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  • 去り際の美学
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    一触即発、本音激論対談!  元明石市長・泉房穂×90歳ジャーナリスト田原総一朗 「田原さん、そろそろ辞め時では?」 === 「えっ、田原さんってこんな人やったん!?」 それが深夜『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)に 出演した率直な感想です。 === 元明石市長の泉房穂氏は、 20代半ばの若かりし頃、 スタートしたばかりの 「朝まで生テレビ!」の 制作スタッフの一人だった。 30数年の時を経て、 明石市長時代に 同士の少子化を食い止めた実績から 番組にパネリストとして出演した際、 89歳になった田原総一朗氏の 変貌ぶりに愕然としたという。 そして……。 === 田原さんは元気のあるころの テレビの象徴やったが、さすがに89歳。 今でも敬意は持っていますが、 「去り際の美学」という言葉もあるように思う。 === 月に1度、 「朝まで生テレビ!」が放映されるたび 田原氏の進行役としての是非を問う声、 そして進退を問う声がネット上を駆け巡る。 今回、泉氏が真正面から苦言を呈し、 突き付けた“引退勧告”に 田原氏が応戦する形で始まった対談では、 一触即発の激論ありつつも、 政治ジャーナリスト・田原氏が 泉氏の政治家としての今後の展望や 国政へのビジョンを引き出し、 それぞれの攻め際と去り際について 深く語り合った。 泉氏はいつ国政へ向かうのか。 どんな国づくりを考えているのか。 そして90歳を迎える田原氏は 勇退するのか、しないのか。 その答は本書に――。 【内容紹介】 序章 田原総一朗への引退勧告 第一部 わが人生の美学 第1章 それぞれの原点 第2章 挫折――そして転機 第3章 紆余曲折――人生はローリングストーン 第二部 政治の美学 第4章 闘争――仕事はケンカだ 第5章 このままでいいのか、日本の大メディア! 第6章 未来へのロードマップーー令和・泉版『国盗り物語』 終章 去り際の美学
  • 知られざる海上保安庁 - 安全保障最前線 -
    5.0
    海上保安庁という組織の実態は正直なところ、あまり世間に知られていないと思います。 確かに『海猿』『DCU』などの漫画、映画、ドラマ等の人気作品の影響で知名度が上がり、海難救助の仕事をしている組織だということは理解してもらえていると思います。 また、いわゆる尖閣問題をめぐる新聞・テレビの報道等で領海警備の仕事をしている組織だということも多くの国民に知ってもらえていると思います。 しかし、海上保安庁が、実際にどれくらいの予算で、どれくらいの人員がいて、どれくらいの守備範囲の仕事をしているのか、有事の際にはどのような対応をするのか、といった運用の実態についてはほとんど知られていません。 特に最後に挙げた「有事の際にはどのような対応をするのか」については、さまざまな“誤解”をもとにした議論が散見されます。 しかも、安全保障に関心の高い人たちほどそうした“誤解”をしている傾向があるように思われます。 日本は島国です。 ご存じの通り、日本は、尖閣諸島における中国の領海侵入の問題や、韓国との竹島をめぐる問題、ロシアとの北方領土問題など、さまざまな問題を抱えています。我が国を取り巻く安全保障環境は年々厳しいものとなっており、日本の周辺海域は常に紛争の火種を抱えているといっても過言ではありません。 その最前線で対応しているのが海上保安庁です。 海上保安庁が“誤解”されたままでは、日本の安全保障をめぐる議論そのものが誤った方向に進んでしまうおそれがあります。 当然のことながら、それは日本の国益を考えた場合プラスになりません。 海上保安庁にまつわるさまざまな誤解を解いた上で、組織運営の実態を知ってもらい、地に足の着いた国家安全保障の議論をしてもらいたい――それが本書を執筆した大きな動機のひとつです。(はじめにより) 【目次】 第一章 国民みんなに知ってほしい海保の実態 海保の非軍事性を明確に規定する庁法25条は不要?/庁法25条があるのはソ連の陰謀?/有事の際に「軍事目標」にならないために 他 第二章 海保を軍事機関にするべきか 領海警備を非軍事機関が担っているのは日本だけ?/東南アジアに多い海上保安庁モデルのコーストガード/法執行機関の「緩衝機能」は、いまや世界の共通認識 他 第三章 海保と自衛隊の連携・協力 海上保安庁の軍事機関化は“効率的”ではない/海保と海自で船舶燃料が異なるのは致命傷?/護衛艦を巡視船に転用しないと海警に対抗できない?/連携で重要なのは相手の「階級」よりも「役職」 他 第四章 海上保安分野で世界をリードする海保 「自由で開かれたインド太平洋」を具現化してきた海保/一省庁が全世界から組織のトップを集めて国際会議を開催/アジア諸国との“友情”を深めてきたキャパシティ・ビルディング 他 第五章 海保は“絶対”に負けられない 海上保安庁の“敗北”は紛争につながる/中国は「与しやすい相手」には強気に出る/海上保安庁に米軍がアプローチ/海警船を実力行使で尖閣から追い払うとどうなる? 他
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語
    4.1
    「宮さんに『大事なことは、鈴木さんが覚えておいて!』と言われた記憶をたどるとしたら、今しかない!」 (「あとがき」より) 【おもな内容】 『風の谷のナウシカ』がきっかけで誕生したスタジオジブリ。 長編アニメーション作品を作り続けてきたその軌跡は、波瀾万丈の連続だった――。 試行錯誤の上に生まれる企画から、スケジュールと闘う制作現場、時代を捉えた宣伝戦略、独自の経営法まで、その過程のすべてを、最新作までの27作品ごとに余すことなく網羅した。 鈴木敏夫責任編集で、今明かされる40年の物語。 電子版はポスターをカラーで特別収録! 【目次】 第1章 マンガ連載から映画へ。『風の谷のナウシカ』 第2章 スタジオ設立と『天空の城ラピュタ』 第3章 前代未聞の2本立て。『となりのトトロ』と『火垂るの墓』 第4章 『魔女の宅急便』のヒットと社員化 第5章 新生ジブリと『おもひでぽろぽろ』 第6章 『紅の豚』『海がきこえる』と新スタジオ建設 第7章 『平成狸合戦ぽんぽこ』と撮影部の発足 第8章 近藤喜文初監督作『耳をすませば』とジブリ実験劇場『On Your Mark』 第9章 未曽有の大作『もののけ姫』 第10章 実験作『ホーホケキョ となりの山田くん』への挑戦 第11章 空前のヒット作『千と千尋の神隠し』 第12章 三鷹の森ジブリ美術館の建設と徳間康快の死 第13章 新人監督による2本立て。『猫の恩返し』と『ギブリーズ episode2』 第14章 時代を反映した『ハウルの動く城』とジブリの独立 第15章 新人監督宮崎吾朗の『ゲド戦記』 第16章 人間が手で描いた驚きに満ちた『崖の上のポニョ』 第17章 米林宏昌を起用した『借りぐらしのアリエッティ』 第18章 時代の変わり目の渦中に作った『コクリコ坂から』 第19章 力を尽くした『風立ちぬ』。その後の引退と再始動 第20章 8年の歳月を費やした『かぐや姫の物語』 第21章 若手監督を中心にした新制作体制の編成『思い出のマーニー』 第22章 高畑勲が支え、導いた『レッドタートル ある島の物語』 第23章 ジブリ初の3DCG作品『アーヤと魔女』 第24章 宮崎駿82歳の新たな挑戦『君たちはどう生きるか』 あとがき
  • 天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い
    4.5
    困っている人がいたら手を差し伸べる ――それは普通のことです。 1984年よりパキスタン、アフガニスタンで支援活動を続ける医師・中村哲。治療のために現地へ赴いた日本人の医者が、なぜ1600本もの井戸を掘り、25.5キロにもおよぶ用水路を拓くに至ったのか?「天」(自然)と「縁」(人間)をキーワードに、その数奇な半生をつづった著者初の自伝。 〈目次〉 はじめに――「縁」という共通の恵み 序章 アフガニスタン2009年 ◆第1部 出会いの記憶1946~1985 第1章 天、共に在り 第2章 ペシャワールへの道 ◆第2部 命の水を求めて1986~2001 第3章 内戦下の診療所開設 第4章 大旱魃と空爆のはざまで ◆第3部 緑の大地をつくる2002~2008 第5章 農村の復活を目指して 第6章 真珠の水―用水路の建設 第7章 基地病院撤収と邦人引き揚げ 第8章 ガンベリ沙漠を目指せ ◆第4部 沙漠に訪れた奇跡2009~ 第9章 大地の恵み――用水路の開通 第10章 天、一切を流す――大洪水の教訓 終章 日本の人々へ アフガニスタン・中村哲 関連年表
  • 民泊1年生の教科書 未経験、副業でもできる!
    4.8
    ****************************************** 副業収入で1000万円超えも夢じゃない! 民泊初心者がつまずくポイント ぜんぶ解決します! ****************************************** ●民泊ってどうしたらはじめられるの? ●いい物件はどうやって探す? ●どんな立地がいいとかってある? ●自治体への届出ってどんなことするの? ●英語できなくても平気? ●民泊の部屋はどんなふうに作ればいい? ●予約が入る民泊、入らない民泊の違いって何? ――etc. 民泊Twitter No.1のOL ぽんこつ鳩子さんが これから民泊で稼げるようになる方法を伝授します!!
  • 占領期 首相たちの新日本
    3.7
    吉野作造賞受賞作 「亡国の再生」に挑んだ5人の首相たち 敗戦2日後に誕生した東久邇内閣を皮切りとして、7年後の占領統治の終焉までに、幣原、吉田、片山、芦田、再び吉田と5人の首相、6代の内閣が生まれた。眼前には、非軍事化、民主化、食糧難、新憲法制定等、難問が山積する。占領という未曾有の難局、苛烈をきわめるGHQの指令のもとで、日本再生の重責を担った歴代首相たちの事績と人間像に迫る。 本書は占領下で重い荷を負った「首相たちの新日本」を再現せんとする試みである。戦後日本の再生のドラマを、通史的に描くのではなく、5人・6代の首相たち(吉田のみ再度、政権についた)が、何を想い、何を資源として、この地に堕ちた国を支え上げようとしたか。そして何に成功し、何に行き詰まったか。「人とその時代」を6つ重ね合わせるスタイルで描こうとの試みである。――<本書「まえがき」より> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 薬物とセックス
    3.9
    やめられない。とまらない。そして“破滅”がやってくる。清原和博、高知東生、押尾学、ASKA、酒井法子……スポーツ界や芸能界で頻発する「薬物」スキャンダル。彼らはなぜカップルで逮捕されるのか? 覚醒剤とコカインとのちがいは? 入手方法や価格は? 闇ビジネスや暴力団との関係は? 廃人はどう作られるか?……新聞、テレビが決して伝えない深層を、斯界の第一人者が詳しく解き明かす「薬物と性」の最前線。
  • 最強の経営者 アサヒビールを再生させた男
    3.7
    住友銀行から夕日ビールと蔑まれたアサヒビール。その銀行から乗り込んだ樋口廣太郎は、次々と業界のタブーに挑む。本当の決断力を学ぶ、全ビジネスマン必読の一冊!
