ホームレス農園

ホームレス農園

小説・文芸
1,276円 (税込)

6pt

「ホームレスをファーマーに!」。路上生者やニートなど働く場所を求める人々と人手不足の農業を結びつけ、人と農の両方の再生を目指して走り続ける女性企業家の“きれいごとなし”の奮闘記!

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ホームレス農園 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    雇用問題・農業界の問題・そして人の心の問題。
    農作業という仕事が改善へ向けた一つの道になる。

    本書では、小島さんの農業への憧れ、ホームレスの出会いや農起業に繋がる大学生活、ホームレス農園やオンライン販売事業の立上げ、契機となったビジネスコンテスト、ニートの受け入れ開始、成功事例や失敗事例等、小島さんの幼少期から農園の現在までつづられている。
    本に出てくる一言一言が、社会や組織・コミュニティでの人との関わり方について深く考えさせられる。
    農業・福祉・経営、どの分野の人が読んでも得られるものがあるんじゃないかと思う。

    失礼かもしれないけど、でも良い意味で、小島さんはロジカルに熟考して方向性を定めてから行動するタイプよりも、まず直感的に動いてみて、その結果をもとにネクストステップを決めていくタイプで、少し親近感がわいた。

    よく言われるのが、うつ病の症状改善や再発予防には、規則正しい生活と適度な運動が必要だという事(うつ病以外でも、健康関連全般でいわれていることだと思いますが、今はうつ病に絞って話を進めます)。規則正しい生活には、時計ホルモンとよばれるメラトニンの分泌が重要なんだけど、このメラトニンは太陽の光を浴びることで分泌されるらしい。また、運動をすることでセロトニンという神経伝達物質が脳内で分泌されたり、乳酸ってゆう疲労物質の堆積防止、海馬の委縮の防止といった効果が生まれる。

    外で体を使っておこなう農作業は、仕事をしながらこうしたメンタル改善ができる可能性が高くて、
    雇用や精神面で苦悩を抱えている人たちに良い解決策を提示できるものだったのかもしれない。

    0
    2017年10月21日

    Posted by ブクログ

    ○神奈川で農業経営を行う小島(おじま)氏の作品。
    ○就業者が減少している農業と、就職先が乏しいホームレス(生活保護受給者やニート)とをつなぎ、新しい農業の形を提唱・実現している、著者の取り組みを紹介したもの。
    ○著者がなぜ農業に興味を持ったのかという起業の動機から、ホームレス等との関わりとその苦労について、赤裸々に語られており、とても興味深い作品。
    ○ぜひ、もっと話を聞いてみたい。

    0
    2015年01月28日

    Posted by ブクログ

    就農人口が少なくなる日本で、ホームレスが就農者になれば良いと考えた筆者。最近ではニートや生活保護受給者も対象にNPOでの取り組みを行っている。
    子どもの頃から農業をやりたいと思っていて、それを実現している。それがまずすばらしい。
    企業の面白味は決断ができること。
    ホームレスとニートの違いははめをはずせるか。自由にやってと言われて自由にやるのがホームレス、はめをはずさないのがニート。
    地道な活動で学んできた経験が載っている。そして、必ずしも成功しているわけではない。

    0
    2015年01月20日

    Posted by ブクログ

    農業をしたい著者が、農業に関わりながら気がついた問題に真摯に向き合い、解決しようと前進することが起業につながる。著者は、農家の人材不足と、仕事を必要とするホームレスや生活保護受給者、ニートと呼ばれる人々をつなぐシステムを作る。トライアンドエラーを繰り返して進む著者に勇気をもらう読者は多いのではないだろうか。私もその1人だ。

    0
    2023年04月02日

    Posted by ブクログ

    周りに農家が多かったことから、農業に関心があった女性がホームレスの活動の場と農園をつなげた起業ストーリー。
    実際に運営しながら気がついた問題点など分かりやすく説明してあります。
    ホームレスとニート、引きこもりの違い。生活保護など対象者が増える中での工夫など、知らない世界を教えてもらいました。

    また農業は種から食物を作り、翌年も育てることができ、食をつなげることができるとの考え方は説得力がありました。

    著者の心の中ではもっと葛藤や悩みもあったと思いますが、サラっと流してあるので、そこが物足りなさにも感じます。

    0
    2017年06月09日

    Posted by ブクログ

    素敵な人が世の中にはいるものだ。希望が湧き、感動した。問題もあるが、こういう世界で頑張ることは素晴らしい。

    0
    2017年01月29日

    Posted by ブクログ

    農業に興味があり手に取る。なるほど、なり手がいない、農業をホームレスなど職を求めている人にやってもらう話。
    やはり、ホームレスの方やニートの方は問題がありそういう暮らしをしていて、農業をやってもらうのも大変さがわかるが、それでも著者の頑張りで、規模を広げ、多角的にやっているというのは、素晴らしいと思う。
    NPOにも興味があるが、本書の中でもやはりNPOとして、継続運営できる形作りをするのは難しいいよなと言うことを感じる。

    0
    2016年12月22日

    Posted by ブクログ

    人手不足の農業と、働きたいけど働けない人たちとを結びつける。苦労話も赤裸々に書いてあるけど、想像以上に大変だったと思う。

    一方で、社会復帰のリハビリとして、畑という空間は良いと思う。自然に触れ体を使う農作業を通して心身共に健康にもなれる。これは私自身の経験からも本当にオススメ。

    0
    2015年09月24日

    Posted by ブクログ

    実家近くの農家を中心に農産物ネット直販→関東に結構本格的な体験農場→ホームレスを人手不足の農村で働けるように という変遷をたどった人の本。こういう社会起業家みたいな感じの人の本はとりあえず手に取ることが多い。それで経済合理性ど返しお花畑系だったらそれはそれでネタになるし、競合が非合理的な中で合理的に動く人だと大きく動きそうで、どちらに転んでも面白そうなので。この人の場合はとちらともつきにくく、ただ冷静に客観的に状況を見てはおられて、結構活躍されそうに思う。あと、多部未華子系かわいい。そして、出身はSFCかなあと思ったらSFCだった。

    0
    2014年12月23日

    Posted by ブクログ

    人手が足りていない農業と、職にありつくことがむずかしくて困っているホームレスをつなげるとか、このひと、ピンポイントでめっちゃ大切なことをしているように思う。
    発想もすごいし、それを実際に事業として起こしてしまうしまうところ。ビジネス的にこうやればいい、と割り切るのでもなく、人間とかかわる仕事であるため、そこで起こる感情的な葛藤ともきちんとたたかいながらやっている感じが伝わってきて、いいなぁと思った。

    0
    2014年11月22日

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