戸田忠雄の作品一覧
「戸田忠雄」の「公務員教師にダメ出しを!」「「ダメな教師」の見分け方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「戸田忠雄」の「公務員教師にダメ出しを!」「「ダメな教師」の見分け方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
初教育本。教育についてあまり考えてこなかったけど、経済的豊かさと、教育の水準は比例するのが分かった。
筆者は従来の教育を基本の3つのスキームで定義した。
与える教育、教師本位、集団的一斉主義と。
そこから改革、対立するテーゼとして選ぶ教育、学習者本位、個性尊重となる。
東日本大震災での大川小学校の悲劇は日本型教育の学校主義の典型例と言われる。
教師の支持を待ち、教師は責任をこわがる。確かに何百人の命を預かるということは、相当の責任を背負うことになる。しかし、そこの慎重と思われるシンジョウノの裏に自己保身というエゴが隠れている。
それの逆の奇跡として、釜石のものが書かれている。
Posted by ブクログ
筆者の公務員教師に対する見方は概ね正しい。ただ、筆者は教員であったらしいのだが、教師としての技量はここで述べられているダメ教師とそんなに変わらないかなという印象。例えば、筆者は学校教育における科学的思考が重要と説きながら、宝くじは買う場所と買い方によって確率が異なるというトンデモ理論を言っている。また「上履きをきちんと揃えさせるよう指導したら、生徒の成績が上がった」ことを科学的に何の因果もないと言いきっているが、直接的な因果はないとしても、間接的にそれによって生活様式がきちんとすることで学習にもその影響が伝播し、成績が上がることは考えられる。
こんな具合の筆者だが、教員に対する評価制度を取り
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「ゆとり教育」と「学力低下」の間で迷走を続けている教育改革の鍵は、教師が握っているにもかかわらず、そこがほとんど手付かずのまま放置されている。
なぜか?
そこにはどのような力学が働いているのだろうか。
著者は公私立高校の教師や管理職を歴任し、塾・予備校の管理・運営に責任者として携わり、今なお教育NPOに関わるなど、教育のあらゆる局面に立ち会ってきた。
教育委員会や教員組合、PTAとの関係なども含めて、不透明な教師社会の実態を解明し、ラジカルではあるが実現可能な改革案を提示する。
[ 目次 ]
第1章 学校を変えるのはだれか
第2章 学校の中の政治
第3章 どうやって先生を変える
Posted by ブクログ
戸田は長野県の公立高校長から進学予備校校長を経て現在教育アナリストとして著述活動を行っている。この本では指導要領に規定された公立校と経営上の要求にさらされる予備校の二つの教育フィールドでの体験にもとづき,教師の評価という視点から教育改革への提言を行っている。その提言は,われわれ大学教師を含めた現職教員,あるいはこれから教員を目指すものにとってはかなり手厳しいものである。戸田の主張は教員に対して「下からの」つまり,利用者サイドからの評価を加えよというものである。現在すでに教育委員会による指導力不足教員の認定が行われているが,これは精神科医や弁護士、大学教授などの有識者によって判定されている。戸