  • 完全解読ヘーゲル 『精神現象学』
    3.8
    読める わかる 知の高峰を「読み平らげる」新シリーズ第1弾 人だれしもが抱く「ほんとうの生き方」への憧れは、近代において、どのようなかたちをとりうるか。魂の通じ合いとしての恋愛。社会変革を目指す革命。道徳的生き方、芸術と学問による自己表現――『精神現象学』は、近代社会における人間の生と社会の在り方の「可能性」を、深く洞察した希有の書だ。難解で鳴るヘーゲルの文章を徹底的に解読し、これまでになく平易かつ明快な言葉で、思想の新たな可能性を開く。 [本書の特色] ●原典の訳文に忠実に ●その上でより平易に、わかりやすく ●解読度を【A】から【D】で表示 ●「章頭解説」で各章を簡潔に要約 ●難所難所に解説を配す ●巻頭・巻末解説で著作のトータルな理解が可能に
  • 福島第一原発事故の「真実」 検証編
    -
    東日本壊滅はなぜ免れたのか? 取材期間10年、1500人以上の関係者取材で浮かび上がった衝撃的な事故の真相。 他の追随を許さない圧倒的な情報量と貴重な写真資料を収録した、第一級のノンフィクションがついに文庫化。ドキュメント編は、事故発生の経過を緊張感溢れる迫真の筆致で描く 思いも寄らない真相が次々明らかに 真相1 吉田所長の英断「海水注入」はほとんど原子炉に届かなかった 真相2 1号機で唯一残された冷却装置は40年間にわたり「封印」されてきた 真相3 原子炉を救う減圧装置には、高温高圧になると動作しにくくなる弱点があった 真相4 2号機の消防注水の失敗が皮肉にもメルトダウンの進行を遅らさせて「最悪の事態」を防いだ 真相5 巨大な津波に備えて、津波対策に着手していた原発があった 東日本壊滅が避けられたのは偶然の産物だった!? 極限の危機。核の暴走を食い止めようと、吉田所長らは、爆発や被ばくの恐怖と闘いながら決死の覚悟で現場にとどまり、知恵を絞り出して、原子炉に水を入れ続けた。幸いにして、格納容器の爆発は免れた。当時の政府のシミュレーションでは、最悪の場合、福島第一原発の半径170キロ圏内がチェルノブイリ事故の強制移住基準に達し、半径250キロ圏内が、住民が移住を希望した場合には認めるべき汚染地域になるとされた。半径250キロとは、北は岩手県盛岡市、南は横浜市に至る。東京を含む東日本3000万人が退避を強いられ、これらの地域が自然放射線レベルに戻るには、数十年かかると予測されていた。 10年にわたる取材で、この最悪シナリオが回避されたのは、消防注水の失敗や格納容器のつなぎ目の隙間から圧が抜けたりといった幾つかの偶然が重なった公算が強い。この事故では、当初考えられていた事故像が新たに発見された事実や知見によって、どんでん返しのように変わった例は枚挙に暇がない。この極限の危機において、人間は核を制御できていなかった。それが「真実」である
  • 山県有朋
    4.0
    伊藤博文とともに、「偉大なる明治」の基盤を確立した山県有朋――彼は、統師権の独立、帷幄上奏の慣例、軍部大臣現役武官制などで軍の政治的地位を高め、その武力を背景に短期間で大日本帝国を築き上げた。しかし、その仕組みゆえに、軍の独走を許し、大日本帝国は滅んだ……。“国家の悲劇”を生んだ、政略にたけた野望の人生を、見事に描き切る。
  • 新潟少女監禁事件 密室の3364日
    3.3
    男はなぜ少女を拉致したのか?9年2か月にわたる監禁の全貌とその後の新事実を明かす衝撃のノンフィクション。新潟地裁から最高裁まで取材し続けた著者が、事件の経緯と男の心理を丹念に追い、監禁事件の真実を炙りだす。文庫化にあたり再取材を重ねて、大幅加筆。 《解説・大谷昭宏》

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  • 昼、介護職。夜、デリヘル嬢。
    3.7
    人間の、最後に残る欲望は何か? ―――僧侶であり作家、家田荘子の新境地。日本の貧困と煩悩を炙り出す。 「ここ(介護施設)は、死を待つ監獄(かんごく)。三畳くらいのお部屋が、その人の死ぬまでの生活の場所。 寝たきりの人なら、一畳分のベッドの上がすべての生活の空間です。左にティッシュ、右にタオル、生活必需品が 全部ベッドの上の頭の所にあるんです。生活の場なら、そこで性の営みも行われてもいいはずですよね。 ただただ毎日を過ごさなきゃいけないベッド生活で、生きていて良かったっていうか、生きていることの幸せを感じてもらえるようにしたいと、 私はお手伝いしているんです」 ―― 本書に登場する女性の言葉より ―――私は、何も答えられなかった。寝たきりの男性に、生きる希望を他にどう与えてあげることができるだろうか。 目の前に生きる希望を失っている人がいたら、私は僧侶として何ができるだろうか。
  • 友情について 僕と豊島昭彦君の44年
    4.2
    高校時代の親友が膵臓癌に。余命の中央値は291日――。「豊島、一緒に本を作ろう。君の体験という財産を、後の人たちのために遺すんだ」「でも僕はたいした人生を送っていない。大学を卒業して一般企業に入社し、結婚して子どもが2人できて、2度の転職をしたけれどごく普通のサラリーマン生活を送ってきたに過ぎない。人様に誇れるようなことは何一つしてきていないし、そんな私の人生を本にしたって誰も興味を持って読んでくれる人などいないだろう」「そんなことはない。豊島君が生きた時代、それはぼくも生きた同じ時代だけれど、この時代は高度経済成長のバブルがはじけて日本経済が衝撃的な打撃を受けた時代だった。豊島君だって当時最も安定した業種とされていた銀行に就職したのにその銀行が潰れて、その後に外資系のファンド会社に買収されて苦労しただろう。そういうことを書けばいいんだよ。あの激動の時代を記録に遺し、君が窮地に陥ったときの苦労や困難をいかに乗り越えてきたかを語っておくことには、きっと大きな意味があるはずだ」会社の破綻、上司との軋轢、リストラや出世、転職、家族、友人、病……。親友が激動の半生を赤裸々に綴り、作家・佐藤優が生きる極意を語っていく。人生とは何か。余命を意識したとき、人は何を思うのか――。前代未聞の出版プロジェクトが始まった。本書から導き出される「人生の極意」の数々闘病中は2つのことに気をつけたほうがいい危機的状況では、人間は楽観論に走る窮地に陥ったら戦線を広げるんだ事実と真実は違うときがある生き残る人と生き残れない人を分けるのは、インテリジェンス能力と歴史観の有無だ外見の強そうな男がメンタルも強いとは限らないすべてはタイミングの問題なのだ人生の岐路はほんの些細なことで変わってしまう嫌な上司を攻略したいときは……上から捻るんだよストレスや不安とは心の中でうまくつきあうといい
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか
    3.2
    巨大な成功を収めた本邦初の宇宙アニメ『宇宙戦艦ヤマト』。それは、ささやかなプロジェクトから始まった。クリエーターとして舞台設定を担当した著者は、新分野の開拓に賭ける熱気を回想しながら、作品創成の真実に迫っていきます。不評だった最初のテレビ放映が、なぜ甦ったのか。ストーリーはどう拡大し、変容していったのか……貴重な記録と証言で明かされる、大ヒット作誕生秘話!
  • 池上彰の日本現代史集中講義
    -
    日本に民主主義はあるのか? 戦後史から何を学ぶのか? 政治、経済、外交、安全保障、エネルギー…学校では教えてくれない現代史を池上さんと一気に振り返る集中講義。・自民党はなぜ強い?・「安倍一強」がもたらした忖度政治・日本と韓国はなぜ揉めている?・金融緩和の出口とは? 安倍政権の振り返り、戦後の日米関係、旧統一教会と自民党の関わり、政治とメディアの関係など、戦後、現代の日本をつくってきた様々な事象を池上さんが徹底解説。
  • 大谷翔平とホームラン
    -
    年間150試合を解説するMLBジャーナリスト・AKI猪瀬が圧倒的知識と情報量で 「メジャーリーグ×本塁打王」の価値を解き明かす! 日本人、アジア人で初めてMLBでホームラン王を獲得した大谷翔平。偉大なる快挙に世界中が沸いた。 ロサンゼルス・ドジャースに移籍し、打者専任が決まっている2024年シーズンに2年連続戴冠の期待が高まる。 野球の花形であり、ファンをもっとも魅了するホームラン。日本屈指のMLBジャーナリストがその魅力を紐解く。 大谷翔平が2023年に放った全44本はもちろん、歴代名選手も本塁打も徹底解説。 永久保存版の「ホームラン大全」 【目次】 はじめに 日本人初のMLBホームラン王 第1章 2023年シーズン 大谷翔平ホームラン解説 1~22号 第2章 2023年シーズン 大谷翔平ホームラン解説 23~44号 第3章 ホームランの歴史と価値 第4章 ホームランで魅了した男たち 第5章 ホームランに憑りつかれた男たち 第6章 ホームランと年俸の関係性 おわりに 大谷翔平「MLB第2章」の幕開け
  • 画像が語る診えない真実
    5.0
    溺死が先か病死が先か?  CT、MRI、PETの画像から、 目の前にいない患者の真実、事件の真相を見つけ出す、 緊迫の医療ノンフィクション。 完治を可能にする治療には、前もっての正しい画像診断が欠かせない、 犯罪を立件するためにも、冤罪を防ぐためにも、画像診断は重要な意味を持つ。 そこに関わる放射線科専門医を、もっと増やさねばならない。 本書では、画像読影の意義を理解してもらうべく、私が取り扱った事例を、 ごく一部ではあるが画像付きで紹介していく。 (本書「はじめに」より) 放射線診断医がCTやMRIなどの画像を読み解く「読影」をテーマにしたノンフィクション短編集です。 診療科の専門化が進む中、放射線診断医は主治医とは別の広い視野で 全身を診る重要な役割を担っています。 米国では「ドクターズドクター」と呼ばれ、地位も報酬も高い。 しかし日本では、患者と接する機会が少ないためか、一般への認知度は低くとどまっています。  「主治医が判断できない画像から答えを導き出す」 「主治医の見立てに対して幅広い知識と読影の技術で間違いを指摘する」。 人の生死に直結する判断だけに、責任は重いがやりがいのある仕事です。 また、画像となった患者の背景には、病気や怪我に至る人間ドラマがあります。 放射線診断医が画像やデータを駆使して、 目の前にいない患者の真実を推理していく過程は大変興味深いものです。  それぞれのストーリーの冒頭にCTやMRIなどの画像を掲載し、 画像の解説から背景となる患者を取り巻く人間模様へと展開していきます。
  • 権力は腐敗する
    4.5
    権威を疑え。自分の頭で考えろ。さもなくば、民主主義は終わる。 政権の「嘘」を暴き、糾弾し続ける元文部科学事務次官、待望の最新書き下ろし! 『面従腹背』から新たな闘争へ 。 学ばない国民は政府によって騙される。 愚かな国民は愚かな政府しか持つことができない。 愚かな政府は腐敗し、暴走する。 安倍政権から菅政権へと、露骨な国政私物化が続いている。菅政権になっても、「官邸官僚」主導の政治体制は変わらない。 しかし、官邸官僚が「一本化」されたことで、安倍政権よりも支配構造がさらに強くなってしまった。 愚かな国民は、愚かな政府しか持つことができない。賢い国民が育つために決定的な役割を果たすのは、メディアと教育だ。 メディア関係者と教育関係者が権威主義や事大主義に毒され、同調圧力に加担し付和雷同に走るなら、日本国民はますます蒙昧の淵に沈んで行くだろう。 安倍政権下で加計学園問題の疑惑を追及した自らの体験を交え、腐敗した日本の政治を問い質し、打開策を提示する。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方
    3.8
    マルチタッチシステムSmartSkin(スマホの画面を指2本で広げたり狭めたりする技術)や世界初のモバイルARシステムNaviCamなどの発明をはじめとする、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション研究の第一人者、暦本さんによる、アイデア発想法の決定版です。一般のビジネスパーソン、プランナー…新しいことを生み出したい方すべてにおすすめしたい1冊です。
