永井忠孝の作品一覧
「永井忠孝」の「英語の害毒」「スーパー英語.comシリーズ 世界史で学ぶ教養の英単語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「永井忠孝」の「英語の害毒」「スーパー英語.comシリーズ 世界史で学ぶ教養の英単語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『会話重視、早期教育、公用語化…
バイリンガル化は奴隷への道だ!』
という帯の衝撃的なキャッチコピーに惹かれ購入。
これまで私達学生は、否応無く英語を学ばされ、大学入試でも文系理系問わず英語は重要になると教師陣から吹聴され続けてきたので、現代の外国語教育反対派の著者の意見は非常に興味深かかった。
確かに、私の学校のALT(外国語指導助手)も皆白人で、アジア系の先生には会ったことがない。
これからはアメリカに代わり中国などのアジア諸国が世界覇権を握る可能性が高いため、私たちの英米英語偏重の考え方は見直した方が良いだろう。
また、日本人にとっては中国を筆頭に、アジア諸国との商談やビジネス
Posted by ブクログ
この本には「英語ムラ」という言葉が出てきますが、日本の英語学習を取り巻く構造は、「原子力ムラ」に大変よく似ていると思います。この国の英語教育の最大の問題点は、教育とは無縁の者が、己の利となるよう思いついた案を、英語を真剣に学んだことなどない権力者が言われるままに採用し、それが教育現場で強力な強制力を発揮していることにあります。その結果、英語教育は急速に、教育ではないものに変容してしまっています。
戦争と平和、環境問題等、しっかり考えるべき重い話題の課ですら、「質問ゲーム」等で、軽く、楽しく扱われることが奨励され、こうした題材には別の教え方が相応しいかもしれないといった発想自体、授業者は持て
Posted by ブクログ
40年間の会社生活である程度英語を使う仕事をしてきたが,普通の会社で英語が必要な人は5%以下だと思う.従って,日本人が英語を学びたがることに疑問を持っていたが,本書はそれを完全に裏書きしてくれる.p59のバイリンガルの分類でセミリンガルになることのデメリットがよく分かった.第5章の提言,すべて大賛成だ.英語以外の言語に目覚めさせる意味で,p179の3群は刺激になるだろう.近所の公民館で子供に英語を習わせているお母さんがたがいるが,自分である程度英語ができる人は,絶対にやらないことだと思う.日本語がうまくしゃべれない人に英語がしゃべれるはずはない.
Posted by ブクログ
「ベーシック英語を普及させることは、イギリスにとって広大な領土を併合するよりも遥かに永続的で実り多い利益になる」(ウインストン・チャーチル)。「何百万人もの人に英語の知識を与えることは、その人たちを奴隷にすることである。(中略)インドを奴隷化したのは我々英語を使うインド人だ」(マハトマ・ガンジー)。
これらの言葉に象徴されるように、日本人を英米の奴隷化に向かわせているのが、日本人の英語に対する誤解と昨今の英語教育である。その背景には、英米による自国のイメージを良くし、経済戦略の一環として英語を普及させるため、陰に陽に様々な政策があった。日本は、まんまとその手に乗ってしまっているのだ。
確かに