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2025年「脱炭素」のリアルチャンス すべての業界を襲う大変化に乗り遅れるな!
脱炭素社会への転換という世界の大きな流れは止められない。ではどうすればいいのか? まずは脱炭素という大きな流れを、使い倒す気概が必要。意外なことに、脱炭素化で多くの企業は大幅なコスト削減が見込める。世界中から流れ込んでくるお金を活用することもできる。脱炭素は、新しいビジネスや技術を生み出すチャンスでもある。21世紀後半、日本はもっとも輝いた国の1つになれるのか……? 【脱炭素の見逃せないポイント】●「脱炭素に世界中の投資マネーが流れ込んでいる」 ●「大富豪たちも、脱炭素の分野にどんどん投資している」 ●「脱炭素は、新しいビジネスや技術を生み出すチャンスである」 ●「脱炭素を進める企業に対しては、様々な投資や融資方法が生まれている」 ●「意外なことに、脱炭素化で多くの企業は大幅なコスト削減が見込める」 -
不安をしずめる心理学
【本書は『誰にもわかってもらえない不安のしずめ方』(電子書籍書き下ろし)を再編集したものです。】なぜ、心が痛むのか。不安の本質を理解すれば、幸福への扉が開かれる。デンマークの哲学者・キェルケゴールは、「不安を正しく抱くことを学んだ者は、最高のことを学んだのである」と述べています。本質を理解していないと安易な解決を求めがちで、そうすると問題はますます深刻になります。正しい解決法は簡単ではありませんが、それを選んだとき人生最高の学びとすることができるのです。どんな人生でも次々と問題が起きます。その問題を解決し、不安を消していくところに生きるおもしろさが生まれます。つまり、生きることとは、問題を解決することといっても過言ではありません。本書では、抱える不安を心理学的に正しく理解して、有効な解決法を解説します。 -
邪馬台国とヤマト建国の謎
卑弥呼のついたウソがわかれば、邪馬台国論争は終焉する。倭国の女王・卑弥呼は、魏の使者の邪馬台国訪問を、あらゆる手段を講じて、妨害していたのではないか。邪馬台国から朝鮮半島に続く道は、古代の流通と外交上の要衝であった。ところが対馬、壱岐を経由して九州島の末盧国にたどり着いたあと、「魏志倭人伝」には不思議な記事が載る。末盧国には四〇〇〇余の人家がある。山海のまぎわに棲んでいる。草木が茂り、前を行く人も見えないほどだ。(中略)東南に陸路を進むと、五〇〇里で伊都国に到着する……。末盧国から伊都国に向かう重要な道が獣道よりもひどかったという話、にわかには信じられない。ここは、船を利用するべきだったし、普段の倭人は、そうしていたはずなのだ。最後の最後で、船を使えぬ重大な理由があったのではないか……。文献と考古学から最大の古代史ミステリーに迫る! 文庫書き下ろし。 -
文春ムック スーパードクターに教わる最新治療2021-2022
新型コロナウイルス感染症が発生してもうすぐ2年になろうとしていますが、依然として終息の目処は立ちません。それどころか、医療現場の混乱が、さまざまな病気の治療に大きな影を落としています。身体に不調が起きてもすぐに適切な治療を受けられないという状況が続く以上、私たちも病気についての知識を積極的に集めて、回り道をすることなく最善の治療を受けたいものです。インターネットなどを通じて怪しげな医療情報に惑わされることのないように、臨床の最前線で活躍する名医たちによる最新の知見をご紹介しましょう。 がん治療の最新・胃がん・大腸がん・肺がん・子宮がん・がん緩和ケアほか/難病治療の最新・脳梗塞・不整脈・糖尿病・認知症ほか/家庭医学の最新・腰痛・白内障・不眠症・ハイリスク出産・不妊治療ほか -
第二次大戦、諜報戦秘史
かつて大英帝国の覇権の源泉となったのが、卓越した情報収集と正確な分析力、つまりインテリジェンス(諜報・情報活動)であった。ロンドン郊外の英国立公文書館には、まさにインテリジェンスによって全世界から集められた政治、経済、軍事など、多種多様な情報が蓄積されている。筆者は約10年間にわたり、同館から数多の文書を入手し、研究を重ねてきた。先の大戦における日本の敗北は、「情報戦の敗北」といわれることがある。日本の諜報活動を裏づける「文書」を探し出し、読み解くことではじめてインテリジェンス復活への道が開かれ、大きな国益がもたらされるはずだ。英国立公文書館の所蔵ファイルが示す歴史の「真実」は、現代のわれわれにも多くの視点や教訓を与えてくれるだろう。人を欺くようなスパイ活動でも、根底に求められるのは誠実さであるなど、インテリジェンスの世界は奥が深い。正確な情報を得て、それを組織に活用するための要諦とは――。 -
特攻隊員と大刀洗飛行場 四人の証言
昭和20年(1945)3月、重要拠点ゆえにB29に爆撃され、壊滅的被害を受けた大刀洗飛行場(福岡県)。大正8年(1919)に完成したこの飛行場は、その後、陸軍飛行学校や技能者養成所が置かれ、東洋一と謳われた。国民学校を卒業したばかりの15歳の少年たちは、この地で速成され、ある者は整備兵として、そしてある者は特攻兵として戦場へと送り出されていったのである。当時を知る者が数少なくなる中、大刀洗飛行場で若き日を送った4人に、直木賞作家・安部龍太郎が取材。古代から近代まで、数多くの歴史小説を上梓してきた著者が、満を持して初めて「太平洋戦争」に取り組んだ。 【目次】●序章 大刀洗飛行場を訪ねて ●第一章 松隈嵩氏への取材――技術者たちの苦闘 ●第二章 信国常実氏への取材――生き地獄を味わった整備士 ●第三章 河野孝弘氏への取材――陸軍の迷走と「さくら弾機事件」 ●第四章 末吉初男氏への取材――特攻兵の届かなかった手紙 -
日本陸海軍、失敗の研究
先の大戦の日本の敗北は、強大な国力を誇るアメリカとの開戦を決断した時点で、半ば決まっていたといえる。自国にとって「都合のいい情報」だけを採用し、確たる長期戦のプランを立てずに対米英戦を始めたのは、日本の陸軍、海軍が組織として「硬直化」していた証である。最初から「現場任せ」の無謀な作戦が幾度も計画され、個々の戦闘に敗北しても、敗因に対する研究や改善案の実行が不十分であった。参謀や指揮官が責任を取る例も珍しく、年功序列による温情主義的な人事が最後までまかり通っていた。日露戦争でその名を世界に轟かせた日本の陸海軍は、太平洋戦争においては、なぜ理性的な判断ができず、非合理な失策を繰り返したのか。なぜ、自ら過ちを反省し、正すことができなかったのか。極度の同質集団であった日本陸海軍が陥った錯誤から、現代の我々が学ぶべき「失敗の本質」とは。 -
仏教の常識がわかる小事典 歴史から教義、宗派まで
冠婚葬祭、盆や正月に欠かせない仏教行事。さらに観光地でも寺院巡拝の機会は多い。日本の仏教徒は実に九千五百万人を超えるといわれる。しかし、いざ自分の宗派や教義を尋ねられて、どれだけ答えられるだろう。一口に仏教といっても主に十三宗五十六派に分かれているのだ。日蓮宗、浄土真宗、真言宗、曹洞宗、浄土宗、天台宗、臨在宗……。本書は、釈迦の誕生以来、仏教はいかに日本へ伝来、定着し各宗派が華を咲かせたのか、その歴史、教義、宗祖、寺院、新興教団までを平易に解説した入門書である。著者はこう語る。「我が国で長い間培われてきた仏教を、明治以来の廃仏毀釈政策によって葬式仏教に追いやり食わず嫌いで見捨てているのは、宝の持ち腐れで本当におしい。私たち日本人は、仏教を信仰として受容するか否かは別として、その教えと実態を正しく把握しておく必要があるだろう」この一冊あれば一目瞭然。日本人の常識である仏教の全体像がわかる本。 -
教師と学校の失敗学 なぜ変化に対応できないのか
●休校中はプリントを配って家庭任せ、難航するオンライン授業…… ●なぜ日本の教育現場は、子ども本位で動けないのか? ●コロナ禍のデータから見えてきた、教育変革「7つの施策」 コロナ禍の全国一斉休校等の「教育の危機」に際し、主体的に動く学校もあったが、多くは「受け身で指示待ち」の対応に終始し、今日まで変化に対応できずにいる。それは「日本の学校が学習する組織になっていないからだ」と、全国の学校現場の声を聴き続けてきた著者は語る。本書では、コロナ危機のなか生じた「日本の学校教育の失敗」を、著者独自の調査等を通じたデータとファクトによって徹底検証する。学校都合の教育から、子どもたち本位の教育へ、日本の教育が生まれ変わるための「希望の書」。 -
越境する大気汚染 中国のPM2.5ショック
中国の汚染物質が姿を変えて日本を襲う! 中国と日本双方の調査に長年、関わってきた著者が、PM2.5の知られざる真実を書き下ろす。隣国・中国でますます深刻化する大気汚染。2013年1月から3月にかけて、北京をはじめとする主要都市は、濃いスモッグにおおわれ、非常に高濃度のPM2.5が発生、危険な域に達した。その「危ない」季節が再びやってくる。こうした事態を招いた根本にある原因とはいったい何なのか。果たして何をどう解決していけばよいのか。いますぐにでも手をつけるべき具体的方策とは何か。日本にも飛来する黄砂やPM2.5に問題はないのか。PM2.5が飛来しやすい季節と気象とは? 中国の大気汚染とその越境問題に、中国と日本双方の調査に加わる著者が、PM2.5のとんでもなく高い数値の裏側にある事情と事実を解説する。日本で見られる健康被害、環境問題への様々な影響を具体的に解きほぐしていく。中国から日本に具体的にどの程度の汚染物質が運ばれ、その内容はどうなっているのか、驚きの調査結果を読者に示す。問題の根っこは深く、深刻な事態はこれからも続くことを予感させる。 -
世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵
南北戦争がなければ明治維新は起きなかった!? 幕末・明治の歴史は経済で動いていた。アメリカの南北戦争によって南部の綿花地帯が荒廃、世界的な「綿花飢饉」が起こっているなか、いち早く海外情報を得ていた薩摩藩はそれを利用して倒幕資金を稼いだ。また、藩主・島津斉彬は集成館事業を興して近代化を進めた。薩摩藩家老・小松帯刀は坂本龍馬と組んで、世界を相手にビジネスに乗りだす。近代化路線は大久保利通・岩崎弥太郎・松方正義らへと引きつがれる。が、急速すぎる工業発展に危惧を抱いた前田正名は『興業意見』を発表して農業の重要性を説く。政府内での対立によって官を辞し下野してのちは、全国をまわって「布衣の農相」と呼ばれた。そしてついに、渋沢栄一が日本型資本主義を確立する。資本主義の崩壊が叫ばれるいま、時代を超えて通用する倫理観やモラルを示した資本主義を目指した彼らの奮闘ぶりから、その志を感じとれ! -
65歳おじさんの 英会話勉強が楽しくなる本