  • 奥東京人に会いに行く
    4.0
    東京最高峰の集落「奥多摩・峰」 絶海の孤島「青ヶ島」 神唄集団が存在した「新島」 水神信仰の厚い「東小松川」 東京最古の盆踊り「佃島」 ほか... えっ、ここが東京? 高層ビルが立ち並ぶ姿だけが「TOKYO」ではない。 政治・経済の中心地である都心を尻目に、自然と共に生き、昔ながらの暮らしを淡々と続ける周縁部の住人たち。 そんな奥東京人たちのポートレイトから、東京の知られざる一面を描き出したディープ体験記。
  • 黒い海 船は突然、深海へ消えた
    4.4
    その船は突然、深海へ消えた。 沈みようがない状況で――。 本書は実話であり、同時にミステリーでもある。 2008年、太平洋上で碇泊中の中型漁船が突如として沈没、17名もの犠牲者を出した。 波は高かったものの、さほど荒れていたわけでもなく、 碇泊にもっとも適したパラアンカーを使っていた。 なにより、事故の寸前まで漁船員たちに危機感はなく、彼らは束の間の休息を楽しんでいた。 周辺には僚船が複数いたにもかかわらず、この船――第58寿和丸――だけが転覆し、沈んだのだった。 生存者の証言によれば、 船から投げ出された彼らは、船から流出したと思われる油まみれの海を無我夢中で泳ぎ、九死に一生を得た。 ところが、事故から3年もたって公表された調査報告書では、船から漏れ出たとされる油はごく少量とされ、 船員の杜撰な管理と当日偶然に発生した「大波」とによって船は転覆・沈没したと決めつけられたのだった。 「二度の衝撃を感じた」という生存者たちの証言も考慮されることはなく、 5000メートル以上の深海に沈んだ船の調査も早々に実現への道が閉ざされた。 こうして、真相究明を求める残された関係者の期待も空しく、事件は「未解決」のまま時が流れた。 なぜ、沈みようがない状況下で悲劇は起こったのか。 調査報告書はなぜ、生存者の声を無視した形で公表されたのか。 ふとしたことから、この忘れ去られた事件について知った、 一人のジャーナリストが、ゆっくり時間をかけて調べていくうちに、 「点」と「点」が、少しずつつながっていく。 そして、事件の全体像が少しずつ明らかになっていく。 彼女が描く「驚愕の真相」とは、はたして・・・・・・。
  • 扉はひらく いくたびも 時代の証言者
    3.8
    読売新聞連載時から大反響!生い立ち、葛藤に直面した青春時代、名作『風と木の詩』『地球へ…』創作秘話、マンガを学問として追究、学生へ指導、デジタルを駆使し描くことへの新たな挑戦…時代と共に駆け抜けた、その半生を語りおろす。未知の表現に挑み続ける漫画家、竹宮惠子の決定版自伝。
  • 僕の魅力の醸し方 仕事はしっかり、好きなことも全力で
    5.0
    X(Twitter)、Instagram、TikTok、あらゆるSNSで累計5000万バズ! ネット中を魅了した浪速の実業家インフルエンサー森下直哉初のエッセイ。 2023年6月。1本のストリートスナップ動画がSNS上で大拡散され、一躍時の人となった森下直哉。 端正なルックスだけでなく、その見た目とは裏腹な“柔らかすぎる人柄”が、多くの若者を虜にした。 そんな彼は、飲食店経営やデザイナー、家具の輸入販売、アパレルなど 趣味を生かした多彩なビジネスを展開し、やり手実業家としての一面も持つ。 なぜ彼の周りにはたくさんの人が集まるのか―。 その魅力の根源と何なのか。森下直哉とは何者なのか。 稀代の“人たらし”が綴る人生哲学! 読めば、あなたが今より少し魅力的で自分らしくなれる一冊です。 彼のルーツである大阪、滋賀、京都で撮り下ろしたグラビアも収録! ■出版社からのコメント 森下直哉と担当編集である私は、偶然にも同い年だった。忘れもしない、初対面の日。打ち合わせもそこそこに、青春時代の思い出話が止まらない。別れるころには、彼とはすっかり友人のような関係になっていた。本作りの過程での取材や撮影。そのどれもが“地元のツレ”と遊んでいるような感覚で、これほどまでリラックスしながら制作した本も珍しかった。世代関係なく、誰にでも「また会いたくなる」「一緒に何かしたくなる」、そう思わせる魅力が森下直哉にはある。そんな彼の悪魔的な魅力を紐解きました。
  • 負け組のメディア史 天下無敵 野依秀市伝
    -
    明治末期から戦後にかけて,数々の雑誌・新聞を率い「言論界の暴れん坊」の異名をとった男,野依秀市.同時代では右翼ジャーナリストとして知られた彼ほど,大衆の感情,「世論」を体現した者はいなかった.今や忘れられた桁外れの鬼才の生き様と,大手メディアとは異なる「負け組」の視点でのメディア史を描く.

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  • フェルマーの最終定理
    4.4
    17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが――。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション!
  • 完全解読 カント『実践理性批判』
    4.0
    世界初のこころみ 超難解哲学書を徹底的に読みつくす 大好評、知の高峰を読み平らげるメチエ「完全解読」シリーズ第3弾。カント三批判書の第二書にして、「善」の根拠を論理的に証明し「倫理」を哲学的に基礎づけた近代哲学の金字塔を徹底的に読み込む。現代の正義論もこの書なしにはあり得なかった!
  • 家族喰い――尼崎連続変死事件の真相
    3.8
    主犯・角田美代子の“家族乗っ取り”はなぜ起きたのか。 2012年12月12日、兵庫県警本部の留置施設内で、ひとりの女が自殺した。 女の名は角田美代子。尼崎連続変死事件の主犯である。美代子と同居する集団、いわゆる“角田ファミリー”が逮捕され、これまでの非道な犯行が次々と明らかになってきていた矢先のことだった。 主犯の自殺によって記憶の彼方に葬り去られようとしているこの事件の裏側には何があるのか? 尼崎を中心とした徹底取材をもとに、驚愕の真相を白日の下に曝す。 百田尚樹氏をして「ホラー小説も逃げ出すくらいに気味の悪い本だった!」と言わしめた問題作!
  • 富の王国 ロスチャイルド―ロスチャイルド一族の歴史から学ぶ上手なお金の生かし方
    4.0
    ヨーロッパの片隅、フランクフルトのゲットーに始まって500年。 世界を制したロスチャイルド閥の手の内と素顔が明らかに!  世界金融、経済、文化、芸術に絶大な影響力を持ちながら、その素顔はほとんど知られていない「ロスチャイルド家」の面々。だからこそ憶測や噂話にもとづいたユダヤ陰謀史観に彩られ、根拠なき金満家一族のレッテルで語られることが多いのだが……。 本当のお金持ちとは、なんと愉快な面々なのか。本書は、構想から足掛け十余年をかけ、池内紀がその一族の素顔に迫ったものであり、ドイツはじめ現地取材を重ねてきた成果のひとつである。世界の歴史を動かし歴史に翻弄されてきたロスチャイルド家は、なぜ500年もの間、絶えることのない繁栄を続けてきたのか。 従来のイメージと異なり、富の稼ぎ方ではなく、社会資本や文化芸術への影の大スポンサーとしての貢献やネットワークによる“富の使い方”こそが、一族を繁栄させ王国を築いてきた秘訣だということが徐々に明らかにされていく。
  • 余命10年 多発性骨髄腫になって、やめたこと・始めたこと。
    4.3
    がん、余命10年、岸博幸が悟った、人生でやるべきこと、やめるべきこと。 ゲーテwebで1200万PVを獲得した独白記事を大幅加筆して、書籍化。 同世代、子を持つ親、若者、日本の未来に最期に言いたいこと。 元官僚の大学院教授・岸博幸が、人生の締め切りがわかったことで気づいた、 残りの人生を“ハッピー”に生きるための究極の思考法。 仕事、たばこ、過保護だった子育て、白髪染め、マルチタスク、酒、変化に動じること……、 すぐにやめるべきこと、すぐに始めるべきこととは。 <目次> はじめに 2023年1月20日、がんを告知された 1章 癌になってようやく悟ったこと 2章 余命宣告された人・定年を迎える人へ 3章 未来を担う、若い世代へ 4章 人生を”ハッピー”に”エンジョイ”するための5つのヒント 5章 子を持つ親へ 6章 日本の未来へ、5つの提言
  • ハッとする言葉の紡ぎ方 コピーライターが教える31の理論
    3.6
    言葉を紡ぐと、道は開ける  メール、LINE、企画書、会議、プレゼン……、 私たちは日々、言葉を紡いで生きている。 しかし、自分の思いをうまく言語化できずに、 もどかしさを感じている人も多いのではないだろうか。 本書は、コピーライターとして数々の賞を受賞し、 現在はオランダを拠点にクリエイティブ活動を行なっている著者が、 言葉を紡ぐ楽しさを解説するもの。 「言葉を紡ぐことは思考を紡ぎ、行動を紡ぎ、習慣を紡ぎ、 人格を紡ぎ、運命を紡ぐ」と著者は言う。 著者の経験や古今東西の名コピーとともに解説する31の理論を読めば、 運命を切り開くあなただけの言葉が見つかるだろう。
  • ビッグデータベースボール
    4.0
    弱小球団を変革したのは「数学」だった――ビッグデータから選手の真の価値を導き出し、視覚的に提示し現場で活用することで、21年ぶりのプレーオフ進出を成し遂げた、ピッツバーグ・パイレーツ奇跡の実話。
  • 5億円横領された社長のぶっちゃけ話
    NEW
    -
    ワイドショーを騒がせた“あの事件"の真相 なぜ、「ミッキーハウス事件」の被害者は逮捕されたのか? 「裸一貫でのし上がった男の、挫折から学んだ“生き様"が伝わってくる」 鈴木宗男氏、推薦! 栄緑は、私からカネだけではなく 取材や裁判にかかる時間、そして社会的信用も奪い、 今もヘラヘラ笑いながら規則のゆるいPFI刑務所で過ごしている。 経理という仕事を軽んじたせいで横領のきっかけをつくってしまったことは 私の不徳のいたすところであるが、これらをすべて公表することで 中小企業の経営者など多くの方の参考にしていただきたいと思う。(「おわりに」より) 「主文。被告人を懲役四年六月に処する」 裁判官がこう言い渡すと、「あの女」は髪に手をやり、ペロリと舌を出した。 「ヘヘッ、やってもた……」そんな声が聞こえてきそうだった。 傍聴していた私はあきれ果て、怒る気力もなかった。 「あの女」は、複数の愛人たちのために四千五百万円をかけて家まで建てている。 最も話題になった「ミッキーハウス」である。 ミッキーマウスで埋めつくされた四千五百万円ほどのその家は、 「ミッキーハウス」としてメディアで「キモい」などと叩かれたことから、 この横領事件は「ミッキーハウス事件」として知られるようになった。 私の事件を「反面教師」に、再発防止の一助にしていただければ幸いである。(「はじめに」より) 20年近くにわたって、高級ブランド品の爆買い、鮨やステーキの爆食、自宅のリフォーム工事に会社のカネを使い込み、挙げ句の果てには愛人との逢瀬のためにミッキーマウスで埋めつくされた「ミッキーハウス」を4500万円かけて建設した栄緑。その総額は5億円以上に及ぶ。裸一貫でのし上がった立志伝中の経営者は、なぜ罠にはめられたのか。ワイドショーを騒がせた“あの事件"の真相、そして事件後の「脱税逮捕」の真相を、当時の社長が赤裸々に語る。 【目次】 第一章 発覚 第二章 起訴 第三章 裁判 第四章 奈落 第五章 逮捕 第六章 教訓

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  • 極道ぶっちゃけ話 「三つの山口組」と私
    5.0
