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Posted by ブクログ 2016年06月18日
スクランブル交差点に軽トラックで突っ込み、11人を無差別に殺傷した男は、人質をとり喫茶店に籠城する。
その男と警察官の緊張感漂う交渉。
人質は無事に救出出来るのかと、手に汗握る。
犯人の心の闇、現代社会の在り方。
様々なものが頭をよぎる。
そして、結末…あんなことが待ち構えているとは…
2016....続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月05日
ネットで予告し連続殺人。理由は社会からの孤独、自分の存在証明、メディアに出て目立ちたい。
現場にいない人は運が良かっただけ、現場にいた被害者は運が悪かっただけ。
実際に同じような事件がある世の中だから、こんな考えの人がいて、それに共感する人もいて悲しくなる。被害者のことも考えてほしい。
「誰でもよか...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月14日
白昼の渋谷の交差点で無差別殺人が発生。その後、犯人はセンター街の喫茶店に籠城…。警察側の交渉人との息詰まる攻防の行く末は?
タイトルの意味する結末だが、人によって意見が大きく分かれそう。個人的には国家側の考え方を認めたいが、それはあくまでも感情論になってしまう。法治国家故に、決して"誰でも...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月09日
秋葉原の無差別殺人事件をモチーフとしたミステリー。
車で交差点に突っ込み、その後ナイフで手当たり次第に殺していく冒頭の描写は迫力があった。でも、その後は喫茶店に立てこもっての交渉人とのやりとりばかり。犯人の動機等へ踏み込むことはなくラストを迎えてしまった。
あぁ、そういう描き方のミステリーかと納得は...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月07日
つまらない、というほどではないけれど、それほど面白くもない1冊。
五十嵐貴久の小説は『交渉人』以来なのだけれど、『交渉人』ほど「息もつかせぬ」というような展開があるわけではなく、全体的に描写も浅い。
『交渉人』は面白かったんだけどなぁ。。。
今回唯一面白かったのは、最後まで読むとタイトルの意味合...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月24日
ちょっとものたりなかったですが、最後まで読むことでこのタイトルが秀逸!
渋谷で発生した無差別殺人事件。11人を殺害。
さらに犯人はセンター街の喫茶店に人質を取って籠城。
交渉人との攻防が始まります。
犯人はなぜこのような事件を起こしたのか?
ある意味、承認欲求を満たしたいということかとも感じまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月31日
「誰でもよかった」の2つ目の意味が明かされたところでゾクッとした
横川の行動が意味不明でこの人はなんか怪しいと思いながら読んでいたけど最初から結末を考えていたとは…
これはこれで横川の正義だったのかもしれないけど、責任を取って辞職するつもりとか言いながら報告書を自分の都合がいいものにしようとしていて...続きを読む
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