ひぐらしふる 有馬千夏の不可思議なある夏の日

ひぐらしふる 有馬千夏の不可思議なある夏の日

721円 (税込)

3pt

4.0

公衆の面前で突如として姿を消した親子連れ。山のてっぺんでUFOに連れ去られた幼馴染。実家に帰省した有馬千夏の身の回りで起こった不可思議な事件は、はたして怪現象なのか、故意の犯罪なのか。そして、彼女の前にたびたび現れる“自分そっくりの幻”の正体とは。予測不能、二重三重のどんでん返しが待ち受ける、ひと夏の青春ミステリー。

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ひぐらしふる 有馬千夏の不可思議なある夏の日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月01日

    「夏の王国で目覚めない 」が面白かったので読んでみたのですが、短編の連作的な印象でしたが、最後になるほどと思われる構造はとても面白かったです。そして青春小説的な爽やかさ、舞台となる土地の雰囲気や懐かしさの出し方などこれはもうさすがとしか言えません。2作ですっかりファンになりました。他の作品も読んでみ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月27日

    読み進める内に段々足元が覚束なくなってくる様な、少し不安感を煽るほんのり薄暗い雰囲気がとても良い。
    途中で引っかかりを覚えた部分が伏線として物語の最後で綺麗に回収されて爽快な気分になった。

    ルパンとホームズに関する主人公の趣向が理由まで全く自分と同じで物凄く親近感を覚える…。

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月31日

    日常の謎系ミステリー。山形出身の作者が舞台にしたのは山形県だと思われる土地。
    その土地ならではの慣習なども交えつつ作られた青春ミステリーは、知っている人でないと書けないだろうなと。勿論その土地のことを詳しく知らなくても、面白く読めた。
    最終章で全ての伏線が回収され、あぁそうだったのかと納得。

    0

    Posted by ブクログ 2016年04月29日

    読んでいる途中はやや中途半端な、ちぐはぐな印象を受けます。なんかすっきりと解決されないような、何かがかみ合わないような。しかしそれは最後に解消されます。なかなか手の込んだ作りのミステリーです。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年08月12日

    『柘榴パズル』以来の彩坂作品。最初の4つは普通の『日常の謎』のような感じで、『古典部シリーズ』のような感じかと思っていたら、最後の最後で驚かされた。今までの4章分がまさかの「千春」が書いた小説という文面で進んでいたので、すっかり騙されてしまい呆気にとられてしまった。彩坂さんの小説、本当に面白いなぁ。...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年11月20日

    双子の片割れの友人との高校の思い出、先輩の婚約指輪
    恋人から聞いた避暑地バイトでの話、宇宙船を探す冒険。
    そして…な最後。

    確かに最終章で、全てがひっくり返ります。
    思い出してみれば、確かにそう呼ばれている部分は
    存在していません。
    騙された! というよりも、思い込みがすごいというか
    そうだと思わ...続きを読む

    0

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