    「ビートたけしのTVタックル」出演で注目! 元山口組系組長、現NPO法人代表が語る、テレビでは絶対に言えない「あの事件」の真相。 暴力団関係のニュース番組に必ず登場し、話題を集めている元暴力団組長の竹垣氏。四代目山口組組長・竹中正久のボディガード的立場など、さまざまな壮絶な体験を経て、NPO法人「五仁會」代表として元暴力団組員の社会復帰を支援する活動を行うなかで見た、2016年の「山口組分裂騒動」の真相と、暴力団組織の崩壊から見えてくる日本社会の変化とは。 「これぞ本物の侠(オトコ)。わし以上の“突破者”の声を聞け!」(宮崎学) 解説:山平重樹 「あんたが、ヤクザ社会を批判するのは義理が悪いで」―― 渡世から足を洗い、五仁會を立ち上げて活動している私をこう心配してくれる恩人もいます。 しかし、私は誰から何を言われようと、決めたことは貫こうと思っています。 四代目山口組・竹中正久、中野太郎、古川雅章といった親分から 多くのことを学び、親分たちの教えを実践してきたつもりです。(「おわりに」より)
  • サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー ―闘う狼たちの記録
    3.0
    前に進むしかなかった、闘い続けるしかなかった――。世界最高峰のラグビーリーグ、スーパーラグビーに挑んだサンウルブズの選手、スタッフたちを追ったスポーツドキュメンタリー。チームの結成から2018年シーズンを迎えるまでの軌跡、さらに2019年ラグビーワールドカップへの道筋までをレポート。
  • 山岳気象予報士で恩返し
    4.0
    頼れる山岳気象予報は、どのようにして生まれてくるのか? 山の天気のスペシャリストが、初の書き下ろし! 天と山と人が織りなす気象のナルホド! (※本書は2013/10/23に株式会社 三五館より発売された書籍を電子化したものです)
  • 田中角栄と越山会の女王
    -
    「越山会の女王」として、ロッキード事件後も田中角栄元総理の金庫番として、さらに6名の総理を輩出する自由民主党最大派閥「田中派」の中枢を陰に日向に支えた佐藤昭は、まさに昭和を代表する“ゴッドマザー”であり、「田中角栄の運命の女」であった。 新潟県柏崎出身の昭は、身内がみな病死し天涯孤独の身となる。同郷出身の若き代議士・田中角栄と出逢うことで、巨像蠢く永田町において、のちに田中総理の片腕となる「女王」として君臨するまでの物語は昭和の政治裏面史であり、田中角栄という戦後日本を体現した男の、強烈な情愛に敢然と応えた女王の喜びと悲しみのラブストーリーである。 角栄没後も梶山静六、橋本龍太郎、小沢一郎ら平成期の政治の表舞台に立つ主要政治家から「ママ」と呼ばれ政界に影響力を持ち続けた「影のファーストレディー」。昭和を代表する男と女の生涯は、吹雪が突き刺す冬の日本海と雪水が溶けだし豊穣な新潟の米を生む土壌との二重奏であり、動的・静的「情念と絶対権力」の息づかいが今にも甦る。 知られざる「田中角栄の秘中の女」の般若像を関係者の生の証言、総力取材から描く巨艦ノンフィクション!
  • 突撃!~新宿109 詐欺・悪徳マルチ撲滅活動日記~
    -
    令和のダークヒーロー、見参! いま詐欺師から「宇宙で一番嫌われている男」! YouTubeチャンネル登録者数、約80万人、 「新宿109」KENZO、初の著書! これ詐欺だから! 絶対やるなよ!――その叫び声とともに悪徳マルチ商法のセミナーをぶち壊す……いま詐欺師がもっとも恐れているのが、大人気YouTuber「新宿109」のKENZOである。 悪徳マルチ集団「マーケットピーク」への突撃動画など、数々の大バズリ動画を生み出してきたKENZOは、なぜ詐欺師を追うのか? 児童養護施設で育った幼少期、マルチにハマった過去、YouTubeとの出会い、死を覚悟した拉致・監禁事件、そして悪徳マルチ組織との闘い……。 「肉を切らせて骨を断つ」の精神で詐欺撲滅のために巨大な詐欺集団に闘いを挑む令和のダークヒーロー「新宿109」KENZO、初の著書!
  • 羽仁もと子著作集 第1巻 人間編
    -
    羽仁もと子著作集 第1巻 人生を深く生きるために、まず人間そのものを知ろうと文豪の描く名作中の人物の生き方を探る。

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  • 陛下、今日は何を話しましょう
    4.0
    私がこの本を書きたいと思ったのは、オーストラリアから学習院高等科初の留学生として日本にやって来て、幸運にも皇太子殿下(当時)という、誰でも機会があることのないお人とご親交を持ったこと、そして、皇室の方々とお知り合いになれたことにあります。ついに陛下がご即位されるにあたり、長年親しくさせて頂いてきた中で見た陛下や皇室の方々の素顔や優しさについて、外国人の目を通して日本の皆さまにお伝えしたいのです。(「はじめに」より)
  • 三淵嘉子の生涯
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容】 2024年春スタート、朝の連続テレビ小説の主人公のモデルとなった、三淵嘉子の生涯をまとめた本。女性で初めて司法化試験に合格して弁護士となったり、日本初の女性裁判所長になったりと、法曹界において時代を切り開いてきた、女性の生涯を描く。 また、仕事だけでなく、結婚や出産、再婚など、プライベートな部分にも迫り、社会に広く貢献してきた三淵のパーソナルな部分も垣間見えるような一冊である。 第1章 嘉子誕生 — 賢く活発な少女 第2章 人とは違う学生時代 — 反対にもめげず、明治大学へ進学 第3章 法律家への第一歩 — 女性初の司法科試験合格 第4章 嘉子、結婚 — 幸せから一転、過酷な戦中生活へ 第5章 激動の戦後 — 夫、父母、弟の死を乗り越えて 第6章 母として、働く女性として — 法を司る裁判官の責任を自覚 第7章 地方転勤と再婚 — 名古屋での出会い、新しい家族との生活 第8章 初の女性裁判所長に — 法曹界内の女性差別に敢然と講義 第9章 退官、その後 — 幸せな老後と最期の別れ 【著者】 佐賀 千惠美(さが ちえみ) 1952年、熊本県で生まれる。1977年、司法試験に合格。1978年、東京大学法学部を卒業、司法修習生に。1980年、東京地方検察庁の検事に。1981年、同退官。1986年、弁護士登録(京都弁護士会)。1991年、早稲田経営出版より『華やぐ女たち 女性法曹のあけぼの』を出版。1996年、京都弁護士会の副会長に。2001年、京都府労働委員会の会長に。同年、佐賀千惠美法律事務所を開設。2023年、『三淵嘉子・中田正子・久米愛 日本初の女性法律家たち』(日本評論社)が発売に。 もっと少なく読む
  • 宮本武蔵は、なぜ強かったのか? 『五輪書』に隠された究極の奥義「水」
    4.0
    吉川英治も司馬遼太郎も到達できなかった、画期的な「宮本武蔵」論! 本人が残した『五輪書』を手がかりに、武蔵の構え方、身のこなし、実戦におけるセオリーを再構築する。武蔵はどのように太刀を、そして自らの身体を使っていたのか? 「身体を水に」「実戦の場では穏やかな表情で」「よい姿勢をとってはダメ」「巌流島は武蔵にとって"最悪の勝負"だった」など驚きのトピックが満載。本書を読めば武蔵の実像が見えてくる。
  • 山口組ぶっちゃけ話 私が出会った侠客たち
    NEW
    -
    「血が沸き立つ面白さ! 本物の侠(オトコ)たちが放つ浪曼の残照!」 ―作家・山平重樹氏推薦! 「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系) 「バイキング」(フジテレビ系) 「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(TBSテレビ系) 「ダラケ! お金を払ってでも見たいクイズ」(BSスカパー!) …など続々出演、話題沸騰! 古川雅章・恵一、許永中、竹中正、そして竹中正久―― 初めて明かされる侠客&アウトローたちの真実 竹中正久四代目をはじめ、竹中正相談役、平尾光(ひろし)、笹部静男、大西康雄、 宮前篤といった竹中組の面々、古川雅章初代や入江秀雄……。 それぞれの出会いから学ばせてもらったものが、いまの私につながっている。 やくざは侠客を目指すべきで、暴力団になるべきではない。 そのことを私は許永中から教わった。 「“ヤクザ"“侠"というのは自身の生き様、自身の信条というものであり、 決して看板や職業ではない」 この言葉は私の人生観を変えてしまうほど衝撃的であった。(「おわりに」より) 【目次】 序章 古川恵一銃殺事件の真相 第1章 古川雅章に殉じた侠(オトコ)たち 第2章 許永中からの九通の手紙 第3章 竹中組の五兄弟と私 第4章 山口組と竹中組三羽烏 第5章 山一抗争に命を張ったヒットマン 第6章 竹中正久四代目の死にざま

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  • ラストアイヌ 反骨のアイヌ歌人森竹竹市の肖像
    -
    アイヌ民族の復興を目指し、その怒りを文学に込めて闘い続けた歌人の叫び。 自らを“最後のアイヌ”と呼ぶ、誇り高き反骨のアイヌ歌人、森竹竹市。その鋭い眼差しの先には、つねに未来があった。激動の時代にアイヌを生きたその生涯を、彼の詩と、掛川源一郎氏の写真から紐解くノンフィクション。
  • ノイマン・ゲーデル・チューリング
    -
    今日のコンピュータの礎を築いたジョン・フォン・ノイマン、不完全性定理で数学・論理学の歴史を根底から変えたクルト・ゲーデル、思考する機械への道を拓いたアラン・チューリング。いずれも今日の科学と哲学に多大な影響をもたらした天才たちである。同時代に生きた彼らは、互いに触発され、時に議論し、相互に意識しながら実に多くの業績を残した。比類なき頭脳と個性をもった三人は、いかに関わり、何を考え、どう生きたか。それは今日の世界にいかなる意味を持つのか。彼ら自身の言葉からその思想の本質に迫る。
  • 最後の「愛してる」 山下弘子、5年間の愛の軌跡
    4.8
    僕らには最初から、 ハッピーエンドはなかった。 それでも、誰よりも幸せだったんだ。 19歳でガンを患い、余命宣告を受けた山下弘子さん(享年25)。 病に負けず、全力で“今”を生き抜く姿は日本中の人々に勇気を与えた。 彼女をいちばん近くで見守り、支え、ともに闘ってきた夫が 初めて明かす、意外な出会いから、永遠の別れのときまで――。 ひろと出会って、僕は初めて愛を知った。
  • 知ってはいけない 合本版
    5.0
    第二次大戦のあと、日本と同じくアメリカとの軍事同盟のもとで主権を失っていたドイツやイタリア、台湾、フィリピン、タイ、パキスタン、多くの中南米諸国、そしていま、ついに韓国までもがそのくびきから脱し、正常な主権国家への道を歩み始めているにもかかわらず、日本の「戦後」だけがいつまでも続く理由とは? 10万部を突破したベストセラー『知ってはいけない』の著者が、「戦後日本の"最後の謎"」に挑む!※この電子書籍は、2017年8月に講談社現代新書として刊行されました『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』、2018年11月に講談社現代新書として刊行されました『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた 』を合本とし、電子書籍化したものです。この電子書籍とは別に『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』、『知ってはいけない2 日本の主権はこうして失われた』もそれぞれ電子書籍で配信中です。
  • ふたつの嘘 沖縄密約[1972-2010]
    4.2
    国家の密約と夫の不実。西山太吉氏妻の告白沖縄密約をめぐる情報公開訴訟判決で、ベストセラー『運命の人』のモデル・西山太吉の名誉は回復された。本書は沖縄をめぐる本格ノンフィクションである。
  • ホームレス農園
    4.2
    「ホームレスをファーマーに!」。路上生者やニートなど働く場所を求める人々と人手不足の農業を結びつけ、人と農の両方の再生を目指して走り続ける女性企業家の“きれいごとなし”の奮闘記!
