天使はモップを持って

天使はモップを持って

小説・文芸
722円 (税込)

3pt

社会人1年生・梶本大介の平和なオフィスに起こる、8つの事件。首をおとされたぬいぐるみ、会社にひよこ…頭をひねる大介を尻目に、あざやかに事件を解決するのは、20歳そこそこの掃除スタッフ、キリコ。ビル1棟をたったひとりで担当、しかも「歩いたあとには、1ミクロンの塵も落ちていない」という掃除の天才・キリコは、ミニスカートにポニーテールが似合う、キュートな女の子でもある。いったい何者? と大介は惹かれていくが…スイートなミステリー。

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天使はモップを持って のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    清掃員には見えない「キリコ」と新入社員「大介」がオフィスで起こるちょっとした謎を解き明かしていく。シリーズ第1作目。
    オフィスの中には人間関係から生まれるちょっとした事件があり、観察できてしまう立場の清掃員がいち早くその事件の謎に気づく、といういくらでも話を作れそうなところがとても良い。
    本当に近藤史恵はこういう話が上手いなあ。
    手軽に読むのにぴったり!

    0
    2026年04月07日

    Posted by ブクログ

    近藤史恵さん読書キャンペーンがそろそろおわりそうです。『天使はモップを持って』、キリコちゃんシリーズの第1作目。キリコちゃんと新入社員の大介の出会いから、社内の色々なトラブルを、解決していく連作短編です。

    どの短編もライトに読めるので、気楽に読みたい方にオススメでしょうかね。でも、近藤先生らしく、人間のもつ闇のようなココロ、粘着質な女性の内面と、男優位社会からぬけだせない男の弱さがチラホラブレンドされていますのでご注意を。

    ワタシも女性ばかりの職場で20代を過ごしました。自分的には女性は優秀で、優しいなぁと思っていました。いい匂いするし。しかし、その女性先輩達はみな言っていましたね。
    『女は怖いよ。裏ではドロドロだよ〜』って。

    ふーむ。あなたも女性ですよね、ドロドロなんですか?
    っていつも思ってましたよ、私は。

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    最初の話の犯人が本当に意外というか、この人であって欲しくなかった気持ちがして、マイナスだったんだけど、他の話は近藤さんワールドで良かった。
    最終話なんかしてやられたり、でしたね。うまいなあ、本当に。
    ひよこのやつも、??って思うことがあって、まだまだ人の感情に理解が薄いと思いました
    うーむ

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    軽めの日常ミステリー。
    サクサク軽快に読めてお疲れ気味の最近には程よい読み心地でした。というわけで、いずれ続編に進みます。
    バグダッドカフェ、見てみようかな。

    0
    2022年09月29日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第1弾

    オフィス内で起きる事件の謎を解いていく連作短編集。
    書類の紛失やロッカールームでの盗難事件から殺人事件!?まで幅広い事件が起こり、最後まで楽しく読ませてもらいました!
    「史上最悪のヒーロー」では大介のことを嫌いになりかけたけれど…まさかの展開で安心しました❁⃘*.゚
    続編もあるとのことなので、読み進めたいと思います。

    0
    2022年05月27日

    Posted by ブクログ

    女性の多い職場で可愛がられる?いじられる?草食男子な新入社員。
    強気でマイペースな掃除の女の子とは、正反対で良いコンビなのかも。

    それぞれ短編になっていて、スポットがあたる人物もいたりして、わかりやすいかと思いきやミスリードされていて。
    軽く読めるけど読み応えもありました。

    掃除の人って、その建物で働く人からすると、いてもいないような存在なのかな。
    いなくなって初めて気付くような。
    綺麗なオフィスであることの有り難さ、当たり前に思ってはだめですね。
    公共の施設でもそうですけど、誰かが掃除してくれてるから綺麗なんだってこと、忘れてはいけない。
    掃除の仕事に熱意や誇りを持ってる彼女は、モップを持つ姿もきっと輝いている。
    仕事に対する姿勢とか思いとか、とても素敵だなと思いました。

    ラストの短編は、しっかりトリックにひっかかって驚かされました。
    ま、終わりよければ全てよしです。

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

    人が良いと考えることが気持ち悪い、ということもあるのだと感じました。人間心理をよく知っている作家さんだと思います。
    お掃除のプロ・キリコちゃんのキャラがとても好きです。
    仕事に誇りを持っているのは素敵なことです。

    0
    2019年08月27日

    Posted by ブクログ

    キリコちゃん良いなあ。
    読んでると掃除が苦手な自分も汚いこの部屋をどうにかしたくなる。

    次作を先に読んでたから、ラストの話も安心して読めてしまいました笑

    続編読まなきゃと思うけど、真夜中よりこっちの方が面白かったなー。

    0
    2017年09月07日

    Posted by ブクログ

    オペレータールームに配属された新入社員の梶本大介。
    この会社には一風変わったキリコという女性の清掃作業員がいた。
    ミニスカートや、ピアスをいくつもつけた派手な外見。
    それでいて彼女の掃除後には塵一つ残らないという一流の腕。
    彼女は社内で起きた様々な謎を次々と解決していくが・・・。

    ホームズ役のキリコとワトソン役の大介が、オフィスで起こる様々な事件をキリコの職業柄身についた洞察力と情報収集力で次々と解決していくという、テンポの良い流れに乗ってさくさく読めちゃうミステリ短編集です。

    謎も小粒で一見ライトなのですが、その動機や背景にはシビアで重いものが隠されています。
    女性社員活躍を阻む保守的な会社組織、不倫、セクハラ疑惑、摂食障害、マルチ商法などなど、見本市のごとく女性社員を巡るありとあらゆるトラブルが陳列されています。

    女性が働く上でのトラブルが事件のカギとなっているのですが、キリコを通してあらわになる作者の女性たちへの視線は優しく、さりげないエールを贈ってくれているようで温かい気持ちになれました。

    やはり会社組織って未だに男性中心の論理で動いているので、女性はその中で働いていると思うようにいかないことも多く忸怩たる思いを抱えたり諦めも感じることも多いんですよね。
    すごくわかります。
    その上、女性同士の僻み嫉みにさらされ、ままならない状況につき動かされて事件を起こしてしまったり歪みを他人にぶつけてしまうこともあるかもしれない。そんな気持ちもわかります。

    でも作者は、単純明快な解決には至らないものの僅かでも希望の道筋を登場人物たちに用意してくれるのです。
    受け止めてくれる安心感をもって読むことができました。

    0
    2018年01月11日

    Posted by ブクログ

    女の園みたいな部署に配属になって戸惑うばかりの大介
    男子には分からないだろうけど、そういう事って分かる!分かる!・・と
    共感出来る所があり親近感が湧きました。

    ちょっと頼りない大介を助けてくれるのが
    お掃除スタッフのキリコちゃんでとってもお洒落なうえにお掃除の天才
    さばさばした性格でとってもかわいい♪

    そんなキリコちゃんがお掃除を通して事件の真相を
    解き明かしていく過程はお見事!


    最終話に意外な展開があり
    大介もキリコちゃんもとても優しくて心温まりました。





    0
    2017年09月20日

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