著者が『黄落』(新潮文庫)で描いた両親の介護生活から解放されたのが65歳のとき。それまでも、5年ごとに新しいことを始めてきた著者は、65歳の誕生日を迎えた時に「今度は何に挑戦しよう?」と考えた。「70歳までに、今やらねば後悔することは何?」と、自問自答する。そこで、頭に浮かんできたのが「英会話」。しかし著者は大学を出ておらず、高校時代も英語が苦手で、50代になってからも英語のテストができない夢にうなされるほど、英語嫌いがトラウマになっていた。そこから一念発起し、3年半で日常生活の会話に困らないほどの英語力を身につけた。本書は著者が駅前の語学学校にかよい出し、カナダ、ニュージーランド、アメリカ3カ国への短期留学を経て現在の英語力を身につける過程を、軽妙なエッセイで追体験できるようになっている。記憶力が低下してくる中高年からでも、英会話はマスターできることを証明する一冊だ。 -
[小川式]突然英語がペラペラになる勉強法(PHP文庫)
英会話が苦手だった著者が、なぜ急にペラペラになったのか? 本書では、42歳から始めて、たった1年で英語の達人になった著者が、普通に日本で生活しながら、まるでニューヨークに語学留学したかのような効果が得られる、驚きの勉強法を伝授します。その秘訣は、「日常そのものを英語化する」という方法にあります。「話すための『ハーフ&ハーフ・スピーキング』」など、実際に使える英語が身につく、5つの方法を具体的に解説します。 ◎話す――『ハーフ&ハーフ・スピーキング』で日常生活に英語を持ち込む ◎聴く――『ナチュラル英語シャワー・リスニング』で大量に聴く ◎書く――『添削フレンドリー・ライティング』で英語を直してもらおう ◎読む――『アウトプット式リーディング』で「読むこと」と「話すこと」をつなぐ ◎考える――『直接英語シンキング』で英語力を上げる この1冊で、気づけば夢の「英語ペラペラ」に! -
コミュニケーション・ストレス 男女のミゾを科学する
職場での行き違いや、家庭での夫婦の仲違いが起こる前に、男女のコミュニケーション・ストレスが生まれている。「正しいのは、客観的に判断できる僕」「正しいのは、相手の気持ちに寄り添える私」……。男女の脳のあり方に起因する「感性の呪縛」を乗り越えるには、本書で紹介する四つの共感テクニックや、男性に話しかけるときの3秒ルールといった知恵が効果的。さらに「タスク・イーブン」ではなく「ストレス・イーブン」(することではなく、ストレスを等分する)という新たな発想も提案。職場でも夫婦間でも、友人・恋人関係でも極めて有効な、男女コミュニケーションの教科書。 「ヒトの脳には『感性の呪縛』があり、どうしたって、自分が正しく、相手が愚かに見えるようにできている。(中略)それが、男女理解を阻むのである。私がまさか『感性の呪縛』を乗り越えられたのは、人工知能に人間のありようを教える手法を研究していたからだ(「はじめに」より)」 -
縄文文明と中国文明
日本列島は文明の吹きだまりだから、中国から多くの知識や技術が流れ着いた。当然、古代日本の文物のほとんどは中国や朝鮮半島に由来すると信じられてきた。しかし近年、縄文文化が見直され、現代にまでつながる「三つ子の魂」が縄文一万年の時代に形成されていた可能性が指摘されるようになってきた。海の外から新たな文物が流入しても、縄文的な発想で取捨選択し、列島人にとって必要な物だけを選んでいたこと、さらに、工夫を加え、日本の風土に合わせて改良していった様子が見てとれる。そして、無視できないのは、縄文人の残した美意識や知識、技術が今日まで継承され、また、長い歴史の中で何度も文化の揺り戻しが起きていたという事実である。なぜ日本人は、ことあるたびに昔に戻ろうとしたのだろう。ここに、日本人を知るためのヒントが隠されている。中国文明と対比しつつ、日本人とは何かを巡る、壮大なヒストリー。 -
太平洋戦争の新常識
あの戦争はいったい何だったのか――。昭和、平成を経て、令和を迎えた日本。時代の節目とともに歴史に関する記憶が薄れてしまい、先の戦争について「日本が愚かな戦いを行なった」という認識しか残らないとすれば、大きな不幸である。三国同盟、日米開戦、ミッドウェー海戦、キスカ島撤退、終戦の聖断、占守島の戦い、東京裁判……。新時代のいまこそ思い込みや通説の誤りを排して歴史を振り返り、「太平洋戦争の新常識」を探るべきではないか。豪華執筆者による選び抜かれた論考を掲載。日本の近現代史に新たな視座を提供する。 【目次より】●第一章 日米両国は五十年間、戦端を開かなかった――中西輝政 ●第二章 情報を精査したうえで、開戦は決定された――牧野邦昭 ●第三章 三国同盟は「ある時点」まで日米交渉を有利に導いた――井上寿一 ●第四章 日中戦争が日米戦争の原因ではなかった――渡辺惣樹 ●第五章 戦艦大和は「時代遅れ」でも「無用の長物」でもない――戸高一成 ●第六章 ここで戦艦大和を投入すれば戦局は違った――平間洋一 ●第七章 零戦の性能は「設計の妙」がもたらした――戸高一成 ●第八章 ミッドウェー海戦時、日本の戦力は優位にあったのか――森史朗 ●第九章 「キスカ島撤退の奇跡」を導いたものは何か――早坂隆 ●第十章 「ヤルタ密約」をつかんだ日本の軍人がいた――岡部伸 ●第十一章 「終戦後」に始まった占守島と樺太の戦いとは何だったのか――早坂隆 ●第十二章 「終戦の聖断」が八月十四日に下された実相――古川隆久 ●第十三章 東京裁判で重光葵がA級戦犯にされた理由――中西輝政 ●第十四章 国を想い、凛として散ったBC級戦犯たちの戦い――福冨健一 ●第十五章 フランス代表判事は東京裁判で「反対」判決を出した――大岡優一郎 -
子どもを攻撃せずにはいられない親
「言うことを聞かないなら、もう何も買ってあげない」などと脅して子どもを思い通りに支配しようとする、「あなたのためを思って言っているのよ」などと言いつつ、実際は子どもの気持ちよりも世間体や見栄を優先しようとしている、子どもを罵倒する、必要なものを与えない、子どもの領域を平気で侵害しようとする、兄弟姉妹で格差をつける、しつけと称して暴力をふるう……。なぜ我が子にそんな仕打ちができるのか。そこには、「子どもは自分のもの」という所有意識、「子どもは自分をよく見せるための付属物」という歪んだ認識や「攻撃者との同一視」という心理メカニズムなどの様々な原因が窺える。非常によくみられる例を一つ挙げると、子どもが「いい学校」「いい会社」に入ることを親が願うのは、子どもの幸福のためだと親は信じている。だが実際は、「自慢したい」という思惑や打算が潜んでいることがしばしばある。しかし親は「自分は正しいことをしている」と思い込んで疑わないのだ。攻撃的な親から身を守るために、そしてあなた自身がこんな親にならないために。精神科医が自身の経験も語りながら解説。 -
中国をつくった12人の悪党たち
この国の人民は呪われているのか――。西洋が「罪の文化」、日本が「恥の文化」ならば、中国は「欲の文化」だ。中国史を創出してきた最大の原動力は、欲と権力だった。四千年前から天下国家と万民は「権力の僕」であり、この国の民たちは、権力闘争の犠牲となる運命から一度も逃れることができない。二十一世紀になった現在も始皇帝の負の遺産が受け継がれ、毛沢東の幽霊が漂う。悪をめぐる構造は依然、生き延びているのだ。蘇秦から毛沢東、周恩来まで、中国史を形づくる悪党12人を取り上げ、「英雄」の正体と陰謀の数々を解き明かす。 ●「悪いやつほど天下を取れる」それを証明する12人 ●蘇秦(そしん)……中国流外交術の原点をなす稀代の策士 ●李斯(りし)と趙高……利口な愚か者たち ●劉邦と項羽……無頼漢と貴族的英雄の対決 ●王莽(おうもう)漢帝国を乗っ取った史上最大の偽善家 ●曹操と孔明……陽気な現実主義者と陰気な精神主義者 ●則天武后……男たちの権力秩序を覆した天下の「悪女」 ●袁世凱……私利私欲のみに動く「裏切り専門男」 ●毛沢東と周恩来……中国市場最大の暴君とその忠実な僕 これはある意味では、筆者自身の中国の歴史に対するひとつの独自の解釈である。このような「一君万民」の権力中心主義こそが中国史の悲劇と人民の不幸の源であり、まさに「諸悪の根源」というべきものであろうと思うが、中国の人民にとってさらに不幸なのは、二十一世紀になった現在でも、秦の始皇帝以来の権力構造は依然生き延びていることだ。(本書「むすびに代えて」より抜粋) -
戦略で読み解く日本合戦史
「関ヶ原合戦は西軍が勝ったはずだ」。かつて関ヶ原合戦の両軍の布陣を見たプロイセン王国・ドイツ帝国のクレメンス・ヴィルヘルム・ヤーコプ・メッケル大佐はこう述べたといわれる。戦略と勝敗とは、はたしてどのような関係にあるのか。日本において「完璧な合戦」は存在したのか。「撤退の意義」、「強兵と弱兵」の定義とは何か。本書は日本史の一次史料にとどまらず、『孫子』やクラウゼヴィッツの『戦争論』など古今東西の戦略論を参照。勝つための戦略を生む思考のプロセスを分析する。日本合戦史の教訓を新たな視点から導く、まったく前例のない書。 【本書に登場する主な合戦】「平治の乱」―完璧な合戦/「一ノ谷合戦」「屋島合戦」「桶狭間合戦」―迂回と奇襲/小田原城の攻防―籠城と攻城/「三増峠合戦」「川中島合戦」―『孫子』対『孫子』/「沖田畷合戦」「長篠合戦」「雑賀攻め」―新兵器への幻想/「賤ヶ岳合戦」「箱根竹下合戦」―内線と外線 -
なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか
論語はすなわち儒教のことである――日本人の多くにとっての「常識」であろう。ところが、実はそうではない。子供のころ、祖父の摩訶不思議な「教え」から『論語』に接した著者は、のちに儒教の持つ残酷な側面を知り、強い葛藤を抱く。実際の孔子は「聖人」であったのか? なぜ『論語』は絶対に読むべきなのか? 御用教学・儒教の成立と悪用される孔子、朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇など、中国思想史の分析を重ねた果てに著者がたどり着いた答えは、なんと「論語は儒教ではない」というものだった。曇りのない目で孔子の言葉に触れ、『論語』を人生に生かすための画期的な書。 【目次】●序章 私の『論語』体験と、私が見た「儒教の残酷さ」 ●第1章 定説や通念を覆す──孔子とは何者か、『論語』とは何か ●第2章 御用教学・儒教の成立と悪用される孔子 ●第3章 朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇 ●第4章 朱子学を捨て、『論語』に「愛」を求めた日 -
広島大学は世界トップ100に入れるのか
少子化や運営費交付金の削減により、国立大学にも生き残り戦略が求められる時代になった。そんな中、文部科学省は、「スーパーグローバル大学創成支援(タイプA)」として、世界ランキングトップ100を目指す力のある大学13校に補助金を出す制度を開始。この13校のうちの一つに、広島大学も選出された。実は広島大学は、論文被引用数で国内大学5位になるなど研究のレベルが高く、「平和科目」を必修とするという独自性も備えている。では世界トップ100に入り、さらに目標として定める「100年後も光り輝く大学」になるために必要なことは何か。ローカル国立大学の挑戦を綴る。 【目次より】●「平和科目」を必修にしている大学 ●国立大学の現実 ●「文学は何の役に立つのか」 ●宇宙科学、国内トップクラスの論文被引用数 ●科学界のインディ・ジョーンズ ●「感性に訴えるモノ作り」をオール広島で推進 ●世界ランキング100位以内を目指す戦略 -