  • 権力にゆがむ専門知 専門家はどう統制されてきたのか
    4.0
    新型コロナ対策をめぐる政治と専門家の関係が注目されている。専門知はいかなる思考と根拠のもとで政治に助言するのか? コロナ専門家会議をはじめ日本学術会議問題を契機に、占領期から現在までの特徴的な6ジャンルで考える。
  • 私という病
    4.3
    「どうして私は、女であることを、おおらかに正々堂々と楽しめないのか」――男に負けないよう必死で手に入れた「勝ち組」の称号が、恋愛マーケットでは惨めな「負け組」と見なされる。愛されたい、だけど見返してやりたい……相反した女の欲情を抱いた作家が叩いた扉は、新宿歌舞伎町・熟女ヘルス。過激な〈実体験主義〉に潜む、普遍的な「女」の苦しみに肉体ごと挑んだ、戦いと絶望の全記録!
  • マンガ大戦争 1945-1980
    値引きあり
    -
    マンガが熱かった時代を、圧倒的なデータで再現!――全創刊誌を解析、初公開の秘話で「あのマンガの裏話」も分かる! 1947年『新寶島』(酒井七馬・手塚治虫)刊行。 1959年「マガジン」「サンデー」同日創刊。 1962年『おそ松くん』(赤塚不二夫)に「シェー!」登場。 1965年『W3』(手塚治虫)、「マガジン」から「サンデー」に移籍。 1968年「ジャンプ」創刊号に『ハレンチ学園』(永井豪)掲載。 1977年「チャンピオン」部数200万部へ――。 ●内記稔夫氏(現代マンガ図書館館長)推薦! 「本書は、戦後の少年雑誌黎明期から青年ヤング誌の創刊が盛んになった80年代あたりまでの、いわゆるマンガ誌の興亡とライバル誌同士の熾烈な攻防戦を克明に暴いているあたりが面白く読める。特に創刊時や転換期の掲載作品を細かく分析し、既存のマンガ資料の間違いも正すなど正確を期している点や、マンガのメディア展開にも触れていて、マンガ研究の参考資料としても大いに役立つ教科書と言っても好い、幸森軍也氏の労作である」 【著者略歴】 幸森軍也(こうもりいくや) 作家、株式会社ダイナミックプロダクション出版企画部部長。 1961年兵庫県生まれ。関西大学商学部卒業。 1989年株式会社ダイナミックプロダクションに入社。1992年『げんまん』(野性時代/角川書店)で作家デビュー。数多くのコミック著作権関連訴訟の陣頭に立つ。現在、専修大学文学部で日本文化研究の講座を担当。 著書に『そして、またひとり…』『あなたの待つ場所』(角川書店)、『パソコンOL養成講座』(扶桑社)、『ゼウス』(徳間書店)、『日語読本試行版 好朋友』1~5(大連教育学院)ほか。 日本マンガ学会、著作権法学会会員。
  • 唐牛伝~敗者の戦後漂流~
    値引きあり
    3.0
    六〇年安保に火をつけた男の全生涯。 装甲車を乗り越えよ――。その男は国会前に群がった学生たちに咆哮すると、車の上から、警官隊にダイブした。全学連委員長・唐牛健太郎。六〇年安保はこの男の情念が火を付けた。 しかし、500万人の男を熱狂させた「政治の季節」は岸信介政権退陣とともに過ぎ去る。ともに闘った若者たちは社会に戻り、高度経済成長を享受した。 唐牛健太郎だけはヨットスクール経営、居酒屋店主、漁師と職を変え、日本中を漂流した。彼はなぜ、“何者か”になることを拒否したのか。ノンフィクション作家・佐野眞一が北は紋別、南は沖縄まで足を運んだ傑作評伝。 ※この作品は過去に単行本版として配信されていた同名タイトル の文庫版となります。
  • 上野アンダーグラウンド
    -
    横丁、路地裏、色街跡、昭和の怪しさを訪ね歩く。話題作『東京最後の異界 鶯谷』著者の最新作! アメ横、パチンコ村、キムチ横丁、宝石街とスラム街、男色の歴史、昭和テイストな謎の風俗ビル、不忍池にたたずむ闇の女たち――数奇な歴史と大地の高低差が生んだ、日本一カオスな街。人はなぜこの街に引き寄せられるのか。潜入取材で描く上野の裏側と不思議な魅力、そこに生きる男と女を活写する。
  • 冤罪 田中角栄とロッキード事件の真相
    3.8
    「キッシンジャーにやられた」 オヤジは言った。 そして 日本は「田中角栄」を失った。 逮捕から40年! 側近中の側近がはじめて明かす! 「田中軍団の青年将校」としてロッキード裁判に深くかかわり、 米国の敏腕弁護士招致のため、 また、フォード元大統領やロッキード社のコーチャン、クラッターを追って、 アメリカをも走り回った著者。 アメリカの真意、事件の真相、間近で見た角栄という人物。 自らも「郵便不正事件」で特捜部による「冤罪」を 目の当たりにした著者が、あの事件の司法、 マスコミに改めて問う角栄の無実。 【主な内容】 はじめに――あれから四十年 第一章 オヤジの側近として事件の渦中に 第二章 ロッキード裁判は間違っていた 第三章 真相を求め米国へ 第四章 米国の「陰謀」――その構図 第五章 何がオヤジを「闇将軍」にしたか 第六章 苦悩のゴルフとオールドパー 第七章 オヤジが枕元に置いた小冊子 33年前、「オヤジ」が枕元から離さなかった 著者作成の「極秘資料」全文を初公開! 《冤罪事件には、共通する構造があります。……私が故なく巻き込まれた郵便不正事件を改めて考えた時、それがロッキード事件の捜査と裁判に酷似していることに、私は気がついたのです。事件の底流には何者かによる政治的意図が働いている。……一貫して無罪を主張した田中角栄と、やはり無実の訴えを貫いた村木厚子。裁判の結果は全く逆になりましたが、私には二つの事件がダブって見えるのです。》(「はじめに」より)
  • ステージIVbからの脱出 膵臓がん・私の雑記帳
    -
    現代の医学で「がん」は、けっして不治の病ではない。しかし「膵臓がん」は別格で、「がんの王様」などと言われたりする。見つかりにくいのが最大の難点で、その対策は確立されておらず、対抗するには「早期発見」と「適切な治療」しかないと考える。私の経験を記すことで皆さんが、やがて襲ってくる「がんの脅威」に身構えてくれることを願う。
  • べしゃる漫画家
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』『べしゃり暮らし』の人気漫画家が「漫画」と「笑い」をしゃべりつくす! 累計発行部数7,500万部超のベストセラー漫画家である森田まさのり氏が初めて自身について語る。<約100の図版も掲載! 自身の「人生」と「漫画」に関して語りつくした35,000字インタビュー><「M-1グランプリ2018」に挑む著者を写真家・タカハシアキラ氏が密着撮影したドキュメント><神と崇める伊集院光氏との豪華対談><漫画家として影響を受けた『1・2の三四郎』の小林まこと氏のインタビュー><注目のお笑いコンビ3組(見取り図、コウテイ、金属バット)のインタビュー>など、漫画ファン、お笑いファン両方にとって読み応えのある企画が盛りだくさん。人気漫画家でありながら、昨年の「M-1グランプリ2018」の準々決勝に進出し、すべての予選を通して最も上位に進出したアマチュアコンビに贈られる「ベストアマチュア賞」の受賞を果たした著者だからこその「漫画」と「笑い」への愛が溢れる1冊。
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ
    4.0
    「生きることって結局は楽しいんだよ」 音楽と娘と自分の人生を真摯に愛する規格外な母リョウコの まるで朝ドラのような人生! ****** 「リョウコ」とは、漫画家・ヤマザキマリの今年で86歳になる「規格外」な母親のこと。 昭和35年、リョウコが27歳の時、勝手に仕事を辞め、新設された札幌交響楽団で 音楽をやるため、半ば勘当状態で家を飛び出した。 新天地・北海道で理解者となる男性と出会い結婚するものの早逝され、 シングルマザーとしてふたりの幼い娘を抱えることとなる。 戦後、まだまだ女性が仕事を持つのが難しかった時代。 ヴィオラの演奏家という職業を選び、家族を守るために、大好きな音楽を演奏するために、 リョウコが選んだ道は平坦ではなかった。鼻息粗く自分の選んだ道を邁進し、 ボーダレスな家庭の中で子供を育てあげた破天荒・母リョウコの人生を、娘マリが語る。 見本となるような「いい母親」ではなかったけれど、 音楽と家族を愛し、自分の人生を全うする、ぶれないリョウコから 娘マリが学んだ、人生において大切なこととは? 昭和を駆け抜けたリョウコの波瀾万丈な人生!
