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〈今、渋谷。これから人を殺します〉男はインターネットの掲示板に書き込み、スクランブル交差点に軽トラックで突っ込んだ。十一人を無差別に殺し、センター街の喫茶店に籠城した男と交渉人との息詰まる攻防が始まる。凄惨な事件を引き起こしたのは「心の闇」なのか? 警察に勝ち目はあるのか? 世間を震撼させた事件の衝撃のラストとは――。
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Posted by ブクログ
つまらない、というほどではないけれど、それほど面白くもない1冊。
五十嵐貴久の小説は『交渉人』以来なのだけれど、『交渉人』ほど「息もつかせぬ」というような展開があるわけではなく、全体的に描写も浅い。
『交渉人』は面白かったんだけどなぁ。。。
今回唯一面白かったのは、最後まで読むとタイトルの意味合いの深みが増す点(※叙述トリックとかではないよ!)。
ただし、それを書きたかったなら短編でよかった。
最後にメインを盛り込むことで、逆に、全体が冗長だったように感じられ、「それだけを言いたいがためだけにここまで読ませたのかよ」と思ってしまう。
あるいは、どうせ長編にするんだったら、もっと警察側や犯人側、人質側などの心理描写を深めていたら、こんなにも「最後以外がぜんぶ蛇足だった」感を味あわなかったじゃないかと思う。
いずれにしろ、全体的に何もかもが中途半端な感じが拭えない1冊。
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