歴史の勉強法
真の教養は、歴史を勉強することで身につけられる。過去を学ぶことにより、未来の姿、人生の成功例・失敗例が見えてくる――。東大教授が、歴史に強い大人になるための勉強法を伝授。初級編では、旧国名、官位、お金の換算方法など、覚えておいたほうがいい基礎知識をやさしく解説。中級編では、歴史好きのための現地探訪方法を惜しみなく披露。また上級編では、戦国武将の手紙や古文書のくずし字にも挑戦。ネットで書斎を充実させる方法も教えます。巻末には良書を厳選したブックガイドを収録しました。愉しみながら歴史を学び直したい人、必読の書です。 【目次より】◆日本史の流れを整理する/◆東京大学国史学科のゼミと講義/◆国名の不思議/◆官職と位階/◆千年の都・京都を歩く/◆武家の都・鎌倉を歩く/◆古戦場から見えてくること/◆日本の歴史全体がわかる博物館/◆真田信繁の手紙を読んでみる/◆東大データベースの活用法 -
江戸時代の「不都合すぎる真実」
天下泰平の世が長く続き、環境にもエコロジー、人情味にあふれる江戸時代を「理想の社会」と憧れる日本人は多いが、はたして本当だろうか? 本書は、「特権階級的に恵まれた江戸市民の暮らし」「鎖国はオランダに騙されただけ」「全国はげ山だらけの自然破壊」など、徳川300年の治世の“不都合すぎる真実”を明らかにする。時代劇や小説で知る江戸時代のイメージが決定的に覆される一冊! 【目次】●プロローグ 「江戸時代礼賛論」を全面的に否定する理由 ●第1章 豊臣の天下はなぜ短命だったのか? ●第2章 関ヶ原で西軍が負けた失敗の本質 ●第3章 世界史から鎖国の原因と功罪を解き明かす ●第4章 徳川家康の祖法を守って「じり貧300年」 ●第5章 「日本は300の国からなっていた」という伝説 ●第6章 武士道とは縁遠い、江戸時代の普通の武士たち ●第7章 江戸時代と現代の北朝鮮はこんなに似ている ●第8章 西郷どんの視点から見た幕末維新 -
「絶体絶命」の明治維新
混迷を深めた幕末とは対照的に、明治維新後の日本は「富国強兵」「文明開化」で目覚ましい発展を遂げたとされるが、本当だろうか? 実は、同じく武家政治を否定し、後醍醐天皇の親政を復活させながらも、急激な改革に失敗、わずか数年で瓦解した「建武の新政」の二の舞に危うくなるところだった――。本書は、「維新の立役者」である西郷隆盛の動きに注目しながら、首都の大混乱、深刻な経済不況、繰り返される“薩長の暗闘”など、討幕直後から崩壊の危機に晒され続けた明治政府の“不都合な真実”を描き出す。近代化の光に覆い隠された「本当の維新史」とは? 【目次】●第一章 西郷隆盛も嘆いた「新政府の腐敗」 ●第二章 「人材不足」に悩む薩摩・長州藩 ●第三章 繰り返される「薩摩vs.長州藩」の暗闘 ●第四章 西郷隆盛率いる「留守政府」の大混乱 ●第五章 薩摩・長州藩からの「反政府運動」 ●終章 「江戸ブーム」の到来と幕臣たち -
「江戸大名」失敗の研究
徳川家に“絶大な恩”を売っても取り潰された外様大名、将軍の死と同時に“最高権力の座”から滑り落ちた幕閣、破産寸前の藩政改革で“抵抗勢力”に苦しみ続けた名君……。泰平の世が260年以上続いた江戸時代でも、その裏では、幕府や大名の熾烈な権力闘争が繰り広げられていた。本書は、気鋭の政治学者が「福島正則と蒋介石」「田沼意次と田中角栄」「赤穂事件と二・二六事件」「上杉鷹山と濱口雄幸」など、江戸時代と近現代史の類例を比較する独自の視点で“失敗の教訓”を導き出す。彼らが大局を見失い、誤った道へと突き進んだ理由とは何だったのか? 【目次】●第1章 残党の末路~福島正則と蒋介石 ●第2章 手段が目的に変化した悲劇~最高権力者・田沼意次と田中角栄 ●第3章 「正義」が現実に勝つという失敗~「赤穂事件」と「二・二六事件」 ●第4章 名君の宿命~上杉鷹山と濱口雄幸 ●終章に代えて 幕府崩壊~改革の失敗と戦いの放棄 -
物流は世界史をどう変えたのか
国力を左右する主な要因は軍事力や工業力、あるいは人口だと考えられることが多い。だが多くの識者にとって盲点となっている重要なファクターが一つある。「物流」である。漢の武帝はヨーロッパに先駆けて、物流に国家が介入するシステムを構築して財政を安定させた。オランダはバルト海地方から輸入した穀物を、食料不足にあえいでいた欧州各地に運搬することで覇権国家となり、イギリスではクロムウェルが航海法を制定したことがパクス・ブリタニカ(イギリスの平和)の要因となった。さらにヴァイキングを駆逐したハンザ商人から、社会主義国家の決定的な弱点まで、経済史研究の俊英が平明に語る。 【内容例】■フェニキア人なくしてローマ帝国はなかった ■イスラーム王朝はいかにして国力を蓄積したのか ■国家なき民は世界史をどう変えたのか――アルメニア人、セファルディム ■アメリカの「海上のフロンティア」とは -
梅原猛の『歎異抄』入門
「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」。強烈なパラドックスを含むこの成句で有名な『歎異抄』。その一言一句から発せられる「毒」と「薬」は、時代や階層を超え、人々の魂を揺り動かしてきた。親鸞の純粋なる信仰を、直弟子唯円が大胆率直に記述した『歎異抄』の魅力とは何か。わが国でもっとも優れた宗教書であると絶賛する著者が、その真髄をあまさず語る。法然と親鸞、親鸞と唯円という師弟関係を通して浮かび上がる独自の世界。道徳の延長ではない宗教の本質をえぐり出す。また、『歎異抄』の聞書作者である唯円その人の出自をめぐり、梅原流の歴史観を披瀝する。これまで唯円は東国の出身であるとされていたが、数々の資料を通して、西国の出身ではないかと。そして親鸞と唯円の深い関係も、親鸞の晩年に京都で築かれたのではないかと、独自の推論を展開する。『歎異抄』成立の秘密に迫った興味深い洞察である。現代語訳と詳しい年表付きの決定版である。 -
井伊直虎と戦国の女100人
実は戦国の世ほど、女性が力を振るった時代はない。一族の繁栄と生き残りこそ至上命題とされる中で、お家の命運を最後に握るのは“女”だった。その代表ともいえる存在が、2017年大河ドラマのヒロイン・井伊直虎である。今川家の過酷な支配下で、家族・許嫁をはじめ一族の男子を失うも、滅亡寸前の井伊家の当主に立ち、積極果敢な領地経営を展開。のちに「徳川四天王」となる養子・直政を世に送り出し、井伊家再興を果たした。本書は、そんな「女城主」直虎をはじめ、日本各地で歴史を動かした戦国女性100人を網羅し解説する。「北条政子の再来」と称された下野の女大名あり、武田家滅亡後に名跡復活を画策した信玄の娘あり、拉致された息子の代わりに大将として出陣した76歳の老母あり、「男ならば関白」と噂された前田利長の型破りな妹あり……。信長・秀吉・家康ら天下人さえ翻弄するなど、乱世に燃える“女たちの戦い”を浮かび上がらせた決定版。 -
[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる
学生時代、英会話が大の苦手だったという著者。ところが、ソフトバンクに転職するやいなや、孫正義社長の秘書として海外出張への同行を命じられ、そこで英語ができないことがものの見事に露呈してしまう。唖然とする孫社長の表情を見て、「このままではクビになる」と感じた著者は一念発起し、「流暢に話せるわけではないのに、ネイティブとの交渉で絶対負けない」孫社長の英語を参考に勉強をスタート。その後、仕事に必要な英語だけを集中的に学習する独自のやり方で、「通訳なしで交渉ができるレベル」の英語をわずか1年でマスターした(しかも、孫正義社長の下で忙しく働きながら)。本書では、自らの実体験をもとに編み出した「最短最速の英語勉強法」を開陳。著者の勉強法は、一見ユニークだが、誰もが実践できるもの。英語学習に対する「不安」が「希望」に変わる1冊。※2014年11月に同名の単行本を発刊後、実際に英語を1年でマスターする人が続出! ベストセラー、待望の新書化。■1年でマスターするための「7つの戦略」 ●【戦略1】「自分に必要なのはどんな英語か」をまず明確にする ●【戦略2】スピーキングとヒアリングを集中的に鍛える ●【戦略3】単語は勉強しない ●【戦略4】言いたいこと一つにつき、覚える言い回しは一つだけ ●【戦略5】文法も勉強しない ●【戦略6】日常会話やスモールトークは後回し ●【戦略7】発音はあきらめる -
「街道」で読み解く日本史の謎
なぜ鎌倉は「武家の都」として繁栄したのに、その後、顧みられなくなったのか? どうして小田原は、北条氏が滅亡しても江戸時代に栄えたのか? 幕末のさびれた小村の港が「巨大都市」横浜に変貌した理由とは? ――私たちが歴史を振り返るとき、どうしても事件や出来事といった「点」で考えがちだが、実際の歴史の流れは“人や物の動き”の「線」で動いている。実は、その最も大きな流れこそが「街道」なのだ。本書は、人の往来や物流の大動脈であり、歴史の分岐点ともなった街道の役割に注目して、古代から近現代にわたる日本史の20の謎に新たな光を当てるもの。従来にない視点から、驚きと再発見の“知的興奮”を存分に味わえる。本書で取り上げる主な街道:「東海道」「中山道」「北陸道」「鎌倉街道」「甲州街道」「日光例幣使街道」「三国街道」「秋葉街道」「善光寺街道」「塩街道」「美濃街道」「北国脇往還」「朝鮮人街道」……。 -
子どもの問題 いかに解決するか
「いじめ」や「発達障害」に代表される子供の問題は、ますます難しさを増しつつある。希薄化する人間関係等によって、これまでの経験則や常識が通用しなくなったのだ。熱意をもって関わるほど状況は悪化していく。どのように介入し働きかければ、よい結果につながるのか? 本書は大阪の小中学校の現場で実際に問題を解決に導いた貴重な経験の数々を一冊にまとめたもの。行き詰まった解決困難なケースでも、9割以上で改善が見られたという。ポイントの一つは、本音が言える関係をいかに築くことができるか。子どもの問題は、しばしば家庭や周囲の問題を映し出している。第一章「子どもは変わる」、第二章「見立てる技術」、第三章「抵抗を突破する技術」、第四章「不登校の子どもへの対応」、第五章「いじめへの対応」、第六章「発達障害の子どもへの対応」、第七章「非行の子どもへの対応」 -
すぐ感情的になる人
自分の指示通りに部下が動かないと激高する上司、自分の不満を歯に衣着せずにぶつける夫あるいは妻、さらには犯罪を引き起こすような深刻なケースまで。すぐ感情的になる原因として考えられるのは、親の影響、加齢による「脱抑制」、怒りを許容するいい人の存在、さらに人格障害、「間欠爆発症」、そして怒りやルサンチマン(恨み)をかきたてる社会、などなど……。ただし、感情をぶつけられたことで生まれる怒りを抑制することはお勧めできない。無理に抑圧した感情は、必ず何らかの形で表に出てくるからだ。そこで本書では上手に怒るためのヒントも含めた上で、すぐ感情的になる人への的確な対処法を述べる。ベストセラー『他人を攻撃せずにはいられない人』の著者の精神科医が、自分自身の例も挙げて簡潔に解決する。 -
