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1作目に続く短編集です。完全にはまってしまいました。読み終えるとすぐに次巻を読みたくなります。1作目のレビューでも書きましたが、福家警部補が犯人をしつこくしつこくしつこく追いつめて行く長編を是非読みたいです。
Posted by ブクログ 2017年11月01日
最初に犯人視点で、物語が始まり、刑事役の主人公が、徐々に真相に迫る倒叙ミステリの第2弾。
とぼけたキャラクターの福家警部補が、いかに真相に近づいて行くか、が楽しめます。
今回は、警備会社社長、脚本家、漫才師、玩具企画会社社長など、個性的な面々。
刑事コロンボや古畑任三郎など、いかに犯人の思考プ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月31日
犯人による犯行シーンから始まり、それが暴露される経過を述べる「倒叙ミステリ」。そこに必要なのはクセと謎と愛嬌を持ち合わせる探偵役ですね。(コロンボや古畑任三郎のようなと言う方が伝わるかな)
コロンボシリーズのオマージュとして書かれた連作短編集第2弾。今作も実に面白い。細かい犯人側のミスをちくりちくり...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月22日
刑事コロンボのファンであり、コロンボのノベライズに携わられたこともある著者が産み出した、日本版女性版コロンボ=福家警部補の第二短編集。
何の予備知識なしでも、思わず唸らされるような極上のキャラクターとストーリー。
でもコロンボを知っている人間が読めば、必ずどの話にも垣間見えるオマージュ的なネタや設定...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月10日
小柄な女性刑事・福家警部補のシリーズ第二弾。
ここまで読んで、福家警部補の下の名前が出てこない。
下の名前のイメージや色がつくことを避けるためだろうか。
何日も寝なくて大丈夫だし眠くもならない。
その仕事量たるや相当のものだと思われるが、疲れも知らない。
映画やドラマ、演芸にも詳しいようで、頭の中...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月20日
シリーズ第2弾。
「マックス号事件」
福家警部補の登場シーンが、福家警部補っぽさ全開で好き。
「失われた灯」
緻密で完璧に近いと思われた狂言誘拐アリバイも結局、役者選びや、「そもそも人を見る目がなかったのね、この脚本家」と感じてしまう面白さが最高。
「相棒」
哀惜漂う1作。
「プロジェクトブ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月03日
犯人は最初からわかっており、福家警部補が事件を解いてゆき、最後には犯人を追いつめるという、倒叙形式の本格ミステリ。
普通ミステリーは犯人が誰かわからず、誰だろうと思いながら読んでいき、時には意外な人物が犯人だったりして面白いのだが、本作品は犯人がわかっているのに、ドキドキして面白いのはすごい。
また...続きを読む
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