  • 日本エロ本全史
    -
    学校やTVが教えてくれない大切なことは大体エロ本から教わった。石野卓球とうとうエロ本の歴史は終わってしまった。僕たちの体と心を作ってくれたその素晴らしき世界に愛を込めて、1946年から2018年までの創刊号で見る日本エロ本全史。こうして集めてきたエロ雑誌創刊号コレクションから、エポックメイキングな存在となった雑誌100冊をまとめて紹介させてもらうことになった。それは当然、70年以上に渡る戦後エロ雑誌の歴史を追いかける旅となる。2010年代に入って、エロ雑誌は壊滅的な状況を迎えた。今はもうその命は風前の灯火、というよりも、もう寿命を迎えてしまったという気がする。戦後から21世紀にかけてのエロ本の通史をまとめるという試みは、おそらくこれが初めてということになるだろう。本書は、自分という存在を育んでくれたエロ本文化へのラブレターでもあり、追悼の辞でもあるのだ。(「はじめに」より)・創刊号100冊をオールカラーで紹介・現在、入手困難な雑誌多数収録・対談 都築響一×安田理央「雑誌の魅力は『出会い頭の事故』だ」収録
  • 暗号解読(上下)合本版(新潮文庫)
    -
    文字を入れ換える。表を使う。古代ギリシャの昔から、人は秘密を守るため暗号を考案してはそれを破ってきた。密書を解読され処刑された女王。莫大な宝をいまも守る謎の暗号文。鉄仮面の正体を記した文書の解読秘話……。カエサル暗号から未来の量子暗号に到る暗号の進化史を、『フェルマーの最終定理』の著者が豊富なエピソードとともに描き出す。知的興奮に満ちた、天才たちのドラマ! ※当電子版は新潮文庫版『暗号解読』上下巻をまとめた合本版です。
  • 32歳。いきなり介護がやってきた。
    4.5
    親の介護は、遅かれ早かれ、いつか、突然やってくる。著者にとって、それは30代のときだった。 父が若年性認知症となり、同時期に母が末期がんを宣告され、突如として介護キーパーソンに!! 本書は、そんなダブルケアの日常をほのぼのとコミカルに描いたイラストエッセイ。 幻冬舎×テレビ東京×noteコミックエッセイ大賞にて準グランプリを受賞したブログに、新たに描き下ろしマンガを加え、書籍化。
  • 実録 レイプ裁判 法廷で暴かれた犯行現場
    3.5
    週刊大衆で15年にも及び掲載されているロングラン連載「実録 レイプ裁判」の初単行本化。本連載は、著者が各地の裁判所で傍聴を行い、関係各所に取材してまとめた性犯罪ドキュメントである。連載回数700本以上の中から、30話を厳選した。テレビや新聞の多くは性犯罪事件を「暴行事件」の一語で報じ、その実態を忌避しがちだが、本書はその実態に光を当てた。決して知ることができない性犯罪者たちの動機から、凶悪な手口、犯行の模様までを描いたクライムノンフィクション。

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  • 釣って 食べて 調べる 深海魚
    -
    深海魚は脂がのっておいしいものが多いことを知っていますか。有名なのはキンメダイやノドグロ、アンコウ。ツノザメの仲間やクロシビカマスなどもおいしい魚です。深海魚の味がよいのには理由があります。味や色や形に、深海魚ならではの生き方があらわれているのです。釣って食べることで、そんな深海魚の秘密がわかってきます。そして、深海は未知なことばかりです。釣って調べると、なんと新種の深海魚が発見されることも!?

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  • 起業家
    3.9
    二〇〇〇年ネットバブル崩壊後、会社買収の危機だけでなく、業界の低迷で社内外から批判を浴びた日々。再びのネットバブルで親友・堀江氏に抱いた嫉妬心。そして発生したライブドア事件。株価大暴落の中、進退をかけて挑んだ新事業の行方は? 起業家の重圧と孤独、仕事の手腕と熱意すべてを赤裸々に綴り、働く意欲を掻き立てるノンフィクション。
  • 宮脇俊三の紀行文学を読む
    5.0
    内田百閒、阿川弘之につらなる鉄道紀行の第一人者・宮脇俊三の世界が今よみがえる! 宮脇の深い教養に裏打ちされた、「写真のいらない」紀行文学。国鉄がJRとなり、寝台特急がほとんど廃止され、北海道や九州からローカル線がほぼ消えるなど、宮脇が書いた鉄道風景はずいぶん変わってしまった。その点からも、懐かしさとともに、発見の多い内容となるだろう。今はなき鉄路の地図、多数収載。 第1章 『時刻表2万キロ』――国内紀行① 第2章 『最長片道切符の旅』――国内紀行② 第3章 『終着駅へ行ってきます』――国内紀行③ 第4章 『時刻表おくのほそ道』――国内紀行④ 第5章 『失われた鉄道を求めて』――国内紀行⑤ 第6章 『台湾鉄路千公里』――海外紀行① 第7章 『インド鉄道紀行』――海外紀行② 第8章 『殺意の風景』――小説 第9章 『古代史紀行』『平安・鎌倉史紀行』『室町・戦国史紀行』    ――歴史① 第10章 『時刻表昭和史』――歴史② 宮脇俊三(1926~2003年) デビュー作『時刻表2万キロ』で第5回日本ノンフィクション賞受賞。短篇集『殺意の風景』は泉鏡花賞を受賞し、直木賞候補にも挙げられた。1999年には菊池寛賞受賞。
  • 組織不正はいつも正しい~ソーシャル・アバランチを防ぐには~
    4.0
    組織不正は、いつでも、どこでも、どの組織でも、誰にでも起こりうる。なぜなら、組織不正とは、その組織においていつも「正しい」という判断において行われるものだからだ。組織不正を行わない方が得策と言えるにもかかわらず、組織不正に手を染めてしまう企業が少なくないのはなぜか。燃費不正、不正会計、品質不正、軍事転用不正の例を中心に、気鋭の経営学者が組織をめぐる「正しさ」に着目し、最新の研究成果を踏まえて考察。
  • 岡田タイガース最強の秘密
    5.0
    2023年11月5日、38年ぶりに2度目の日本一に輝いた阪神タイガース。 65歳での日本一監督としては歴代1位タイの記録である。 9月14日の128試合目でのVも球団史上最速で記録づくめのシーズンだった。 前回2005年の優勝も岡田彰布監督の下だが、岡田タイガースはなぜこんなにも強いのか。 「勝つための采配」の要諦とは何か。 本書は岡田監督をよく知る虎のレジェンドOBや元トラ番記者が岡田采配を徹底分析。 また連覇を達成し、タイガースの黄金時代を築くのに必要な条件についてもさまざまな角度から提示する。
  • いずみさん、とっておいてはどうですか
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある姉妹が昭和30年代に過ごした時空間を丁寧にとっておかれた手作りの人形や絵日記などからたどり、高野文子が物語に再構成する
  • 新型コロナワクチン 影の輪郭 誰も報じなかった3年の記録
    NEW
    -
    「出どころのはっきりしているデータと、私の取材を交えて真摯にお伝えする大石解説です」 で始まる、名古屋CBCテレビの「チャント!」内の大石解説コーナーは、「新型コロナに対するワクチン接種を起因とした死亡事例、重篤な後遺症事例の存在」という事実から唯一逃げずに向き合い、日本の地上波テレビ局で、正確な事実を報道してきた番組だ。 その番組制作に当たっての取材ノートや番組に収録しきれなかった真実の記録を書き留めたものが本書である。 ベストセラーとなった前著『新型コロナワクチンの光と影』に続く待望の第2弾だ。 2022年に、世界でも先行していたイスラエルを始め、ほぼすべての国で新型コロナワクチン接種は行われなくなった。mRNAワクチンの危険性を理解した各国政府が、ワクチン接種を実質的に止めたからだ。 しかし、この間、世界で最も頻回に国民に接種を受けさせた来たのがわが国で、全国民のおよそ8割以上が最大7回以上の頻回接種をしてきた。 その結果、日本は世界最多の接種回数、感染者数、死亡者数を示すに至った。完全なる一人負けである。 その間、日本社会は経済活動の停滞だけでなく、深い分断に見舞われた。 友人はおろか、家族とも会えない日々の日常化。帰郷が許されず、親の死に目にも会えない残酷。 東京オリンピックは無観客となり。感染拡大のたびに繰り返し政府から出された緊急事態宣言。非論理的な飲食店の夜間営業禁止。さらに、国家の年度予算に匹敵する規模の、あまりにも巨額なコロナ対策の使途不明金。 こうした矛盾が、全てワクチン接種による突然死の激増や重篤な後遺症の発生という、抗いがたい事実とともに現れた。 2021年のワクチン接種開始以降の超過死亡者数の激増は、公表されているコロナによる死者数を加算しても、とうてい説明できないものである。明らかに、ワクチン接種に比例して日本人の死者数は戦争を除いて過去に例がないほど激増している。それは、厚労省自らが発表している人口動態統計を見れば誰の目にも明らかだが、政府もマスコミも、その事実を報じることはない。 こうした状況の中、SNS上でのみ盛んに語られていた「ワクチン接種後の急死や後遺症」について、「大石解説!」は唯一、勇気をもって取材・報道を続け、地上波放送で事実を伝えてきた。 取材対象は、後遺症に悩む患者や、突然家族の命を奪われて心に深い傷を負った人々など多岐にわたる。いずれも真実の記録だ。 医療現場や医師たちが直面してきた「ワクチン禍」は、それぞれ個別事例としてしか理解されてこなかったが、生活者としての視点、一人の日本人としての視点で、この膨大な事例を取材し、記録し、それぞれの当事者の傷ついた内面や痛憤を歴史に留め続けてきたのは、唯一、この「大石解説!」だけだった。 視点は、国民を守らない行政、利害関係によって真実を語らない専門家たちへの怒りと告発に強く向かっている。 ワクチン被害者の会による集団訴訟が開始されたのもその一端だ。明確に流れは変わった。そして、その大きな契機を作ったのが「大石解説!」だったと言えよう。 現実からスタートし、本当の救済へ向かうための唯一の足掛かりが、ここに深く記されている。 著者の大石 邦彦(おおいし・くにひこ)は、CBCテレビ(本社・名古屋市)アナウンサー、専任部長。1970年山形県生まれ。慶応義塾大学を卒業後、1994年に入社。新型コロナウイルス関連の取材過程でワクチン接種後の後遺症に悩む人々や、接種後の死亡事例に直面し、全国の地上波放送局として初めて、自らがアンカーマンを務める番組「チャント!」内で、長期にわたり取材・報道を行ってきた。番組は高い評価を受け、 ・「第60回ギャラクシー賞 報道活動部門 選奨」 ・「地方の時代」映像祭2023 優秀賞 ドキュメンタリー「評価不能 新型コロナワクチンの光と影」 ・第23回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」公共奉仕部門 奨励賞 などを受賞。地上波放送だけでなくYouTubeなど動画配信も大きな反響を呼び、全国でワクチン問題に関心のある 人たちからも大きな注目を集めている。
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア
    4.3
    台所から戦場まで! 世界一危険なエリアの正体見たり!! アフリカ、ソマリ社会に夢中になった著者を待ち受けていたのは、手料理とロケット弾だった……。『謎の独立国家ソマリランド』の著者が贈る、前人未踏の片想い暴走ノンフィクション。講談社ノンフィクション賞受賞第一作。“世界最大の秘境民族”、ソマリ人の核心部へDIVE! 電子版には紙書籍未収録のカラー写真を追加収録!!