面白くて眠れなくなる理科
シンプルだけど奥が深い理科の世界へようこそ! ベストセラーシリーズ「面白くて眠れなくなる」の第二弾は、小学校理科を題材に、生物、物理、化学、地学の謎について面白く紹介します。水を熱したときに出る泡の正体、ゴキブリに洗剤液をかけると死ぬ理由など、シンプルだけど奥が深い、事象、ものについて解説。読みだしたら止まらない、そんな不思議な世界へ誘う一冊。【本書の目次より】鏡は何でできている?/ドライアイスの正体/私たちが吐いた息の成分/ウンチとオシッコのはなし/目立たない花と目立つ花/チューリップにはクローンがある/「燃える」の科学/磁石の意外な弱点/東西南北にまつわるエトセトラ/月の科学 -
面白くて眠れなくなる物理(PHP文庫)
思わず徹夜してしまう、ミステリアスな物理の話。物理は、世界のあらゆることを記述しており、実は身の周りの様々なところでも、その法則は関係しています。本書では、ストローやアルミ缶など私たちの身近なものを使った科学遊びをはじめ、透明人間、万有引力と質量、永久機関の開発物語などを紹介。文系の人でも楽しめる、不思議とドラマに満ちた物理の世界へようこそ。○本書の目次より もしあなたが透明人間になったら/私たちには見えない光/超高温と超低温/一キロ食べると体重はどうなる?/地球の大きさのはかりかた/ピサの斜塔の実験はウソだった!?/象よりもハイヒールに踏まれるほうが痛い?/地球を貫通する穴にボールを落とすと?/ストローで科学遊び/人類は永久機関を夢見る/一九四一年の「放射性食塩」騒動 etc. -
睡眠薬中毒
日本では4人に1人が不眠症と言われ、睡眠薬の消費量世界一。悩みがあれば眠れないのは当然なのにすぐ処方され、眠りが浅くなる高齢者への処方はごく一般的。成人だけでなく、発達障害者の子供に対しても処方されるようになった。ある報告書では、医院経営のメリットとして「常用量依存を起こすことにより、患者が受診を怠らないようになる」と挙げているように、薬漬けにして利益を得ることは当たり前のことになった。副作用が少ないとされているが、実際には依存性があり、飲み始めると止めることが難しい。「ゲートウェイ・ドラッグ」と言われ、睡眠薬をきっかけに、うつ病に発展していくことは一部では知られている事実である。では、どのような危険があるのか。市販の「睡眠改善薬」と処方される「睡眠導入剤」の違い、日本人と睡眠、製薬会社と薬の歴史、薬を飲まない・減らすようにするにはどうしたらいいのか、を解説する。 -
暦で読み解く古代天皇の謎
建国記念日はなぜ2月11日なのかご存知だろうか? これは、天武天皇が編纂を命じた『日本書紀』の中で神武天皇の即位年を「辛酉年正月朔(庚辰)=紀元前659年2月11日」としたからだ。しかし、古代の日本には暦がなく、『魏志倭人伝』にも「(倭人は)正月や四季を知らない。ただ春耕秋収を記録して年数を(数えて)いる」と記されている。では、『日本書紀』の編者たちはどのように、神武天皇の即位年を決定したのか? 本書は、5~7世紀に使用された「元嘉暦」「儀鳳暦」を読み解くことで、古代天皇の実像に迫ろうというもの。◎讖緯思想と神武天皇の紀年 ◎天武天皇と天文 ◎武内宿禰の存在 ◎空白の二年間の主役・宇治(菟道)稚郎子太子 ◎最後の「武」は武烈天皇? ◎天皇となった飯豊皇女? 暦から古代史の真実が見えてくる! -
子どもの「心の病」を知る
精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか? 発達障害、拒食症、過食症、適応障害、解離性障害、PTSD、うつ病、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力――本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。知識や情報を手に入れて悩みの解消だけを求めるのではなく、問題への取り組みを通して、もっと深く人生について考えていくことが重要であると説く。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載し、臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録。入門書ではありながら、本書一冊のなかには、何万円もする大部の専門書何巻分ものエキスが濃縮されている。 -
自分を責めずにはいられない人
仕事や家事、育児などで失敗をして、周囲に迷惑をかけていると思った時。なかなか恋愛の相手が見つからない時。長年連れ添った家族との関係にひびが入った時。練習したのに、スポーツや楽器で結果を出すことができなかった時。そうした時に、一時的に「自分はダメだ」と思ってしまうのは誰にでもあることだ。だが、そうした失敗や困難を後々まで引きずって、自分を責めずにはいられなくなると問題である。一方で、他人のせいで「自分が悪いのだ」と思い込んでいる人もいる。あなたが罪悪感を持っているのは、親の教育の影響かもしれないし、周囲の誰かが巧妙に罪悪感を投げつけているのかもしれない。なかには「道徳的マゾヒズム」といって、いつも一定量の苦悩を持っていないと気がすまない人もいる。こうした罪悪感の深層が明らかになれば、人生が楽になるはずだ。そのためのヒントを、精神科医が自らの体験を踏まえて語る。 -
「人間」としての生き方
二十代、三十代、四十代にしておくべきこと、老後を有意義に過ごす考え方、病や死とどう向き合うべきか……。様々な人生論が、書店の店頭に溢れている。それは、わずかな期間に平均寿命が延び、働く目的・働き方が多様化した現代にあって、われわれはいかに生き、いかに死んでゆくかを模索しているからにほかならないといってもよいだろう。本書の原題は、陽明学の泰斗・安岡正篤が、昭和二年に著わした『東洋倫理概論』であるが、平明に言えば、「人としての生き方を述べた本」、その現代語訳である。本書の中で著者は、人生を青年期・壮年期・老年期に分け、「造化(天地の万物)」に逆らうことなく、人として「真っ当に生きること」の重要さを、古今東西の名著、漢詩・和歌等を引用しつつ説いている。それは、先達の人生観の結集といってもよい。時として生きる意味を見失いがちな現代、安岡教学の骨格をなす本書に、その答えを見出すことができるだろう。 -
東大病院を辞めたから言える「がん」の話
「抗がん剤は悪」説の真贋、重粒子治療の費用対効果、「がんは放置」論が奪う生存機会、手術件数からは見えない病院の実態……など、気鋭のがん治療専門医が赤裸々に語る! いまや、2人に1人ががんに罹る時代。しかし、「医療否定」「がんの自然治癒」など、世の中には数多の主張や説があふれ、「本当に選ぶべき治療」「信頼できる医師」がわからなくなっている。その結果、不運にも病気が治らなくなってしまったり、効果が薄い治療に高額を費やしたりしてしまう患者さんはあとを絶たない。著者は、がん外科医と腫瘍内科医という二つの資格を持ち、手術の執刀から抗がん剤治療、緩和ケアまでを臨床現場の最前線で経験してきた、世界的にも稀有ながん治療の専門医。東大病院を辞めたからこそ話せる、本当に知っておくべき「がん」のこと。自らのために、罹患した大切な人のために。後悔しない「がんとの向き合い方」を選択するための正しい知識をぜひ身につけてほしい。 -
科学研究とデータのからくり
ノバルティス社のデータ改竄(かいざん)なんてかわいいものだった――なぜ、科学者たちはうそをつくのか。STAP細胞事件、ノバルティスファーマのデータ改竄事件、厚労省が記者発表したギャンブル依存症問題……とにかく捏造や不正が多すぎる。日本では犯しやすく、発覚してもペナルティが甘いからではないか。そして、根本的なところでは、日本の「複雑怪奇な研究費助成システム」が原因といっていい。研究者たちはどうやって人を騙すのか。どう切り抜けようとするのか。本書では、世間を騒がせた事件を中心に解説し、現状を暴いていく。どこまでが単なるミスで、どこからが犯罪になるのか。過失と不正の評価をわかりやすく表にした。絶対にやってはいけない掟とは何か明らかにする。 -
数学は世界をこう見る
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学は世界を認識するための最高の技術だ! 中学数学で、本物の数学の喜びと感動が体験できる! 数学というと、面倒な計算をして、現実とはかけ離れた定理や規則を丸暗記する科目とイメージされているかもしれません。しかし、本物の数学はそうではないのです。哲学とも異なる独特の見方で、私たちの周りの世界をよりよく認識するための技術なのです。こうした「数学者のメガネで世界を見るとはどういうことなのか」「数学的な世界観とは何か」、それをより広い読者に体験させてあげたい。このことに、本書は挑みます。中学数学までの予備知識で、現代数学の最先端の話題にまでジャンプ! これなら文系の社会人でも、高校生や大学生でも挑戦できます。何も専門の大学数学をきっちり学ばなくとも、「本物の数学の喜びと感動を体験できる」、この信念のもとに本書は書き上げられているのです。空想力・創造性に満ちた「数学的なものの見方」は、これまでの世界の見方を180度変えてくれます。数学の思想的・哲学的な面に関心をもつすべての人に贈る、数学読み物です。 -
静岡県民も知らない地名の謎
世界遺産になった富士山をはじめ、多彩な温泉地を有する伊豆、家康ゆかりの駿府城、鰻で有名な浜名湖……。縄文から続く歴史と豊かな自然に恵まれた静岡県。本書では、静岡は実は「賎ヶ丘」だった? 狩野川の語源は「カヌー」? 菊川は菊とは関係ない! 横須賀の「スカ」は東海地方の方言? など、地名の意外な由来や歴史を一挙紹介。身近な地名から静岡の魅力を再発見できる! (内容例)「地名」と書いて何と読む? 果たして「美人ヶ谷」に美人はいたのか? 島がないのに、なぜ「湯ヶ島」? 犀ヶ崖の「サイ」は動物のサイ? 浜松の「浜」と静岡の「岡」を取って浜岡? 「伊豆の東にあるから伊東」ではない? 徳川に敗れた「甲斐の武士」が落ち延びてきた貝伏源頼朝が村人に大鍋・小鍋を借りて回ったのが由来海中から温泉が湧きあがる「あつうみが崎」が転じて熱海古代の地名「浜津」が「ハーマツ」となり「浜松」になった? -
徳川某重大事件
