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幼い頃から子役として人気を博した井上立夏は、長年続いたホームドラマが終了し、あらたな役者としての道を模索している。映画界で鬼才と謳われる高遠監督の新作のオーディションを受けた立夏は、最終候補者の4人の少女とともに孤島に降り立つ。実際の撮影予定の島で最終オーディションを行うというのだが、その選考方法も、スタッフの様子もどこか不穏で――。一体この島には何があるのか? しがらみを解き放ち新たな一歩を踏み出す少女達に捧ぐ孤島ミステリー。
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Posted by ブクログ
最後まで展開が読めなかった。 登場人物が個性的でいい味を出していた。 孤島や山荘で怪人が出てくる系の話は大体展開が決まっているし正直飽きていたけれど、この小説は新しい。
この落ちには好き嫌いがあるかと思うが、ミステリーとしてはこういうのもアリかと…ちゃんと書くとネタバレになるので笑 個人的には途中中だれもあったが面白く一気読みした。
記憶と想像と演技(虚構)とが相交じって、どこへ着地するのか先が読めない、相変わらずの彩坂ワールド。でも、一人の少女が羽ばたいて行こうともがく姿は凛々しかった。
途中までは、芝居なのか現実なのか分からずスリリングな展開はのめり込んだけど、最後があれ?どういう状態?っとなった。 ちょっと消化不良感が拭えなかった。
無人島で行われる映画の主演オーディションに参加した5人の少女たち。ホラーサスペンスな台本に則って演技をするが、不可解な出来事が起こっていく… そういうオチなのか、というドンデン返し感はすごくあった。もうちょっとドロドロしたものを想像していたけど、意外にさわやかというか。 全員の緊張感が伝わってくる...続きを読む作品だった。
無人島で行われる映画のオーディション。 死にそうで誰も死なないミステリーだった。 作中の脚本の重要な部分が映画「アイデンティティー」まんまな気がする。そこはちょっとブーイング。ごめんなさい。
確か発売当初に王様のブランチで紹介されていて読みたいなーと思っていた作品。皆様のレビュー通り、思っていたのとは違いますが、テンポよく読み切れました。なんか推しの子見た直後だからか高遠さんが金子ノブアキで固まってしまった笑
自分も孤島で雨に打たれているような気分になった。自分のせいでなかったとしても、自分が悪かったのかもと思い込ませて辻褄をあわせようとしてしまうものなのかもしれない。
最終オーディションに残った少女たちが過ごす孤島。 面白かったが、ちょっと乗り切れないまま終わった。
孤島に2泊3日といえばこれ殺人事件だと身構えたが、思ってたのと違った。劇中劇がまた劇という構造。芝居と現実が入り混じりこんがらがる。主人公の再生の物語。
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そして少女は、孤島に消える
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彩坂美月
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