文豪はみんな、うつ

文豪はみんな、うつ

小説・文芸
658円 (税込)

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文学史上に残る10人の文豪――漱石、有島、芥川、島清、賢治、中也、藤村、太宰、谷崎、川端。漱石は、うつ病による幻覚を幾多のシーンで描写し、藤村は、自分の父をモデルに座敷牢に幽閉された主人公を描くなど、彼らは、才能への不安、女性問題、近親者の死、自身や肉親の精神疾患の苦悩を、作品に刻んだ。精神科医によるスキャンダラスな作家論。

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文豪はみんな、うつ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    姪っ子と恋愛関係っていう
    絶対炎上しそうなやつとか
    義妹と結婚したいから妻を知り合いに
    譲り渡したりとか…すごい人たち笑

    精神科医の視点から見た文豪達、
    めちゃくちゃ興味深くておもしろかった。

    0
    2025年01月31日

    Posted by ブクログ

    著名な作家達の生い立ちから病状、最期に至るまでを精神科医の視点から解説した1冊。
    確かに昔の有名な文豪ってメンタル的に病んでる人多いよなぁと漠然とした思いから読んでみた。
    とても分かりやすく書かれており、サクサク読めた。新たに興味を持った作家や作品を知り、自分の興味を広げることもできる本だと思う。この本で紹介されてる作家達はほとんどが裕福な家に生まれて、学業もとても優秀だった、という共通点もあり、興味深い。どうして文豪たちはうつや精神疾患が多かったのかについて、著者の考察をさらに知りたかったなと思う。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    精神科の医師である著者による、明治から昭和の文豪たちの精神分析。
    「島田清次郎」のことは知らないことだらけ。

    0
    2024年01月31日

    Posted by ブクログ

    過去の人も現在の人も一般の人も文豪も誰でも心に闇を抱えたりしながら頑張って生きてるのだと思いました。
    文豪が抱えてる「うつ」の部分が作品に昇華されていたり、抱えきれずに自殺していたりと文豪の以外な一面が知れました。

    0
    2023年05月14日

    Posted by ブクログ

    病跡学には興味があるので、最後までずっと面白く読んだ。
    ここに取り上げられていた作家たちの中に、一般的な評価に少し違和感を感じていた作家もいたので、この本の解説で納得できた。
    ただ、逆にもう少し深掘りしてほしかった作家もいるし、岩波先生の見解ではなくこれまでの説の方が妥当ではと思われる作家もあった。作家本人に直接会ったり行動を観察しているわけではなく、残された作品や資料から判断するしかないから、何をどう評価するかに幅が出るのは仕方ないと思うので、どの先生の説なら納得できるかは、読むこちらが何に重きを置いているのかにもよるのだろう。
    今回収録されていなかった作家についても読んでみたいと思った。続編が出たら読みます。

    0
    2022年08月22日

    Posted by ブクログ

    SNSで紹介されていたので気になって購入した本。文豪紹介系の本は好きだけれど、特にこの本は精神科医の先生が文豪を精神科医の目線から解説している。鬱、統合失調症、双極性障害など、物語を書いて食っていくというのはこんなに大変なのかと。

    新しい目線で文豪について考えたり、読書できるきっかけになりそう。読みやすい良書でした。

    0
    2022年08月07日

    Posted by ブクログ

    文豪が現代に生きてたらどうだったんだろうと何度も考えたことがあるけど、
    この時代背景、精神疾患に対する理解の浅さや治療、療養方法の未発達さがあったからこそ文豪作品は生まれたのかもしれないと改めて感じさせられる。
    現代にも素晴らしい作品はたくさんあるけど、この時代特有の切羽詰まったような人間の心情はこの時を生きたこの人たちにしか書けなかっただろう。。

    私の大好きな夏目漱石は胃潰瘍とか内臓系の病で苦しんでたのかなと思ってたから、子どもに手を上げたりだのなんだの意外だった。
    個人的にエグかったのは島田清次郎と有島武郎のエピソードでした、、、

    0
    2022年05月04日

    Posted by ブクログ

    この視点、この視点が読みたかった!こうしてまとめてくださった作者様に尊敬の念。
    そう、みんなうつで死に近いところにいるんだよ。
    夏目漱石、太宰治、宮沢賢治
    簡単に名前を出し「憧れる」と口にする人の知識量と心理を知りたい