殿、ご乱心!? 265年の長きにわたり平安を謳歌したかに見える徳川政権下、じつは驚愕の大事件が少なくない。それも将軍家や一門、大奥がからんだスキャンダルが……。将軍の意向を完全無視、はたまた突然の出家騒動。幕府を揺るがしたのは黒船だけではなかったのだ。もちろん初代・家康も数々の修羅場をくぐった。一揆、飢饉、地震、権力闘争。記事のネタは尽きない。思わず笑ってしまう話も含めて、代々伝わる裏事情を田安徳川家の子孫が語る。「虎狩りの殿様」に「音楽の殿様」、日本のパイロット第1号――。ユニークな子孫が次々と登場する明治以降の徳川家の数奇な運命も。ちなみに……明治に入ってどうなったのか?大正時代、徳川には政権奪回のチャンスがあった日本のパイロット第1号は徳川一族教科書にも載った「虎狩りの殿様」1,500億円の資産を食いつぶした「音楽の殿様」皇室・徳川・島津の「血のトライアングル」etc. -
もてるための哲学
フリーターだった著者が大学教授になれたのは、もてたからだ!「哲学」と「もてる」。一見、なんの関係もなさそうだが、本書で語られるのは「理屈と理論で成り立つ哲学をもちいてコミュニケーションのあり方について考える」ということ。なぜもてるとよいのか? 周りが元気になるだけでなく、自分の人生が成功に導かれることになる。人間関係は、トラブルの最大の原因にもなるため、ここがうまくいってさえすれば日常のほとんどは楽しく過ごすことができる。異性だけでなく、家族や職場の人たちとの人間関係がスムーズにいけば、プライベートの充実が図れたり、仕事でもなにかとチャンスが回ってくる。そうするためには、どう考えたらよいのか、どう行動したらよいのか、哲学を借りながらエピソードを交えて徹底的に解説する。 -
中国人はつらいよ――その悲惨と悦楽
中国の人々は総じて元気があり、暗い印象を与える人は少ない。そのメンタリティーの源はどこにあるのか? 中国は決して生きやすい社会ではない。庶民は地方官の苛烈な徴税とでたらめな裁判に苦しみ、官僚だって一歩間違えれば悲惨な刑罰を受ける。さらに官僚になるのも一苦労、「科挙」では八股文という超絶技巧が求められる。一方で中国人は人生に愉しみを見出す達人でもある。最高の娯楽になりうる漢詩に耽溺し、美食や美女を優雅に愛で、静寂が支配する「庭園」に佇む。中国は伝統的に、生きるしんどさと遊びの哲学が同居する国なのである。現代でも、官僚は一歩道を踏み外せば奈落の底に突き落とされ、中国文学は「反政治」の様相を呈している(これに対して、日本文学は「非政治」的であるといえる)。象棋や麻雀などのゲームが好きで、文房四宝(硯紙筆墨)に凝る人も多い。本書はそのような、現在にも通じる中国社会、中国文化のさまざまな相貌について柔らかな筆致で解説する。 -
「国民の祝日」の由来がわかる小事典
「建国記念の日」「こどもの日」……。今や年間十五日にのぼる「国民の祝日」はいつ頃、どのように成立したのか。古来の民俗的な年中行事や人生儀礼に伴なう祝祭日。明治以降の国家的な祝日。さらに平成に入ってから付け加えられた「海の日」など、「国民の祝日」は古さと新しさをあわせもつ。著者は「国民の祝日」を三つに分類する。A・祭日に基づく祝日<元旦・春秋分の日・勤労感謝の日・みどりの日>。B・国家にちなむ祝日<建国記念の日・文化の日・海の日・天皇誕生日・憲法記念日>。C・人生に伴なう祝日<こどもの日・成人の日・敬老の日・体育の日>である。その意義を知れば、日本人の英知を探ることができる。さらに、4月29日を「昭和の日」に、5月4日を「みどりの日」とする法案が審議されていることを紹介。歴史学の観点から、わが国で永年育まれてきた自然と、先祖に感謝する心、共同体の人間関係を尊ぶ精神を解き明かしている。 -
アジアを救った近代日本史講義
周辺諸国との軋轢が高まるなかで「歴史問題」を耳にしない日はない。しかしこれまで学校で教わってきた「歴史観」はほんとうに正しいのか。その猜疑とともに、日本の近代史をもう一度学び直そうという機運は高まるばかり。その格好のテキストが本書だ。冒頭で著者はいう。「国家の歴史を肯定的に受けとめなければ、私どもが献身すべき対象をみいだすことはできません」。そうした視点で明治維新から敗戦に至る歴史を俯瞰し直したとき、そこにはアジアの発展に尽くし、世界に雄飛した人々がいた。著者が総長を務める拓殖大学は、まさにそうした「戦前のグローバリズム」を担い、生命を賭してアジアに貢献する人材を生み出す大学だったのだ。桂太郎、後藤新平、新渡戸稲造。拓殖大学の草創期を担った稀代の人物たちはいかに「興亜」を志し、行動したのか。同時にその営みを知ることは、そもそも私たちはなんのために「国際化」しなければならないのか、というグローバル化の本質を学ぶことにもなる。「否定の言葉でまみれた過去」を問い直し、日本人としての誇りと自信、そして未来を拓く力を与えてくれる一書。 -
大人のための勉強法
能力主義社会、そして人生80年の長寿社会である現代は大人にこそ勉強が必要であると著者。学校の勉強が嫌いだった人でも、遅すぎることはない。学ぶために必要な能力を身につけ、そのためのテクニックを知れば、競争社会をサバイバルできるだけでなく、何歳になっても知的に若々しく人生を楽しむことができる。著者は精神科医であると同時に、自ら大学受験生を対象とした通信講座を主催。著者に数々のベストセラー参考書もあり、受験勉強研究家としても実績がある。本書では、まず、最近の精神医学や知能研究の成果をふまえて、IT時代に役に立つ「頭のよさ」とはどういうことかを考察する。さらに本書では、英語学習やライセンス取得、仕事上のプレゼンテーションなどについての、効率的に成果のあがる勉強の技術も紹介する。何歳になっても、実力を磨くことで人生の選択肢は増やしたい??そんなチャレンジ精神を刺激する一冊である。 -
日本史の謎は「地形」で解ける
養老孟司氏、推薦! 荒俣宏氏、推薦!河川行政に長年携わり、日本全国の「地形」を熟知する著者が、歴史の専門家にはない独自の視点(=インフラからの視点)で日本史のさまざまな謎を解き明かしていく。なぜ京都が都になったか──都市繁栄の絶対条件元寇が失敗に終わった本当の理由とは何か──日本の危機を救った「泥の土地」なぜ信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしたか──地形が示すその本当の理由関ヶ原勝利後、なぜ家康はすぐ江戸に戻ったか──巨大な敵とのもう一つの戦い赤穂浪士の討ち入りはなぜ成功したか──徳川幕府百年の復讐なぜ吉原遊郭は移転したのか──ある江戸治水物語なぜ江戸無血開城が実現したか──船が形成した日本人の一体感「地形」を見直すと、まったく新しい歴史が見えてくる!歴史に対する固定観念がひっくり返る知的興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる1冊。 -
日本史のなかのキリスト教
鎖国のなかで命を危険にさらしながら、布教活動を行なった人たちは何を見たのか?命を失うことになるかもしれないと知りながら来日する宣教師たち。キリシタン禁制、厳格な鎖国のなか懸命に布教を行なう外国人たちが後を絶たなかった。日本に初めてキリスト教の種をまいた聖フランシスコ・ザビエルやその影響から洗礼を受けたキリシタン大名、日本二六殉教者……キリシタン弾圧の時代にあっても、じっと耐える強い信仰心は驚嘆に値する。「有限の苦しみと永遠の幸せ」を信じて、健気に天の神への忠誠を誓う。当時は恐れられていたハンセン病患者や、障がい者に対する厳しい差別があるなかで、信者たちは積極的に弱者に寄り添い、生涯を捧げていった。本書は、日本の歴史を辿りながら、有名な人物から市井の人々にまで広く焦点を当てていく。日本史のなかで輝き続けるキリスト教について人物を中心に広くとりあげた解説書。 -
「相対性理論」を楽しむ本
ホーキング博士の難解な宇宙論がブームになったことは記憶に新しい。そんな難解な理論の代表格が、ホーキング理論の基礎でもあるアインシュタインの「相対性理論」ではないだろうか。 実は、相対性理論は彼がいなかったら成立しなかったというわけではない。その発表とともに世界の学者たちが「ああ、そうだったのか」と、直ちに理解したのである。別の見方をすれば、相対性理論は天才しかわからないものではなく、素直に考えればなるほどそうだったのかと誰でも思えるものなのだ。 本書は、従来の解説書と違い、数式をできるだけ使わず、イラストや図解を多用することで、スラスラと理解できる入門書。あなたをアインシュタインの不思議で謎に満ちた世界へと誘います。 全体を10章に分け、「アインシュタインの生涯」「遅れる時間の不思議」「双子のパラドックス」などのテーマごとに解説。楽しく読み進むだけで理解できるように構成された画期的な一冊。 -
「量子論」を楽しむ本
とても興味があるけれど、むずかしくて理解できない……そんな代表的なものが、アインシュタインが提唱した「相対性理論」だろう。ところが、現代物理学にはその相対性理論よりも難しく、奇妙で、なおかつとても面白い理論がある。それが「量子論」。一番身近な例をあげると、最近はほとんどの人が持っている携帯電話やパソコンのもっとも重要な部品ともいえる半導体チップの中を支配している法則である。こればかりではなく、素粒子などのミクロの世界に適用されるもので、人などの遺伝子など生物の構造や進化、そしてマクロの極限である宇宙の創生までを解明するとされている。本書は、その量子論のポイントが一目で理解できるように、図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説した格好の入門書。最先端物理学の不思議な世界を手軽に味わうことができる。監修は宇宙物理学を世界的にリードしている東京大学の佐藤勝彦教授。 -
はじめてのノモンハン事件
太平洋戦争が勃発する直前の1939年に起きた、満州国とモンゴルの国境紛争であるノモンハン事件――。戦闘の規模から言えば、事実上の“日ソ戦争”にもかかわらず、1万9千人もの戦死傷者を出した大苦戦の内実は国民に知らされることなく、あくまで“事件”として内密に処理され、闇に葬られた。なぜ日ソは満蒙の地で激突したのか? なぜ関東軍と参謀本部は決裂したのか? なぜ現場指揮官に苛酷な責任追及がされたのか?本書は、「最初の『日ソ大衝突』となった張鼓峰事件」「『国境線は自ら決めよ』――満州国とモンゴルの紛争」「モンゴル領内での死闘――ハルハ河を左岸へ渡河」「『劇的に勝つ』――ソ連軍、八月大攻勢への入念な準備」「玉砕か撤退か――ノモンハン戦の運命が決まる」「停戦とその後――世界は第二次大戦に突入した」など、今なお戦史のベールに包まれた“草原の死闘”の真相に迫る。この戦争を知らずして、昭和史は語れない。 -
海の色が語る地球環境 海洋汚染と水の未来
真っ青に澄んだエーゲ海は死んでいる! 逆に、日本沿岸のような茶色がかった海こそ生き物の宝庫なのだ。水の「色」を見れば、その環境が手に取るように分かる。では、「真っ黒なインド洋」「銀色のラプラタ川」「真っ赤に染まった相模湾」「ブルーにしか見えない南極の氷山」からは何が読み取れるのか? そもそも水の色はなぜこれほどバリエーション豊かなのか?水の時代と言われる二十一世紀現在、水の惑星において使える水が絶対的に少なくなってきているという状況に直面している。過度のインフラ整備により緻密な自然のシステムは確実に支障をきたし、垂れ流してきた有害化学物質は、一億倍に濃縮されてあなたの食卓に…。本書では、十数年もの間、観測船に乗り込み調査した著者が、海洋汚染の実態を報告。色鮮やかな写真と共に地球の未来を考える。水なしでは生きられない我々が、この星の七割を占める海を知らずに環境は語れない! -
