国内ミステリーの検索結果
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名刺ゲーム
地獄の番組制作、パワハラ上司の横暴、売れない放送作家の末路……。人気放送作家・鈴木おさむ氏がテレビ業界を舞台にサラリーマン社会の暗部を抉り出す、現代人必読の一冊! 神田達也は、人気クイズ番組を担当するプロデューサー。40歳すぎてようやく「クイズ! ミステリースパイ」でヒットを飛ばした遅咲きのテレビ局員だ。 ある夜、帰宅してみると、高校生の息子・和也がリビングの壁に磔にされ、そばに見知らぬ男が立っていた。混乱する神田に、男は爆弾のリモコンを見せながら言う。 〈今からあなたに、あるクイズにチャレンジしてもらいます〉 部屋に招き入れられたのは5人の男女。どうやら神田を憎んでいる人々が集まったらしい。謎の男は6枚の名刺を取り出して、それぞれに正しい名刺を返せれば正解というゲーム、「The Name(ザ・ネーム)」に参加するよう神田に命じた。ただし、一度でも間違えば、和也に取り付けた爆弾のスイッチを押す、という条件を付けて……。 一体このゲームの裏には何があるのか? 狂気のゲームはクリアできるのか? “独裁者”を自認するテレビプロデューサーの栄光と狂気と闇が招く、驚愕のエンディング――。 鈴木おさむが描く、究極の、テレビ業界・エンターテインメント。強権上司に苦しめられているサラリーマン、悶絶! ※本書は、2014年10月に小社より単行本として刊行した作品を文庫化したものです。 -
おしい刑事
推理力抜群で華麗に犯人を追い詰めるのに、いつも最後の最後で詰めが甘く、イケメンの後輩・横手に手柄をとられてしまう押井敬史巡査長。 そんな彼を周囲は愛ある上から目線で“惜しい刑事”と呼ぶ。 完璧に事件を解決し、不本意な呼び名を返上すべく奮闘する押井。 でも、やっぱり今日もまた……。 日本一残念な刑事が挑む6つの難事件。 腹筋崩壊の連作ミステリ。 -
宝を探す女
岡坂神策は、ある晩ひったくりにあった女を助ける。が、なぜかその女は、東京御茶ノ水に埋まっているという幕末埋蔵金探しを持ちかけてきて(表題作)。失踪した男の近所で起こった殺人事件の真相。ある女子中学生が転落死した事故の謎。人気女優から依頼された、恋人の尾行調査の結末。「カティンの森事件」に埋もれた闇など、ハードボイルドの巨匠逢坂剛が描く5つの大人のサスペンス。「岡坂神策」シリーズ短編集。(『カプグラの悪夢』改題) 解説:千街晶之 ※本書は二〇〇一年八月、講談社文庫より刊行された『カプグラの悪夢』を改題、修正したものが底本です。 -
秘文字で書かれた殺人調書
代議士の大川が急死した。3年前に起きたカズノコ買占め事件の取材がきっかけで大川と懇意にしていた新聞記者の瀬沼は、大川のことを知る浜本に話を聞くが、その後浜本は福井県の東尋坊で死体となって発見される。浜本の持っていた船絵馬に興味を持つ美人編集者の悠子、カメラマンの桐原とともに瀬沼は調査を始めるが、今度は悠子の部屋が何者かに荒らされ、桐原も暴漢に襲われて負傷してしまった。二つの事件は関係があるのか、そしてその秘密を解き明かす船絵馬の秘文字とは? やがて瀬沼は、事件の後ろに巨大な陰謀が隠されていることに気がつくが……。サスペンスに富んだ冒険ミステリーの傑作。 ※本書は、カドカワノベルズ『船絵馬殺人事件』(昭和五十九年三月二十五日刊)を改題した書籍が底本です。 -
旭川・大雪 白い殺人者
いじめ「駆け込み寺」と女性撲殺事件のつながりは!? 東京・亀有で探偵事務所を開く小仏太郎。かつての警視庁の同僚・安間善行から受けた依頼は、調布市にある謎の家の主・宇堂忠次の正体を調べてほしいというものだった。〈予修寮〉と呼ばれるその家は「駆け込み寺」と呼ばれ、いじめで学校をやめた少年少女数人が住んでいるらしい。部下の下地に聞き込みをさせたところ、寮で家庭教師を務める女は北海道・旭川の出身だという。そんななか、その旭川に近い大雪山の麓にある層雲峡温泉で、ホテル従業員の内村京子が殺される事件が発生。しかも彼女はかつて予修寮に勤務していた過去が。事件と謎の家とのかかわりは…!? -
彼女の存在、その破片