    0
    2022年04月10日

    Posted by ブクログ

    電子書籍の割引期間の最終日が来て、何か選ばなくちゃいけないような脅迫観念に駆られて、ついコレを選んでしまった。私は「期間限定お買い得」に極めて弱い。いっときは財布がパンパンになるほどにクーポンを入れていたのだけど、最近はアプリの中にクーポンが無数に入っている。このクーポンを使うために1日の予定をやりくりすることも多い。私はクーポンを買い物に利用しているのか、クーポンのために買い物をしているのか。依存症の典型的な症状。コレ病気かも。まぁ、生活を脅かすほどじゃないからまだ医師にかかるつもりはない(←「私は依存症ではない」と言うのは依存症初期の典型)。

    まぁどちらにせよ、自殺や心中に至るような「うつ病」と比べたら、かわいいもんである。〆切間際にならないとスマホのメモアプリに向かい合うことがどうしても出来ない困ったちゃん(←私か)も、かわいいもんである。いかん、なかなか本題に入らない。

    本書は、文学者ではなく立派な精神科医の岩波明さんが、文豪たちの精神病の診察を、巷に言われている診察に意義を唱えながら分析したものである。

    夏目漱石のうつ病は有名だ。しかし巷では幻覚を伴うことから統合失調症(精神分裂症)と言われてきたが、岩波明さんは幻覚や妄想を伴う「精神性うつ病」と診断する。漱石の凄いのは、病気がひどくなっても名作を次々と書いていたところだろう。

    愛人と心中した有島武郎も、恋愛は心中の原因ではなく自殺のキッカケだったろうと診断する。有島武郎は、自らを否定する典型的なうつ病だった。「生まれずる悩み」の高潔な人格からどうして心中に至るのか不思議だったけど、納得した気分になった。

    芥川龍之介の自殺は、長いこと私の謎だった。時代に殺されたのか?しかし、昭和の閉塞感が始まるずっと以前から彼は長いこと病気だった。岩波明さんは適切な薬を処方していれば、この稀代の文学者は生き残ったのではないかと言う。一般的に言われている芥川統合失調症説は説得力ある根拠で否定する。一部に言われている青酸カリ自殺も否定する。彼はうつ病だった。身近なトラブルが彼を追い込んだにせよ、時代が殺したわけではない。後に彼の文学を読むときの参考になりそうだ。

    宮沢賢治を躁うつ病で分析しているのは、大きな間違いではないとは思うが、あまり参考にならなかった。確かに若い頃の短歌や詩に幻想或いはホラーの描写はあるが、それは病気が描かせたとは誰も思わないだろう。死因も明らかに病死である。

    太宰治が心中を繰り返したのは、明らかに時代のせいだった。この頃毎年数百人規模の情死(心中事件)が起きていた。その中で、太宰治も死ぬ理由をそこに見つける。ある批評家は太宰治を境界例(境界性人格障害)と決めつけているようだが、太宰は社会的適応能力は十分にあった。文豪だからこそ、遺した文章は多岐に渡り、関係者の証言も多い。それを精神科医の権威(東大教授)が診断するだから、間違いないだろうと思える。当時不治の病だった結核にかかり、実生活でもストレスが溜まった上での疲はい性うつ病で心中自殺をしたというのが、太宰治の場合の真実だったのだろう。

    文豪の自殺や心中は、多くはうつ病が引き起こすものだった。適切な治療を施せば防げたものなのかも知れない。文豪は、しかしうつ病をも作品制作のエネルギーにしていた。痛し痒しではある。昨今のSNSに追い詰められた芸能人の自殺も、時代に追い詰められたのではなく病気だったし、適切な治療を施せば防げたのかもしれない。でもだからこそ素晴らしい演技が遺せたのだとも言えるかも知れない。本人は不本意だろうけど、それでも精神科にかかる勇気を持ってもらいたい。アメリカではとっくにそうなっている。

    まぁ軽度アスペルガーの症状である「追い詰められると固まってしまう(〆切を守れない)」私が偉そーに言えることではない。因みに、先週発病した〆切守れない病は、この場で「お休み宣言」することで追い込んで最悪の場面は回避することができた。皆様のご協力有難うございました。しかし、「この手」はもう次回使えないだろう。果たしてどうするか?

    0
    2022年04月10日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石、宮沢賢治、太宰治、芥川龍之介、などなど10人の文豪たちの生い立ちや生活、作品を検証して精神科医として著者が精神状態などを考察する。
    淡々としてわかりやすい文章でさくさく読める。
    文豪の小説はちょっとしか読んでないけど、やっぱり普通の人とはちょっと違う人たちなんだなぁ。
    紹介されてる作品は読みたくなった。

    0
    2022年03月25日

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