戦国時代なるほど事典
NHK大河ドラマや歴史ものの小説などを読んでいると、「本当にそうだったのか?」「史実ではどうなのか?」と気になることが多々ある。例えば、見るからに重そうな鎧や兜。本当にあれを着込んで斬り合いなどできたのか? と考えてしまうと、気になって仕方がなくなることもある。本書は、史料の丹念な調査を踏まえ、戦国時代にかんする素朴な疑問150項目についてわかりやすく解説。「出陣&軍師の真実」「戦場の作法」「城郭の構造と築城法」「攻城&籠城の真実」「経済&貨幣」「戦国の食糧事情」「武将の夫婦生活と戦国の女性たち」「戦国名将 命名と私生活」「甲冑・武器の真実」「忍者&影武者の真実」の10章構成で、全体を通読すると戦国時代人の生活・風俗の真実がありありと浮かんでくる。「武将の率いた軍勢の9割は武士以外だった!?」「軍師のおもな仕事は占いだった!?」など、目からウロコが落ちる知識も満載! 楽しくて勉強になる一冊。. -
だれにでも「いい顔」をしてしまう人
一見すると明るく社交的だが、心の奥はさびしくて不安。「ありのままの自分」に自信がなくて、他人の同情や歓心を得ようとイヤとは言えずその場をとりつくろう。「私だけが我慢している」と不満は募る一方。好意すら敵意と誤解する。他人に好かれることが生きる目的になってしまった不幸な人たち。自分の気持ちさえ見失い、優しい言葉をかけてくれる「ずるい人」にだまされる。しまいには人と接するのが恐怖になるのだ。嫌われてもいいじゃない! 「いい顔」をやめたら、人生はラクになり、本当の味方が見えてくる。[「嫌われたくない症候群」はこんな人]◎友だちがいっぱいいるフリをしたり、幸せだと誇張する ◎「かわいそう」「つらかったのねー」といつも慰めてほしい ◎ことなかれ主義者で、自分からとにかく謝ってしまう ◎他人の眼差しが気になり、心の底を見られるのが怖い ◎自分が相手を嫌いなのに、相手が自分を嫌いだと思いこむ etc. . -
だれとも打ち解けられない人
・なぜ人に甘えられなくなったのか?・なぜ自分を偽ろうとするのか?・なぜ弱点を見せまいとするのか?・なぜ我慢が活きないのか?・なぜ、だれとも打ち解けられないのか?……もしあなたが「うつ病性格」ならば、それは家庭環境で決まります。だから「見捨てられる不安」に怯えるな! 一見すると自立しているように見えて、じつは他人にビクビク。つねに身構えてしまい、関係が近くなるほど怖くなる。対立を恐れるばかり、本心では頼りたいのに声がかけられない。本音が言えない。甘えや悔しさを出せず、心の中はいつも不安で不満。言い知れぬ疎外感。かえってずるい人のやさしさに騙され、真の味方は離れていく……。いつしか「うつ」になるのも無理はない。“自分がない”のに自分を守ろうとしてしまう悲しい性格はどうすればいいのか? うまくやろうなどと考えず、人間関係にこだわらない生き方を心の悩みを解決するスペシャリストが教えます。 -
難関大学も恐くない 受験は要領
受験の世界には数多くの迷信がはびこっている。「受験勉強とは基礎からコツコツ積み上げていくものだ」「受験なんて最後は頭のいい奴が勝つのであって、凡人ではとても相手にならない」「数学は他の教科と違って丸暗記が通用しない科目だ」など……。こんな迷信にとらわれていては合格が遠ざかるだけだ! 実際には、大学入試は“運転免許の筆記試験”なみの暗記力テストにすぎない。受験の成否は出題される部分だけを憶え、いかに“暗記の貯金”を増やすかにつきるのである。本書は「絶望的な劣等生だった自分を東大理3現役合格に導いた」と著者自ら語る驚異の勉強法を公開! 「数学は自力で解かず解答を暗記せよ」「英単語より英短文の暗記が受験向き」「カンペ作りで記憶の強化」など、即点数アップに結びつく“受験の要領”を伝授する、すべての受験生必読の「虎の巻」。さあ、いますぐ和田式受験勉強法を実践して、「合格」を最短距離でつかみとれ! -
日本史を動かした軍師・参謀列伝
源平の戦い、川中島の戦い、関ヶ原の戦い、日清戦争、日本海海戦――。日本史の「その時」には、軍師や参謀たちの知略と決断、そして誤算があった!・平知盛 なぜ平家随一の知勇が源義経に敗れたのか?・宇佐美定満 なぜ武田軍の動きを察知できたのか?・石田三成 なぜ家康に対抗できる勢力をまとめられたのか?・小栗忠順 なぜ日本近代化の功労者は処刑されたのか?・大村益次郎 なぜ「近代日本陸軍の父」は命を狙われたのか?・児玉源太郎 なぜ内務大臣の座を自ら捨てたのか?歴史の見方がガラリと変わる、軍師・参謀たちの人物列伝!知れば知るほど、日本史がもっとおもしろくなる! -
戦国時代 おもしろ雑学
◎日本史の「オイシイとこ」を一気読み!◎戦国ドラマの解像度があがる歴史教養133・信長の窮地を救ったのは、妹から届いた「小豆」だった!?・奇跡の高速移動! 秀吉の「中国大返し」はなぜ可能だったのか? ・上杉謙信が独身を貫いたのは”俗物にならないため”? ・食事の所作一つで「無能判定」された北条氏政・厳島の戦い--毛利元就が仕掛けた「ウソの噂話」・大坂の陣に現れた「日本最古の潜水艦」!?・手柄を立てても切腹! 軍法が罰した「戦場のタブー」・戦国時代のインスタント味噌汁は「縄」だった……など、個性豊かな「武将」「軍師」から、歴史を動かした「合戦」、勝敗を左右した「武器」「戦略」「城造り」、さらにはリアルな「衣食住」まで。日本史上もっともカオスでドラマチックな戦国時代の「おもしろエッセンス」を一冊に凝縮! -
もの静かで繊細なあなたが生きやすくなる本
「一人が好き」「トークが苦手」「大人数の場で気疲れ」…その引っ込み思案は“ギフト”です!日本人に多い「内向型の性格」をマイナスに考えるのではなく、「思慮深い」「気くばりができる」「準備ができる」「調整ができる」「密かに応援してもらえる」などポジティブに捉えなおし、その“魅力”と“才能”にフォーカスする本。◆「聞き役」に徹して、深い信頼関係を構築◆もの静かな人ほど、実はクリエイティブ!◆なぜ「重要案件」を任せてもらえるのか◆「危機回避能力」が高いので、痛い目に遭いにくい◆「友だちが少ない」のは、そんなに悪いこと?◆「小さな親切」を今日から実行してみる ほか大ヒットシリーズ『いちいち気にしない心が手に入る本』『いちいち感情的にならない本』の心理学者が、 「さりげなく、賢く」人生を好転させるヒントをお伝えします。 -
超巨大噴火と生命進化 地球規模の環境変動が大量絶滅と進化をもたらした
46億年の地球の歴史の中で、地球規模で気候変動や海洋部酸素事変を引き起こすような超巨大噴火が幾度となくあった。その巨大な火山活動は時に何十万年もの期間で続き、大量絶滅の原因にもなったと考えられている。生命の歴史40億年間で、生物種の60%~90%もが絶滅した、いわゆる大量絶滅というものが5回あったとされているが、そのいずれにも、超巨大噴火が関わっていたと考えられている。大量絶滅は、多くの生物種が姿を消す絶滅事象だが、その後には新たな種があらわれ、結果として生物の進化につながってきた。つまり、超巨大噴火は、絶滅をもたらすいっぽう、進化をうながしてきたともいえるのだ。 本書では、超巨大噴火がどのような環境変動をもたらしたのか、そしてそれがどのように大量絶滅につながったのか、そしてその結果、どのように生物の多様化が促進されてきたのかを明らかにしていく。その結果、超巨大噴火という地球規模のイベントが、40億年にわたる生命の進化史のなかで重要な役割をはたしてきたことを見ていく。 主な内容 第1章 超巨大噴火と生命の進化 第2章 オルドビス紀末:2番目に大きな大量絶滅 第3章 デボン紀後期:海域のみでの大量絶滅 第4章 ペルム紀末:史上最大の大量絶滅 第5章 三畳紀末:大陸分裂にともなう大量絶滅 第6章 白亜紀末:恐竜の絶滅 第7章 新生代の超巨大噴火による地球温暖化 第8章 人類に影響をあたえた巨大噴火 -
生命の起源を問う 地球生命の始まり
地 本書は、科学に興味をもつ者にとって、永遠の問いの一つである、「生命とは何か」「生命の起源はどこにあるのか」の本質に迫る企画である。著者は、東京科学大学の教授であり、地球生命研究所の所長である、関根康人氏。土星の衛星タイタンの大気の起源、エンセラダスの地下海に生命が存在しうる環境があることを明らかにするなど、アストロバイオロジーの世界的な第一人者である。 46億年前の地球で何が起きたのか? 生命の本質的な定義とは何か? 生命が誕生する二つの可能性などを検証していきながら、著者の考える、生命誕生のシナリオを一つの「解」として提示する。 我々とは何か、生命とは何か、を考えさせられる一冊。 主な内容 ◆世界最古の生命化石 ◆生命の定義と細胞の基本図 ◆生命を育む惑星の循環 ◆スノーボールアース ◆大量絶滅 ◆ミラーの実験 生命の起源をさぐる ◆原始の地球はどのような環境だったのか ◆オパーリンの化学進化説 ◆月の探査が原始の地球を教えてくれる ◆ジャイアント・インパクトの二つの可能性 ◆原始の生命とはどのようなものか ◆共通祖先LUCA ◆LUCA以前の原始生命たち ◆RNAワールド ◆さまざまな条件が交わる場所で生命は生まれた -
生き物にとって死とはなにか
生命が織りなす世界はこんなにも不思議と感動にあふれている――カブトムシ、アリ、セミ、ハチ、カマキリ……「命のバトン」を懸命につなぐ35の物語。生き物は死ぬとき、何を想うのだろうか。生き物にとって「生きる意味」は何だろうか。□老いることには意味がある …… ミツバチ□死なない生き物の「生きがい」 …… クラゲ□長生きよりも短命を選んだ …… キリギリス□家畜化されても見続けた「夢」 …… カイコ□生きてきた道に輝きを残す …… カタツムリ□交尾中に、メスに食われるオス …… クモ□老兵たちの最後のミッション …… アリ□死を前にして、何ができるか …… ネコ□敵だらけの世界で守りたかったもの …… クマ小さな命は、私たちにそっと大切なことを教えてくれている。そんな気がする―― -
脳・心・人工知能〈増補版〉 数理で脳を解き明かす
