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特に神妙な動機は何もなく、一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)。いっぱい歩きたい、という理由ではじめた四国へんろの旅。次々とできるマメの痛みや避けられない台風、たくさんの難所に悩まされつつも、とにかく歩いた合計六十四日間。自転車でしまなみ海道を渡ったり、カヌーで川を下ったり、信心薄め、観光&寄り道し放題の、タマキング流「非・本格派」へんろ旅の全記録。
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Posted by ブクログ
この本は特に面白い本というわけではないが、星5つである。四国88箇所をめぐるという目的があるので、飽きずに読み進められる。自分も四国をめぐっている気分になってくる。旅行の疑似体験という意味では、非常にお勧めの本。
2021/01/12 宮田さんのゆるい四国八十八ヶ所巡礼についての紀行文。 タイトルにだいたいとあるように、本当にだいたいとなっている。 四国にある八十八ヶ所の寺を回るのに、一気に回るやり方と分割して何日、何年かに跨いで回る方法があるようである。 1つ1つの寺についての解説もさることながら、途中で出...続きを読むくわす風景や光景の描写がとても詳しく、なおかつ宮田さんなりの面白い考え方が組み込まれている状態で紹介してくれているのがとても面白い。 またそんな中でも巡礼で回る際の知恵やアドバイスが宮田さんの実際の経験や感じたことを通してとても分かりやすく紹介されている点も読んでいて面白いところである。 四国八十八か所巡礼については他の小説でもストーリーのメインテーマになっているものを読んだことがあってなんとなくは知った気になっていたけど、この本を読んだら、実際に自分が検証してみたくなる。
2014年1月が第1刷なのに楽○では入手できず、ようやく手に入れた本書。タイトルどおり程よく力の抜けたお遍路紀行で、お気に入りのフレーズに附箋を付けていったら、10本以上にもなってしまった。予想外に面白い文体で、著者の他作品を消費税増税前に駆込み発注してしまった。八十八番札所を打ち、札所巡り1周を果...続きを読むたすべく六番札所へ向けて歩くくだりで、何気ない文章なのに何故だか感動する自分がいた。
お遍路さんの時の体験がゆるーく書かれていて、ぽーっと読むことができました。 作者の辛かった、よかったと感じたところがいろいろ書かれていて、そういうことがありそうだなー、と感じる本でした。 考え方的な部分は好みは多少あるかもしれないけど、僕はこの人の考え方はありかなと思いました。というか僕も同じよう...続きを読むなことを考えそう。 お遍路さんをいつか歩きたいと思わせてくれた本です。
理由なく、四国八十八巡りを歩いてみたいと、思い立ったが吉日。東京からはるばるフェリーで徳島県1番礼所の霊山寺をスタートした著者。気分はお気楽観光、信仰心などこれっぽっちもない。タイトルの「だいたい」が示す通り、脱力系で寄り道しまくりの旅日記。いつでもやめてやるという鉄の意志を持った著者が四国内をずん...続きを読むずんと突き進む。 足のマメの痛みに格闘したり、金剛杖の使い方に悩んだり、妙なところにスポットを当てつつ、外国人のガイド、カヌーの川下り、温泉めぐりなど観光も堪能。一人旅なんだけど、実に楽しそう。なんだかんだ言いいながも、八十八巡りを果たしてしまうのもニクい。 著者は言う。旅の醍醐味とは想像していた場所に、今、自分がそこにいるという実感なのだと。そんな人だから「だいたい」という衝動的な旅を実行し、楽しめるのだろう。
地元、気になるお遍路さんの旅行記ということもあり、個人的にはとても面白かった。 ただ、それ以上に作者の文章や考え方が自分好みで終始楽しく読ませてもらった。 「意味を考える前に計画を立て、結論が出る前に出発してしまう。これが大切である」 「やりたいことは面倒臭い」
知ってるお寺とかが出てきて楽しく読めた。 区切り打ちだったら別に歩きにこだわらず公共交通機関を使ってもいいんじゃないかと思った。楽して回ろうよ。
おもしろかったー!! 私はゆる~いエッセイが好きなので、とってもゆる~い気分で四国八十八か所を体感した気分♪ 何でも人によって感じ方やこだわりが違って、こんな楽しみ方もあるんだと感心した。 電車で読んでると吹き出しそうになって危ない。
お遍路前に読みたくって。 とにかく!面白かった!!! お遍路観が変わった一冊。 わたしも筆者のように観光気分が強くて、さらに一緒に行く友達には時間制限もあるから、さくさくお遍路しようと思っていた。 とにかく長い距離をワイルドに目的をもって歩いてみたくて。もはや長期的スタンプラリー。 お寺が目的だから...続きを読む高知は電車乗っちゃおう☆って思ってたし。 だけどこれを読んで考えが変わった。というか、影響された。 お遍路の醍醐味は、四国の自然なんだ。さくさけ歩いちゃもったいないし、お寺ないからって海沿いの道をカットするのも損してる。 むしろ、どこでも歩けるような街中こそカットしていくべきなのかもなー。 方向性として、とりあえず歩いて、最後時間的に間に合わなそうだったら電車、とかの方がいいかもしれないってこれを読んで思った。 各寺々がアジアチックで、今からとてつもなく楽しみである。 ゼミそっちのけで熟読してしまった一冊。
何のために、なんて考えていると旅はいつまで経っても始まらない。意味を考える前に計画を立て、結論が出る前に出発してしまう。これが大切。遍路をしたい理由であったのは、一周してみたい、全部回ってみたい、いっぱい歩きたい、だけ。 やりたいことは面倒くさい。案外知られていないが、これは人生の根本原理の一つ。何...続きを読む事もやってからだんだん面白くなるのであって、やる前はどんなことでもめんどくさい。めんどくさいけど、やり始めると面白くなる。 旅の醍醐味の最たるものは、今自分がその場所にいるという実感ではないか。今自分はここにいる、という発見ほど清々しいものはない。おお、私は今こんなところにいる。その臨場感にこそ旅の本質はあるのではないか。 サボるということはすごいこと。やり抜くのは惰性であって、サボるのは決断だから。 高知でシュノーケリングした筆者。いいな。今度海の中の景色を見ることしてみたい。 いいな、のんびり観光いきたい。
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だいたい四国八十八ヶ所
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宮田珠己
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