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Posted by ブクログ
帯の文句に惹かれて購入の、初“福田和代”作。
前から名前は気になってたんですが、どうも食指が動かず、いつかはと思っていた作家さんでした。
結論を言ってしまうと、少し物足りなさを感じました。そこが残念。
題材といいキャラクターといい、かなり興味を惹くものをそろえてあるのに、どうにも「読み応え」が足りないなぁという気がしてしまう。悪くはないんだけど、お気に入りの中に加えるのはちょっと(無いなぁ)、というw
田代の過去や日系ペルー人刑事のディテールなんかは面白そうなのに、主役かと思っていたら、物語中盤からはいつの間にか暴走する少年たちのお話に。しかもほぼ1人称w 重要人物「原田」の掘り下げも特に無いまま、怒涛のラストへ。
ん~~、もったいないな~、というのが正直な感想w
報道側や、原田の側から 事件の本質 とかがもっと見えてくる描写があれば、中途半端な印象は免れたんじゃないか?とか思ってしまったり。
エンタメに徹する為に、あえて終盤から展開を早めて細かいことは省いたような感じ、というかそれが作者の狙いかとか思えてきたり。
とまれ、読後感は悪くはなかったです♪ 同作者の他の作品も気にはなります。実際に手に取るかどうかはまだ決めかねてますが ^^;
Posted by ブクログ
爆弾を使っての建物への爆破を繰り返すテロリスト「十二神将」。具体的な要求はなく、その目的と犯人は?という謎に、知人を探して日本を訪れたペルー警察の捜査官と彼が頼る元筋者の男による捜索劇が絡んでいく。犯人は割と早めに割れるため、彼らの心情の動きが焦点となっていき、事件の派手さに比べると、犯人たちの行動は稚拙で行き当たりばったりの感が強い。弱者は強者に食い物にされるしかない、というメッセージは悲痛に響き、それこそがそれを狙いだということは理解はできるものの、求めているのはそっちじゃないんだ、という感が否めず、あまり入り込めなかった。
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