作品一覧 2023/12/22更新 改訂新版 大日本帝国の海外鉄道 試し読み フォロー 世界の鉄道紀行 試し読み フォロー 鉄道と国家 試し読み フォロー 「日本列島改造論」と鉄道 試し読み フォロー 宮脇俊三の紀行文学を読む 試し読み フォロー 列車で越える世界の緊迫国境 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 小牟田哲彦の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 改訂新版 大日本帝国の海外鉄道 小牟田哲彦 戦前の日本の植民地での鉄道について、地球の歩き方的に利用する際の留意点をまとめるような形式で記載している本になります。面積もある朝鮮や台湾には航路が充実していて往来が確保されていたり、列車内の食事が和洋あって充実していたり、植民地であるということを横において楽しそうに思えます。 今まで1920年代に...続きを読む芸術家が朝鮮や大陸に行って作品を作ることが多かったのが不思議だったのですが、なるほどこれだけ旅行環境が充実していたのなら行くことも可能ですね。 Posted by ブクログ 宮脇俊三の紀行文学を読む 小牟田哲彦 鉄道関連の紀行作家として「テツ」以外にも 名前が知れ渡っている宮脇俊三氏。 その作品をリスペクトも込めて振り返るのが 本書です。 廃線歩きをメジャーにしたのも、このひとの 作品からだと言っていいでしょう。 鉄道に興味が無い人でも旅情溢れると感じさ せる文章を書いたが、実は文章に写真を掲載 する...続きを読むのは良しとしなかったそうです。 それほど「読ませる」ことにこだわっていた と言われています。 今や地方の鉄道は絶滅危惧種ですが、鉄道黄 金時代にローカル線に乗車して、その沿線の 風景やそこに暮らしていた人々の記録は、第 1級の風俗資料と言って差し支えないと思い ます。 いずれ宮本常一の「忘れられた日本人」並み の名著になるでしょう。 現代ではもう見ることができない風景が頭を よぎりますが、それでもどこかへ行きたくな 一冊です。 Posted by ブクログ 「日本列島改造論」と鉄道 田中角栄が描いた路線網 小牟田哲彦 公共交通政策の難しさ ある程度赤字がでるローカル線に公的資金投入はやむを得ないと思うが、全く儲からる見込の無い路線を国鉄に押しつけた国の責任は如何にと感じた。 オロネ25 宮脇俊三の紀行文学を読む 小牟田哲彦 紀行作家宮脇俊三の著作を読み解く。おそらく初の解題。 NHKのラジオ番組が元の一冊。「時刻表2万キロ」の宮脇俊三の著作を背景や表現方法など解説する。 長く中央公論社の編集を務めた宮脇。主観を極力なくした独特の文体何度も行われた推敲など深い視点が素晴らしい。 宮脇の個人的に思い入れがあった作品は...続きを読む「時刻表2万キロ」「殺意の風景」「時刻表昭和史」であったという。 本書が宮脇の再評価につながることを期待したい。あらためた宮脇作品を読み返してみたいと思う。 Posted by ブクログ 世界の鉄道紀行 小牟田哲彦 「鉄道と国家」という名著のある、真面目な鉄道研究者の紀行本ということで期待は高かったが、これは想像を超えていた。この手の書物はかなり読んだので、自分も知識としては相当あると思っていたのだが、カメルーンとかザンビアの鉄道と云われるとさすがに知らないとしか云いようがない。 鉄道ファンとしてかなり率直に感...続きを読むじられるところを書かれているようで、なかなかリアルだし、ユーモラスな表現が面白い。 Posted by ブクログ 小牟田哲彦のレビューをもっと見る