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Posted by ブクログ
四国八十八ヶ所紀行。だいたい、というところに八十八ヶ所巡りに臨む筆者の視点の真骨頂がある。信仰心は無いが、歩いて四国を一周してみたいので出発し、区切り打ちで目一杯観光しつつ、まめや悪天候と夏場の太陽、蜘蛛の巣などに悩まされつつ、色々な出会いと別れの末、64日かけて一周する。
いつか歩いてみたいと思っていたので参考になった。また、筆者含め旅で出会う歩き遍路の皆さんは様々な思いがあり、真面目だったり適当だったり。出立ち含めて堅苦しいお遍路は嫌だし、なるべくなら色々なことをしながら回りたいなと思っていたので、良い先達に会えた気分でした。また、八十八ケ所よりも遍路道の景色や出会いにフォーカスすることで、やはり車や公共交通機関よりも歩きがいいなと思いました。
Posted by ブクログ
2021/01/12
宮田さんのゆるい四国八十八ヶ所巡礼についての紀行文。
タイトルにだいたいとあるように、本当にだいたいとなっている。
四国にある八十八ヶ所の寺を回るのに、一気に回るやり方と分割して何日、何年かに跨いで回る方法があるようである。
1つ1つの寺についての解説もさることながら、途中で出くわす風景や光景の描写がとても詳しく、なおかつ宮田さんなりの面白い考え方が組み込まれている状態で紹介してくれているのがとても面白い。
またそんな中でも巡礼で回る際の知恵やアドバイスが宮田さんの実際の経験や感じたことを通してとても分かりやすく紹介されている点も読んでいて面白いところである。
四国八十八か所巡礼については他の小説でもストーリーのメインテーマになっているものを読んだことがあってなんとなくは知った気になっていたけど、この本を読んだら、実際に自分が検証してみたくなる。
Posted by ブクログ
理由なく、四国八十八巡りを歩いてみたいと、思い立ったが吉日。東京からはるばるフェリーで徳島県1番礼所の霊山寺をスタートした著者。気分はお気楽観光、信仰心などこれっぽっちもない。タイトルの「だいたい」が示す通り、脱力系で寄り道しまくりの旅日記。いつでもやめてやるという鉄の意志を持った著者が四国内をずんずんと突き進む。
足のマメの痛みに格闘したり、金剛杖の使い方に悩んだり、妙なところにスポットを当てつつ、外国人のガイド、カヌーの川下り、温泉めぐりなど観光も堪能。一人旅なんだけど、実に楽しそう。なんだかんだ言いいながも、八十八巡りを果たしてしまうのもニクい。
著者は言う。旅の醍醐味とは想像していた場所に、今、自分がそこにいるという実感なのだと。そんな人だから「だいたい」という衝動的な旅を実行し、楽しめるのだろう。
Posted by ブクログ
お遍路前に読みたくって。
とにかく!面白かった!!!
お遍路観が変わった一冊。
わたしも筆者のように観光気分が強くて、さらに一緒に行く友達には時間制限もあるから、さくさくお遍路しようと思っていた。
とにかく長い距離をワイルドに目的をもって歩いてみたくて。もはや長期的スタンプラリー。
お寺が目的だから高知は電車乗っちゃおう☆って思ってたし。
だけどこれを読んで考えが変わった。というか、影響された。
お遍路の醍醐味は、四国の自然なんだ。さくさけ歩いちゃもったいないし、お寺ないからって海沿いの道をカットするのも損してる。
むしろ、どこでも歩けるような街中こそカットしていくべきなのかもなー。
方向性として、とりあえず歩いて、最後時間的に間に合わなそうだったら電車、とかの方がいいかもしれないってこれを読んで思った。
各寺々がアジアチックで、今からとてつもなく楽しみである。
ゼミそっちのけで熟読してしまった一冊。
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小説・文芸
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