あらすじ
ここ数年、日本の教育制度は大変貌を遂げつつある。その全体像を「日本型学校主義」という理念型を手がかりに、変化の動態として把握し理解する。「いじめ」や「体罰」、さらには「学力低下」や「教員不祥事」など、なぜ抜本解決に至らないのか。親の学校への満足度は高くない。国民は学校教育を改善するために協力したいと思っている。そのための制度的仕組みを考え、民主的な具体案を提示する。
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Posted by ブクログ
初教育本。教育についてあまり考えてこなかったけど、経済的豊かさと、教育の水準は比例するのが分かった。
筆者は従来の教育を基本の3つのスキームで定義した。
与える教育、教師本位、集団的一斉主義と。
そこから改革、対立するテーゼとして選ぶ教育、学習者本位、個性尊重となる。
東日本大震災での大川小学校の悲劇は日本型教育の学校主義の典型例と言われる。
教師の支持を待ち、教師は責任をこわがる。確かに何百人の命を預かるということは、相当の責任を背負うことになる。しかし、そこの慎重と思われるシンジョウノの裏に自己保身というエゴが隠れている。
それの逆の奇跡として、釜石のものが書かれている。まさにここでの教師の行動は無責任と思われがちだが、自然災害の前ではそういうのは矮小なものでしかない。
自分の命は自分の責任で守る。誰も助けてはくれない。
そして、教育の在り方の一つとして、家庭の関わり合いがある。つまり、PTAなどの。
だが、そこには大きな障害があり、モンスターペアレントというレッテル貼りが待ってる。
まあ何事も思考停止は必ず良い方には向かわない。