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Posted by ブクログ 2018年12月26日
いよいよ平成の時代が終わりを迎え、象徴天皇として歩まれた天皇陛下のお姿を紹介する報道、論評を耳にすることが多くなりました。
本書は、日本外交史の専門家による第二次大戦の戦後処理を概説した一冊。象徴天皇制がどういう政治過程で決まったのかについても言及され、興味深く読みました。
1941年12月の日米...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月24日
五百旗頭真「日米戦争と戦後日本」名著傑作本と思う「吉田茂賞」
日米昭和史がテーマだが、単に史実を並べるのではなく、その時の為政者の意思を明示し、その結果を米国の公文書で検証。
トップエリートの判断と結果を問い続ける、そこに国家の命運と、国民の運命があるから。
明治政府は77年の寿命で終わった。戦後日...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
やはり、わたしたちは、自分のことを知らなければなりません。
アメリカの占領政策と戦後日本の形成という興味深いテーマを、巧みな語り口でグイグイ読ませてくれます。
『...われわれは、他国民と世界の運命に共感を持って行動する苦痛と誇りを、見失い過ぎたのではなかろうか。』
p277 原本あとがき
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Posted by ブクログ 2012年06月15日
この本のメインはアメリカ国内の知日派の動きによって、アメリカの対日占領政策がどのように変わっていったのかを中心に説明する。それは第一次世界大戦の講和への準備不足の反省に立っていたと言う。そこから欧州で戦争が始まった時にアメリカは戦後秩序の構想を始め、日本が緒戦の「勝利」にわいている時に、対日占領政策...続きを読む
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