五百旗頭真の作品一覧

「五百旗頭真」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2022/05/20更新

ユーザーレビュー

  • 岡本行夫 現場主義を貫いた外交官
    優秀な外交官だった岡本氏もコロナで亡くなってしまった。
    国益を守り、戦争を回避し、アメリカとの同盟関係を維持するために尽力したエピソードが列挙されている。もちろん、話してはいけないことも多いと思うが、すばらしい業績だと思う。
    佐々さんの書籍でも良く出てくるが、省益、縦割りの妨害(両者から話をきかない...続きを読む
  • 岡本行夫 現場主義を貫いた外交官
    【国際会議に共通しますが、日本の場合、一の矢はいいんです。しかし、あとの自由討議になっていくと、気の利いたコメントを言えるかどうか。議論は進化しますから、大学教授同士の討議を聞いているようなもので、用意してきた紙だけでは対応できないんですね】(文中より引用)

    日米外交のプロとして長年にわたって外交...続きを読む
  • 日米戦争と戦後日本
    五百旗頭真「日米戦争と戦後日本」名著傑作本と思う「吉田茂賞」
    日米昭和史がテーマだが、単に史実を並べるのではなく、その時の為政者の意思を明示し、その結果を米国の公文書で検証。
    トップエリートの判断と結果を問い続ける、そこに国家の命運と、国民の運命があるから。
    明治政府は77年の寿命で終わった。戦後日...続きを読む
  • 岡本行夫 現場主義を貫いた外交官
    読むほどに、熱さに引き込まれる。自らの身の回りのことだけを自分の思うように快適にせよと主張することだけが民主主義と誤解している視野狭き人も多い世界で、否応なしに満ち溢れるコンフリクトをリアリスティックに落ち着かせる辛い役割こそが、心ある人の行うべき仕事である・・と腹に落ちる。
  • 日米戦争と戦後日本
    いよいよ平成の時代が終わりを迎え、象徴天皇として歩まれた天皇陛下のお姿を紹介する報道、論評を耳にすることが多くなりました。
    本書は、日本外交史の専門家による第二次大戦の戦後処理を概説した一冊。象徴天皇制がどういう政治過程で決まったのかについても言及され、興味深く読みました。

    1941年12月の日米...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!