【AI研究の基礎を築いた世界的権威による、あの名著の増補版が登場!】 「いまの生成AI、深層学習の興隆の源流は日本にあった。さまざまな重要な発見を世界に先駆けて成し遂げた伝説的な研究者・甘利俊一氏の著書。宇宙から始まる大局観のなかで脳の仕組み、学習とは何か、そして現在のAIを紐解き、未来に思いを馳せる」松尾豊(東京大学教授・人工知能研究者) 「このような知識の宝庫のような一般書を手軽に読めるのは、まさに時代の幸運と言えよう」ーー合原一幸(東京大学特別教授・名誉教授)本書「解説」より 2024年、ノーベル物理学賞が人工知能分野に与えられた。 生成AIの登場に象徴されるように、いま人工知能は飛躍的な進歩を遂げている。 本書は、現在の「人工知能の源流」を築いた著者が、脳とAI研究の歴史を辿り、その仕組みを解説。 数理で脳を研究するとはどういうことか。 脳とは何か。心とは何か。人工知能は心を持つのか。 宇宙の始まりから脳の誕生、人類の未来までを展望しながら、「人工知能と人間」の本質に迫る。 〔本書の内容〕 第1章 脳を宇宙誌からみよう 第2章 脳とはなんだろう 第3章 「理論」で脳はどう考えられてきたのか 第4章 数理で脳を紐解く(1)~神経興奮の力学と情報処理の仕組み 第5章 数理で脳を紐解く(2)~「神経学習」の理論とは 第6章 人工知能の歴史とこれから 第7章 心に迫ろう 第8章 現代AIの基本技術 ~深層回路網と生成AI 第9章 深層回路網と生成AI ~AIは心を持つか 第10章 AI時代の文明と社会 解説 〈数理脳科学が切り拓いた人工知能への道〉合原一幸(東京大学特別教授/名誉教授) *2016年に刊行された『脳・心・人工知能』の内容に、新たな3章を加筆。 -
認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する
「脳の機能低下」はなぜ起こり、それがどう病気につながるのか? 「患者数を半減させる方法」とは? 経験豊富な認知症サポート医が最新情報を詳しく解説。 「本書の読者となるであろう患者家族の方々、認知症を心配されている方々、あるいは認知症の診療や介護に携わる医療関係者にとっては、一般に知られている認知症の解説書と比べ、その内容の鮮度やポジティブなメッセージが込められている点において、本書は別格の存在である」──北海道大学総長・寶金清博 〈家族の発病を疑ったら? 自分に不安を感じたら?〉 記憶力が衰え、自分が誰かがわからなくなる「アルツハイマー型」。 人柄が変わり、身勝手なふるまいが増える「前頭側頭型」。 存在しない人や動物が、ありありと見える「レビー小体型」。 40代、50代でも発症する「若年性」。 歩行障害や言語障害が突然生じる「血管性」や、「記憶障害が目立たない」認知症も存在する。 徘徊や暴言はなぜ起こる? 話題の新薬の効果は? 遺伝はするのか、しないのか。 認知症を予防する食べものとは? 認知症特有のトラブルを引き起こす要因は? 多様で複雑な病状を正確に理解するために必読の一冊。 〈もくじ〉 序章 「認知症の人が減る社会」を目指して 第1章 認知症を知ろう 第2章 認知症とはどういう病気か? 第3章 アルツハイマー型認知症の新薬「レカネマブ」と「ドナネマブ」──その効果と副作用、費用…… 第4章 記憶や言語はどう蝕まれるのか──認知症の中核症状(1) 第5章 人の気持ちを理解する、自分を知る──認知症の中核症状(2) 第6章 認知症はなぜ嫌われるのか?──暴言や徘徊を生み出す「行動・心理症状」を理解する 第7章 「納得のいく診療」を受けるために 第8章 認知症を予防するには?──すべきこと、してはいけないこと 第9章 認知症の人に優しい社会へ -
健康寿命と身体の科学 老化を防ぐ、50歳からの「運動・食事・習慣」
「年を取っても元気な人」には、科学的な共通点があった! 最新研究でわかった、「日本人の体質に合った健康法」とは? あなたの食事や運動習慣、ライフスタイルに応じて、 「老化時計」の進み方は大きく変わる―― 運動疫学や運動生理・生化学の発展に伴い、 精緻なエビデンスが積み上げられてきた《健康科学》。 近年は、老化プロセス自体をコントロールすることで、 健康寿命を延ばす「ジェロサイエンス仮説」も注目されている。 本書では、その成果を豊富な最新データとともに紹介。 日本人ミドル~シニア層を対象とした調査研究から、 長生きにつながる高い運動・食事・生活習慣を指南する。 -
からだの「衰え」は口から 歯と健康の科学 健康寿命を左右する口のケアの最前線
体の衰えは口から始まる! 「歯周病やむし歯が全身に影響?」「 むせや滑舌の低下は要注意」など、歯と健康の驚きの関係に最新科学で迫る。巻末には、専門家が伝授する正しい歯磨きの方法や、気になる疑問をまとめたQ&Aも。全世代必読の科学的健康書。 目次 序章 「健康」は口から――日本人の歯の現状 第1章 口の中に広がる世界――知っているようで知らない構造 第2章 「噛む」を科学する――咀嚼は脳と口の共同作業 第3章 歯周病とむし歯――歯の健康と全身の病気との関わり 第4章 中高年は歯のケアが健康のカギ――歯を守って「衰え」を防ぐ 第5章 「歯が抜けた」から始まる連鎖――フレイルサイクルに陥らないために 第6章 高齢者の歯科治療 第7章 最新歯科技術はどこまで進んでいるか 第8章 健康長寿を口もとから 実践編 今日から始める 「正しい歯磨き」 付録1 歯磨き よくある疑問 Q&A 付録2 歯にまつわる素朴な疑問 Q&A -
おすすめ映画のおすすめ英会話
これは観ておかないと後悔するという厳選おすすめ映画のなかから、学校では教えない、でも英米の日常ではよく使われるお役立ちの厳選おすすめ英語フレーズを紹介。感動と笑いと涙の映画を鑑賞しながら、生きた英語を楽しく身につけてしまおうという映画英語本。「ティファニーで朝食を」「小さな恋のメロディ」「エイリアン」「E.T.」「ターミネーター」「ショーシャンクの空に」「タイタニック」などなど極上映画が目白押し。新スタイルの映画紹介・英語ブック。 -
手術はすごい
医師の思考力と技能、器具の進化、そして患者の生命力――。 手術には3つの要素が組み合わさっていた!! 消化器外科医が教える「最高のオペ」とは? 手術を受ける人も、外科医を目指す人も、まずはこの1冊から! ●「時間を戻す」魔法の薬と「臓器トレーニング」 ●メスは最初の一刀だけ? 現代の手術器具はハイテクの塊 ●「光」やAIを使って標的の腫瘍を正確に知る技術 ●達人の糸さばき――古くて新しい針糸の世界 ●神様が定めた「身体の糊付け」を剥がすワザ ●良い外科医ほど、絵画も上手いのはなぜ? 【本書で詳細に扱う主な手術例 いずれも医師自身による詳細なスケッチつき】 1:胆石症に対する腹腔鏡下胆のう摘出術 2:大腸癌肝転移に対する右肝切除術 3:肝細胞癌に対するロボット支援肝S8切除術 4:膵癌に対する膵頭十二指腸切除術 【本書の主な内容】 1章 戦略・戦術編 手術だけが成し得ること/「マージン」と「リンパ節郭清」/「手先の器用さ」よりも「思考過程」/求められる病院の総合力 ほか 2章 武器編 鋼製小物/切開と凝固を行うことができる電気メス/血管シーリングシステム/手術支援ロボットの「骨格」 ほか 3章 技術編 その1 達人への道は「道具の持ち方」から/堅実な結節縫合か、華麗な連続縫合か/素早く確実に結紮するための「糸結び」各流派/ ほか 4章 技術編 その2 「剥離」のワザ――神様の「糊付け」を剥がせ!/肝臓とブロッコリーとパリ市街の共通点/達人が魅せる「一筆書き」の手術 ほか 5章 実践編(詳細な術式スケッチつき) 胆石症に対する腹腔鏡下胆のう摘出術/大腸癌肝転移に対する右肝切除術/肝細胞癌に対するロボット支援肝S8切除術/膵癌に対する膵頭十二指腸切除術 ほか -
1日1題 英語のニュアンスがわかる本
英語には、日本語にはない「独特の感覚」があります。この感覚をつかむことが、英会話上達の秘訣です。たとえば、put onとwear。どちらも、「(服を)着ている」という意味ですが、じつは微妙にニュアンスが違うのです。put onは、「(今まさに)着ている」という瞬間的な動作。wearは、「(ずっと)着ている」という継続する状態を表すのです。ほかにも、■「行く」と「go」の違いは?■「まで」はuntil? それともby?■not yetとstill not、苛立っているのは?……etc.本書では、日本人にはちょっとわかりづらい英語の感覚をクイズ形式で楽しく学んでいきます。面倒な暗記も、難しい文法用語も、必要ありません!文例はすべて中学レベルだから簡単です!ネイティヴの英語発想が自然と身につく本。 -
時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間
【朝に多い】 → 心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血・不整脈 【月曜日に増える】 → 狭心症 【冬に3割増】 → 心臓死 病気が生じやすい“魔”の時間帯はなぜ存在するのか? 〈体内で時を刻む精巧なメカニズムが、健康と病気をコントロールしていた!〉 脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めている。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっていた。 「朝」「月曜日」「冬」など、病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか? 脳出血や心臓性急死にみられる約1.3年のリズムの正体とは? 薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか? それらを治療に活かす方法は? 時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する。 -
「腸と脳」の科学 脳と体を整える、腸の知られざるはたらき
記憶力の低下、不眠、うつ、発達障害、肥満、高血圧、糖尿病、感染症の重症化…… すべての不調は腸から始まる! 腸と脳が情報のやり取りをしていて、 お互いの機能を調整している「脳腸相関」と呼ばれるメカニズムが、いま注目を集めています。 〈乳酸菌飲料を飲んで睡眠の質が上がる〉 〈ヨーグルトを食べて認知機能改善〉 ……という謳い文句の商品もよく見かけるようになりました。 腸内環境の乱れは、腸疾患だけでなく、 不眠、うつ、発達障害、認知症、糖尿病、肥満、高血圧、免疫疾患や感染症の重症化……と、 全身のあらゆる不調に関わることがわかってきているのです。 腸が、どのように脳や全身に作用するのか。 最新研究で分子および細胞レベルで見えてきた驚きのしくみを解説します。 ■おもな内容 ・記憶力に関わる脳部位と腸内細菌の関係 ・腸内環境が変化したら肥満になった ・「ある種の乳酸菌」が自閉症の症状を改善させる可能性 ・「長生きできるかどうか」に関わる腸内代謝物 ・ビフィズス菌で脳の萎縮が抑えられ、認知機能アップ? ・腸内環境が変わると不安行動が増える ・「腸の状態」が感染症の重症化を左右するわけ ・睡眠障害が肥満や大腸がんを引き起こすからくり ・うつ病患者の腸で減少している2つの細菌種 ・腸内環境を悪化させる「意外な食べ物」 ……ほか 【なぜ腸が全身の不調を左右するのか?「脳腸相関」の最新研究で見えてきた!】 -
爆速でやりなおす中学英語問題集 1冊で中学3年分の英語力がつく!
