テロルの決算

テロルの決算

作者名 :
通常価格 733円 (667円+税)
紙の本 [参考] 781円 (税込)
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作品内容

本作はもはや伝説。沢木耕太郎の最高傑作がついに電子書籍化!
あのとき、政治は鋭く凄味をおびていた。ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳のテロリストの激しい体当たりを受ける。テロリストの手には、短刀が握られていた。社会党委員長・浅沼稲次郎と右翼の少年・山口二矢――1960年、政治の季節に交錯した2人のその一瞬、“浅沼委員長刺殺事件”を研ぎ澄まされた筆致で描き、多くの人々の心を震わせたノンフィクションの金字塔。第10回(1979年)大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
電子版発売日
2014年01月24日
紙の本の発売
2008年11月
サイズ(目安)
1MB

テロルの決算 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年12月07日

    ずっと前に買ってあったが、全く読めておらず本棚に眠っていた。さすがにノンフィクションの金字塔といわれる作品。読み応え十分。目のつけどころもすごいし、事件が事件だけに、取材するのが相当に大変だったと思われる。インタヴューを重ね丁寧に文章を紡ぐ。こんなことはなかなかできないことだと思う。この人にはかなわ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月30日

    もう、三十年も前に読み終えた
    ルポルタージュの名作、
    本屋さんの棚に並んでいたので
    懐かしく思い、奥付を見ると
    「新装版」とある
    これは 今一度 と…

    やはり どきどき しんがら
    最期まで 読んでしまった

    「一瞬の物語」が
    その時代の雰囲気と有り様を
    見事に語ってくれる

    あとがき、
    それも
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    Posted by ブクログ 2016年01月23日

    1960年10月、社会党の浅沼稲次郎氏が刺殺されたテロ事件を、関係者への詳細な取材をもとに再現したもの。
    犯人の山口二矢の生い立ちと、浅沼氏の生い立ち及び政治的思想の背景を綿密に調べ、殺された浅沼氏のそのときの状況と、殺した17歳の山口の焦燥などが詳しく語られ、非常に詳しくこの事件を再現している。
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    Posted by ブクログ 2015年11月10日

    著者がまだ若いときに出版されたもので、著者が真実に迫ろうとする、真摯でまじめな姿勢がうかがえる。

    まず、取材先の数が膨大である。
    自分のなかの疑問を少しでも解き明かすため、著者はあらゆる関係者の声を聞きたかったのだろう。そのころはまだ大作家ではなく、おそらく自分でアポをとり、自分で取材趣旨を説明し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月22日

    本作を書き終えた沢木耕太郎は、当時20代後半。これだけ精緻なルポをその若さで書き上げたことに驚く。

    山口二矢を凶行へと駆り立てた、青年特有のパトスは誰もが持ちうるものだ。しかし、それは浅い人間観に基づいた極端なユートピア思想であって、たとえばそれは日本赤軍のそれと根っこでは繋がっているように思える...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月03日

    61歳の政治家である浅沼稲次郎と、
    17歳の右翼活動青年である山口二矢。
    この二人を掘り下げて書いていくことで、
    最後の刺殺の瞬間が劇的に感じられた。

    浅沼の愚直で行きつくところまで行きついた政治人生、
    山口が思い切ったことをやらねばならないと決断した心境
    読んで色々思うところはある。
    でもそれを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月23日

    高校生だった。
    当時ファンだった歌手が、歌番組で「沢木耕太郎」の名を口にした。
    歌手が「読んだ」と言っていた本は、この本ではなかったが、当時高校生だった私には単行本を買う金銭的余裕はなかった。
    「沢木耕太郎」の本で自分の財布の中身で買える本、その中から私は「テロルの決算」を選んだ。もちろん「テロル」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月24日

    冒頭の山口二矢の読売新聞と浅沼稲次郎の背広、運命の必然とは確かに存在するのかもしれないと思った。決行当日の僥倖も運命の必然が導いたものだったのかもしれない。渾身のノンフィクション、そんな言葉がぴったりの作品だと思う。

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    Posted by ブクログ 2013年04月18日

    普段読まないジャンルだったが、興味があったので気にしてみました。
    自分の中にも、原理主義とゆうか潔癖主義なところがあり、この本を読むことがきっかけで右とか左とかに興味を持ってしまうのではないかと言う恐れがありました。結論としてはきれいなだけで正しいのか、きれいなだけで世の中を変えられるのかということ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月27日

    浅沼稲次郎がヤマグチオトヤに刺される映像を子供の頃のテレビで決定的瞬間とかなんとかで見た記憶から、この本に至ったが、両者の人物像に迫り、残された世界を追求して描かれた内容に深く引きずりこまれた。
    あとがきも素晴らしい。

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