  • 東芝はなぜ原発で失敗したのか
    3.0
    副島隆彦氏 激賞! アメリカに東芝は食いつぶされた。 真犯人はGEだ!! 国内原発メーカーの現役技術者が、 日本を代表する名門企業の存続を揺るがすまでに広がった 東芝―ウェスティングハウス事件の真相を告発する。 第1章 東芝が原発事業で失敗した本当の理由 第2章 ハゲタカたちの饗宴とその終結 第3章 今後の世界「原発」事業の行方 第4章 歪められた原子力の導入 ― 原子力反対派よ、一度でよい、菊池正士に詫びよ ― 第5章 日本初の原発はテロの標的とされた ― 原子力反対派に正義などない ― 第6章 原発止めれば日本は滅ぶ おわりに 「破滅へと宿命づけられた東芝と日本の原子力開発」
  • 防災アプリ 特務機関NERV
    4.5
    利用者180万人、「NHKよりも早く正確」と評判の防災アプリ&ツイッターアカウント「特務機関NERV」開発秘話が明らかに。
  • 石橋湛山の65日
    値引きあり
    3.8
    石橋湛山は首相としての在任期間がわずか65日である。近代日本史の上では最短に近い。しかし私は、「最短の在任、最大の業績」と思っている。これに対峙するのは「最長の在任、最小の事績」という言い方をしている。 石橋はわずかの期間だったが、言論人の時の自らの信念が政治の年賦に刻まれていると思えば、宰相の意味も変わってくるし、その重みも他の総理とは異なっている。最長の首相がさしたる事績が残さなかったとするならば、そこに比較しても首相の格の違いが浮き彫りになるだけではないだろうか。 石橋はその短い在任期間に、首相というのは日頃から思想や哲学を明確にしておくことの重要性を教えた。首相が何を目指し、どのような方向に、この国を率いていくのか、そのことを国民は知りたい。それは首相を目指す政治家が日頃から信念を発信する姿勢を持たなければならないように思う。石橋を真似せよ、と強調しておきたいのである。 ──〈おわりに〉より 太平洋戦争の終戦から10年余の時を経た昭和31年、国内政治の民主化と自主外交を旗印にした石橋湛山政権が誕生した。だが、わずか65日の短命で終わる――。そして、日本は自主性なき外交の道を歩み出した。戦前・戦中から一貫して小日本主義、反ファシズムを唱え続けた反骨の言論人が、戦後、政治家の道を歩み、首相の座を降りるまでの激動の保守政治の史実を克明に描き、短命に終わった“まぼろしの政権”が日本人に投げかけた謎に迫るノンフィクション。新型コロナウイルスの未曾有の危機が立ち去った後、日本の前途は洋々たりと歩むために立ち返るべき、もう一つの戦後史!
  • 竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像
    4.3
    日本でもっとも危険な男の物語。 この国を“超格差社会”に変えてしまった中心人物はこの男だった! 「改革」の名のもと、法律を駆使しながら、社会を次々と大胆に改造してしまう。まるで政商のように利にさとく、革新官僚のごとく政治家を操る経済学者――。「フェイク(偽物)の時代」に先駆けた“革命家”の等身大の姿とは。 経済学者、国会議員、企業経営者の顔を巧みに使い分け、「日本の構造改革」を20年にわたり推し進めてきた“剛腕”竹中平蔵。猛烈な野心と虚実相半ばする人生を、徹底した取材で描き切る、大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞ダブル受賞の傑作評伝。 はじめに 「改革」のメンター 1章    和歌山から東京へ 2章    不意の転機 3章    アメリカに学ぶ 4章    仮面の野望 5章    アメリカの友人 6章    スケープゴート 7章   郵政民営化 8章   インサイド・ジョブ おわりに ホモ・エコノミカスたちの革命
  • 西洋哲学史
    3.8
    哲学の勉強に、なぜ西洋哲学史全般の知識が必要なのでしょうか。哲学も学問である以上、勉強の仕方というものがあり、少なくとも哲学で使う概念がどのようなものかを、哲学者たちに教わる必要があります。本書は、一冊で完結する西洋哲学通史として、重要な哲学者の、それも必要不可欠と思われる考えに絞り、古代・中世・近世・近代・現代の区分に従って問題の展開が論理的に理解できるよう書かれています。(著書「まえがき」より)
  • AIを生んだ100のSF
    -
    『2001年宇宙の旅』、『ブレードランナー』、『攻殻機動隊』――AI研究者にインタビューを重ね、SFがもたらした影響を探った『S-Fマガジン』の連載企画「SFの射程距離」。生成AIが飛躍的な進化を遂げたいま、松尾豊×安野貴博の対談など数篇を追加収録して書籍化。
  • 超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
    4.1
    よく当たる占い師、奇跡の導師、スプーン曲げ、予知夢、前世……摩訶不思議な現象に惹かれる人は後を絶ちません。しかし、人間心理にひそむ陥穽を研究してきたワイズマン博士は、これら超常現象がすべてインチキであることを実験で鮮やかに示してみせます。怪しげなオカルトが看破される痛快な1冊。
  • 毎日を好きなことだけで埋めていく
    3.9
    いまが、楽しくなかったら、ちょっと試してみてほしい。自分の心に問いかけてみることを。「どうして、誰かに強制されたわけじゃないのに、楽しくないことに毎日の時間を使っているんだろう」って――。『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』他、ベストセラー著者が満を持して贈る“人生を好きなことだらけにしていく極意"!
  • 量子革命―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突―(新潮文庫)
    4.6
    1900年、放射線の不可思議な現象を説明するため、M・プランクは「量子」という概念を考案した。その後、天才たちはこれを武器にニュートン力学を覆して、新しい世界像を提示し続ける。量子力学の解釈をめぐるアインシュタインとボーアの論争を軸に、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーなどの人間ドラマも交え、物理学百年の流れを追った白熱の科学ノンフィクション。(解説・竹内薫)
  • 親ガチャの哲学(新潮新書)
    4.3
    もっと裕福な家庭に、魅力的な容姿に生まれたかった、いっそのこと生まれてこないほうがよかった……近年、若者の間で瞬く間に広がった「親ガチャ」という言葉。人は生まれてくる時代も場所も、家庭環境も選ぶことはできない。そうした出生の偶然性に始まる人生を、私たちはどう引き受けるのか。運命論と自己責任論とが交錯するなか、人気漫画からハイデガーやアーレントまで、社会と哲学の両面から読み解く。
  • コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―
    3.8
    これが「脱北」だ! 豆満江を渡って平然と南北を行き来する、飢えた子供たち。ハンディカム片手に北へ潜入する不思議な男――「母国」北朝鮮から指名手配を受けながらも取材活動を続ける在日ジャーナリストが、「脱北の町」で見た真実とは? どこか緩くて滑稽な、それでいてリアルで哀しい、初めて登場した等身大の北朝鮮・脱北ルポ!

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  • 見落とされた癌
    4.0
    初期症状を医師に訴えながらも、ずっと放っておかれた膀胱癌。そして、「余命1年」宣告。それでも諦めず、セカンドオピニオン、サードオピニオン、フォースオピニオンと受け続けた。医者は絶対ではない。医者に遠慮してはいけない。自分のたったひとつしかない命なのだから――。死んでもいいから世界チャンピオンになりたいと願った現役時代。死ぬのは怖いと癌とひたすら闘った現在。元ミドル級世界チャンピオン・竹原慎二が起こした、もう一つの奇跡の物語。
  • 暗殺までの15328日 五代目山口組 宅見勝若頭の生涯
    4.0
    武闘派ヤクザとは一線を画す経済ヤクザの象徴として、今もなおカリスマとして語り継がれている宅見勝。 小柄で華奢な体格、気弱な少年時代に遭ったイジメ、有名進学校への入学など、 およそヤクザ社会とは無縁の堅気生活を送っていた男が、いかにして日本最大のヤクザ組織である山口組ナンバー2の地位にまで昇りつめたのか? 巨大抗争、内部争い、経済界への進出など、その波瀾万丈な極道人生を時代を読む先見の明と天才的なシノギの閃き、知略家としての人身掌握術で裏社会を席巻していった。 極道に人生を捧げ、暗殺という衝撃事件で人生の結末を迎えることになった激動の生涯が明らかになる!!

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  • 殺しの軍団 柳川組 山口組全国制覇の先兵たち
    5.0
    全国各地で過激抗争を繰り広げ、その猛攻撃から「殺しの軍団」と他団体から恐れられた柳川組。 全盛期には山口組の直参組織でありながら、その組織の強大さゆえに警察から「広域10大暴力団」に指定されたほどであった。 初代柳川組・柳川次郎組長の幼少期から愚連隊時代の数々の伝説、後の二代目組長となる谷川康太郎との出会い、 日本全国の極道世界に衝撃をもたらす「8人対200人」の死闘、 山口組田岡三代目の野望である全国制覇の先兵役として進攻した全国各地での激しき抗争など、 日本極道史上、群を抜いて「喧嘩・抗争」に強く、最も凶悪にして凶暴だった柳川組の真実に迫る!!

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  • 起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡
    4.3
    堀江貴文、藤田晋ら“ヒルズ族の兄貴分”と呼ばれた男。 ネットベンチャーが続々花開いた時代に、USENの宇野康秀社長は、フジテレビからホリエモンのライブドア株を購入したり、プロ野球の新規参入問題などで、メディアの脚光を浴びました。2001年には、平井堅、米倉涼子らとともにベストドレッサー賞も受賞しています。 しかし華やかに見えるその半生は、挫折と試練の連続でした。 父親の元忠は大阪ミナミで有線放送の会社を興し、裸一貫、全国を制覇した立志伝中の人物です。ところが無断で電柱に有線のケーブルを引いたり、ライバル会社のケーブルを切ったりという悪どいやり方は、息子である康秀に巨大な負債となってのしかかります。 やっとのことで有線放送の会社をブロードバンド事業へと導いた宇野の手腕。しかしこれからという時に、リーマンショックによって経営は暗転し、融資を受けた銀行団との壮絶なバトルが始まるのでした。 起業家の資質とは何か、起業精神の本質はどこにあるのか。 壮大な事業に挑んだ宇野元忠、康秀父子の生き方を軸に、若き日の孫正義、三木谷浩史、藤田晋、村上世彰ら、錚々たるベンチャー創業者たちの興亡の歴史を鮮やかに描きます。
  • 命がけの証言
    4.6
    習近平によるウイグル人弾圧の実態をマンガで告発。ナチスに匹敵する野蛮行為を許すな。命がけの証言をするウイグル人の魂の訴え。楊海英氏との告発対談も収録。
  • カレーライスを一から作る
    4.4
    ★厚生労働省社会保障審議会推薦 「グレイトジャーニー」で知られる探検家、関野吉晴がおこなった、 武蔵野美術大学のゼミを追った映画「カレーライスを一から作る」を書籍化。 お米、野菜、スパイスを育て、塩を採り、器とスプーンも作り、 最後にヒナから育てた鳥を絞め、肉にする。 はたして、おいしいカレーはできたのか? 学生たちにどんな変化がおきるのか? チャレンジを追ったノンフィクションです。
  • 完全自白 愛の地獄
    -
