の気持ちは動いていくが……。東京とフィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。
  • 橋本治のかけこみ人生相談
    3.8
    母親に逆らわず育ち、帰省が憂鬱と悩む女性に「『お母さんが嫌いだから私は帰らない!』と電話でぶちまけるべき」と対話法を指南。中卒の学歴を子供に言えないと嘆く父親には「語るべきはあなたの人生、そのリアリティです」と感動の後押し。橋本流の謎解きと意外な処方に、生きる気力がわいてくる。壁にぶつかる人生も、たまには悪くないのかも。
  • 見守られて生きる
    -
    救命救急の現場で重篤な患者を治療し、生と死の狭間を見続け、わかったことがある。肉体は朽ちても魂は流転する。直感は天からのギフトであり、今起きている出来事は偶然ではなく必然である。死後を知れば現世の悩みから解放される――。私たちは何に見守られて生きているのか。東大病院救急部の元トップが教える、真の幸せを掴むメッセージ。
  • 織田信長 435年目の真実
    3.8
    大うつけ、苛烈で残虐、稀代のカリスマ……我々の知る《織田信長》像は、時の権力者により捏造され、作家や研究者らの感性に基づいて書かれたものが世に広まったに過ぎない。桶狭間の戦いの勝利は偶然なのか? 何故、本能寺で討たれたのか? 未だ謎多き男の頭脳を、現存する史料をもとに徹底解明。日本史史上最大の謎と禁忌が覆される!!
  • タカラヅカが好きすぎて。
    完結
    4.3
    突然、宝塚歌劇に恋をしてしまった!それから毎日は大忙し。観劇、地方遠征、情報収集。街の風景もすべてひいきのジェンヌさんと結びつけてしまう。でも、その恋は期間限定。だって退団が必ずやってくるから。ならばお金も時間もかけて最後まで愛を貫こう――。タカラヅカで人生がすっかり変わった女子の生態。好きなものがあるって素晴らしい。
  • 恋が生まれるご飯のために
    3.8
    大人のデートとは、ほぼご飯を食べること。恋愛に発展するカギは食の相性にかかっている。とはいえグルメがいいわけではない。相手とともに場を作り上げる姿勢が大事なのだ。デートの行方を決定づけるオーダーの仕方。ご馳走様の回数。かわいくおごられる方法。体の関係を持つタイミング……。恋を生み、はぐくむための食事デートの新バイブル。
  • もう怒らないレッスン
    3.0
    些細なことでイライラ、ムカムカ。そんな自分に嫌気がさしていませんか。大脳辺縁系をうまく制御できれば、心はすぐに鎮まるのです――。自身も怒りっぽい性格に悩み、研究を重ねた精神科医が教えるメソッド。「ジェラートで怒りモードがオフに」「カチンときたらありがとう」など、ちょっとユニークな大人の生き方レッスン。
  • おじいちゃん、死んじゃったって。
    2.8
    彼氏とのセックスの最中に、吉子が受けた電話は祖父の訃報だった――。葬儀の準備で久し振りに集まる家族たち。そんな中、残された認知症の祖母の今後、父親の失業問題、兄妹の確執、従兄のひきこもりに家族崩壊など、それぞれが抱える厄介な事情が表面化して……。生と死を通して描く、本当の家族の形とは?家族の本音が詰まった珠玉の物語。
  • 持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
    4.0
    「正社員にならねば」「結婚しなければ」「子どもを作らねば」「老後に備えなければ」……「こうあらねば」が人を追いつめている。生きるのが苦しいときは、世間の価値観や周りの意見にとらわれずに、自分が好きなものに立ち返るといい。仕事や家族やお金に頼らず、社会の中に自分の居場所を見つけ、そこそこ幸せに生きる方法を、京大卒の元ニートが提唱。 ※本作品は 2017年8月3日まで販売しておりました単行本版『持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』の文庫電子版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
  • 総理
    3.9
    最悪の形で総理を辞任した安倍晋三は、5年後再び政権に返り咲き、強力なリーダーシップを発揮する。この間、決断はどう下されてきたか。政治の重要な局面で、安倍、麻生、菅は何を発言し、どのような行動をとったか。誰よりも政権中枢を取材してきたジャーナリストが、政治家の肉声から浮き彫りにする、官邸も騒然の内幕実名ノンフィクション。※本作品は 2017年4月14日まで販売しておりました単行本電子版『総理』の文庫電子版となります。 本編内容は単行本電子版と同じとなります。
  • 心がみるみる晴れる 坐禅のすすめ
    4.5
    「周囲の目線や評価が気になる」「進むべき道を迷っている」「過去を悔やみ、引きずっている」「心が折れやすい」「自由になりたい」「孤独を感じる」……一つでも当てはまったら、今すぐ「坐禅」! 静かな場所で、姿勢を調え、長くゆっくり呼吸。それだけで“心の自然治癒力”が高まります。余計なものを捨て、安らかな心で、自分らしい毎日を。
  • すばらしい日々
    4.0
    「父が入院している病院の階段をのぼるときいつも逃げ出したかった。死にゆこうとしている父に会うのがこわかった」。父の脚をさすれば一瞬温かくなった感触、ぼけた母が最後まで孫と話したがったこと。老いや死に向かう流れの中にも笑顔と喜びがあった。愛する父母との最後を過ごした“すばらしい日々”が胸に迫る。発見と癒しに満ちたエッセイ。
  • 愛を振り込む
    4.0
    他人のものばかりほしくなる不倫女、スーパーの「お客さまの声」に夢中な主婦、旬がすぎ実家に帰ったタレント、人との距離が測れず、恋に人生に臆病になった女。愛に飢え、自分をもてあまし、将来に悩みながらも、このまま足踏みはしていられない――。現状に焦りやもどかしさを抱える6人の女性の生々しい性愛の呪縛と一瞬の煌めきを描いた恋愛小説。

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