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全英語学習者に告ぐ。ボロボロになるまで本書を繰り返すべし。ボロボロ化計画実行。 ■中学英語を「わかる」から「使える」にする本! What’s up guys ! どうも、ダイジュ先生です。 これまで YouTubeでの総再生回数3,000万再生以上! 2023年2月に発売した『爆速でやりなおす中学英語』は爆速で増刷!(現在第5刷) と、中学英語を学び直し、そして英語を話すためのノウハウを狂ったように発信し続けてきました。 でも、あることに気づいてしまったんです。 中学英語が「わかる」人は増えたけど、「できる」人が増えてないやないかい! ってことです。 確かに、僕が直接指導した教え子さんは、 英語の読み書きができるようになり、 英語を使ってコミュニケーションが取れるようになり、 夢だった海外移住をかなえたり、 英語が公用語の企業に転職して年収を何倍にもしたり、 した方など、英語を使って夢をかなえた方が数多くいます。 でも、それは僕のトレーニングを実際にやってきたからなんです。中学英語をやりなおして「わかる」だけではダメで、中学英語が「できる」ようになるためのトレーニングを実践しなければならないのです。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
名医が教える!目のトラブル解決大全 近視・老眼・白内障・緑内障・斜視・眼瞼下垂 ぜんぶ網羅!
スマホやパソコンなど、現代人は目をかなり酷使しています。きっと目が疲れやすい、視力が落ちてきた、目がかすむなど、実感している人も多いのではないでしょうか。にもかかわらず、目の健康を考えてケアしている人は本当にごくわずかです。 体調に関してはメタボ傾向ならダイエットしよう、血圧が高ければ塩分を減らそうなど、何らかの対策を講じる人が多いのに、目に関しては無頓着なのはどうしてかなと考えたとき、「目のことがよくわかっていない」からだと気づきました。 本書では、普段、私たちに起こりうる目のトラブルにはどういうものがあるのか? ついつい自己判断で間違えてしまいがちな病気、知らないと手遅れになりかねないケースなど、しっかりと解決しました。 ひと通り目の不調について知っておき、その原因や対処法の知識があれば、事前に不調やトラブルにならないように対処できるものです。一生見えて、楽しく暮らせる目を手に入れることは可能です。目の知識をもつことで少しでも見える目を手に入れてください。 第1章 自分の「目」の現在地を知ろう! 第2章 目のトラブル別 原因と対処法 第3章 「見える目」でいるために自分でできること 第4章 気を付けるだけで未来が変わる 目の食養生法 第5章 40代以降が知っておきたい 目の手術&先進医療 第6章 知っておきたい! 目によいこと・目に悪いこと -
東洋医学はなぜ効くのか ツボ・鍼灸・漢方薬、西洋医学で見る驚きのメカニズム
私たちの生活に身近なツボ・鍼灸・漢方薬。 近年、そのメカニズムの詳細が西洋医学的な研究でも明らかになってきています。 ・手のツボが便秘改善に効くのはなぜ? ・「長寿遺伝子」と漢方薬との関わり ・漢方薬が腸内細菌の「エサ」になる? ・免疫システムを「発動」させる鍼灸 ・脳の「ドーパミン報酬系」に作用する鍼灸の刺激 ・ツボに特徴的な神経構造を発見! など 解明が進む「東洋医学」のメカニズム研究最前線! まだ知らない「東洋医学」がここにある。 【目次】 第1章 鍼灸で「痛み」が和らぐのはなぜか 第2章 心とからだを整える鍼灸の最新科学 第3章 漢方薬は体内で「なに」をしているのか 第4章 「人に効く」を科学する 第5章 今すぐ実践! ツボのセルフケア -
新しい免疫入門 第2版 免疫の基本的なしくみ
免疫を学ぶとき最初に読むべき一冊として高く評価された入門書を10年ぶりに改訂。複雑な免疫応答の流れがよくわかる解説が好評。 わたしたちのからだを病原体の攻撃から守る免疫の基本的なしくみはどうなっているのだろう。 20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の“常識”は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動させることがわかり、自然炎症という新たな概念も加わった。制御性T細胞の存在は確かなものとなり、mRNAワクチンは現実のものとなった。 本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。 【もくじ】 1章 自然免疫の初期応答 2章 獲得免疫の始動 3章 B細胞による抗体産生 4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊 5章 複数の免疫ストーリ― 6章 遺伝子再構成と自己反応細胞の除去 7章 免疫反応の制御 8章 免疫記憶 9章 腸管免疫 10章 自然炎症 11章 がんと自己免疫疾患 -
身のまわりの「意外な勘違い」 なるほど雑学93
「話のネタ」にも重宝するおもしろ知識が満載!◎“あの有名な絵画”のタイトルは、『モナ・リザ』ではない?◎ドイツ分断の象徴「ベルリンの壁」は、東ドイツの中にスッポリ収まっていた!◎全長120メートル(=六十六間)なのに、「三十三間堂」と呼ばれるワケ◎ショートケーキの意味は、「油脂(ショートニング)ケーキ」?◎クジラとイルカは「まったく同じ」生き物だった!◎「脳卒中」という病気は存在しない!?知られざる歴史の真実から、名画が語る驚きの真相、最新の研究が明らかにする学説の大ウソまで──。「そうだったのか!」と脳も心もスッキリする、珠玉の93ネタ! -
サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語
約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。 本書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史! 主な内容 ●序章 最初からもっていた「眼」 ●黎明の章 すべてが陸続きの時代/二つの肺の獲得で陸を目指す/耐乾燥卵で内陸に進出/爬虫類と分かれる/単弓類の進化/史上最大の大量絶滅 ●雌伏の章 毛をもつ/哺乳類の登場/聴覚の発達/子を産み、育てる/有胎盤類式繁殖法はいつから?/再び絶滅の危機 ●躍進の章 哺乳類時代の始まり/脳より先に体を大きくする/長い妊娠期間と大きな胎児/アフリカの仲間と分かれる/ローラシアの仲間と分かれる/森林での進化 ●人類の章 真の「猿の惑星」/森から平野へ/尾の消失と二足歩行/氷河時代の始まり/サピエンス以前のホモ属/サピエンスと生きたホモ属 -
「もう、いやだ!」と思った時のこころの立て直し方
「かつてとは比べものにならないスピードの世の中で、こころが凹む出来事がいろいろ起こります。でも、ちょっとへこたれても大丈夫。こころを立て直す方法を知っていればいいのです」(著者)日本国内から中国、アジア圏で、多くの方々のメンタルに寄り添ってきたドクターの実践アドバイス。・一度、うつむくから上が向ける・「応援したくなる人」になればいい・「どうしよう」と思ったら、まずその場で深呼吸・心の不安を身体から和らげる「軽くジャンプ、体を揺らす」・自分との「スキンシップ」を大切にする・あせり、ハードル、損得勘定……8つの「しばり」を解き放ってみる・壁は「乗り越えない」という選択もあっていい・人と向き合うときは「ドッジボール方式」で遠回りや挫折、苦手や羨望から抜け出した方々の事例にも力づけられる、「弱いんだけどなぜか強いメンタル」になるやさしい方法。 -
すごい「心理話法」
「憧れるのをやめましょう」──WBCアメリカとの決勝戦を前に大谷翔平選手が言ったこの言葉。ここには「心理話法」が隠されていた!「あれ、髪型変えた?」「○○さんがキミのことをベタぼめしていたよ」「おお、早かったじゃない!」……ごくごく普通のこの言い方にも「心理話法」が使われています。知っているだけで、「いつの間にか」距離を縮めたり、好印象を与えたり、時には自分を励ましたり──心理話法で、人間関係に変化を起こしてみませんか?◇ 一度断ると「罪悪感」が生まれる──〈ドア・イン・ザ・フェイス〉◇ TVで見た料理が食べたくなる──〈プライミング効果〉◇ 人は「考えと行動のズレ」を解消したくなる──〈認知的不協和〉◇「中断されたもの」は注意や関心をひきやすい――〈ツァイガルニク効果〉頭のいい人の「言葉の心理術」! -
「声に出す」だけでモヤモヤがすっきりする本
*******************モヤモヤは、「心の便秘」です。体の中にどんよりとしたものがたまっている時のあの不快感――。それは、心だって同じです。全部出し切って、すっきりしませんか? 【著者より】*******************何かとモヤモヤすることの多い毎日。5000人以上の悩みを根本から解決してきた心理コミュニケーション・アドバイザーが教える「たった5秒のメンタルケア」。◇イヤな気持ちは「たまる前に外に出す」◇「緊張しているなぁ」と言うと、落ち着く不思議◇「何を食べたい?」と自分に聞いてみる効果◇心をゆるめるひと言――「本当はどうしたいんだっけ?」◇「逃げたい気持ち」はそれに気づくだけで消えていくこんなふうに声に出してみるだけで、もうモヤモヤをくり返さない。一番簡単な解決法! -
重力のからくり 相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか
「弱すぎる重力」はなぜ、宇宙を支配する力になりえたのか? 【ブルーバックスを代表する人気企画、「からくり」シリーズ最新刊!】 「質量」と「重さ」の違いとは? 素朴な問いから「物理学最大の難問」まで一気読み! 自然界を支配する4つの力の中で、最も身近で最弱の力。 この宇宙に現在の構造をもたらした最大の貢献者でありながら、なぜか「標準模型」に含まれない異端児。 そして、その発生源である質量が重力を生み出す理由は不明のまま──。 「ニュートンが考えた重力」と「アインシュタインが考えた重力」はどう違う? 「重力と加速度が等しい」とはどういうことか? 「見えない質量」=ダークマターを見る方法は? 万有引力のふしぎを徹底的に解き明かす! 【もくじ】 第1章 「質量」と「重さ」のからくり 第2章 「万有引力」のからくり 第3章 「質量保存の法則」とエネルギーのからくり 第4章 「見えない力」のからくり 第5章 「見えない質量」のからくり 第6章 重力のからくり 【著者紹介】 山田克哉(やまだ・かつや) 1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授を歴任。アメリカ物理学会会員。主な著書に『E=mc2のからくり』『時空のからくり』『真空のからくり』『原子爆弾』『光と電気のからくり』『量子力学のからくり』(いずれも講談社ブルーバックス)などがある。 「読者に必ず理解してもらう」意欲にあふれた熱い筆運びで、ブルーバックスを代表する人気著者の一人。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した。 -
〈性格診断〉おもしろ心理テスト
★★著作累計「60万部」突破★★超話題の「蛙化現象」度も「サイコパス」度も診断!一問、答えるごとに、秘密にしていた「あのこと」が暴かれてしまうかも……?ミエ張り度、恋愛妄想、フェチ度、苦手なタイプ、精神年齢……。一人でこっそりトライしても、家族、友人、同僚と一緒でも盛り上がり必至の50問!☆自覚するのが難しい「意外な自分」☆「社会や仲間」とどう関わるタイプ?☆「恋愛偏差値」はどのくらい?☆「隠された才能」を目覚めさせるには?→「当たってる!」「知らなかった!」が続々成功への手がかり、運の切り開き方……「これからの自分」を考えるとっておきの一冊にもなります!
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