ちょっと前のエッセイなので、結構気軽に海外にいけれてのが、時代を感じる。若い人が書いたのかとおもってたらわりと年上だった。
冷静に自分を外側から見てるけれど、ほんとうは楽しくて仕方がない人なのかもなあ。
食べることが面倒くさいというのはよくわかる。
大阪に住んでるので、だいたいの距離はわかるけど、一
...続きを読む体なんでそこまでして発作的に歩くのかわからんという表題エピソードだけにとどまらず、海外の憧れの遺跡巡りや、テレビに出たときのかんじとか、なんかどれもこれもなんとなく脱力してて、よい。自分は唯一無二であるとか大仰しくいうわけじゃなく、かといって陰日向でじみじみしてるわけでもない、好きなことをしながら、生きてこれたひとの貴重なエッセイだと思う。YouTube時代ではもうすこし煽りや、誇張が必要になるけど、そうじゃない、ゆるくいきて、それが文章になるのでなんか、とれもよかった。