    「あの男と私はやっと訣別できた」――八木茂・本庄保険金殺人事件。無期懲役の女囚が自筆で綴った事件の全貌! この手記が裁判の行方を決める! ● 私は斎藤さんにトリカブト入りお菓子と、トリカブトの葉っぱ煮出しコーヒーを毎日与えていたわけですが、その中で、斎藤さんが死にそうになるというハプニングが二回ありました。二回とも、トリカブトが原因で、私がトリカブトの根っこの量の加減を間違ったためでした。その一回目のハプニングのときのことですが、私は本当に斎藤さんが死んでしまうのかと思って、自分が殺人犯になってしまうと思って心底怖くなりました。私は、自分がとんでもない猛毒を使っていること、そしてそのときの八木のうろたえぶりや焦りの言葉から、トリカブトがちょっとの量でも間違ったら、簡単に人が死んでしまうほどの物凄い毒であることを実感したのです。八木のそのときのうろたえぶりは半端じゃなかったし、そんな八木の物凄い形相も見たことがなかった私は、本当にびっくりしてさらに固まってしまったのです。そのときに八木が、異常なくらいに焦ってうろたえていたのは、「どうすんだよ。今死なれちゃ困るんだ。まだ早い、これじゃ保険が下りない。トリカブトが出たらどうすんだよ、トリカブトが出たら困る、これで死なれたら困るんだ。俺の計画なんだから、ちゃんと俺の言うとおりにやれ!」と私に物凄く怒ったことで、わかりました。八木と私は、“びびっているところ”が違う、と感じました。そのときの斎藤さんは、水をかぶったように汗びっしょりで、唇がたらこのように腫れて紫色になって、唇の上下が左右にずれていて、まるで一〇〇メートルを全力疾走したかのようにハァハァして、息切れしていました。それでも、そのときは何とか助かって斎藤さんは死なずにすみました。――(本文より)
  • THE FOOL 愚者の魂
    4.0
    2006年にEXILE加入、いまやパフォーマーの司令塔的役割を果たすEXILE AKIRAだが、その過去が語られることはこれまでほぼなかった。本書では、サッカー選手という夢の挫折、ダンスへの目覚め、辛酸を味わった最初の上京、生死をさまよった事故、そしてEXILEメンバーと出会ってからの下積みの毎日……など、「何者でもなかった」苦節時代の焦燥や葛藤が、包み隠さず明かされる。また、「EXILE AKIRA」としての激動の12年についても、日本武道館での初ステージから、俳優業の開始、EXILE HIRO、MATSU、USA、MAKIDAIら偉大な先輩たちのパフォーマー勇退、覚悟とともに志願したEXILE THE SECONDへの加入、そして2018年のEXILE再始動……まで、その胸の内をあますことなく綴る。気鋭のポーランド人写真家、マチェイ・クーチャによる撮り下ろしフォトも30点以上収録。現在のAKIRAを形成したすべてがここに。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    4.0
    マッドサイエンティストの世界へ、ようこそ 性病、コレラ、放射線、毒ガス……。人類の危機を救った偉大な科学者たちは、己の身を犠牲にして、果敢すぎる人体実験に挑んでいた! 自身も科学者である著者は、自らの理論を信じて自分の肉体で危険な実験を行い、今日の安全な医療や便利な乗り物の礎を築いた科学者たちのエピソードを、ユーモアたっぷりに紹介します。 解剖学の祖である十八世紀の医師ジョン・ハンターは、淋病患者の膿を自分の性器に塗りつけて淋病と梅毒の感染経路を検証しました。十九世紀の医師ウィリアム・マレルは、ニトログリセリンを舐めて昏倒しそうになりますが、血管拡張剤に似た効果があると直感。自己投与を続けて、狭心症の治療薬として確立するもとになりました。二十世紀、ジャック・ホールデンは潜水方法を確立するために自ら加圧室で急激な加圧・減圧の実験を繰り返し、鼓膜は破れ、歯の詰め物が爆発したといいます。 その他にも放射能、麻酔薬、コレラ、ペストなどの危険性の解明に、自らの肉体で挑んだマッド・サイエンティストたちの奇想天外な物語が満載。その勇気と無茶さに抱腹絶倒するうち、彼らの真の科学精神に目を開かされる好著です。 解説・仲野徹
  • 見果てぬ花
    値引きあり
    3.0
    旅と食とユーモア満載の傑作紀行エッセイ! JAL機内誌『スカイワード』連載2017年~2020年分を収録。海外、国内での抱腹絶倒の出来事から身辺に起こる様々な出来事を絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。桜の季節の京都で遭遇した不思議な着物を着た人々を描く『見果てぬ花』、失踪していた老猫が帰るまでの顛末を描く『四日目の奇跡』 ビンテージカーになっても愛車に乗り続ける理由とは『めざせ!二十万キロ』など、全四十一編。 ※この作品は単行本版『見果てぬ花』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 「仮面」に魅せられた男たち
    値引きあり
    3.5
    「シン・仮面ライダー」に受け継がれた50年前の規格外の男たちの魂と夢。 正史では語られてこなかった仮面ライダー誕生の聖地「50年目の真実」――。 日本中の子供たちが熱狂したヒーロー誕生に秘められた執念と熱狂のドラマ! (本書の主なエピソード) 衝撃の千葉真一ビンタ事件/なぜ改造人間は消えたのか/ロケ隊驚愕の「アイドル御一行様」騒動/車椅子の子供が仮面ライダーショーを見て歩けるように/実演ショーの地方興行でヤクザと対決、決闘の連続/低予算ゆえに発案された「ライダーキック」/放映開始前日、藤岡弘の大怪我、一夜漬けのシナリオから生まれた「変身ポーズ」、そしてまたたく間に変身ブームが日本中を席巻していく……。 庵野秀明氏 「あんなにスピーディでかっこいいものはなかった。おカネがないことを逆手にとって」 「(東映生田スタジオの)魂は引き継ぎたいと思っています」 仮面ライダー誕生の地「東映生田スタジオ」とは…… 「アジト=秘密基地」 そこには実際に指を詰めたヤクザ、刺青を彫り込んだ元自衛官、前科者、使い込みがばれて逃亡中のノミ屋ら、ショッカーなみにふてぶてしいスタッフが寄り集まった。 孤高の越境者たちが「どん底」からつかんだ革命的成功。 昭和から令和にまたがるエンターテインメント・ヒストリー!
  • 日本語の焦点 日本語「標準形」の歴史 話し言葉・書き言葉・表記
    -
    「スタンダード」とは本来は標準語のことである。しかし、「標準語」というと、たいていは、明治以降の「標準語」を思い浮かべるだろう。現在、アナウンサーがしゃべっている言葉、東京山の手の言葉などと言われるあの言葉だ。ところが、本書では、江戸期以来、一貫して「話し言葉の標準形態」つまり「標準語」があったと考えている。これを、一般にイメージされる「標準語」と区別して「標準形(スタンダード)」と呼ぼう。書き言葉にも、標準形があった。これも、歴史をたどれば、室町時代までさかのぼる。書き言葉を書く際の表記にも、標準形はあった。これも、明治維新と供に成立したものではない。いわゆる、仮名遣いの問題である。時折言われるように、歴史的仮名遣いは正しいのだろうか。いや、江戸期には、もっと多様で柔軟な表記を許すスタンダードがあった。このようにして、「スタンダード」と言うことを軸として、本書は話し言葉、書き言葉、仮名遣いの歴史に分け入っていく。豊饒な言葉の世界を堪能してください。
  • 聖トマス・アクィナス
    -
    「カトリック哲学の第一義的にして基本的な部分が、実は生の賛美、存在の賛美、世界の創造主としての神の賛美であるということを理解しない人は、誰も最初からトマス哲学、言いかえれば、カトリック哲学を理解することはできない」。文学者一流の機知とともに描かれるトマス・アクィナスの肖像。聖人の歩みをたどりながら、哲学は神学に、神学は聖性に依存することをチェスタトンは説く。鋭敏な感覚を通して築き上げられたトマスの理論体系。それは、実際的なものと不可分であるがゆえに、われわれの精神に今も近しい。専門家から無条件の賞賛を勝ち得たトマス入門の古典。
  • ソース焼きそばの謎
    3.8
    なぜ醤油ではなくソースだったのか? 発祥はいつどこで? 謎を解くカギは「関税自主権」と「東武鉄道」にあった! 全国1000軒以上の焼きそばを食べ歩いてきた男が、多数の史料・取材と無限の焼きそば愛でソース焼きそばのルーツに迫る興奮の歴史ミステリー。
  • 「ルフィ」の子供たち
    -
    被害総額60億円。大規模特殊詐欺、強盗、殺人。通称「ルフィ」事件にかかわった 実行犯12人の素顔 あまりに短絡的で、心も懐も貧しくなった~現代日本の写し鏡「広域特殊詐欺事件」実行犯たちの知られざる素顔に迫る! フィリピンに潜伏し、指示をしていた今村磨人をはじめとする4人の幹部が強制送還され逮捕されたが、未だ被害は減っておらず、いまだに日本を震撼させている広域特殊詐欺事件。 2023年1月19日、狛江で強盗殺人事件が発生した。「ルフィ」を名乗る今村たちから指示を受けた、実行犯による犯行であった。実行犯、カネの受け子、アポ電などのかけ子など、犯人逮捕で次第に明るみになっていった構造。実行犯たちはいったいどうそうした犯罪に関わるようになったのか? そこに透けてくるのは、犯行の動機はあまりにも短絡的で、周囲の環境の悪さだった。逮捕されたのは20代を中心とする若者であった。闇バイト、貧困、若者たちが直面していたものとは?  ルフィ周辺からどう指示され、どう仲間を集め、犯行に至り、逮捕されたのか?  実行犯たちの親族、近隣を訪ね歩き、その素顔に迫ったルポルタージュ。
  • テロルの決算
    4.1
    本作はもはや伝説。沢木耕太郎の最高傑作がついに電子書籍化! あのとき、政治は鋭く凄味をおびていた。ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳のテロリストの激しい体当たりを受ける。テロリストの手には、短刀が握られていた。社会党委員長・浅沼稲次郎と右翼の少年・山口二矢――1960年、政治の季節に交錯した2人のその一瞬、“浅沼委員長刺殺事件”を研ぎ澄まされた筆致で描き、多くの人々の心を震わせたノンフィクションの金字塔。第10回(1979年)大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
  • 日航123便墜落 疑惑のはじまり 天空の星たちへ
    4.5
    関係者への徹底した取材から墜落の事件性が浮上する!ベストセラー 『日航123便墜落の新事実』の原点にして渾身のヒューマンドラマ。
  • ヤクザと過激派が棲む街
    3.2
    かわぐちかいじ氏激賞! 「浅間山荘事件以後、新左翼過激派はどうなったのか、 何と山谷でヤクザと激突していた。 革命か抗争か、これは共に暴力を肯定したもの同士が 存在を懸けて渡り合った血の記録だ。 読まずにはいられない」 戦後復興にまい進する東京の片隅で、高度成長を支えた日雇い労働者たちが集まった山谷のドヤ街。一億総中流化社会からふるい落とされた、消したい過去を持つ無宿人たちがやけっぱちの賑わいに片時の安息を観抱いていたこの街は、およそ40年前、いまやともに絶滅危惧種となった「ヤクザ」と「過激派」の抗争による殺戮の場と化した。 なぜヤクザと過激派はこの街で全面衝突を余儀なくされたのか? 日雇い労働者たちのオアシスはなぜ衰退したのか? ヤクザに存在意義はあるのか? 左翼活動家に大義はあったのか? 繁栄から取り残された労働者たちと、時代から見捨てられた過激派、欲望に取り憑かれた暴力団、さらには警察権力を交えたヤケクソの暴力がほとばしる、戦後史に埋もれた「日本社会の歪」が激しく暴発するピカレスク・ノンフィクション! 序章 革命か抗争か 第一章 現場闘争 第二章 暴力手配師を撃て 第三章 ドヤ主と活動家 第四章 過激なる者たち 第五章 いいかげんな男 第六章 左翼・右翼・ヤクザ 第七章 金町戦 皇誠会登場 第八章 金町戦 互助組合の策謀 第九章 金町戦 撮影現場の悲劇 第十章 金町戦 襲い来る銃弾 第十一章 戦線離脱 第十二章 映画と民間権力 第十三章 山口組國粋会 第十四章 それぞれの戦後 終章 北帰
  • マネー・ボール〔完全版〕
    4.1
    1990年代末、オークランド・アスレチックスは資金不足から戦力が低下し、成績も沈滞していた。新任ゼネラルマネジャーのビリー・ビーンは、かつて将来を嘱望されながら夢破れてグラウンドを去った元選手。彼は統計データを用いた野球界の常識を覆す手法で球団改革を実行。チームを強豪へと変えていく――

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