兄を殺した女? 彼女のことを聞きたいの? 〈僕〉は、失踪した恋人を探して彼女の生涯にかかわった男女を訪ね歩く。 「ルリは少女娼婦みたいだった。幼気(いたいけ)な、大胆な、ちょっと痛ましい」 「ルリを見ていると、心を鷲づかみにされる。うっかり油断すると、彼女の存在感に巻きこまれそうな感じなんだよ」 「るりは、本質的にこわいもの知らずな女なのよ」 「るりに触られると、どんなに疲れているときも、からだの隅々まで欲望で満たされた。どこまでも貪欲になれそうだった」 「るりはサーカスの綱渡りの少女、みたいな感じ? 安全ネットなしの」 彼らが語る、これが、あなたなの? それは彼らの心の、割れた鏡に映し出された、無数の破片のようだ。 * 何かの予兆のように、〈あなた〉の複雑な過去と、天才少年ピアニストだった〈僕〉の挫折と後悔に満ちた半生が響き合う。それから〈僕〉は、少しずつ〈あなた〉のもとに近づいていく。〈あなた〉の後ろ姿を見ながら少しずつ。そこには、僕のピアノ、少年時代の調べが響きつづける。 -
壁際族に花束を
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 そこに配属されると出世ができないというジンクスのある、部屋に窓が一つもない「壁際課」。そこに集まるユニークな面々が、「会社の機密」を巡って、激しい人間ドラマを繰り広げ、ミステリアスな追跡が始まった…。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。 -
ボクらのキセキ
「僕はもうすぐ君の彼氏になる男……でも僕たちは付き合ってはダメだ。なぜなら僕たちは、いつか人を殺すから……」 それはただのいたずら電話のはずだった。だけど僕らは出会い、そして僕は彼女に一目惚れをして……。 -
スパムリコール
『ゲノムハザード』と対をなす記憶ミステリ。 その日のことは忘れない――誕生日を迎える娘・真希が事故に遭って、病院に運びこまれたという知らせが。そのことを境にすべてが一変した。吉祥寺にある病院に娘は入院していなかった。妻・伊都子には連絡さえつかない。もちろん自宅にも妻娘は不在で、飼い犬までも姿を消していた。妻の謎めいた書置き以外は、保管しておいた預金通帳も実印も家の権利書も会社名義の貴重品も見当たらず、さらには二年前に起業した南新宿のオフィスもスタッフも、すべてが消え去っていた。突如として四十二年間の人生と自らの存在が奪われてしまったその日から、麻宮達彦の孤独な闘いが幕を開ける。 娘が通う絵画教室の画家、闇金融の取り立て、高校の制服姿の女、弁護士事務所の旧友、美術商の女、バーテンダーの男……誰ひとりとして信じられず、不鮮明な記憶と知覚崩壊に翻弄されるなか、やがて麻宮達彦本人に妻殺しの容疑がかけられる――。 ノンストップでたたみかけられる謎の果てに、主人公は“日常”を取り戻すことができるのか? 西島秀俊主演で映画化された著作『ゲノムハザード』と対をなす、記憶が崩れた男の闘いをサスペンスフルに描いた、司城志朗氏の傑作ミステリ! -
任侠病院
今度は病院経営を任される!? 日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、東京下町で長年ちっぽけな所帯を持っている。堅気に迷惑をかけない正統派ヤクザであったが、地元新住民の間から暴力団追放運動が起こってきた。そんなおり、組長の阿岐本雄蔵が、潰れかけた病院の監事となって再建を引き受けることになった。院内は妙に暗く、掃除も行き届いていない。さらに出入り業者のバックには関西大物組織の影もちらつく。再建先と地元、難題を二つ抱え込んだ阿岐本組。病院の理事にもさせられた日村は、組の最大の危機を乗り切れるのか。ヤクザ界の悩める中間管理職・日村誠司の奮闘を描く、痛快任侠エンターテインメント。倒産寸前の出版社を救った『とせい』、荒廃した私立高校の経営に携わった『任侠学園』につづく、大好評「阿岐本組任侠シリーズ」第3弾! -
スローバラード Slow ballad
連鎖する事件に蘇る絆 30年の歳月は誰を変えたのか―― 東京・北千住で珈琲店〈弓島珈琲〉を営むダイは53歳になる。中庭の桜が舞うある日、学生時代のバンド仲間・ヒトシの息子が家出したとの連絡が入る。同時にストーカー騒ぎも発生、学生時代をともにした仲間たちが〈弓島珈琲〉にふたたび集結。「あの頃」に封印した事件の真相も浮かび上がり……。青春のほろ苦さが心に響く珈琲店ミステリー! 『モーニング Mourning』『コーヒーブルース Coffee blues』『ビタースイートワルツ Bittersweet Waltz』に続く、〈ダイ〉シリーズ第4弾。 解説/藤田香織