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三十歳を目前にした真美は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚れし、憧れのNYへの一人旅を決意する。出発直前、ある記憶が蘇り不安に襲われるが、鞄のポケットから見つけた一片のメッセージが背中を押してくれた。やがてその鞄は友人たちに手渡され、世界中を巡るうちに“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり……。人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。
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Posted by ブクログ
旅に出ようと一歩踏み出せる本。「旅行したいけどなぁ……」と躊躇っていた自分に刺さりました。行動したその分強くなれますね。
久しぶりにポップと装丁と帯をみて購入した作品。ポップには空港内の書店で売れているとあり、面白そうと思って購入した。 内容はフリーマーケットで購入した一つのスーツケースを何人かの登場人物が使い旅をするという話。最後の方はスーツケースの過去も描かれている。全体的に繋がっている話で読んでいて、短編集だがま...続きを読むとまりがあり読みやすかった。
とても素敵な本に出会えました。 短編で読みやすいのですが、一冊まるまる話がつながっていて、ページをめくる手が止まらなかったです。 読み終わった後の満足度がすごく高いです。 第八話の「幸せになる人を送り出す側には、かすかなねたましさと寂しさがある」というひと文に強く共感しました。 最後に和司が空港...続きを読むで見た、青いスーツケースを引いた眼鏡をかけた黒い服を着た女性はどなたでしょうか?登場していない人物なのか、既に登場している人物なのか分からずモヤモヤしています。 皆様のご意見伺ってみたいです、、。
青いスーツケースを軸にしたオムニバスストーリー。読みやすいだけではなく、人のキレイな感情だけではない泥臭い人間らしい心情が細やかに描かれていた点が良かった。
青いスーツケースが紡ぐ短編集。 旅に出る理由は人それぞれ。楽しいことばかりじゃなくても、前に進むきっかけになったり「よし!また頑張ろう!」と思えたらいいですよね。 どの物語も心が温かくなる読後感でした^^
どの話も全て最後に心がジーンとして温かい気持ちになる。ホロリと涙が出そうになる。モノにも歴史があるんだなと感じさせてくれる。 またどこかへ旅に行こうかな。
さくさくっと読めてしまう本。 もっとこの世界に入りたいのに… あぁもう読み切ってしまうのか… 読み終えることが愛し(かなし)い。
ワーホリ、自分探し、さまざまな理由で海外や旅へ出ていく人、その背中を押してくれる本だと思います。 意味があるから行くのか、行ったから意味が生まれるのか。行かない理由探しより、行った後の意味探しのほうが面白いじゃないか。そんな感想を抱かせてくれる本でした。 もし周りに行くか迷う人がいれば背中を蹴り飛...続きを読むばして送りたくなる。行ってこい、行ってみて変わらなければそれでいい、とりあえず行ってこい、その一歩を踏み出せ。
旅先の本屋でカバーに惹かれて手に取った一冊。 一目惚れした本は、想像した以上に面白く、あっという間に読み終わった。 青いスーツケースが繋ぐ九つの物語。その一つ一つが心揺さぶられる内容だった。 自身の過去旅と重ねたり、コロナ禍で疎遠になった旅への想いが沸々と湧いてきたりするお話だった。 楽しいだけじ...続きを読むゃない内容も含まれているけど、ハッピーエンドなラストは大好き。 映画「旅するジーンズ」を思い出す。 10代の4人の少女が一本のジーンズを通して経験する青春ストーリー。サントリーニ島の風景が綺麗だった。 そういうのも含めて、心がザワザワする物語でした。 ちなみにこの本は新刊ではなくて今年7月に17刷発行の文庫本でした。初版は平成30年。もっと早くに知り合っていたらどんなふうに感じたのだろう。本って出会うべき時に出会うのかもなんて考えてしまいました。
ひとつの青いスーツケースがいろんな人と世界を周っていく。わたしたちは旅を通じて知らない世界を見て、聞いて、感じる。そうして、平穏だが凝り固まった日常では見えなかったことが見えることもあるし、それが大きな転機を与えてくれることさえある。 旅にはお金と時間がかかるので、どうしても踏ん切りがつかなくなり...続きを読むがちだ。しかし、何者にも決して奪われることのない、自分だけの大切な財産をもたらしてくれることこそが旅の醍醐味だと思っている。 さらに旅には危険やトラブルがつきものであるが、旅行者の安全を願う人々の想いもかけがえのないものだ。 スーツケースの半分は、そういったかたちのない大切なもので満ちているのかも。 もしスーツケースに自我があるのだとしたら、そんな旅する人々を見てなにを感じるのだろうか。 最後はやっぱり、旅に出たくなる一冊。
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スーツケースの半分は
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近藤史恵
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